成績を上げる算数解き直し用の復習ノートの作り方は?

2022年6月16日塾学習,算数(4年生),算数(5年生),家庭学習,情報

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私の中学受験算数の「復習ノート」の作り方を、調べたことや他の方法と比較しながら紹介いたします。

娘は3年生(新4年生)の2月から早稲田アカデミーに通い始めましたが、前期から今に至るまでずっと、このブログ記事で紹介している復習ノートで算数の解き直しをするようにしています。

その復習の効果は強く実感しており、娘は早稲アカ生も受験する四谷大塚の組分けテストで200点満点を複数回とり、今のところ1万人前後の受験者の中で、平均順位も2けた上位で推移しています。今や、娘の算数は得意科目の1つであり、全国統一小学生テストでも偏差値75以上を連発していますね。

今回の記事は、

中学受験の疑問や悩み

悩み中

「算数の復習の仕方がわからない!」
中学受験の疑問や悩み

悩み中

「算数が苦手で穴だらけ!どうすればいいの!?」

という方に、ご参考にしていただける内容ではないかと思います。

ノートのとり方を調査してわかったこととは?

娘が通塾開始をする前、私はノートのとり方についての研究をしていました。娘が困ったときに教えることができるように、娘が低学年のうちから、私は中学受験の算数を勉強し続けていますが、それを1か月まるまるストップするほど、綿密にノートについて調査しました。

ノートのとりかたについての書籍はいくつか出ています(後ほど紹介します)。図書館で借りて読んで、参考になりそうなものを購入してじっくり読みました。

当時の私の調査目的は授業のノートのとり方だったのですが、中学受験向けの書籍には、授業のノートだけではなく、暗記のためのノートの作成の仕方や、演習問題を解くときのノートの使い方なども紹介されていました。

そして、今回の記事の中心となる、中学受験の勉強で間違った問題を解き直すための「復習ノート」についても書かれていました

中学受験に向けて算数で好成績を取るためには、間違った問題をそのままにしておくのではなく、しばらくしてから解き直すことが必須かと思います。

あるいは、間違えることはなかったとしても、苦戦した問題だったときには、再び時間を置いてとき直すことが中学受験の算数では大事だと考えられていると思います。

中学受験の算数で復習すべき問題を適切に管理することで、子供がどのような問題を苦手としているか、正解にたどり着いたとしてもどのような部分で手が止まってしまったかがわかるようになります。弱点を正しく把握し、克服することこそが成績を上げるために最も大事なことの一つであることは、誰もがうなずけるのではないかと思います。

また、目標管理もしやすくなります。子供にとって、「あれもこれもやらなければならない」ではなく、「算数の復習はこれだけやれば大丈夫!」と、ゴールがはっきりしていることは、子供のやる気を維持するためにも、とても大事なことではないかと考えています。

さて、「復習ノート」が大事だと納得したとして、課題となるのは、その、中学受験算数の復習の方法やペースなどを、どのようにして効率よく管理するかということだと思います。

「復習ノート」の作り方については、中学受験を終了された保護者や、まさに今中学受験勉強中のお子さまをお持ちの保護者の方々が紹介されている方法も数多くいろいろなブログで紹介されています。人によっては、「間違えノート」「間違いノート」「見直しノート」、「解き直しノート」、「リベンジノート」と呼んでいるようですが、目的はどれも同じです。

一般的な復習ノートの作り方とは?

まず、書籍やブログ等での他の方の「復習ノート」の例を見てみると、「問題をコピーしてノートに貼り付ける」という物理的な方法が圧倒的に多い印象でした。

図書館で借りたうち、特に購入してじっくり読んだ書籍は、以下の3冊でした。左2冊は同じ著者で、もっともわかりやすいし参考になりそうと思った本です。

子どもに教えてあげたいノートの取り方
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子どもに教えてあげたい 成績が伸びる子の「復習ノート」のつくり方
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ノートのとり方1つで子どもの学力はどんどん伸びる
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ノート調査の過程で見つけた方法の中には、ノートの代わりに、A4やA3用紙を使って穴あけパンチでバインダーに閉じたり、あるいは、ルーズリーフを使って復習ノートを作成する方もいました。つまり、作成の仕方はまさに十人十色といったところだったということです。

しかしながら、私が整理した限りでは、レイアウトとしては以下の図のようなパターンに概ね集約されると思いました。ほぼすべての例で、1問1ページが基本というのが共通した考えになっています。

問題を印刷してノートに貼り付ける場合の「復習ノート」の作り方
問題を印刷してノートに貼り付ける場合の「復習ノート」の作り方イメージ図
クリックで拡大します。

なお、前述の私が特に参考にしている書籍内では、「答え」は模範解答を使うのではなく、自分で用意するのが前提とされていました。自分の解法として、きちんと理解したあとに、自分で一気に書き上げることが大事と紹介されていましたが、私は採用しておりません。娘の時間がもったいないです。

さて、中学受験算数の「復習ノート」に話を戻します。

実際のノートやルーズリーフを使う?電子化する?

実際のノートだと作業が煩雑では?

私が実際のノートを使う方法を見てもよくわからなかったのが、実物のノートやルーズリーフにまとめたとして、それをコピーせずにそのまま使うのか、コピーして使うのかと言う事でした。

何度もやることを想定すると、当然、原本であるノートをコピーしてから、コピー側を使うのが普通と思います。

しかしながら、説明してくださっている方のブログで紹介されている写真を見る限り、意外にも、そのノートにそのまま解いている場合がとても多かったです。

再び解き直したいときにはどうするのでしょうね。。。再度、問題のコピーをとって貼り付けて、あたらしくページを作るか、完全に理解したとして振り返らないか。あるいは、自分で書いた答えを何かで隠して別のノートに解く、でしょうか。

コピーするにも、ノートをコピーするには折り曲げる必要があったり、ページがたくさんあると何度もページをめくる必要があり、煩雑な作業を要してしまい、ちょっとしんどいなと思ってしまいました。

また、答えを隠してノートに解いてもらうと、私の負担は減りますが娘の負担が増えてしまいます。テストのときには、そのような隠しながらという余計な操作は発生いたしません。

そう考えると、なかなか実際のノートやルーズリーフを使う方法は作業が大変な印象を持ちました。

解答はどうする?

解答をどう用意するかも課題でした。

私は解答解説は電子化してタブレットに入れていますので、それを開いて答え合わせをしていきますが、「復習ノート」では間違えた問題が抜粋されるので、解答解説を参照しようとすると探すのがとても大変です

やはり、問題と解答解説はセットにしたいものだと思いました。

実際のノートでもできなくはないですが、単純に問題と解答解説で切ったり貼ったりの作業が2倍になると考えられます。

解くのは子供であることを忘れずに

さらに、最も重要なのは、解くことになる娘がどのような形ならやりやすいかです。

その点、ノートよりも、プリント形式にして1枚1問で管理したほうがやりやすいと判断いたしました。

もっとも、今ではこれが解きやすいとわかっていますが、使い始めるまではわからないところでした。そのため、やりやすいと思って用意してみたものの、実際にやってもらったらやりにくかった場合、どう修正するか・できるかということを考えました。

問題にしろ、解説にしろ、問題文中の図にしろ、小回りの効いた編集はパソコン上で行うのがとても楽で、試行錯誤はパソコンが得意とするところです。

以上を考慮して、復習ノートは電子化するということにいたしました。私にとっては、「電子化」は、算数の復習の仕方の根幹となっています。

算数の復習ノートを作るのは親の仕事

ただし、注意点があります。

結局のところ、ノートやルーズリーフを使おうが電子化だろうがどちらでもいいと思いますが、作るのは絶対に「親」です。ノート作成はただの作業ですので、子供にやらせるのは時間の無駄だと思います。

大事なところですが、復習ノートは親が作ります。子供には解いてもらう方に専念してもらいましょう。

電子化復習ノート作成のための準備とは?

一瞬で切断!裁断機!

結果的に、もともと、本を電子化するために必要なものは10年以上前から持っていました。具体的には裁断機と連続スキャナが必要です。

裁断機は、厳密に言えば一般的なカッターやローラーカッターでも不可能ではないですが、裁断機のほうが裁断がきれいに仕上がり、なにより時間が大幅に省けます。その変わり、裁断機は財布には大ダメージです。

私が持っているのは、以下の写真の一番左です。当時はこれ一択だったような気がしますが、今は良くないレビューも結構目立ちますね。私の中で不具合も一切なく最高評価なのですが。そのかわり、今では、他にもいくつか評判良い機種が出ているようです。

調べてみたら、評判よさそうなのが真ん中と右ですが、右のような斜めに刃を入れるタイプだと、裁断時のズレがちょっと心配です。真ん中は値段が高いですね。左の裁断機も安くないため、当時、本当に必要あるのか半信半疑で、購入に勇気が入りましたが、結果的には無くてはならない存在になっています。

プラス 裁断機 自炊 A4 かんたん替刃交換 PK-513LN 26-309
プラス 裁断機 自炊 A4 かんたん替刃交換 PK-513LN 26-309

DURODEX 自炊裁断機 ブラック 200DX
DURODEX 自炊裁断機 ブラック 200DX

プラス 裁断機 自炊 A4 コンパクト PK-213 26-366
プラス 裁断機 自炊 A4 コンパクト PK-213 26-366

一気にデータ化!ADF連続スキャナ!

連続スキャナは、これも当時はほぼ一択で、PFU製しかないという感じでした。流石に新しい機種が出ていますが、当時の一番良い機種を買ったので、後継は以下ですね。

連続スキャナもなかなかのお値段なので、当時、購入するのに勇気が入りました。部屋のスペースを考えると、お金よりも書籍で占めている空間をなんとかするほうが大事で、どうしても電子化したく、仕方がなかったのです。

富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600
富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600

もっとも、中学受験のためにスキャナを用意するのであれば、必須プリンタの代名詞ともなっているブラザー製の連続スキャナ付きのプリンタが買えてしまう値段と思うので、プリンタを買ってしまったほうが良いと思います。

ブラザー プリンター A3 インクジェット複合機 MFC-J6983CDW
ブラザー プリンター A3 インクジェット複合機 MFC-J6983CDW

私も娘が小5になったときに徹底的に調べて、ブラザー製プリンタを導入しましたが、A4スキャンの速さが段違いなので、上記のPFUスキャナは今でも現役でフル稼働です。

「とじ太くん」で、裁断した本が元通りに!?

なお、「予習シリーズ」や、たびたび紹介している「?に答える」「自由自在」「SUPER理科事典」など、裁断した本の1割くらいは本の状態で再び使いたいので、裁断後に「閉じたくん」で再製本しています

のり付け部分が1~2mmほど詰められますが、ほぼ元通りで普通に読めるようになります。予習シリーズもこれですべて復元しているので、娘は問題なく裁断された予習シリーズを塾の授業で不便なく使っています。

閉じたくん
とじ太くん

閉じたくんによる再製本
閉じたくんによる最近実施した再製本

具体的な私の算数復習ノート作成方法は?

どんな問題を復習ノートに入れる?

壮大な前置きでしたが、ここからが本番です。私は中学受験算数の「復習ノート」をパワーポイントで作成しています

抽出して復習ノートに入れる問題は、「間違えた問題」か、「正解したけど時間がかかった問題」か、「娘が希望した問題」です。いわゆるケアレスミスは取り上げません。

もしも、ケアレスミスを復習ノートに入れたいという場合には、優先順位をつけるためにも、「理解できなくて間違えた問題」と、「ケアレスミスで間違えた問題」は区別できるようにしておくのが良いと思います。優先して復習すべきは、もちろん、「理解できなくて間違えた問題」です

復習ノートに入れるのは、表面に「書き込んでいない問題」、そして、裏面に「解答解説」「娘の解答」、ときに「私の解答解説」を使います。前の2つは前述の通り電子化データを使い、娘の解答は書き込んだテキストを、私の解答解説は手書きのメモをスキャンしてデータを用意します。

また、四谷大塚と早稲田アカデミーの場合には、毎週の計算テストと確認テスト、定期的なカリキュラムテストと組分けテストはデータがダウンロードできますので、それらを利用します。

画像データのキャプチャはどうやってやるの?

スキャンしたPDFや画像を開いたら、ほしい部分だけをキャプチャしてパワーポイントに貼り付けていきます。

画面のキャプチャは簡単です。

Windowsであれば、「Windowsキー」+「Shiftキー」+「S」で画面の切り取りが可能です。

Windows10でなくても、Microsoft OfficeのOneNoteが入っていれば、OneNoteの機能で「Windowsキー」+「S」で同じことができたと思いますし、レジストリの操作で好きなショートカットキーを割り当てることができます。

どちらもなければ、「プリントスクリーン」→「画像処理ソフト」はさすがにちょっと面倒なので、フリーソフトを探せばキャプチャのためのツールがあると思います。

これらを、画像としてパワーポイントに貼り付けていきます。ワードでもエクセルでもできると思いますが、A4印刷時のレイアウトで配置を決めやすく、パワーポイントが私には一番あっています。

上記は、算数で使っているパワーポイントファイルで、他にも、社会と理科では補助資料をパワーポイントで作成するなど、私にとってはなくてはならないソフトウェアの1つとなっています。

復習ノートのレイアウトは?

算数復習ノートのレイアウトは、現在、以下のようにしています。

私たちの算数復習ノートのイメージ図
私たちの算数復習ノートのイメージ図
クリックで拡大します。

はじめからこうしていたわけではなく、時間が経つにつれて「こうしたほうがいいかな?」と気づいたときに構成を変えています

例えば、初期の頃は時間も正誤履歴も記録していませんでした。時間を測ってと娘にお願いしても忘れられてしまうので時間の欄を追加したり、復習することでどれだけ理解が進んだかを確認するため、正誤履歴を取るようにした結果です。

出典は、今のところ、予習シリーズ、演習問題集、最難関問題集、確認テスト、カリキュラムテスト、組分けテストです。

これらの出典を記入しておくことで、概ね難易度がわかりますので、「最難関問題集の問題なのに3分で解けた」とか、「演習問題集の練習問題なのに3分もかかった」とか目安がわかってなかなか便利です。

時間はきちんと1問ごとにストップウォッチではかるようにしています。授業で扱う問題は時間を測れないので、特に正解できた場合は娘の判断で復習ノートに入れるようにしていました。でも、最近、ストップウォッチ機能付きのかわいらしいデジタル腕時計を買いました。これで授業中に解いた問題も時間管理できるようになりました。

なお、背景には印刷時に1cmになるように方眼の画像を最背面に配置しています。いずれはテストに合わせて無地にしたいですが、娘にとっては、今はまだ方眼があったほうが解きやすいようです。

ちなみに、テンプレートとして以下を用意しておき、最小限の編集で済むようにしています。欄外はプリントしても印字されません

復習ノートのテンプレート
復習ノートのテンプレート
クリックで拡大します。

以下は、実際の実物例です。

復習ノートの実際の例
復習ノートの実際の例(最難関問題集 第8回)
クリックで拡大します。

実際の復習の流れは?

中学受験の疑問や悩み

悩み中

肝心なのは、ノートの作り方ではなくどうやって復習するかよね?
中学受験の疑問や悩み

悩み中

丸付けは子供にまかせていいのかしら?

娘が算数の復習ノートに取り組むときには、「両面印刷する」「娘が解く」「娘が丸付けして前回の自分の答えや解説を読む」「私がチェックする」「私が正誤と時間をパワーポイントに記入する」の流れで進めています。

間違えた場合には、そのままにせず、子供の「解説見たから理解したよ!」は信用せず、間を空けて再び復習することになります。

正解の場合でも、時間がかかりすぎているかなと思ったら、忘れた頃や組分け前などに、使える時間と相談しながら優先順位をつけて再挑戦します。問題によっては、娘が「後でまたやりたい」と指定することもあります。

なお、解き終わった算数の復習ノートは、二度と見ることはありません、私は2穴パンチで穴を開けてバインダーに閉じています。

通っている塾がサピックスの場合、教材量が膨大です。同僚に譲ってもらった教材のうち、4年前期分だけを比べても、早稲アカとは比較になりません。そして、入試直前に今までに取り組んだ教材を並べて自信をつけるというのがサピックス流とかなんとか。

それにあやかり、今までに娘が解いた復習ノートは、全部とっておいています。いずれ、本棚にズラッとならんだバインダーを見て、「私はこれだけやったのだ、がんばったのだ」と、娘の自信やモチベーションにつながる一助となるでしょう。

電子化復習ノートのメリットとデメリットとは?

実際にノートに切り貼りする場合電子的な復習ノートの場合について、私なりの比較をしてみました。電子化の場合・・・

良い点 悪い点
一度作れば印刷は楽 金銭的な初期投資が必要
修正や追加が楽 パソコンやソフトウェアに慣れる必要がある
万が一に備え、データのバックアップが必要

並べてみると悪い点のほうが多く見えてしまいますね。。。以下、それぞれについての考えです。良い点は、少なくとも私にとっては、どちらも1文で収めるにはもったいないくらい大きかったです。

毎回、線を引きながら問題を解くためには?

「一度作れば印刷は楽なこと」はとても重要でした。

実物ノートを使う場合、ブログ等で紹介くださっている方々の場合、作った復習ノートに、お子さんが直に記入している例が多かったように見えたのですが、問題文に線引きをしていない例が多かったように思いました。禁止にしているのか、何か工夫があるのかはちょっとわからないのですが、私にとって、娘に線を引きながら丁寧に問題文を読んでもらうことは必須でした。

娘が線を引かずに読むとき、それは適当に読んでいるときです。このようなとき、題意に沿わない計算をしたり、単位を間違えたり、とにかくミスの確率が上がります。線を引かずに問題を読んで復習することは、娘にとっては復習としての価値が薄れてしまいます。

したがって、復習で解くなら、以前解いた時の線が残っていては困ります。となると、繰り返すのであれば、実際のノートでは、何度も同じ問題を作る覚悟をするか、コピーを取ってつかうしかないのではないかと思います。

何度も作るのは回避するとして、私にとってはコピーの回数を考えただけで、膨大な時間を割かれてしまうことが予想され、それはなかなか耐え難いことでした。それだけではなく、コピーの動作をよくよく考えてみると、なおさらコピーがとても大変と考えました。

あのページとこのページとそのページをコピーしようとすると、付箋でも貼っておいて、コピー機の前でせっせとページを開く操作が必要となります

電子的な復習ノートの場合、作り直すのもコピーも不要であり、クリックして印刷するだけとなり、コピーなどの煩わしさから全て解放されます。必要なページを「Ctrlキー」で選択し、選択範囲を印刷すればあとは放っておくだけで完了します。

ちょっとだけ修正したいのに!なときもラク

2つ目の良い点である、「修正が楽」というのも私には重要でした。

まず、小問の(1)(2)・・・の間が異常に狭くて、娘が解きにくそうなときがあります。テストで十分なスペースがあるとは限りませんが、私の復習ノートでは、幅にゆとりをもつレイアウトに再構成しています。パワーポイントであればトリミング機能で簡単に画像を編集可能です。これを実際のノートでやろうとすると、はさみとのりとの格闘が必要になるかと思います。

また、図形問題では任意の大きさに拡大することが可能です。コピーですと、印刷してみないと拡大の程度がわからないという点が少し難かと思います。また、問題によっては、娘の解答と問題集の解答が、原寸では入り切らないということがおきます。拡大同様に縮小もパソコン上でなら自由にできますが、実際のノートでは縮小コピーか紙の折り曲げで対応でしょうか。

さらに、あとから気づいたことがあれば、別解でもなんでも、スキャンして追加すれば、以降の印刷では常に反映されますので、やはり修正は電子で扱う方がとても楽ではないかと思います。

電子化のデメリットもありますが・・・

一方のデメリットは、大きく3つ考えられます。初期投資が必要、パソコン操作の慣れが必要、バックアップが必要なことです。私の場合、初期投資はいりませんでしたし、各種操作にもなれていました。バックアップも中学受験関係なく十分な体制をとっているので、悪い点はほぼなかったという背景がございます。

「初期投資」と言っても、ブラザー製のA3対応プリンタは多くの人にとって必須となるようなので、スキャナは必要経費とみなせるのではないかと思います。裁断機はちょっと躊躇しますが、はじめはカッターでやってみて、電子化はたしかに便利であり、裁断機があればもっと効率化ができると自信をもってから買うことで、気持ちが和らぐかもしれません。

取り込みや編集などの「操作」は、言うほど難しくないと思います。私はパワーポイントですが、ワードでもA4レイアウトで作成できます。少し文字を入れるのと、画像を並べるだけですので、イメージはパズルのようなものでしょうか。求められるPCスキルはそれほど多くはありません。

「バックアップ」は、フリーソフトで高機能なソフトウェアがございます。私はその名の通り「Backup」というフリーソフトを使って、毎晩2クリックでNASにバックアップをとっています(これはWindowsのタスクスケジューラで自動化することもできます)。

こう見ると、パソコンやソフトウェアに慣れていない方でも、電子化に挑戦する敷居はそれほど高くないのではないかなと思います。

終わりに

以上、人によっては「間違えノート」、「間違いノート」、「見直しノート」、「解き直しノート」とも呼ぶ「復習ノート」について、私なりの調査結果、経験、考察をご紹介しました。

これまで、電子化を絶賛はしてはいますが、実際のノートについても、作業さえ苦でなければ問題ないわけです。

それよりも重要なことは、作ったノートをどのように使っていくかということだと思います。作って満足するということはよくありがちです。

このページの情報が、算数の復習をどう管理すればいいかわからないという方の参考になれば幸いです。

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