大改訂版の小4と小5の予習シリーズ・演習問題集・最難関問題集を比較してみました

塾学習,国語(5年生),算数(5年生),理科(5年生),社会(5年生)

塾学習

12月10日から、四谷大塚公式ホームページで新小学5年生用の予習シリーズの注文の受付が開始しましたね。

娘が通っている早稲田アカデミーを通じても購入でき、早稲アカから教材の注文書をいただいていましたが、おそらく四谷大塚の公式ホームページで注文したほうが速く受け取れるため、四谷サイトでの申込み開始と同時に発注することにしました。早稲アカを通してでないと購入できない教材もあったので、そちらだけ早稲アカを通じて注文することにしました。

私は受験経験もなく、中学受験をサポートしたこともございませんので、教材を先に見ておけるのは少なからず安心材料となります。授業の前に教材を見ることのできないサピックスではなく、予習シリーズを使う早稲田アカデミーのほうが、サポート初心者の私にとっても良いだろうと思い、この点は、塾選びのポイントの1つにもなりました

ところが、娘の学年である2021年の小学4年生から、予習シリーズが10年ぶりくらいの大きな改定を受けてしまいました。カリキュラム上は最適化されたということだと思いますが、どんどん量も質も増えて負荷が高くなっていくという5年生、6年生の教材を先に見ることができても、それは大改訂前のものであり、そこから大きな変更があるかもしれないというのは、長期的な計画を立てる上で、不安材料の一つでした。

そのため、ちょうど1年くらい前に大改訂が発表されましたが、とにかく情報が欲しいと思い立ち、すぐに四谷大塚に確認したということもございました。

一応、通っている早稲田アカデミーで先生にお願いして、大改訂前の、つまり、現行の小学5年生の教材(予習シリーズ、演習問題集、応用演習問題集)と小学6年生の教材(予習シリーズ(難関校・有名校対策)、実力完成問題集、入試実戦問題集(有名校・難関校対策)、応用力完成問題集)を見させてはいただきました。そのため、なんとなくはどのような内容をどのような量で、娘が小5以降に学んでいくのか、大まかには掴むことができていました。それでも、ここから大きく変わるのかもしれないと思うと、やはりなかなか落ち着かないものでした。

ということで、さっそく新5年生の大改訂後の予習シリーズ等の教材を手に入れましたので、大改訂後の小学4年生と小学5年生の教材を比較してみました

現在、娘と同じ小学4年生のお子さまを、四谷大塚や早稲田アカデミーなどの予習シリーズを使う塾にお預けの保護者様にとっては、今でなくてもそのうち購入すると思いますので、現物を手にとって自身で比較されたほうが早いし正確だと思います。

しかしながら、私がそうだったように、今、小学3年生以下のお子さまをお持ちで、「小5になるとどうなるのか?」とドキドキされている方には、参考にしていただけるのではないかと思います。

国語

予習シリーズ

1単元あたり、「読解の解説」、「基本問題」、「発展問題」、「文法」という構成は小学4年生の予シリと変わりません。

問題にもよりますが、「基本問題」と「発展問題」の文章量を比較すると、1つの読解問題をつくる本文の行数が小学4年生よりも小学5年生の方が多くなっている印象です。入試レベルになると数千から、長いところでは1万字の文章を読ませてくる学校があるということですから、今後、少しずつ長文になれていくということなのだと思います。

設問数も、小4に比べて小5だと1~2問くらい多くなっているように見えます。塾の授業で問題に取り組むときに、制限時間を少し長くして取り組むのか、それとも、今までと同じ時間で解かせるのかわかりませんが、いずれにしても、今まで以上の集中力を要するのは間違いないと思います。

また、小4では無かった「随筆」が出てきます。読解攻略!的な本では、概ね、「説明文・論説文」と「物語文」の解き方でOKとなっていますが、ここをきっかけに娘が転がり落ちないか、少々緊張します。

演習問題集

各単元1題ずつ掲載されているのは、小学4年生の予シリと変わりません。

問題にもよりますが、文章量は大体100行弱と、あまり変わっていないような気がします。

一方、設問数は予シリと同様に多くなっているように見えます。

以上を考慮すると、読解演習を1つ取り組むのにかかる時間は、多くなってしまうのではないかなと思います。

最難関問題集

各単元1題ずつという点は、小学4年生の予シリ、演習問題集と変わりません。

小学4年生と小学5年生の間では大きな差がないように見えますが、文章量はどちらも150行前後はあるので、そもそも小学4年生の最難関問題集が、学習するには大変すぎだと思います。

内容については、かなり難しくなっている気もしますが、正直なところ、小学4年生の最難関問題集がすでに大人でも読むのが難しいレベルだと感じますね。

設問数は概ね5問と、これも小学4年生と小学5年生の間では大きな差がないです。でも、全部記述が普通なので、これもまた小5が、というわけではなく、小4の最難関問題集がすでに鬼のような問題集です。

漢字とことば

ことばについては、小学4年生と同じで、和語、慣用句、三字熟語、四字熟語、同音異字・同音異義語、同訓異字、類義語、対義語、ことわざ、外来語、季語を学んでいきます。

私の語彙力は日本人として平均的だと思いますが、普通に知らない表現もありますね。私は娘よりも30年くらい長く生きていますが、その人生の中で見かけたことのないことば、覚える必要があるのかなぁと思ってしまいますね。。。

算数

予習シリーズ

小学4年生の予習シリーズでは例題と類題が4~5問だったと思いますが、小学5年生の予習シリーズになると、例題と類題が5~7問に増えています。それだけ、1つの単元の幅が広くなっているということだと思います。

今までは、娘は一切予習しないときと、一応見ておこうかということで類題をさっと見てから授業に臨むときが半々くらいという感じでした。しかも、類題を見るときも、授業当日に「10~15分で一通り見ておくか」くらいの軽い予習で済んでおりました。

小5の予習シリーズを見る限り、内容もだんだん難しくなってくるので、娘が先取りしているとはいえ、例題と類題を見てから授業を受けた方が良さそうな単元が多くなっている印象です。量的にも、ちょっと見ておくとしても15分では済まなそうです。そうなると、普段の学習に予習を組み込まないといけないので、少々大変になるかもという気がしています。

「基本問題」と「練習問題」の構成は小4と小5で変わりありませんね。問題数も同様です。ということで、このあたりは量よりも質的な意味での負荷の増加となりますね。

演習問題集

「基本問題」「練習問題」「トレーニング」「実戦演習」の構成は小4と小5で変わりません。問題数も同様です。やはり、質的な意味で難しくなっているので、おそらく問題数が同じでも、かかる時間は増加傾向となってしまうのではないかと思います。

ここにどう対応できるかですね。難しくなっていくとはいっても、まだまだ基礎中の基礎の段階ですので、娘の算数の学習では、なるべく解く問題数は維持したいと思っています。

そのため、娘には先取りを頑張ってもらってきました。このおかげで算数の学習時間は4年生の前期よりも4年生の後期のほうが少なく済んでいます。でも、小5の算数で先取りが通用しなかった場合、際限がなくなってしまうため、無理に学習時間を増やして解決するのではなく、問題の取捨選択を考えようと思っています。

最難関問題集

応用問題Aと応用問題Bの構成は小4と小5で変わりません。5年生になると算数の授業数が2倍になりますが、その分このあたりの難しい問題も授業でしっかり扱っていくのだと思います。

今まで宿題になるか、宿題にならなくても自主的に解いてもらっていた最難関問題集ですので、授業でやろうが家でやろうが解くことに変わりがないという意味では、小4も小5も何もかわらなそうです。

難しさとしては、国語と一緒で、小4の最難関問題集が普通に難しいですよね。応用Bの問題は入試問題ですし。でも、少なくとも応用Aまでは解けるようになっておきたいところです。四谷大塚の教材を全部みたのでイメージが付きましたが、なんだかんだと6年生前期までは難易度の上昇がまだゆるやかで(ざっくりですよ)、後期からいきなり頭おかしくなるレベルとなる印象を持っています。

でも、6年生の後期って過去問解き始める時期ですよね。この難易度急上昇についていける子が、はたしてどれだけいることか。間に合いますかね。。。ということで、今から徐々に頭使う問題に取り組みたいし、そうすべきだと考えています。そのため、宿題に指定されていなくても、娘には頑張ってもらってきました。

計算

簡単すぎという評判しか聞こえてこない「予習シリーズ・計算」ですが、だからこそ単純な計算力向上には向いていると思ってきました。

でも、小5になっても簡単なままです。もはや、「小5でこれはさすがにちょっと・・・もう少し複雑な計算に慣れ始めたほうが良いのでは?」と、私でも思う内容でした。これを書いている時点で娘が取り組んでいる、日能研の「マスター1095題 一行計算問題集 5年」の方がぐちゃぐちゃな計算(逆算含む)が取り上げられており、計算力向上に繋がりそうです。

約数倍数とか単位変換とか、忘れそうな頃に出てくるのはバランス良いと思うのですけどね。娘には、今までのように全部やってもらうことはやめようと思います。

理科

予習シリーズ

小学4年生の教材は、1つの単元の説明が6ページで、それに加えて「今回のポイント」が1ページと、「要点チェック」が1ページの、合計8ページでした。

それが、小学5年生の教材になると、「今回のポイント」と「要点チェック」が1ページずつなのは同じなのですが、1つの単元の説明が8ページに増え、また、文字が小さくなるためにページ数以上のボリューム感です。ざっくりとOCRを使ってカウントしてみたら、文字数の増加が小4から小5で3分の4倍では済んでいないような感じでした。もっとも、この、「説明部分が8ページになる」という点は、大改訂前の予習シリーズ5年生を見てわかっていたことではありますので、覚悟はできていました。

5年生の予習シリーズでは、5年生から塾に通ったり予習シリーズで勉強している子たち向けに、4年生で習ったことも再び出てきます。そのため、全く新しいことを8ページ分学習するわけではないです。それでも、ページにはぎっしりとテキストだらけで、いままでは流れるようなわかりやすい説明だった印象の本文も、無理やり詰め込んだ感のある、このままでは丸暗記になってしまいそうな雰囲気も感じます。そういう意味では、4年生のときよりも記憶に定着しやすい工夫をしながら効率よく勉強していかないと、理解や記憶が追いつかないかもしれないと思っています。

4年生のときに勉強していてこれですので、本当にまっさらな状態で「5年生から中学受験に挑戦したい!頑張るぞ!」なお子さんには、相応の覚悟が必要だと思います。

そう考えると、4年生から中学受験のために勉強を始めた子にとっても、4年生の時点で「うちの子、理科がどうしてもやる気がでないようで・・・」な状態は、そこで頑張るべき部分を、結局5年生以降に先送りしているだけとも言えるのかもしれません。4年生のうちに、しっかりとペースを作り上げたいところですね。

演習問題集

小学4年生の演習問題集は、はじめに「まとめてみよう」が2ページでした。そして、次に、「練習問題」が3ページ「発展問題」が1ページの、合計6ページでした。

それが、小学5年生の演習問題集では、「まとめてみよう」が2ページ「基本問題」が2ページ「練習問題」が3ページ「発展問題」が1ページと、合計8ページになっています。

ざっと見る限り、異様に考えさせる問題があるわけではなく、きちんと予習シリーズを理解できていれば解ける問題がほとんどのようです。しかしながら、単純に問題が多いし、読む文章量も多くなるわけですから、学習時間は間違いなく増えそうです。

娘の場合、小学4年生の学習は、授業後のテキストの理解で20分、演習問題集で20~30分(早稲アカだとさらに練成問題集もあるので×2)といったところでしたが、小学5年生になると合わせて2時間かかってしまいそうですね。しんどいなぁ。

社会

予習シリーズ

ほとんど理科と同じですね。

小学4年生の予シリは、1つの単元の説明が6ページで、それに加えて「今回のポイント」が1ページと、「要点チェック」が1ページの、合計8ページです。

小学5年生の予シリになると、「今回のポイント」と「要点チェック」が1ページずつなのは同じです。そして、やはり、1つの単元の説明が8ページに増え、また、文字も小さくなっています。大改訂前の予習シリーズ5年生と同様ですね。

工業など全く新しい単元もありますが、都道府県などの4年生で習ったことも再び出てくる単元もありますので、8ページ分ぜんぶ新しいことを学習する単元ばかりではないです。社会は、理科以上に暗記が重要な教科とも言えますので、4年生のときよりも記憶に定着しやすい工夫をしながら効率よく勉強していかないと、理解や記憶が追いつかなくなってしまうかもしれません。

理科と同じですが、本当にゼロから始める5年生のお子さんには覚悟が必要ですし、4年生で「社会つまんない!キライ!」なお子さんは、結局5年生以降に、社会を頑張ってきた子以上に苦労することになるので、4年生のうちにルーチン化した学習を確立して、習慣化してしまうのが良いですね。

演習問題集

小学4年生の演習問題集は、はじめに「まとめてみよう」が2ページ、「練習問題」が2ページ、「発展問題」が2ページで、合計6ページでした。

小学5年生の演習問題集になると、「まとめてみよう」が4ページ、「練習問題」が2ページ、「発展問題」が2ページと、合計8ページになっています。

理科と同様に、しっかりと予習シリーズを読み込んでいれば解ける問題がほとんどのようですが、ページ数が増えています。そのため、単純に学習時間は増えますね。

娘の場合、小学4年生の社会の学習は、理科と同じようなペースで進めることができていました。つまり、授業後のテキストの理解で20分、演習問題集で20~30分(練成問題集で×2)ですね。そして、こちらもまた、小学5年生になると合わせて2時間かかってしまいそうですね。しんどすぎです。

終わりに

ということで、大改訂後の小学4年生の予習シリーズと小学5年生の予習シリーズを比較してまいりました。

私も、小4の娘の学習をそばで見てきましたが、「5年生になったら、量も質も増える」という情報を見れば「何がどれだけ変わるのか?」が気になりましたし、「正しい学習をしていないと4年生のときに成績が良くても、5年生になると成績が急落する」という情報を見れば「今、正しい学習ができているのか?」が気になりました

直近1~2か月で大改訂後の予習シリーズを購入予定であるならば、そんなに待たずに実物をいち早く手に入れて、実際に比較して作戦を練るのが良いのではないかと思います。しかしながら、予習シリーズのマイナー改定は毎年あると四谷大塚のスタッフに聞いておりますので、しばらく購入予定がない方もおられると思います。そのような方々に、小5以降の学習を垣間見るのに、この記事は参考にしていただけるのではないかと思います。

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