プロフィール
先に長女と次女の紹介を
長女(最難関校中1、2024年受験)
- 小2に上がる直前から公文英語を開始し、小5で英検2級取得。
- 小2後半から中学受験を決め本格家庭学習開始→低学年時の模試の2教科平均偏差値は小1で60、小2で70、小3で71
- 新小4で早稲田アカデミーに入塾
- 小6まで四谷大塚の組分けで全てS1組を達成
- 四谷の全国統一小学生テストでは、決勝進出5回→成績優秀者5回
- 小6の合不合で4科平均偏差値76
- 早稲アカNNは前期から後期まで全て1組を達成
- NNOP・サピOP全て合格判定は80%
- NN校を安全校として2024年に受験し、無事に合格して進学
長女の低学年時、1年生から3年生までの成績については、以下のページに記載しています(今見ると日本語がおかしいところもありますがイメージは伝わると思います。そのうち手直しいたします)。
また、新小4からの早稲田アカデミー入塾後を含む、小3半ばからの長女の成績推移と市販教材を使った学習記録については、以下のページから閲覧できます。(更新できていない小6時代については、いずれ追加予定です)。
次女(小2、2029年受験・・できるか?)
- まさかの勉強嫌い。。。
- そろたっち
- 公文英語
受験経験が人生でゼロ?
私の中学受験ブログへのご訪問とプロフィールをご覧いただきありがとうございます。
ぜろパパと申します。中学受験の経験なしどころか受験経験がゼロながらも、夢を追う娘のために本気でがんばりました。
理系出身なものの、
- 公立中–>公立高
- 公立高–>私立大
- 私立大–>そのまま私立院
と、成績が良かったと言うよりも周りの人たちが志高く、枠が空いていたために全て推薦で進学することができてしまい、受験経験がゼロという人生でした。
少し、詳しく私の学生時代を記載してみます。
中学まではそこそこ、その後は単に運が良かった
受験率0%が当たり前の地方で育ち、もちろん公立中学校に進みました。あくまで田舎の公立中学校レベルではありましたが成績は比較的良かったこと、また、志望する生徒が少なかったこともあり、推薦で公立高校に進学しています。
高校では一般的な公立高校の生徒らしい生活を送り、勉強も部活も、良く言えばほどほどに頑張り、悪く言えば適当にやっておりました。普通に大学受験をするものと思っていましたが、たまたま高校3年生のときに志望校の1つの私立大学に指定校推薦の枠ができました。
周りはみんな国公立志望。そういうわけで、成績は上の中程度だったと思いますが、ライバル不在で大学への推薦枠をいただくことができ、夏休み頃に受験勉強が終わってしまいました。
大学は理系でしたのでそれなりの勉強は求められました。成績はそれなりに良かったです。男性はほぼ、女性でも半分程度は大学院に進学する状況でしたが、だいたい1/3程度の人が推薦で大学院に進学することができたため、私も無試験で大学院へ進学することができました。
新規の研究室で博士課程学生なし、機器なし、ノウハウなしの、今思えばすごい研究室でしたが、その分、責任はほぼ全てが自分にありました。おかげで鍛えられ、研究の才能は少なからず伸び、運にも恵まれ、日本学生支援機構の奨学金の全額返還免除となる結果を出すことができました。
就職も縁があり、また、ここでも運の良さが発揮されました。人気業種の人気職種に絞って就職活動を目指したところ、まさかの人生面接通過率100%、あっさりと第一志望の内定もいただき、すぐに決まってしまいました。就職してからも、仲間に恵まれ、比較的良好な結果を出すことができており、勤め先からも良くしていただいていると思っています。
このように、受験経験がゼロの割には十分満足できる人生と思ってはいるのですが、娘が中学受験を目指すことを考えると、これが大きなハンデとなることに気づきました。
このままでは導くことができない
高校生の時は、定期試験レベルで数学と化学は少しできたかなと言う程度だったため、長女が小学2年生のときに中学受験を決意して家庭での学習を開始しましたが、そのレベルの高さに青ざめました。中学受験の勉強が少々特殊であるということは聞いたことがありましたが、私には高度な勉強を誰かに教えることは難しいと思いました。
当時はそれだけでなく、そもそも中学受験どころか受験勉強というものを進める上での心構えなどの予備知識もほぼゼロであるため、どのような点に気をつけるべきなのか、ほとんどわかっておりませんでした。
そんな状態からのスタートではありましたが、娘の中学受験を本気で応援してあげたいと思い、自分でも今までにないくらい本気を出しました。
中学受験において一番よくないこと、それが「塾に丸投げ」のようだということがわかりました。
小学生だとどうしても自分でスケジュールを立てて勉強するというのは難しく、また、ある程度のレベルや時期にならないとモチベーションを高く持って自主的に勉強するというのも困難なようです。それができる子供も一定数いるのでしょうが、自分の小学生時代を思い返すと、それはそうだろうなと思います。
子供をうまく誘導してあげるためには、中学受験の全容を理解している必要があるはずです。また、いずれは子供の成績が伸び悩むようなことに直面するでしょうが、そのときには何が問題となってしまっているのかを正しく把握し、解決策を提示することができる必要があると考えています。
恥ずかしながら、娘が小学2年生の半ばごろに中学受験を決断した当時は、「私はそれらを実行するだけのスキルを全く持っていなかった」と言わざるを得ませんでした。
それでも、娘の苦労が少しでも減るならとゼロからでも頑張りました
しかしながら、私の人生では経験しなかったようなプレッシャーの中で勉強していかなければならないことや、場合によっては疲れていたり眠かったりする中で勉強しなければならないような、そんな過酷な状況の娘を想像し、何もしないわけにはいきませんでした。
私のせいで、娘が苦労する。そんなことを許すわけにはいきません。
具体的には、最も重要とされる算数はもちろん、国語、理科、社会も、娘と一緒に私も勉強しました。
娘が学習内容をわからなくて困っているとき、「塾の先生に質問すれば良い」とは言われていますが、週の半分くらいしか塾にいかないわけですので、聞く機会が限られます。また、ただでさえ子供は時間的に余裕が無いのに、質問のための塾で行列に並ばせるのは大変です。
塾の先生からすると「親が教えるのは、誤ったやり方な可能性もあり困る」という意見もありますが、ただしいやり方を学んだ上で教えるのであれば全く問題ないはずです。もしも、親が勉強内容までサポートできるのであれば、子供がわからなくて困っているとき、即時に解決してあげることが可能となります。
四谷大塚の組分けで全てS1組、全統小成績優秀者5回、合不合4科平均偏差値76、早稲アカNN全て1組・・・トップ層を始めから最後まで走り続けた長女がわからない問題を解説したり、成績 維持を目標とした学習を後押しするために工夫し続けることは、正直なところ、並大抵の苦労ではありませんでした。
そのような経験をしたことから、私は、親が大学受験を通じて「勉強の進め方を知っている」こと、あるいは、中学受験の経験があり「子供に教えることが可能である」ことは、子供が中学受験を目指す上で、圧倒的に有利であると考えています。
逆に言うと、親が勉強の進め方を知らない、子どもに勉強自体を教えることができない、というのは致命的なまでに不利となりえるということです。
子どもたちとは別のところで中学受験の有利不利が存在しているとすれば、何も知らずに頑張っている子たちにとっては理不尽極まりない話だと思っています。そんな世界に一石を投じたく、中学受験についての情報発信をしていきたいと考えています。