中学受験の社会の学習で大切な、たった1つのこととは?
社会は暗記科目と言われます。
実は入試レベルになると思考力が問われ、暗記だけでは思うように点が取れなくなりはしますが、それでも知識をしっかり暗記しておくことは大切です。
また、特に4~5年生では、知識をきちんと身につけることを塾も第一に求めてきますので、暗記をこつこつ続けていれば、塾のテストもそれなりに取れるようになっていますね。
・・でも、お子さまはしっかり暗記できていますか?
・・「覚えれば取れる問題なのに、なんで取れないのぉ!?」なんてことないですか?
このブログ記事では、
と、お考えのみなさまに、社会の学習で大切なことは色々あるけれども、特に大事な1つのことを紹介したいと思います。
上位層はどれくらい点数を取っているか?
まず、早稲アカ生も所属することになる四谷大塚の成績順の分類で、CコースやSコースの子たちは割とそつなくこなしているということを知っておくと良いかもしれません。
- 小4早稲アカ カリテC/Sコース通期(地理):8割強
- 小5早稲アカ カリテSコース前期(地理):8割弱
- 小5早稲アカ カリテSコース後期(歴史):8割強
- 小6四谷週テスト Sコース後期(公民、他):8割弱
これは長女が受験してきたカリテと週テスト(6年生から早稲アカもカリテでなく四谷の週テストを受ける)の各期の社会の平均点です。
・・平均点、高くないですか?
長女のときには、Sコース約400人で、2問間違えただけで順位が3けたになることもありました。
理社で点数を稼いで早稲アカのクラス・四谷のコースや組を維持していると、5年後期から6年にかけて算数を中心に失速することもあり、「理社ブースト・理社ドーピングはよくない!」という話を何度も見聞きしてきました。
確かに算数を放置して理社を学習するのは得策とは言えないと私も思いますが、よくないもなにも、まるで集団軽度ドーピングのようで、私はずっと「あぁ、みんななんだかんだ理社頑張ってるんだなぁ」と考えてきましたね。
そのため、とてもではないですが、社会(理科も)を軽んじる気などおきませんでしたね・・。
上記は主にSコースの平均点でしたが、今一度、テストの平均点を見ていただき、コース内のまわりの子たちの中でお子様がどういう位置にいるのか見ると良いと思います。
さらに重要なのは、社会に限りませんが、成績を上げ、コースが上がったら、当たり前のように社会を淡々と学習している、より強力なライバルがいる中に飛び込んでいくことになり、今までよりも大変になることが予想されるということを念頭に置く必要があるかと思います。
大事なのは、「アウトプット」の前提となる「インプット」
長女が新小4で早稲アカに通塾を開始し始めた当初、全く想定していませんでしたね。
「授業を受けて、問題集を解こうとしても全く解けない問題ばかり」なんて・・。
授業の時間が限られているせいもありますが、授業で1回分の範囲を隅から隅までとりあげるわけではありません。
というか、触れないところのほうが多いですよね・・。
学習にはインプットとアウトプットが大事と言われますが、「授業後すぐに問題集!」ではインプットなしでアウトプットするようなものになってしまい、解けるわけがない上に時間はかかるし、「どうせ次の問題もわからないんだ!」と、子どものやる気も持続させることは難しいでしょう・・。
だから、長女には、演習問題集や早稲アカオリジナルの錬成問題集を解く前に、「覚えるつもりで予シリを読む」時間をきちんと取るようにしていました。
つまり、「演習の前に、暗記するための時間をしっかり確保する」ということです。
なんとなくパラパラ読むのではなく、目前に控えている演習のため、「本気で暗記するために超集中してテキストを読む時間をとる」ということ、これが私の考える、社会の学習で大切な、たった1つのことでした。
ちなみに、予習ナビは何度か見て、内容が充実していて予シリを読むより理解しやすいですが、とにかく時間がかかりすぎるのが受け入れがたく、長女の学習では採用しませんでしたね。
入試レベルになると思考力を要する問題が多くなりますが、それでもなんだかんだ社会のベースは「暗記」だと思います。
それぞれの単元を学習するうえで、「重要な用語などを暗記する時間」、きちんと確保しているでしょうか?
参考になれば幸いです。
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