算数:約数は複雑なので市販問題集も併用しながら
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カリキュラムテストと組分けテストの連続テストが終わり、週末は比較的ゆっくりできるかと思いきや、もう来週にはカリキュラムテストが控えているので、今週授業で取り上げられる教科は先んじて学習しておかなければなりません。
幸いなことに娘の成績は比較的安定してはいますが、学習スケジュールを毎週同じに安定させることができないのが、やはり、少々ストレスに感じます。娘はともかく、私は、塾よりも通信のほうが向いているのかもしれません。とはいえ、通信のことは進学くらぶの評価が高いことを知っているくらいで隣の芝が青く見えるだけで、通信は通信で課題もあり、いうほどスケジュール管理が容易ではないのかもしれませんが。
さて、娘が早稲アカで算数の第16回の授業を受けましたので、いつもどおり応援します。
早稲田アカデミーでの、算数、予習シリーズ第16回は「約数」でした。
私自信が中学受験の算数を勉強してから、いろいろな問題集に取り組んできましたが、約数と倍数については、初期のころに勉強した日能研の「算数ベストチェック」や中学受験情報局の「すらすらとける魔法ワザ」ではそれほど取り上げられていなかった印象で、なんとなく手にとった安浪京子さんの「中学受験算数教え方のコツ」の最初の単元でいろいろと細かく出てきて、始めは意味がわからず面食らったものでした。
でも、このような自分自身の経験のおかげで、約数についてはどこがつまづきポイントなのかとか、理解の補強のために市販の問題集を使うとしたら、どの問題集のどのページにどのような説明がなされていたかなど、だいたいわかるので娘をサポートするのに役立っている気がします。
中学受験経験なしというのは、一見すると子どもと並走する上では不利なわけですが、一方で、始めからわからないのは当然と思えるし、なんど勉強してもできないのもよくあることだとわかっている、どこが難しいのかも把握しやすくなるので、案外悪くないと思ったりもします。
その約数の範囲ですが、娘には申し訳ないですが、意外にもそれなりにスムーズに解いていました。かなり難しい問題で、私が「これは無理だろ・・・」と思うような問題でも最後まで解くことができていました。
でも、今までとは毛並みの違う分野ということもあると思いますが、基礎でも応用でも、全体的に時間がかかっている印象でした。こういう時、復習に取り上げる問題の選別に少し困りますね。時間がかかっているからといって全部やり直すわけには行きません。
時間には限りがあるため、どう考えても時間がかかり過ぎで、解けたと言ってもテストだったら(時間のせいで)解けていないだろうと思った問題を中心に復習ノートにはいくつか入れました。
なお、娘の復習ノートについては、以下のページで紹介しています。
予シリ:授業前に例題だけ見ておきました。練習問題も解かなかったので、今回はほぼ使いませんでした。
演習問題集:はじめはトレーニング、実戦演習のみ解いてもらいました。特に苦戦した様子でもありませんでしたが、問題のレベルを考えると時間がかかっているような気がして、あとから練習問題に取り組みました。本人的には全く苦労していないと言うのですが、練習問題レベルでも、やはり時間がかかっているような気がします。
最難関問題集、プリント:長い時は1問に10分くらいかけて粘り、最後にはきちんと全問を自力で解き切ってきました。親ばかですが、この根性というか諦めの悪さは大したものだと思います。きっと、受験にも基本的にはプラスに働くと思います。しかしながら、日々の学習を考えると、1問にこだわりすぎて他の問題を解く時間がなくなるとか、他の教科の学習時間に影響を及ぼすことは避ける必要があります。プリントについては、量が多かったこともあり、1/3程度しか解けませんでした。倍数の単元が終われば少し負荷が下がりそうなので、組分けテストまでに、それも難しければ夏休みにでも頑張ってもらおうと思っています。
次のカリキュラムテストや組分けテストがうまく行かないとすれば、理解はできていないとは言えないが、比較的簡単な問題でもじっくり考えなければ解けないという、微妙な理解不足によるものだと思います。
テストのことを考えると、基本的な問題で時間を使ってしまわないように、問題を見ればすぐに答えにたどり着くまでの方針が描けるようにしたいものです。そこで、市販の問題集を使って、娘の理解を確認しながら、より本質の理解を促しました。
使った問題集は、前述の「中学受験算数教え方のコツ」と、「続 受験算数の裏ワザテクニック」です。少しは問題も解きますが、それよりも問題集の説明を一緒に読んだイメージです。予習シリーズと似たような問題も少なくないですが、全く同じ問題を繰り返すよりも、少しは考える力を試せます。もちろん、いずれも私自身で解いておき、重要なポイントをチェックし、私の視点での説明書きなどの書き込みをしておく作業を事前にしておきます。
ということで、一応、さらに理解は深まった様子ではありますが、それでも、まだ次のテストがちょっと不安ですね。
算数の組分けテスト15回はむむむ成績(*)でした。久しぶりにミスが出てきたこと、図形で時間を取られてしまって最後まで解ききらなかったためでした。図形の問題は鮮やかに解いて娘の信頼度を上げる小ワザを取りつつも、正答率が10%弱あって少し驚きました。結構難しかったと思うのですが。
一方、最後の数列の後半2問は正答率がどちらも数%でしたが、これは娘のように時間切れが多かったのだと思います。娘も家で解いてみたら数分で答えにたどりついていたので、テスト上の課題としては、限られた時間の中での捨てる問題と解くべき問題の選別ですね。ちなみに、「テストで解けないけど家で解ける」は、それが子どもの実力という考えが基本とは思いますが、状況によると考えています。少なくとも娘に今の時点で数列の復習は要らず、他に優先すべきことはいくらでもあるという考えです。
*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。国語の組分けテスト15回は、ステキ成績でした。とうとうここまで来たか、という成績にまで伸びてきました。もちろん、一発屋の可能性もあるかもしれませんが、今までの娘の国語での苦労を考えると、まぐれだとしても自信になりますし、記述も減点なしと、次につながるよい結果だったと思います。2回のカリキュラムテストの成績を考慮するとやってしまった感がある算数を、しっかりとカバーしてくれました。これまでのような、国語で取れないぶんを算数でカバーという方針は、100%の確率で避けるということがなかなか難しいミスの発生でたやすく崩壊してしまうので、今は、算数は高望みせず現状維持で良しとし、国語の強化を意識しています。算数で突出も魅力的ですが、成績に頑健性を持たせるためにも、娘にはオールラウンダーを目指してもらいます。
4科の組分けテスト15回は、ステキ成績でした。理科と社会はきちんと覚えていれば高得点を目指せますし、国語が安定すると、算数が多少崩れても成績的には比較的安心してみていられます。これで算数がうまくいくと、相当な成績を目指すことができるようになりますね。
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