夜型?朝型?中学受験生にベストな勉強時間帯はいつ?
中学受験を控えると、「どの時間帯に勉強するのが一番効果的なんだろう?」と考えることが増えてきますよね。私も例に漏れず、早起きさせるべきか、夜にもうひと頑張りさせるかで悩みました。朝型が集中力や記憶力に有利と言われることもありますが、実際は子どもによってかなり個人差があるように感じます。



子ども自身のリズムを無視して、無理やり朝型にしたり夜更かしをさせたりしてしまうと、逆にパフォーマンスが下がることもあるようです。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを整理しながら、子どもに合った時間帯の見つけ方を考えてみたいと思います。
朝型のメリットと注意点とは?
頭がスッキリしている状態で学習できる
朝は脳がクリアな状態で机に向かうことができますね。特に算数の計算練習に当てているご家庭も多く、朝の時間を活用する価値があると思います。
規則正しい生活を維持しやすい
朝に勉強時間を組み込むと、自然と早寝早起きの習慣が身につきやすくなります。生活リズムが整うことで、日中の集中力も安定してくると感じました。
私の場合は、朝に10分復習するだけでも効果を実感
朝型に変えた最初の頃は大変でしたが、起床後の10分で前日の内容を確認すると、忘れにくくなった印象がありました。短時間でも朝の活用はあなどれません。
夜型の良さと活かし方
一日の流れが終わって集中しやすい
夜は外からの刺激も少なく、落ち着いた気持ちで学習に集中できる子も多いようです。塾がある日でも、塾の授業を終えてから、寝てしまって忘れる前にきちんと復習時間をとると記憶の定着がよくなりますね。
暗記学習に向いている
夜、寝ているときに脳が整理されるとも言われており、暗記系の学習に向いていると言われていますね。うちでは、がっつりインプットという漢字ではありませんでしたが、夜寝る前の1日の振り返りはするようにしていました。
無理に朝型にすると逆効果になることも
夜型の子どもを無理やり早寝させ、朝に勉強させようとしたところ、ぼんやりして集中できないだけでなく、全体の学習効率も落ちてしまったというケースもしばしば見聞きします。
子どものタイプを見極めるには?
休日の自然な行動を観察する
何も予定がない休日に、子どもが自然と活動し始める時間や集中するタイミングを観察すると、朝型か夜型かが見えてくることがあります。
勉強の「質」で判断する
朝も夜もやらせてみて、どちらの方が集中力が続いていたか、学習の進み具合はどうだったかを比べてみるのがよさそうです。我が家では、結果的に朝型がよいと判断することになりました。
私の場合は、朝は計算と漢字に固定
うちは、朝は計算練習と漢字、夜はそれ以外とすることで、うまく回り始めました。毎日、同じように同じことを淡々と続ける。とても大事なことだと思っています。
最適なスケジュールの作り方
平日と休日で分けて考える
塾のある平日、塾のない平日、比較的時間のある休日とでは、取り組める時間帯や勉強の内容も変わってきます。一律にスケジュールを決めず、日ごとに調整した方が無理がありません。
家族の生活リズムも考慮する
兄弟の習い事や親の仕事の都合もあるので、家族全体のリズムとすり合わせながら、無理のない時間帯を選ぶのが大切だと思います。家族全員で協力することが前提ですね。
「習慣化」できる時間を優先する
継続できるかどうかが何より大事なので、子どもが「毎日この時間は勉強する」と定着しやすい時間帯を選ぶと、習慣化しやすくなります。
まとめ
中学受験において、「朝型」「夜型」のどちらが良いかは一概には言えません。子どもの体質や生活リズム、集中のしやすさに合わせて柔軟に考えることが大切だと私は思います。
朝が向いている子もいれば、夜に集中力が高まる子もいます。無理にどちらかに当てはめるのではなく、観察しながら試してみて、子どもに合うスタイルを見つけていけたらいいですね。「うちの子の場合はどうだろう?」と向き合う時間こそ、受験準備の第一歩になるのではないでしょうか。
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