中学受験プリンターA3で迷う方へ——おすすめ機種、A3対応が効く場面の完全ガイド
中学受験を始めると、思っていた以上に紙を扱う場面が増えます。塾のプリント、家庭学習用の問題、解き直し用のコピー、過去問の解答用紙、弱点補強のための教材、模試の復習資料など、最初は少しずつだったものが、学年が上がるにつれて一気に増えていきます。そこで多くの家庭が迷うのが、家庭用プリンターを買うべきか、A3対応まで必要なのか、A4プリンターやコンビニ印刷で十分なのかという点だと思います。
中学受験用のプリンターについて調べていると、「買ってよかった」という声がかなり多く見つかります。一方で、「買わなくても何とかなった」という意見もあります。ただ、その中身をよく見ると、コンビニまで行ってコピー機を長時間使ったり、A4しか印刷できない環境で切ったり貼ったりしながら対応したりと、親の作業時間で何とかしているケースも少なくないように感じます。もちろん、それで問題なく回る家庭もあると思いますが、私自身は、受験期の忙しさを考えると、そこに時間を使う選択はかなり難しいと感じます。
中学受験では、子どもだけでなく保護者も忙しくなります。塾の送迎、宿題管理、丸つけ、解き直し、模試の確認、学校説明会、出願準備まで重なってくると、単純作業にかける時間はできるだけ減らしたくなります。特にA3やB4の解答用紙、見開きの過去問、塾プリントのスキャンが必要になると、A4プリンターだけでは手間が増えます。折る、切る、貼る、コンビニへ行くという作業は、1回ならよくても、何十回も続くとかなり負担になります。



この記事では、中学受験でプリンターが本当に必要なのか、A3対応はどの家庭に向くのか、A4で足りるケースはあるのか、スキャンやコピー機能はどこまで必要なのかを整理します。特定の機種だけをすすめるのではなく、「紙をどれだけ扱う家庭か」「親の作業時間をどこまで減らしたいか」「置き場所と費用を許容できるか」という視点で考えると、判断しやすくなると思います。
中学受験にプリンターは本当に必要なのか
中学受験では、印刷よりも「紙を回す量」が増えます
中学受験でプリンターが必要かを考えるとき、単に「印刷する枚数が多いかどうか」だけで見ると、少し判断を誤りやすいと思います。実際には、印刷だけでなく、コピー、スキャン、再印刷、解答用紙の準備、弱点問題の整理など、紙を使った学習の回転が増えていきます。特に算数では、同じ問題を解き直すためにコピーしたり、間違えた問題だけをまとめたりする場面が多くなります。
低学年や新4年の段階では、まだそれほど必要性を感じない家庭もあると思います。塾の宿題をそのまま解き、配られたプリントをファイルに入れるだけなら、家庭用プリンターの出番は少ないかもしれません。ただ、学年が上がり、テスト直しや過去問演習が始まると、同じ紙を何度も使いたくなる場面が増えます。
中学受験用のプリンターは、「紙を印刷する道具」というより、「解き直しと復習を早く回すための道具」と考える方が実態に近いと感じています。必要性は、枚数だけでなく、家庭でどれだけ復習を仕組み化したいかによって変わります。
「買ってよかった」が多い理由は、時間の節約にあります
中学受験用にA3プリンターや複合機を買った家庭の感想を見ると、「買ってよかった」という声がかなり多い印象があります。その理由は、単にきれいに印刷できるからではなく、親の手間が減るからだと思います。必要なときにすぐコピーできる、解答用紙をすぐ印刷できる、塾プリントをまとめてスキャンできる。こうした小さな時短が、受験生活ではかなり効いてきます。
特に6年生になると、過去問、模試、志望校別教材、弱点補強が重なります。夜に「明日もう一度この問題をやりたい」と思ったとき、家でその場で印刷できるか、コンビニへ行く必要があるかでは、心理的な負担が違います。忙しい時期ほど、ちょっとした手間が学習の流れを止めてしまいます。
プリンターの価値は本体価格だけでなく、「親の移動時間・作業時間・迷う時間を減らせること」まで含めて考えると見えやすいです。ここを重視する家庭ほど、導入した満足度は高くなりやすいと思います。
買わなくても大丈夫な家庭はありますが、条件があります
中学受験だからといって、すべての家庭にA3プリンターが絶対必要だとは思いません。印刷量が少ない、塾から必要な教材がすべて配られる、過去問も市販冊子に直接書き込む、コンビニが近くて空いている時間に使いやすい、家庭でコピーやスキャンをあまりしない。こうした条件がそろっているなら、買わなくても回る場合はあります。
ただ、「買わなくても大丈夫だった」という意見の中には、コンビニコピーをかなり使っていたり、A4に縮小して対応していたり、親が切ったり貼ったりしていたりするケースもあります。それを負担と感じない家庭なら問題ありませんが、忙しい時期に何度も同じ作業をするのは、私にはかなり重く感じます。
買わない選択をするなら、「プリンターなしで何とかする方法」だけでなく、「その作業を何回も続ける時間と気力があるか」まで考えることが大切です。費用を抑える代わりに、親の時間を使う選択になる場合があります。
買う時期は、遅すぎると慣れる時間が足りなくなります
プリンターは、必要になってから買えばよいようにも思えます。たしかに、新4年の最初から必ずA3複合機が必要というわけではありません。ただ、6年生の過去問期に入ってから慌てて買うと、設定、置き場所、用紙管理、スキャン方法、印刷設定に慣れるまで時間がかかります。機械が苦手な家庭ほど、直前期に導入すると余計なストレスになりやすいです。
我が家の感覚では、遅くとも5年生後半から6年生前半までには、家庭での印刷環境をどうするか決めておく方が安心だと思います。過去問に入る前に、コピーやスキャン、用紙の使い分けに慣れておくと、6年後半の負荷がかなり下がります。
プリンターは「必要になったら買う」より、「本格的に必要になる前に運用に慣れておく」方が受験期には安心です。特にA3対応機は本体が大きいので、置き場所まで早めに考えておきたいです。
A3プリンターが中学受験で効く場面
過去問や解答用紙を原寸に近い形で扱えます
A3プリンターが中学受験で便利だと感じる一番の理由は、過去問や解答用紙を本番に近いサイズで扱いやすいことです。入試問題や解答用紙は、A4だけで完結しないことがあります。B4やA3相当の解答用紙を使う学校もあり、縮小して印刷すると、記述欄や計算スペースの感覚が本番と変わってしまうことがあります。
算数では、図形問題や作図、途中式を書くスペースが重要になります。国語では、記述欄の広さや行数の感覚が変わると、字の大きさやまとめ方にも影響します。理社でも、資料や表が小さくなりすぎると読み取りにくくなることがあります。原寸に近い形で練習できることは、思っている以上に大事です。
A3対応の価値は、「大きく印刷できること」ではなく、「本番に近い紙面感覚で演習できること」にあります。特に6年生の過去問演習を家庭でしっかり回すなら、この差は大きいと感じます。
A4しかないと、切る・貼る・折る作業が増えやすいです
A4プリンターでも、中学受験の学習をまったく進められないわけではありません。縮小印刷をしたり、複数枚に分けて印刷したり、コンビニで大きいサイズだけ対応したりすれば、何とかなる場面はあります。ただ、そのたびに切る、貼る、折る、設定を変えるという作業が発生しやすくなります。
こうした作業は、1回だけならそれほど負担に見えません。しかし、過去問を複数校、複数年分やる時期になると、かなりの回数になります。しかも、受験期は親も子どもも時間に追われています。コピーのための作業に時間を取られ、肝心の解き直しや見直しの時間が減るのは避けたいところです。
A4で代用する最大の弱点は、「できるかどうか」ではなく、「毎回の小さな手間が積み重なること」だと思います。親の作業時間を減らしたい家庭ほど、A3対応の意味は大きくなります。
B4やA3のスキャンができると、プリント管理がかなり楽になります
中学受験では、印刷だけでなくスキャンも重要です。塾プリント、模試、解答用紙、過去問、間違えた問題などをデータ化しておくと、後から探しやすくなります。特に紙の量が増える5年生後半から6年生では、紙だけで管理しようとすると、必要なものがすぐに見つからなくなることがあります。
A3対応の複合機でも、機種によってはA3印刷はできるがA3スキャンには制限がある場合があります。また、ADFでどのサイズまで読み取れるか、両面スキャンができるかも違います。中学受験用途では、印刷機能だけを見て選ぶと、あとから「スキャンが面倒だった」と感じることがあります。
中学受験用に選ぶなら、「A3印刷できるか」だけでなく、「どのサイズをどの方法でスキャンできるか」まで確認することが大切です。プリント管理まで考える家庭では、ここが作業時間に直結します。
A3が不要な家庭も、A3を使う場面は想像しておきたいです
A3プリンターが不要な家庭もあります。たとえば、過去問は塾で印刷してくれる、家庭ではA4教材が中心、コンビニが近くて混雑しない、保護者がコピー作業を苦にしない、置き場所がどうしても取れない場合です。このような家庭では、A4機や外部印刷を組み合わせる方が現実的なこともあります。
ただ、不要と判断する場合でも、A3やB4が必要になったときにどうするかは考えておきたいです。6年生の秋になってから、毎回コンビニに行くのか、塾で対応できるのか、A4縮小で割り切るのか。あらかじめ代替手段を決めておけば、直前期に慌てにくくなります。
A3プリンターを買わない場合でも、「A3が必要になったときの逃げ道」を用意しておくことが大切です。不要かどうかは、今ではなく6年後半の使い方まで含めて判断した方がよいと思います。
我が家の体験
私の場合は、とにかくA3とB4サイズのプリントのスキャンで大活躍しました。長女は早稲田アカデミーでしたが、職場の同僚からサピックスの教材を全て譲り受けました。サピックス教材はA4スキャナでは電子化できないため、A3複合機はとても役立ちましたし、サピックス生ではもはや必須なのでは?と思いました。
また、社会・理科など図表の細字がA4では読みにくいときなど、B4印刷で解決しました。さらに、過去問はA3やB4の両面印刷が多く、「見開きの一体感」で設問の取り違えが激減。可読性の改善は、そのままミス削減に効いたと感じます。
ところで、中学受験の伴走をしていると、成績に悩む場面も少なくないのではないでしょうか。
成績の伸び悩みは、勉強量だけでなく「何を優先し、どう対策するか」で大きく変わります。
塾ごとにテストの名前は違いますが、「どのタイミングで何を対策するか」という考え方は多くの中学受験家庭に共通しています。
四谷大塚や早稲アカの組分けテストを例に、成績を上げるためのテスト対策の考え方をまとめた別記事の
「組分けテストで偏差値を上げたい家庭へ|対策の考え方と優先順位」
も参考になると思います。
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プリンター選びで見たい機能とコスト
複合機を選ぶなら、印刷・コピー・スキャンをセットで見ます
中学受験用にプリンターを選ぶなら、単に印刷できるだけでなく、コピーとスキャンまで含めて見た方がよいと思います。家庭でよくあるのは、塾プリントをもう一度解くためにコピーする、解答用紙を複数枚用意する、間違えた問題だけをスキャンして保存する、という使い方です。印刷だけの単機能機だと、これらの作業を別の方法で補う必要があります。
特に算数では、同じ問題を何度も解き直すことがあります。直接書き込んでしまった教材をもう一度使いたい、兄弟姉妹でも使いたい、過去問の解答用紙だけ残しておきたいという場面も出てきます。こうした作業を家で完結できるかどうかは、家庭学習の回転にかなり影響します。
中学受験用途では、プリンター単体より「コピー・スキャンまでできる複合機」の方が使い道が広いと感じています。紙の出し入れを何度もする受験期ほど、この差は大きくなります。
ADFと両面スキャンは、親の作業時間を大きく変えます
ADFは、自動で複数枚の原稿を送って読み取る機能です。中学受験では、塾プリントやテスト、解答用紙をまとめてスキャンしたい場面が出ます。1枚ずつガラス面に置いて読み取る方法でもできますが、枚数が増えるとかなり時間がかかります。ADFがあると、まとめてセットして読み取れるため、作業の負担がかなり減ります。
両面スキャンも同じです。塾プリントやテストが両面の場合、片面ずつ読み取るのは地味に面倒です。反転して読み直す手間があると、スキャン自体を後回しにしやすくなります。すると、プリントが紙のまま積み上がり、後から探せなくなります。
ADFや両面スキャンは「あると便利」ではなく、プリント整理を続けるための時短機能だと思います。プリント管理をしっかりしたい家庭ほど、優先して確認したい機能です。ブラザー公式でも、中学受験向けにADFや両面同時スキャンの便利さが案内されています。
2段トレイは、A4とA3を行き来する家庭で効きます
プリンター選びでは、印刷速度やインク代に目が行きやすいですが、給紙トレイの数もかなり大事です。A4の普段使いと、A3やB4の過去問・解答用紙を頻繁に切り替える家庭では、毎回用紙を入れ替えるだけでも手間になります。紙の向きやサイズ設定を間違えると、印刷ミスも起こります。
2段トレイがあると、たとえば片方にA4、もう片方にA3またはB4を入れておけるため、紙の入れ替えが減ります。もちろん本体サイズは大きくなりやすいですが、使うたびに紙を差し替える負担を考えると、受験期にはかなり助かる機能です。
2段トレイは目立たない機能ですが、「紙を入れ替える手間」と「用紙サイズの印刷ミス」を減らす効果が大きいと感じています。ブラザーやエプソンのA3複合機でも、複数トレイや背面トレイを備えたモデルが案内されています。
本体価格より、インク代と紙代まで含めて考えたいです
中学受験用のプリンターは、本体価格だけで選ぶと後悔しやすいと思います。安い機種を選んでも、インク代が高かったり、給紙が少なかったり、スキャンが遅かったりすると、長く使うほど不満が出ます。一方で、高い機種なら必ずよいわけでもありません。印刷量が少ない家庭では、大型機の機能を使い切れないこともあります。
中学受験では、カラーよりモノクロの印刷が多い家庭もありますが、理社の図表や教材によってはカラーが便利な場面もあります。大量印刷をするなら大容量インクや低ランニングコストのモデルも候補になります。エプソンのエコタンク搭載A3複合機では、低印刷コストや大容量給紙を特徴とするモデルも案内されています。
プリンターは「本体価格」ではなく、「本体価格+インク代+紙代+親の作業時間」で考えると、家庭に合う選択をしやすくなります。受験期間中にどれくらい使うかをざっくり見積もることが大切です。
機種の候補:ブラザーを選んだ理由と2モデル比較
私が選んだ「MFC-J6983CDW」
当時の結論は「性能(A3同時両面スキャンなど)とコストのバランスでほぼ一択」でした。A3対応、ADF、両面同時スキャン、用紙ハンドリングの安定が揃っており、中学受験の現場要件に直球です。今でも購入でき、最新にこだわらなければ価格面で強いのが魅力です。
後述の後継機種が出ていますが、現在でも購入でき、また、性能面では十分すぎる上に1万円近くやすいので、大変人気ですし、私も今でも強くおすすめできる機種となっています。
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後継「MFC-J7300CDW」の強化点
後継は印刷速度・印刷コスト・耐久性が向上しているようです。連続大量印刷や年単位の利用を見越すなら、予算が許せば後継が安心です。
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どちらを選ぶ?——価格差と買い場の考え方
今でもMFC-J6983CDWは1万円弱安いことが多く、「中6の1年を走り切る投資」としては十分な実力があります。価格の底は動きますが、だいたいAmazonが最安値となっているので、タイミングを合わせて狙うのが現実的です。「今すぐ必要」か「数週間で最安を待つ」かで決めると、後悔が少ないと思います。
A4・コンビニ・レンタルで足りるケースもある
A4プリンターで足りるのは、紙の扱いがシンプルな家庭です
A4プリンターでも、中学受験を進められる家庭はあります。塾の教材がA4中心で、過去問は冊子や塾の印刷物を使い、家庭では確認用のプリントや簡単なコピーだけをする場合です。置き場所が限られている家庭や、低学年から4年生前半でまだ過去問演習がない時期なら、A4機でも十分と感じることはあると思います。
ただ、A4機で足りるかどうかは、今の学年だけで決めない方がよいです。6年生になると、過去問の解答用紙や大きめのプリントを扱う機会が増えます。その時期にA4機でどう対応するのかを考えておく必要があります。縮小で割り切るのか、コンビニで補うのか、必要になったら買い替えるのか。ここを決めておくと安心です。
A4プリンターが向くのは、印刷量が少なく、A3やB4が必要な場面を外部印刷で補える家庭だと思います。紙の扱いが複雑になる家庭では、途中で物足りなくなる可能性があります。
コンビニ印刷は便利ですが、直前期には時間コストが重くなります
コンビニ印刷は、A3やB4を必要なときだけ使える便利な方法です。プリンターを置く場所がない家庭や、印刷頻度が少ない家庭には合うと思います。高性能なコピー機を使えるため、仕上がりも安定しやすいです。
一方で、中学受験の直前期に毎回コンビニへ行くのは、かなり負担になることがあります。印刷データを準備し、移動し、コピー機が空くのを待ち、設定を確認し、支払いをして帰る。この一連の作業は、1回なら大したことがなくても、何度も続くと大きな時間になります。混んでいる時間帯に大量コピーをする気まずさもあります。
コンビニ印刷は「たまに使う補助」としては便利ですが、「頻繁に使う前提」になると親の時間をかなり使うと感じています。買わない選択をする場合は、この時間負担を許容できるかを考えたいです。
レンタルやリースは、短期集中なら候補になります
A3プリンターを買うほどではないけれど、6年生の過去問期だけ使いたいという家庭では、レンタルやリースを考えることもあると思います。短期的に必要な機能を使える点は魅力ですし、受験が終わった後に大きな本体を置き続けなくてよいというメリットもあります。
ただ、レンタルやリースには、月額費用、契約期間、返却手続き、故障時対応、インクや用紙の扱い、在庫状況などの確認が必要です。また、使い慣れる前に返却時期が近づくこともあります。直前期に設定やトラブル対応で時間を取られると、本来の時短目的から外れてしまいます。
レンタルやリースは、使う期間と必要機能がはっきりしている家庭には候補になりますが、長く使うなら購入の方が落ち着く場合もあると思います。短期利用の費用と手間を合わせて比較したいです。
買わない選択をするなら、代替手段を具体的に決めておきます
プリンターを買わない選択自体はありだと思います。ただ、その場合は「必要になったら考える」ではなく、どの場面をどう代替するかを決めておく方が安心です。A3解答用紙はコンビニ、塾プリントのコピーは塾の自習室や家庭のA4機、スキャンはスマホアプリ、過去問は市販冊子を直接使う、というように役割を分けておくと迷いにくいです。
問題は、受験期の忙しいときに毎回判断しなければならないことです。今日はコンビニに行くのか、縮小でよいのか、直接書き込むのか、もう一度解きたいときにどうするのか。こうした判断が積み重なると、親の負担になります。
プリンターを買わない場合ほど、「印刷・コピー・スキャンをどこでどう行うか」を事前に決めておくことが大切です。決めておけば、買わない選択も十分現実的になります。
プリンターを買うか迷っている方は、「コピー機はいらないのでは」という視点から整理した記事も参考になると思います。購入しない選択肢をもう少し丁寧に考えたい場合に、判断材料を増やせます。
中学受験にコピー機はいらない?迷ったときの整理と5つの判断軸
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/parent-role/chuju-copier-unnecessary/
置き場所と運用まで決めてから導入したいです
A3複合機は、本体だけでなく作業スペースも必要です
A3複合機を買うときに忘れがちなのが、置き場所です。本体サイズだけでなく、給紙トレイを引き出すスペース、排紙スペース、原稿台を開けるスペース、用紙を置く場所、インクを交換する作業スペースまで必要になります。寸法上は置けても、実際に使うと周囲が狭くて使いにくいことがあります。
中学受験用のプリンターは、使う頻度が高くなりやすいため、押し入れの奥や子どもが使いにくい場所に置くと、結局使わなくなります。親がコピーやスキャンをしやすく、子どもも必要に応じて印刷物を取りに行ける場所が理想です。ただ、リビングに置く場合は音や見た目も気になります。
A3複合機は「置けるか」だけでなく、「毎日使いやすい場所に置けるか」で判断することが大切です。導入前に、用紙を出し入れする動きまで想像しておきたいです。
用紙とインクの保管場所もセットで考えます
プリンターを導入すると、本体だけでなく、A4、B4、A3の用紙、予備インク、印刷済みの解答用紙、スキャン前のプリントなども増えます。用紙サイズが複数になると、どこに何を置いたか分からなくなりやすいです。せっかくプリンターを買っても、紙が見つからず印刷できないとストレスになります。
特にA3用紙はA4より保管場所を取ります。折れや曲がりがあると印刷にも影響します。受験期には「今すぐ印刷したい」という場面が多いので、用紙やインクを切らさない管理も大切です。インク切れで夜に印刷できないと、かなり焦ります。
プリンター導入は、本体だけでなく「用紙・インク・印刷済みプリントの置き場所」まで含めて考えると運用しやすくなります。道具がそろっていても、管理が乱れると時短効果が落ちてしまいます。
塾別・学年別に必要度はかなり変わります
プリンターの必要度は、通っている塾や学年によっても変わります。SAPIXのようにプリント教材が多い塾、早稲アカや四谷大塚系のようにテキストとテストを組み合わせる塾、日能研のように教材とテストで進める塾では、家庭で印刷・コピーしたい場面が少しずつ違います。塾名だけで一律に必要・不要を決めるのは難しいです。
また、4年生では宿題や復習プリントの管理が中心でも、5年生では弱点補強、6年生では過去問と解答用紙が増えます。今の使い方だけで判断すると、後から必要性が変わることがあります。特に6年生の後半は、紙をすぐ用意できるかどうかが学習の流れに影響します。
プリンターの必要度は「塾名」ではなく、「家庭でどの教材をどれだけコピー・印刷・スキャンするか」で判断するのが現実的です。学年が上がったときの使い方まで考えたいです。
導入後は、使い方のルールを決めると混乱しにくいです
プリンターを買った後は、何でも印刷すればよいわけではありません。むしろ、印刷できる環境が整うと、紙が増えすぎることがあります。解き直し用、保管用、提出用、親の確認用が混ざると、どれが必要な紙なのか分からなくなります。
家庭では、過去問の解答用紙はどこに置くか、間違えた問題はスキャンするのか、塾プリントはコピーしてから解くのか、直接書き込むのかを決めておくと混乱しにくいです。印刷する前に、使い終わった紙をどう捨てるか、保存するかまで考えると、机周りが散らかりにくくなります。
プリンターは導入して終わりではなく、「何を印刷し、何を保存し、何を捨てるか」のルールまで決めて初めて時短になります。受験期ほど、紙を増やすより整理しやすくする視点が大切です。
まとめ
中学受験にプリンターが必要かどうかは、家庭の学習スタイルによって変わります。ただ、過去問、解答用紙、塾プリント、解き直し、スキャン管理まで家庭で回すなら、A3対応の複合機はかなり便利だと感じています。特に、A3やB4を扱う場面で、切る、貼る、折る、コンビニへ行くといった作業を減らせることは、受験期の保護者にとって大きな意味があります。
一方で、すべての家庭にA3プリンターが必須というわけではありません。印刷量が少ない家庭、置き場所が取れない家庭、コンビニ印刷や塾の印刷環境をうまく使える家庭なら、A4プリンターや外部印刷でも回ることがあります。ただし、買わない場合ほど、A3やB4が必要になったときにどう対応するかを具体的に決めておくことが大切です。
購入するなら、A3印刷の有無だけでなく、コピー、スキャン、ADF、両面スキャン、2段トレイ、インク代、置き場所まで見たいです。本体価格だけで判断すると、あとから作業時間やランニングコストで不満が出ることがあります。中学受験用プリンター選びは、機種選びである前に、「親の作業時間をどこまで減らし、家庭学習をどれだけスムーズに回したいか」を考えることだと思います。
\ 「算数×国語」の秘訣をセットにしました /
中学受験は、塾だけでは埋まりにくい「算数の復習の質」と「国語の読解の型」で差がつきます。
この土台が整うと、同じ時間でも理解の深まり方や定着の速さが大きく変わります。
わが家の実例ベースで、まず「算数の復習と国語の読解」を整えたい方向けの2本セットと、さらに学習法そのものといえる「全体の回し方」までまとめて整えたい方向けの3本セットを用意しました。
※単品で揃えるよりセットの方が合計ではお得です。必要なところから選んでいただければと思います。
① まずはここから:2本セット(算数×国語)
迷いやすい「算数の復習」と「国語の読解」を、家庭で回せる形にまとめました。
- 中学受験・算数の成績が劇的に変わる!本気で取り組む「解き直しノート」の全記録(20,000字超)
- 親が変える。才能ではなく手順で伸ばす中学受験・国語の読解力――「読む力の土台」を家庭で整える――(16,000字超)
② 全体設計までまとめて:3本セット(算数×国語×偏差値アップ)
「毎日やっているのに伸びない…」と感じるときは、努力量ではなく「手順」や「回し方」がズレていることが多いです。
- 中学受験・算数の成績が劇的に変わる!本気で取り組む「解き直しノート」の全記録(20,000字超)
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