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2022年6月6日

受験経験が人生でゼロ?

私の中学受験ブログへのご訪問とプロフィールをご覧いただきありがとうございます。

ぜろパパと申します。中学受験の経験なしどころか受験経験がゼロながらも、夢を追う娘のためにがんばってみようと思っています。

理系出身なものの、

  • 公立中–>公立高
  • 公立高–>私立大
  • 私立大–>そのまま私立院

と、成績が良かったと言うよりも周りの人たちが志高く、枠が空いていたために全て推薦で進学することができてしまい、受験経験がゼロという人生でした。

少し、詳しく私の学生時代を記載してみます。

中学まではそこそこ、その後は単に運が良かった

受験率0%が当たり前の地方で育ち、もちろん公立中学校に進みました。あくまで田舎の公立中学校レベルではありましたが成績は比較的良かったこと、また、志望する生徒が少なかったこともあり、推薦で公立高校に進学しています。

高校では一般的な公立高校の生徒らしい生活を送り、勉強も部活も、良く言えばほどほどに頑張り、悪く言えば適当にやっておりました。普通に大学受験をするものと思っていましたが、たまたま高校3年生のときに志望校の1つの私立大学に指定校推薦の枠ができました。

周りはみんな国公立志望。そういうわけで、成績は上の中程度だったと思いますが、ライバル不在で大学への推薦枠をいただくことができ、夏休み頃に受験勉強が終わってしまいました。

大学は理系でしたのでそれなりの勉強は求められました。成績はそれなりに良かったです。男性はほぼ、女性でも半分程度は大学院に進学する状況でしたが、だいたい1/3程度の人が推薦で大学院に進学することができたため、私も無試験で大学院へ進学することができました

新規の研究室で博士課程学生なし、機器なし、ノウハウなしの、今思えばすごい研究室でしたが、その分、責任はほぼ全てが自分にありました。おかげで鍛えられ、研究の才能は少なからず伸び、運にも恵まれ、日本学生支援機構の奨学金の全額返還免除となるくらいの結果を出すことができました。

就職も縁があり、また、ここでも運の良さが発揮されました。人気業種の人気職種に絞って就職活動を目指したところ、まさかの人生面接通過率100%、あっさりと第一志望の内定もいただき、すぐに決まってしまいました。就職してからも、仲間に恵まれ、比較的良好な結果を出すことができており、勤め先からも良くしていただいていると思っています。

このように、受験経験がゼロの割には十分満足できる人生と思ってはいるのですが、娘が中学受験を目指すことを考えると、これが大きなハンデとなることに気づきました。

このままでは導くことができない

高校生の時は、定期試験レベルで数学と化学は少しできたかなと言う程度だったため、中学受験のレベルの高さに青ざめています。中学受験の勉強が少々特殊であるということは聞いたことがありましたが、私には高度な勉強を誰かに教えることは難しいと思っています。

そして、それだけでなく、そもそも中学受験どころか受験勉強というものを進める上での心構えなどの予備知識もほぼゼロであるため、どのような点に気をつけるべきなのか、ほとんどわかっておりませんでした。

そんな状態からのスタートではありますが、娘の中学受験を本気で応援してあげたいと思いました。

正直なところ、はじめは「中学受験なんて、塾に入れておまかせすれば大丈夫」と、思っていました。しかしながら、少し中学受験について調べてみただけで、どうやらそれは違うらしいことがわかりました。

中学受験において一番よくないこと、それが「塾に丸投げ」のようだということがわかりました。

小学生だとどうしても自分でスケジュールを立てて勉強するというのは難しく、また、ある程度のレベルや時期にならないとモチベーションを高く持って自主的に勉強するというのも困難なようです。それができる子供も一定数いるのでしょうが、自分の小学生時代を思い返すと、それはそうだろうなと思います。

子供をうまく誘導してあげるためには、中学受験の全容を理解している必要があるはずです。また、いずれは子供の成績が伸び悩むようなことに直面するでしょうが、そのときには何が問題となってしまっているのかを正しく把握し、解決策を提示することができる必要があると考えています。

恥ずかしながら、娘が小学2年生の半ばごろに中学受験を決断した当時は、「私はそれらを実行するだけのスキルを全く持っていなかった」と言わざるを得ませんでした。

それでも、娘の苦労が少しでも減るならゼロからでも頑張れます

しかしながら、私の人生では経験しなかったようなプレッシャーの中で勉強していかなければならないことや、場合によっては疲れていたり眠かったりする中で勉強しなければならないような、そんな過酷な状況の娘を想像すると、何もしないわけにはいきません

むしろ、私自身が何かしら頑張ることで娘の負荷を軽減することができるのであれば、本気で頑張ってあげたいと思っています。

まずは、中学受験の全容を理解すること、そして、子供が勉強で困ったときには、塾のカリキュラムや考え方に沿う形で、子供に適切な指導をしてあげられるだけの知識を得ることが私の目標となりました。

娘は2024年(2023年度)に受験予定で、新小4の2月から早稲田アカデミーに通っています。一つ一つ調べたり教わったりして、ノウハウを蓄積して娘以上に私が準備していきたいと考えています。

具体的には、最も重要とされる算数はもちろん、国語、理科、社会も、娘と一緒に私も勉強しています

娘が学習内容をわからなくて困っているとき、「塾の先生に質問すれば良い」とは言われていますが、週の半分くらいしか塾にいかないわけですので、聞く機会が限られます。また、ただでさえ子供は時間的に余裕が無いのに、質問のための行列に並ばせるのは大変です。

塾の先生からすると「親が教えるのは、誤ったやり方な可能性もあり困る」という意見もありますが、ただしいやり方を学んだ上で教えるのであれば全く問題ないはずです。もしも、親が勉強内容までサポートできるのであれば、子供がわからなくて困っているとき、即時に解決してあげることが可能となります

そういう意味で、私は、親が大学受験で頑張ったなどで「勉強の進め方を知っている」こと、あるいは、中学受験の経験があり「子供に教えることが可能である」ことは、子供が中学受験を目指す上で、圧倒的に有利であると考えています。

私のせいで、子供が不利になることだけは絶対に避けたいと思いました。また、私が努力しないと、娘が必ずしも必要ない努力をしなければならないかもしれません

そう考えると、何もしない訳にはいかないと考えながら、日々、娘の伴走を続けています。

【追記】

以下のページでも、自分のこれまでを振り返っています。受験シーズン真っ只中の状況で、娘にとってはだいぶ先の話にも関わらず、受験経験がないこと、私が基本的に悲観論者であることから、そわそわして全く気持ちが落ち着きませんでした。娘の通塾も始まったことだし、中学受験書籍を読んでいて「受験がうまくいかなかったときに、どのような声がけをするか」はとても大事なことと理解していたので、中学受験受験後に、うまくいこうがいくまいが、どのような声をかけるかを整理するため、真剣に自分のこれまでを振り返りました。

アドバイスや気軽な質問をお待ちしています!
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2022年6月6日

Posted by ぜろパパ