共働きでも中学受験は乗り越えられる!時間の工夫と夫婦の協力で合格を目指す方法
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「中学受験」と「共働き」。この二つの言葉を並べると、つい不安な気持ちになる方も多いのではないでしょうか。私も最初はそうでした。時間がない、子どもの勉強を見る余裕がない、自分が疲れていて子どもにイライラしてしまう……。



でも、共働き家庭だからといって、中学受験が不利になるとは限りません。むしろ、時間が限られているからこそ「工夫と協力」が生まれるのだと感じました。ここでは、私自身の経験を交えながら、共働き家庭が中学受験を乗り越えるためのポイントをお伝えします。
中学受験は共働き家庭にとって本当に不利?
専業主婦家庭との違いは「時間」
専業主婦のご家庭に比べて、共働き家庭では親が子どもの勉強に割ける時間が限られているのは確かです。しかし、だからといって必ずしも不利とは言えません。限られた時間だからこそ、「どう過ごすか」「どう支えるか」が明確になるため、効率的な学習環境を整えることができるのです。
子どもは意外と柔軟に対応できる
子ども自身も、親が忙しいことを理解しながら成長します。「自分のことは自分でする力」や「自立心」が育つのは、共働き家庭ならではの強みだと感じます。もちろん放任ではなく、メリハリをつけてフォローすることが大切です。
「不利」という思い込みが親のストレスに
「共働きだから無理かもしれない」という思い込みは、親自身の心の負担になります。まずは、環境を活かすという前向きな発想に切り替えることが大切です。
夫婦で協力して中学受験に向き合う
役割分担はしっかりと決める
夫婦で協力するには、「誰が何をするのか」を明確にしておくことがポイントです。我が家では、私は勉強関連、妻は生活関連や私と子どもの間に入っての調整役を担当しました。片方に負担が偏らないようにするだけで、気持ちにも余裕が生まれました。
スケジュール管理は二人で共有
カレンダーアプリやToDoリストなどを使って、学習の予定や模試の日程を夫婦で共有しておくと、「言った」「聞いてない」のトラブルも減ります。子どもにとっても、大人がチームで動いている姿は安心感につながるようです。
応援し合える関係性が何よりの力に
中学受験は長期戦です。お互いの仕事が忙しい中でも、「ありがとう」「助かった」と言い合える関係性こそが、子どもへの支援の原動力になります。
共働き家庭ならではの工夫ポイント
親が「努力している姿」を見せる
私たちが心がけていたのは、「親自身が努力している姿を見せること」でした。仕事で忙しい日々の中でも、朝少しだけ早起きして、算数や国語の問題をに解く時間を作って、子どもが困ったときに動じずに教えられるようにしていました。妻も、仕事を理由に子どものサポートをおろそかにすることはほとんどありませんでした。子どもはそれを見て、「親が自分のために勉強してくれている」と感じていたようです。
工夫をし続けることが大事
忙しいからこそ工夫をし続けるという思考は、子どもの中学受験を支えていくうえでの武器にもなります。私の場合は、書籍やブログやSNSなど、使えるものは何でも使って効率的な学習管理や勉強法を調べ続け、便利そうなアプリやツールはどんどん試して、本当に使えそうなものであれば有料でも導入しました。
また、私はMicrosoftのvbaが使えることもあり、「こういうのがあれば便利なのに・・」というときでエクセルで実装可能なときには、自分自身で国語と社会の漢字の学習ツールや、算数の苦手分野の計算プリントを作るツールを作ってしまうこともありました。
「忙しい」は禁句
「忙しい」という理由は万能です。一方で、これを理由とした瞬間に、次も同じ理由で何かを諦めたり妥協したりしやすくなります。これからずっと工夫を考えていくことになりますが、その天敵が「忙しい」と考える覚悟が大事と思います。
子どもに寄り添う気持ちを忘れずに
成績に一喜一憂しすぎない
模試やテストの結果に一喜一憂するのは親の性ですが、子どもには「努力の過程」を認める声かけが大切です。つい「どうしてできなかったの?」と考えがちですが、それでは逆効果になりかねません。「どうしてできないのだろう?」の解答を用意し、それを実行しましょう。
勉強の「楽しさ」を共有する
一緒に理科の実験をしたり、社会の地図帳で旅行気分を味わったり、親も学ぶ姿勢を持って楽しむことが、子どものやる気につながることもあります。
家族として「受験を支える姿勢」を見せる
子どもに「ひとりじゃない」と感じさせることが、何よりの支えになります。「あなたが頑張ってるから、パパとママも頑張るね」と伝えるだけで、子どもは前向きに受験と向き合ってくれるようになりました。
まとめ
共働き家庭にとって、中学受験は確かに大変な挑戦です。しかし、それは「できない理由」ではなく、「どう乗り越えるかを考えるきっかけ」にできます。夫婦で協力し、親自身が努力する姿を見せることで、子どもも学ぶ力を高めていきます。私自身、最初は不安ばかりでしたが、「一緒にがんばろう」という家族の気持ちが、受験成功の原動力になったと感じています。共働きだからこそできる形の受験サポート、ぜひ前向きに取り組んでみてください。
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