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五ツ木模試とは?小学生向け関西模試の特徴と活用の考え方

模試

模試

中学受験を考え始めると、いろいろな模試の名前を耳にするようになります。関西の家庭でよく話題に出るものの一つが「五ツ木模試」です。

ただ、実際には「どんな模試なのかよく分からない」「いつ受けるものなのか」「塾の模試とは何が違うのか」と感じている保護者も多いのではないでしょうか。私自身、首都圏で子どもの受験を経験しましたが、地域によって模試の事情がかなり違うことを後から知りました。

低学年のころは、無料の模試をいくつか受けたことがあります。順位が出ると子どもは喜ぶのですが、それ以上に私が見ていたのは答案の書き込みや途中の考え方でした。普段の力が出せているのか、時間の使い方はどうか、そういうところを見ると、その子の学習の状態がよく分かるからです。

中学受験では、模試は「順位を知るためのイベント」ではなく、学習の状態を確認するための道具だと思っています。そして、その道具は地域ごとにかなり違います。

関西では、多くの受験生が受ける公開模試として五ツ木模試が広く知られています。近畿圏で私立中学や国立中学を目指す家庭にとっては、検討する機会の多い模試です。近畿地区で多くの受験生が参加する公開模試で、志望校判定などのデータも蓄積されている模試として知られています。

中学受験の疑問や悩み

 

「五ツ木模試はどんな模試で、関西の中学受験ではよく使われているものですか?」
中学受験の疑問や悩み

 

「五ツ木模試は小学生ならいつから受ける家庭が多いですか?」
中学受験の疑問や悩み
「塾に通っていなくても五ツ木模試を受ける意味はありますか?」

この記事では、私自身が調べて整理した内容をもとに、

  • 五ツ木模試とはどんな模試なのか
  • どんな家庭が受けることが多いのか
  • どのタイミングで受けるのがよいのか
  • 結果をどう読み取ればよいのか

という点を、一保護者の視点でまとめてみます。関西の中学受験を考える家庭が「うちは受けたほうがよさそうか」を判断する材料になればと思います。

五ツ木模試とはどんな模試なのか

関西の中学受験で広く知られている公開模試

五ツ木模試は、近畿圏の中学受験生向けに行われている公開模試です。正式には「五ツ木・駸々堂中学進学学力テスト会」と呼ばれる模試で、関西の受験生の間では長く利用されています。

首都圏にもいろいろな模試がありますが、地域によって中心になる模試はかなり違います。首都圏では塾主催の模試が中心になることが多い一方で、関西では塾をまたいだ受験生が集まる公開模試として、この模試を利用する家庭が多いようです。

私自身、最初にこの模試の名前を聞いたとき、「全国模試なのかな」と思いました。しかし実際には、受験生の中心は近畿圏です。地域の受験事情に合わせた模試と考えた方が理解しやすいと思います。

中学受験は地域によって学校の構成も偏差値帯もかなり違います。だからこそ、その地域の受験生が多く集まる模試は「地域の中での立ち位置」を知る手がかりになります。

対象は主に小5・小6の受験生

この模試は主に小学校5年生と6年生を対象に実施されています。教科は国語・算数・理科・社会の4教科で、複数教科の受験形式にも対応している形です。

低学年の模試とは違い、ここからは中学受験を意識した内容になります。学校のテストよりも難しい問題も出てきますし、時間の使い方や問題選びも結果に大きく影響してきます。

私の家庭でも、低学年のころは無料の模試をいくつか受けましたが、本格的な模試を意識し始めたのは新4年生以降でした。入塾してからは基本的に塾の模試だけで十分という考えでしたが、外部模試を受ける家庭も少なくありません。

学年が上がるほど、模試は「イベント」ではなく受験の準備の一部になっていきます。

母集団が大きいことが特徴

この模試がよく利用される理由の一つは、受験者数が多いことです。近畿圏の受験生が広く参加するため、志望校判定などのデータが比較的集まりやすい模試とされています。

模試は母集団が小さいと、偏差値の意味が少し分かりにくくなることがあります。例えば、同じ偏差値でも受験者が数百人なのか、数千人なのかで、意味はかなり変わってきます。

もちろん、どんな模試でも一回の結果だけで判断するのは危険です。それでも、受験者が多い模試は「大きな集団の中でどの位置にいるか」を考える材料にはなります。

この点が、関西でこの模試がよく使われる理由の一つだと思います。

志望校判定も出る

模試では志望校を登録し、合格可能性の判定が出る仕組みがあります。長年のデータをもとに判定が作られていると言われています。

ただ、ここで大事だと思うのは判定はあくまで参考材料ということです。

志望者が多い学校は比較的参考になりますが、受験者が少ない学校ではデータが少ないこともあります。判定の数字だけを見て安心したり、逆に落ち込んだりするより、

  • どの問題を落としたのか
  • 時間配分はどうだったか
  • 基礎問題を落としていないか

といった部分を見る方が、学習の改善にはつながりやすいと感じています。

五ツ木模試はどんな家庭が受けることが多いのか

関西の私立・国立中学を志望する家庭

この模試を受ける家庭の多くは、近畿圏の私立中学や国立中学を志望しています。関西では私立中学の数が多く、学校ごとの特色もかなり違います。

そのため、地域の受験生が集まる模試は志望校との距離感を考える材料として使われることが多いようです。

例えば、大学附属校を目指す家庭、中堅校を第一志望にする家庭など、それぞれの志望校に合わせて模試の結果を参考にするケースが見られます。

首都圏の模試と比べると、地域の学校事情に寄せたデータが多いという点が特徴だと感じます。

塾に通っていない家庭

塾に通っていない家庭でも、この模試を利用するケースがあります。

塾に通っていると、塾内模試で学習の状態を確認できます。しかし、塾に通っていない場合は外部の基準が分かりにくいという問題があります。

そういうときに、公開模試は一つの参考になります。

もちろん、模試の結果だけで受験計画を決めるのは難しいですが、

  • 今の学力の目安
  • 得意分野と苦手分野
  • 受験本番の雰囲気

といった点を知る機会にはなります。

大手塾に通う家庭でも利用される

一方で、大手塾に通っている家庭でも、この模試を受けるケースがあります。

理由の一つは、塾の枠を超えた受験生との比較です。

塾の模試は基本的にその塾の生徒が中心になります。もちろんそれでも十分ですが、外部模試を受けると、違う塾の受験生と同じ問題を解くことになります。

そうすると、思っていたより位置が上だったり、逆に厳しい結果だったりと、いろいろな発見があります。

我が家でも、子どもが通っていた塾とは別の模試を受けたことがあります。理由は単純で、他塾の受験生と比べたときにどうなのかが気になったからでした。

結果がどうであれ、その経験は受験の準備として意味があったと思っています。

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いつから受けるべきか考える

小5から受ける家庭が多い

多くの場合、この模試は小学校5年生から受験できます。

ただし、実際の受験者数を見ると、小5の段階ではまだそれほど多くない年もあります。模試のデータの安定性という意味では、小6になってからの方が参考になると考える家庭もあるようです。

模試を受けるタイミングは家庭ごとに違いますが、私が感じているのは「目的があるかどうか」が一番大事ということです。

例えば、

  • 受験を本格的に意識し始めた
  • 学力の目安を知りたい
  • 志望校を考え始めた

こうしたタイミングなら、模試はよい材料になります。

小6では複数回受ける家庭もある

小6になると、この模試は年間で複数回実施されます。年度によって多少変わりますが、6〜7回程度行われることが多いようです。

すべて受ける家庭もありますし、特定の回だけ受ける家庭もあります。

特に秋の時期は、志望校判定を確認するために受ける家庭が増えるようです。

ただ、ここでも回数よりも使い方が大事だと思います。

模試を受けるだけでは意味がありません。結果をどう読み取るか、間違えた問題をどう扱うか、そこまで含めて模試の価値が出てきます。

会場が学校になる回もある

この模試では、中学校が会場になる回があると言われています。受験する学校の教室で試験を受けることができる場合もあるようです。これは意外と大きな経験になります。

中学受験は、小学生にとってはかなり大きなイベントです。本番の環境を経験しておくと、当日の緊張も少し違ってきます。

模試は学力だけでなく「受験の練習」という意味もあると感じています。

模試の結果をどう受け止めるか

偏差値だけで判断しない

模試の結果を見ると、どうしても偏差値が気になります。

ただ、経験して感じるのは、偏差値だけを見てもあまり意味がないということです。

例えば、

  • 基礎問題を落としている
  • 時間配分を失敗している
  • 問題文を読み違えている

こういうケースでは、本来の実力より低い結果になることもあります。

逆に、得意分野がたまたま多かった回では、普段より良い結果が出ることもあります。

だからこそ、数字よりも答案の内容を見ることが大事だと思っています。

一回の結果で判断しない

模試を受けると、どうしても結果に一喜一憂してしまいます。これはどの家庭でも同じだと思います。

我が家でも、良い結果が出れば喜びますし、悪い結果が出れば落ち込みます。

それでも、冷静に考えると一回の模試だけで実力は決まりません

模試はその日の状態も影響します。

  • 体調
  • 問題との相性
  • 時間配分

いろいろな要素が重なります。

だからこそ、結果は「一つの材料」として見て、次の学習につなげる方が意味があると思います。

模試の本当の価値は復習にある

模試で一番大事なのは、実は試験の後です。

模試は普段のテストとは違い、時間をかけて作られた問題です。その問題をもう一度見直すことで、かなり多くの学びがあります。

我が家でも、模試の後は必ず解き直しをしていました。

特に算数では、

  • どこで考え方が止まったのか
  • 途中まで合っていたのか
  • 別の解き方はあるのか

こういう部分を見ると、学習の改善点が見えてきます。

模試は順位を知るためのものではなく、学習を修正する材料として使うと意味があると思います。

模試全体の活用方法については、次の記事でも整理しています。模試をどう位置づけるかを考えるときの参考になると思います。

中学受験模試の受け方5つの考え方|学年別の活用整理
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/practice-exam/chugakujuken-moshi-guide/

まとめ

関西の中学受験を考える家庭にとって、五ツ木模試はよく名前を聞く公開模試の一つです。

近畿圏の受験生が広く参加する模試なので、地域の中での学力の目安を考える材料として利用されることが多いようです。

ただ、模試は受けること自体が目的ではありません。

  • 自分の現在地を知る
  • 学習の弱点を見つける
  • 受験の雰囲気に慣れる

こうした目的があって初めて意味が出てくると思います。

模試の結果はどうしても気になりますが、一回の数字で子どもの力を決めてしまう必要はありません。むしろ、その結果をどう使うかが大事だと感じています。

関西の中学受験では、この模試を利用する家庭も多いようです。受験するかどうかは家庭ごとの判断になりますが、仕組みや特徴を知っておくと、選択肢の一つとして考えやすくなると思います。

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Posted by ぜろパパ