算数(小4下第6回):とうとう割合が登場したので、今後のために必ず得意になっておきたい
ニュースを見ていたら、26歳の小林愛実さんと27歳の反田恭平さんが、ショパン国際ピアノコンクールの本戦に進出したことを知りました。
私は芸術関係は苦手としていて、全くと言っていいほど音楽に詳しくないのが実際のところです(あ、でも、美術については、知っている人は少ないだろう美術検定2級を持ってますね・・・)。
そんな私でもショパンコンクールは知っていて、ニュースを眺めていて立ち止まることになりました。なぜかというと漫画の影響です。
私は小さいときから漫画が好きで、今でもいくつかは電子書籍で新しい巻が出ると買ってしまうのですが(2月の勝者もその1つですね)、音楽のことを全然知らないし興味がわかない私でも、一色まことさんの「ピアノの森」はなぜかのめり込んでしまいました。
はじめは主人公が小学生なのですが、いろいろな逆境を越えていき、最終的にはショパンコンクールに出場するまでになり、多くの人々を感動させるストーリーでした。たしか、5年に1回しかなくて、オリンピックより開催頻度が少ないのですよね。漫画なので音楽が聞こえるわけでもないのに、とても臨場感のあるステキな漫画でしたね。
ふと、教養とは、お勉強だけではなく、娯楽の漫画でも多少は身につけられるのかなと思いました。社会や理科の勉強でも、漫画で学習することもできますしね。
さて、そんな中、娘が早稲アカで算数の後期第6回の授業を受けましたので、いつもどおり応援します。
概要
早稲田アカデミーでの、算数、予習シリーズ後期第6回は「割合の表し方」でした。
例題と類題は4つずつで、○倍の考え方と、あとは、もとにする量・比べる量・割合の関係を使う計算を扱っています。
○倍の考え方については、文章中の「は」と「の」に注意して計算すれば、間違えることは少なくなると思います。いまいち理解できていない場合は、文章中に、「は」の下に「=」、「の」の下に「×」を実際に書いてしまう習慣をつけると良いのではないかと思います。
もとにする量・比べる量・割合の関係は、丸を書いて「はじき」のように、丸を書いて「わもく」からでしょうか。最終的にはこの手の方法に頼らないほうが良いという意見もよく聞きますが、どうでしょうかね。100回に1回のミスが、この方法で5秒失う代わりに100回に0回になるのであれば、使い続けてもいいような気もします。
カリキュラムテスト・組分けテストを意識した場合、次の第7回の推理の単元よりも、今回の割合の単元の方を優先したくなりますね。推理も思考力を使うという点では完全独立ではないとは思いますが、割合の方が、得意不得意の今後への波及効果が大きいことが想像できます。ここできちんと得意にしておけると、今後の安心につながるように思います。
娘の学習
予シリ:ぱらぱら見て大丈夫そうなので予習しませんでした。授業で練習問題を一部扱ったようですが、それ以外は触っていません。
演習問題集:基本問題と練習問題は省略し、宿題になっていることもあり、トレーニング、実戦演習を全部解いてもらいました。トレーニングも実戦演習も、どちらも10分もかからずに娘は全部解き切っていますが、これはサピックスのBASICで割合の計算に慣れているからだと思います。それでも、調子に乗って図や式を省略していないかはきちんとチェックします。慢心がミスにつながると考えています。
最難関問題集、プリント:全部解きました。棒を水に入れる問題と、ボールが何回か跳ねる問題は、演習問題集にも最難関問題集にも、市販の問題集にもよく載っていますね。きっと、大事な典型問題なのだと思うので、どちらかはテストにも出てくるのではないでしょうか。応用問題Bの最後の問題だけ手こずっていたようですが、理解がどうというより、毎度のことですがスペースの使い方に課題がありました。小さい文字だと字が潰れてミスが出やすくなりますが、かといって、大きすぎる字で書いて、スペースがたりなくなってごちゃごちゃしてもミスが出やすくなりますよね。このあたりの感覚をもう少し養ってほしいなと思いながら見ています。
油断して間違えた問題、問題の内容に対して時間がかかり過ぎと思った問題については、復習ノートをつくって後日やりなおします。復習ノートの比較や作り方は、以下のページで説明しています。
組分けテストの目標偏差値ごとの学習
偏差値50を目指すには
偏差値50を目指すには、割合の3用法である、もとにする量・比べる量・割合をきちんと理解するだけで届くのではないでしょうか。なんとなく理解している程度の子供は、たくさん問題を解いてみるとぽろぽろと間違えると思います。こういうミスが肝心のテストで出てしまい、思いの外、点数が高くならないことに繋がるように思います。
私なら、他の子たちが甘く見ているそのスキをついて、比較的簡単な問題を100%の確率で正答できるようにすることを目指します。例えば、宿題になっていない問題を利用します。解こうとすると時間がかかってしまうしお子さまが疲れてしまうと思うので、文章を読んで、どれがもとにする量で、どれが比べる量かを当てることができるかだけ確認するとか、工夫して試してみると思います。
偏差値60を目指すには
いつもどおり、予習シリーズと演習問題集の練習問題をテンポよくスムーズに答えられるようになりたいです。特に、棒と水の問題は、5年生になって比を扱うようになった時を考えると、しっかりと理解しておきたいところではないでしょうか。棒が2本だろうが3本だろうが、どこが基準になるのかを混乱せずにすぐに読み取れるようになっておきたいですね。
おなじみの演習問題集の実戦問題は難し目ですが、解いて自信をもってテストに望みたいです。割合をきちんと理解していると、このレベルでもすらすら解くことが可能です。逆に言うと、途中で手が止まったり考え込んでしまうということは、まだ、完全には割合の概念が理解されていないのかもしれないです。今まで以上に、今回の単元については理解度をチェックするのが大事かなと思っています。
偏差値70を目指すには
こちらもいつもどおりですが、演習問題集の実戦演習レベルの問題はスムーズに、最難関問題集もある程度は解けるようになっておきたいですね。難しいと言っても、図がはじめから書いてある問題は比較的解きやすいように思います。そうでなく文章しかない場合、問題を読んで、線分図を書くのか、表を書くのか、すぐに判断できると時間を稼ぐことができ、高得点につなげることができますね。時間の余裕があることは、ミス防止にもつながりますので。
テスト結果
算数の4年生後期組分けテスト第5回はステキ成績でした。引き続き、前期後半からの好調が続いていて素晴らしいです。でも、家でのミス頻度は相変わらずです。約分忘れ、かけ算九九のミス、普通にあります。
*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。国語の4年生後期組分けテスト第5回はむむむ成績でした。点数は今までのワーストをだいぶ更新してしまいました。漢字も、ハネがハネてないくせがついてしまって、漢字の練習のときには気をつけるようになってきているのに、テスト本番では元通りで3点失ってました。点数はどうでもいいですが、肝心なときに「さぁ、テストの漢字だ!いつも以上に気をつけるぞ!」スイッチが入らないというのがなかなか大変です。読解は、引き続き、今の復習方法に期待して様子見です。
4科の4年生後期組分けテスト第5回はステキ成績でした。点数上は、今までの中では悪い方でしたが、順位はなぜか良かったです。いつもどおり3教科で国語を穴埋めパターンなので、今後の国語の上昇に期待しつつ、ここが踏ん張りどころですね。
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