【計算の工夫】約分は手当たり次第ではなく順番を考えながら
最近、娘が解いた計算問題です。
5.44÷3.2÷0.02
さっと暗算でできてしまう子もいるのかもしれませんが、娘はそうではないので、地道に計算します。
また、娘は、同時に2つのことを頭の中でやろうとするとミスが出る確率が跳ね上がるため、確実にするため、以下のようなメモをします。ちゃんとメモらないと、20問解くと1問くらいはミスります。
聞いてみたところ、娘の手順は
544/100 × 10/32 × 100/2
(100を消す)
=544/100 × 10/32 × 100/2 =544 × 10/32 × 1/2
(2で約分)
=544 × 10/32 × 1/2 =544 × 5/32
(8で約分)
=544 × 5/32 =68 × 5/4
(4で約分)
=68 × 5/4 =17 × 5
=85
でした。
もちろん、これでも問題ないのですが、2つ目の(2で約分)のときに、「10は最後まで残しておいたほうがいいかも」というアドバイスをしてみました。
最後まで約分して、10とか100とかキリのいい数字が残ると、その後のかけ算がとても楽です。
今回の場合、10を最後まで残すと、
17 × 10/2
が残ります。これを2で約分して「17 × 5」にすると、結局一緒で10を最後まで残せなかった、となってしまうのですが、計算途上ではそんなことはわかりませんので、できるだけ汚い数字と約分していくのが良いのではないかと思った次第です。
そのため、手当たり次第に、たとえば近くの数字で約分していくとかではなく、全体を俯瞰して、どう約分していくか攻め方を考えるのがよいとアドバイスしてみました。
ちなみに、最後も、「17 × 5」にするのではなく、人によっては「8.5 × 10」にしたほうが、ほんの少しさらにミス率を下げられるかも知れません。「17 × 5」と「17 ÷ 2」のどちらが得意か?ということかと思います。
そこまで複雑でない計算問題でも、娘も私も学ぶことがあると思って取り組んでいます。
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