算数:最後にサイコロで苦労することに

2024年2月23日塾学習,算数(4年生)

塾学習

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大きな改定を受けた4年生の後期の予習シリーズが発売になり、販売開始日である7月9日(金)の早朝にいち早く発注したら、発送開始予定の7月12日(月)の夕方に受け取ることができました。早くても13日と思っていたので、ちょっと得した気分です(得してませんが)。

中身を1冊1分くらいでパラパラ見てみると、「算数:特に問題なさそう、理科・社会:本格的になってくる感じな上に、時にストーリー性なく単語が羅列されているだけで詰め込みになる予感、国語:見なくていいや」、と言う感じでした。

さっそく全部裁断して電子化しましたが、疲れて再製本は後回しにすることにしたので、当分の間、購入したばかりの4年予シリ下は、しばらくバラバラなままで読めません。夏休みになって塾がお休みになってからのんびり再製本して目を通そうと思います。

さて、娘が早稲アカで算数の第19回の授業を受けましたので、いつもどおり応援します。

早稲田アカデミーでの、算数、予習シリーズ第19回は「立方体と直方体の性質」でした。

単元のタイトルだけ見て、初めての立体図形だから大したことはやらないだろうと、正直なところ油断しきっていました。

娘と予シリの例題を見ていくと、リボンの巻きつけと展開図まではいいのですが、頂点打ちで「これは娘はあまり詳しくないかも」となり、さいころの目は「低学年でやったから大丈夫かな」と回復し、立方体の切り開きで「私も市販の問題集で見たことないなぁ」と、雲行きが怪しくなりました。そして、娘もなんだか自信なさそうだし、テストはいつもどおりもうすぐだしで、不安な表情になってしまっていました。これは、大人パワーでなんとかしてあげなければなりません。

とりあえず、テキストは見るのをやめにして、明日までに対策を考えるから大丈夫と娘に約束して安心させつつ、私も本気だすことにしました。

まずは、基本問題と練習問題に目を通し、私がすぐに教えられるものと教えられないものをあぶり出し、わからないものは問題を解きながらあれこれ考えるようにしました。私の場合、展開図と見取り図の相互関係、さいころを積み重ねた時に現れる目、展開図の頂点打ち、さいころ転がしは大丈夫で、立方体の切り開きだけベストな解説をできるほどの自信がありませんでした。

そこで、予習シリーズは意外と解説が簡素だったりわかりにくかったりするため、今回は、存在だけ知っていたけど頼ったことがない「すぐる学習会」の予シリ解説も見て、根本的な理解に努めました。とても詳しく、予シリ解説で不十分な場合には、大変おすすめできます。ちなみに、演習問題集と最難関問題集の詳しい解説もありますよ。

ということで、ポイントを押さえればそれほどでもないことがわかり、翌朝娘が起きたらすぐに「大丈夫、難しくない、テストにも十分間に合う。あとで教えてあげるね」と声掛けして安心させつつ、演習問題集と最難関問題集を自分で解くことにしました。

「面と平行な面・辺」や、「辺と平行な面・辺」の問題も出てきて、娘も3年生の時にZ会のグレードアップ問題集かトップクラス問題集でやったような気がしつつも、多分覚えてないだろうから、これはしっかり整理しとこうと考えました。楽しようとネットでまとまってる情報を探してもこれといったものがなく、しかたなくプリントを作成しました。作るのには1時間以上かかり、教えるのには15分くらいしか使わず、だいぶコスパが悪い気もしますが、娘も完璧に理解したようですし、プリントの完成度が高かったためにパフォーマンスが良すぎたことにして自分を慰めます。

そんなこんなで私的にはとても慌ただしい単元となり、暦算と単位換算を超えるかと思った、過去最大の危機だったのですが、終わってみれば娘もきちんと今回の単元の深いところまで理解することができたようでした。私は少ししんどかったですが、娘の苦手が一気に得意に変わって良かったです。

私が勉強してきた市販問題集に、裏ワザというほどでもないですが、いろいろと今回の単元にコツが載っていて学習していたことが幸いしました。さいころ転がしは「秘伝の算数・応用編」、展開図を組み立てた時の文字の向きは日能研の「算数ベストチェック」、リボン巻きつけと小さな立方体をたくさん積み重ねたペンキ塗りは「イメージde暗記!根本原理ポイント365 実践編265」ですかね。このあたり、実際に見せながら説明もしました。特にさいころ転がしは、予習シリーズも「すぐる学習会」も早稲アカの授業も、さいころを上から潰して5つの目をひたすら埋めるというやりかたを紹介していました。基本中の基本で大事な考え方ではあると思いますが、その一方でとても時間がかかってしまうという問題もあるやり方だったので、娘も興味津々で聞いてくれました。

原田式 算数プリント:予シリを解きはじめる前に、暦算でお世話になった、原田式算数プリントに登場いただきました。「さいころ」のプリントではなく、3つある「展開図」のプリントです。答え合わせでは私の知識も交えつつ、じっくりと理解してもらいました。

予シリ:例題も類題も、基本問題も演習問題も、全て解きました。予習シリーズメインテキストを全部解いたのは初めてかもしれません。最初はとても時間がかかっていましたので、いくつか特に苦手そうなのは翌日には解き直したりもしました

演習問題集:基本問題、演習問題、トレーニング、実戦演習と、こちらも全部解いてもらいました。原田プリントと予シリできちんと理解できたためか、だいぶスムーズに解くことができるようになっていました。

最難関問題集、プリント:全部解きました。これらを解こうとするころには、だいぶ基本が身についたようで、ほぼほぼ問題なく解ききることができていました。

算数のカリキュラムテスト18-19回はステキ成績(*)でした。第19回は、上記の通り始めはどうなることかと思いましたが、結果的に、最終的には娘はかなり自身がついたようでした。珍しく10分くらい時間が余ったらしく、成績も文句なしで、この勢いを組分けテストにぶつけていただきたいものです。

*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。

国語のカリキュラムテスト18-19回はステキ成績でした。選択問題の1問は、私が解説まで見てもどうも腑に落ちない問題でした。でも、正答率がとても高い。。。精進します。記述は時間が足りなくなってしまった中で、なんとか埋めた解答で部分点がもらえて喜んでいました。白紙だと100%の確率で0点ですので、宿題の読解問題のときにも時間を決めて解いてもらい、タイマーがゼロになるまでに何かしら答えを埋めるようにお願いしています。それでも白紙になってしまうこともありますが、テストで「とにかく埋めること」意識してもらえたというのはとても大きい成長でした。

4科のカリキュラムテスト18-19回はステキ成績でした。今回は大きな反省点もなく、十分に頑張ることができました。文句なしに褒めてあげたいと思います。繰り返しになってしまいますが、特に、ピンチだった算数をなんとかしたのは、全体的には小さいかもしれませんが、本人の中では大きな成功体験の一つになってくれるでしょう。

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Posted by ぜろパパ