記述が伸びる!中学受験国語の記述対策で点がもらえる書き方とは?

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子供の学習(国語)

​国語の記述問題って、どうやって点を取らせたらいいのか本当に悩みますよね。選択肢や抜き出しはなんとかなるけれど、「自分の言葉で書く」となると、急に難しく感じることがあると思います。うちでも、最初は書けるようになる気配がまったくなかったんです。ですが、いくつかの工夫を積み重ねることで、明らかに点が取りやすくなったと感じました。

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「子どもが記述問題になると、まったく手が動かないのはなぜでしょうか?」
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「どうすれば記述問題で点をもらえる書き方を身につけられるのでしょうか?」
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「模範解答と比べても違いがわかりづらく、子どもにどう指導すればいいか悩んでいます。」

この記事では、「点がもらえる」記述の書き方をテーマに、私が娘に伝授した、家庭でできる具体的な対策をお伝えしたいと思います。


記述問題は「型」で覚えるとうまくいく

なぜ「書けない」のかを知ることが第一歩

子どもが記述を書けない理由の多くは、考えるべき視点が定まっていないからだと思います。本文のどこに注目すればいいのか、どう言い換えればいいのかがわからず、空欄のまま出してしまうこともあります。まずは「何を書けばいいのか」を明確にすることが大切だと感じています。

使える型をいくつか覚えておくと安心

「○○だから□□だと思う」「□□ということから○○だとわかる」など、記述の基本型をいくつかストックしておくと、子どもは安心するようです。私の場合、「型を覚えたら書けるようになった」と言ってくれたのが印象的でした。型があるだけで、思考が整理しやすくなるんだと思います。型は、市販問題集だけでなく、いつも使っている塾のテキストの模範解答を加工して準備することもできますよ。

自分の言葉で書く練習を重ねる

型だけでは足りず、結局は自分の言葉で表現する力も必要になります。うちでは音読後に「どう思った?」と聞き、その返答を文章にする練習をしていました。日常会話の中での思考の言語化が、記述の基礎になると実感しています。


採点されやすい「答え方のコツ」を知る

具体的な根拠を必ず入れるようにする

感想だけになってしまうと、どうしても点がもらいにくいように思います。「〜と思う」だけではなく、本文の表現や状況を根拠に加えることで説得力が出てきます。「○○と書かれているから□□だと思う」といった構成が良いと思います。

質問に正しく答えることが最重要

子どもは時々、聞かれていないことを一生懸命書いてしまうことがあります。設問のキーワードや指示語に注目し、「何について」「なぜ」といった視点を丁寧に読み取る力をつけることが大事だと思います。うちでのキーワードは、国語の読解では「あなたの考えは聞いていない。」でした。どういうことかというと、読解では、単純に「本文にどう書かれているか?」が聞かれています。うちでは「この質問は何を聞いている?」というやり取りをよくしていました。

文末の処理にも気をつけたい

「〜と思う」で終わるのか、「〜と考えられる」なのか。意外と文末で印象が変わることもあると思います。「なぜですか?」と聞かれれば、多くの場合は「~だから。」です。練習の中でいくつかの終わり方を試しながら、記述にふさわしい文体を体に染み込ませるといいかもしれません。


記述対策は「添削→修正」のくり返しで伸びる

書いて終わり、では点は伸びない

記述って、書いて出すだけではあまり伸びなかったと思います。大切なのは、何が良くて何が足りなかったかを見直すことだと感じました。うちでは記述問題を解いた後、必ず一緒に見直して、どうすればもっとよくなるかを考えていました。

添削の基準をわかりやすく示す

最初のうちは、「何が悪いのか」を子どもに伝えるのが難しかったです。でも、「理由がないから説得力がない」「質問に答えていない」など具体的なフィードバックをするようにしたら理解が早くなったと感じました。

模範解答との比較で学ぶ力がつく

模範解答は、なにもしないよりは良いですが、ただ写すだけではあまり意味がないと思います。でも、「どこが違う?」「どこがいいと思った?」というように比べることで、記述の質を高める目を育てることができたと思います。


漢字・語彙力も記述力に直結する

表現力を支えるのは語彙の豊かさ

言いたいことがあっても、適切な言葉が出てこないと文章にならないものです。語彙力がつくと、それだけで表現に深みが出ると思います。私の場合は、日常の中で難しい言葉を使ったり、ことわざを話題にしたりしていました。

記述で漢字ミスは致命的

せっかく内容が良くても、漢字の誤字脱字があると減点されます。普段から記述練習の中でも漢字を丁寧に書くよう意識づけました。「記述=国語の総合力」と言われる理由がよくわかりました。

読書や読解で語彙を増やす

記述だけの対策では限界があると感じたこともあります。やはり、日々の読書や読解問題の積み重ねが語彙の土台になると思います。記述が苦手な時期は、物語文を一緒に読んで語彙の幅を広げるようにしていました。市販の語彙のテキストも積極的に活用していましたね。


まとめ

国語の記述って、最初は本当に苦労しました。書いても点がもらえなかったり、模範解答との差にがっかりしたり…。でも、「型」「根拠」「添削」「語彙」といった基本を積み上げることで、少しずつ「点がもらえる記述」が書けるようになってきたと思います。焦らず、でも丁寧に、ひとつひとつ取り組んでいけば、記述は確実に伸びると思っています。

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Posted by ぜろパパ