中学受験『社会』が苦手でも9割取れる!暗記が得意になる学習法
中学受験において「社会」は後回しにされがちですが、実は得点源として非常に重要だと感じています。特に暗記が苦手なお子さんにとっては、どのように学習を進めるかが鍵となります。私自身も子どもの学習をサポートする中で、社会の学習方法には試行錯誤を重ねました。



この記事では、社会が苦手なお子さんでも9割を目指せる学習法について、保護者の視点からご紹介したいと思います。
社会が苦手な子の特徴とその対策
暗記が苦手で覚えられない
社会が苦手なお子さんの多くは、暗記が苦手であることが共通しています。ただ単に用語を覚えるのではなく、ストーリーや背景と関連付けて覚えることが効果的だと思います。例えば、歴史の出来事を物語として捉えることで、記憶に残りやすくなります。
興味が持てず、学習に取り組めない
社会に興味を持てないお子さんには、身近な話題やニュースと関連付けて学習することをおすすめします。例えば、ニュースで取り上げられた出来事を一緒に調べることで、学習への興味が湧くことがあります。私の場合は、子どもと一緒に新聞の子ども向け記事を読む習慣をつけたことで、社会への関心が高まりました。
学習方法がわからない
社会の学習方法がわからないお子さんには、具体的な学習手順を示すことが大切だと思います。例えば、地理では地図帳を横に広げながら勉強したり白地図に情報を書き込んだり、あるいは歴史では年表を作成するなど、視覚的に学習できる方法を取り入れると効果的です。
暗記が得意になる学習法
ストーリーで覚える
歴史の出来事や人物をストーリー仕立てで覚えることで、記憶に定着しやすくなります。例えば、歴史上の人物について、教科書の文章1ページで終わらせるのではなく、漫画などを使って生涯を物語として学ぶことで、関連する出来事や人物も自然と覚えられると思います。
視覚的に学習する
地理や歴史では、図や地図、写真などを活用して視覚的に学習することが効果的です。白地図に地名や特産品を書き込むことで、位置関係や特徴を把握しやすくなります。私の場合は、子どもと一緒に地図を使ってクイズを出し合うことで、楽しみながら学習できました。
繰り返し復習する
暗記は一度で完璧に覚えるのは難しいため、繰り返し復習することが重要だと思います。例えば、毎日の学習の中で前日に学んだ内容を復習する時間を設けることで、記憶の定着が図れます。
効果的な学習スケジュールの立て方
毎日の学習時間を確保する
社会の学習は、毎日少しずつ取り組むことが効果的だと思います。例えば、毎日の学習時間を確保し、「テキストの読み込み、問題集を解く、間違えた問題の復習」のローテーションや、「地理、歴史、公民」のローテーションで学習することで、バランスよく知識を身につけられます。
週ごとの目標を設定する
学習のモチベーションを維持するために、週ごとの目標を設定することをおすすめします。例えば、「今週は地理の九州地方をマスターする」といった具体的な目標を立てることで、達成感を得られます。
定期的に模試や過去問に取り組む
学習の成果を確認するために、定期的に模試や過去問に取り組むことが重要だと思います。実際の試験形式に慣れることで、試験本番での緊張感を和らげることができます。
おすすめの参考書と問題集
『サピックス 社会コアプラス』
要点がまとまっており、総復習に適した問題集です。圧倒的な実績を誇るサピックスからの出版で、サピックスのカリキュラムにも組まれているので、安心して選ぶことができますね。
『?に答える!小学社会』『自由自在 小学高学年 社会』
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どちらも、基礎から発展まで網羅されており、初学者にも取り組みやすい参考書です。カラーの図解やわかりやすい説明が特徴で、視覚的に学びたいお子さんにぴったりだと思います。
『七田式社会科ソング・日本地理編』
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歌で日本地理を勉強することができます。「そんなので覚えられるわけない!」とは侮れません。歌は記憶に残りやすく、私も子どもが歌で助かっているのを、何度も見てきましたよ。
社会が苦手な子でも9割を目指せる理由
コツコツ積み上げれば成果が出やすい
社会は、コツコツと積み上げることで成果が出やすい科目です。理科や算数のようにセンスや応用力が問われる場面が少なく、努力が点数に直結しやすいため、学習のやりがいを感じやすいというメリットがあります。
出題傾向が安定している
社会の問題は、出題傾向が比較的安定しているため、過去問や類題の演習を積むことで得点を伸ばしやすい科目です。受験校の傾向に合わせて対策することで、確実に得点源にできると思います。
暗記の仕方次第で一気に成績が伸びる
社会が苦手なお子さんでも、覚え方の工夫や反復練習を重ねることで、短期間で成績が大きく伸びる可能性があります。私の子どもも、暗記の方法を見直してから短期間で偏差値が上がり、社会が得意科目になりました。
まとめ
中学受験において、社会は得点源にしやすい科目であり、暗記が苦手なお子さんでも工夫次第で十分に高得点を狙えます。そのためには、お子さん一人に任せるのではなく、保護者が一緒に学習の仕方を整えることが非常に重要です。
今回ご紹介したような学習法や参考書を活用し、お子さんの苦手を少しずつ克服していくことで、社会の点数は確実に上がっていきます。「社会が得意になった!」という成功体験が、受験全体への自信にもつながると思います。ぜひ、ご家庭での学習にお役立てください。
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