豊島岡女子学園中学校 vs ドラえもんとベストチェック
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先生方はブログとしても定期的に情報を発信しており、先生ごとにそれぞれ特徴のある情報となっています。
その中学受験情報局のブログではしばしば中学校の過去問が出てきます。少しずつ私自身の勉強がすすんでいますが、それでも、さすがにドラえもんとベストチェックだけで解けるとは思わないので、普段はさらっとみて「はいはい、むりむり」でページを閉じます。
しかしながら、今日はちょっと違いました。
豊島岡女子学園中学校の2020年度の問題のようでした。女の子が受験できる中学校の中では、入学するにはほぼ最高に近いレベルの学校なので、解けるわけがないとはわかっていつつも、とりあえず一読してみます。
今回の問題は旅人算です。旅人算といえば、ドラえもんでもベストチェックでも線分図とダイヤグラムで解く問題でした。
問題を読み進めている中ほどで、これは線分図だとごちゃごちゃするからダイヤグラムかなと思いつつ、作図していきます。私が線分図や面積図を書くと、20分が10分より短くなったり、100円が50円より短くなったりしてしまうのですが、そのまま進めてしまいます。ゆくゆくは作図は正確さが命となっていくことは知っているのですが、消すのが面倒なのでこうしてしまっていて、そのためか、一向に上達しません。こういうの、おかしいと気づいたら書き直すべきなのでしょうかね?本番では1発で正確に書けないとマズいのでしょうが。
ともかく、意外なことに、図が書けてしまいました。自分でもびっくりしつつ、図が正しいなら、あとは問われていることを導くだけです。これはもしかして解けてしまうのか?と思いつつ書いた図を眺めます。これはもう図形の問題だよなとか考えながら求められるところを記入していきます。
答えが出てみると、無理数になっちゃったとか、複雑な分数になっちゃったなどということもなく、スパッときれいな答え。これはこれで怪しい気がしつつも、恐る恐るスクロールさせてみると・・・。
しっかり正解していました。とても嬉しかったです。実際には比較的簡単な問題だったとか、解ける人は一瞬で解いてしまう問題だったのかもしれませんが、気にしないことにします。
娘が勉強するときには、こういう思いを体験させてあげればいいのだなと身を持って知ることができました。
- 難しい問題を前にして、頭が真っ白になりそうになる
- その状態でも、とりあえずわかることを書き始めてみる
- 手が止まったら問題をもう一度見たり、書いてみた式や図をみてみて、書き込めることがないか粘ってみる
- これはもしかしてイケるかも?という感触を得る
- すると、諦めるのが悔しくなる
- あきらめずにさらに、式や図に書き加えていく
- 答えが出る
- 正解!(間違ってたらどこまでなら当たっているか確認して、そこまで戻る)
この流れに乗るためには、本人にとって難しすぎる問題を解かせようとすることは論外としても、当然のように普通に解ける問題だったり、ほんの少し頭を使う程度の問題ばかりを解くのでは必ずしも十分ではないように思いました。
ときには、少し程度ではなく相当に頑張らないと解けないような問題を織り交ぜながら、途中でめげずに一歩踏み出し、たとえ間違ってもいいから最後まで走りきる。これで正解すると喜びもいつもの何倍にもなり、また次頑張る原動力になるように思います。
なんとなくですが、上記でいうと太線が重要な気がしました。そして、この流れが当たり前のようにできるようになっていると、難しい問題に直面してもくじけない強い力になるのではないかなと感じました。
娘が通塾を開始する2021年2月まで、あと172日です。娘が質問で先生の行列に並んで睡眠時間を減らさなくて済むように、また、娘のためにいずれ過去問を分析できるようになるためがんばります!
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