11月3日に小3全国統一小学生テストを受験しました
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今週の火曜日、11月3日、文化の日に四谷大塚の全国統一小学生テストがあり、娘は前回同様に早稲田アカデミーの会場で受験してきました。
前回、6月に実施された全国統一小学生テストの受験者数は3年生1学年で約1万8千人で、他の模試よりもとても規模が大いものでした。去年11月の、2年生の全国統一テストもほぼ約1万8千人でした。6月はコロナ問題も今以上に警戒感が強いなかでしたので、今回はまた一段と人数が増えるだろうと思いながら娘に受けてもらいました。
先日の日能研の全国テストでは作文能力に課題があることがわかりましたが、今回はマークシートですので、よくないと思いつつ少し安心してしまいました。一方、前回の全国統一小学生テストや早稲田アカデミーのサマーチャレンジテストでは、語彙力強化が欠かせないことがわかりました。ただ、同時に市販の語彙の教材をどれだけがんばったとしても全てをカバーすることができないこともわかっていましたので、その後、娘には継続的に語彙力強化に励んでもらってはおりますが、相変わらず心配だった部分でした。
その全国統一小学生テストの結果ですが、今回は、「塗りつぶしミスを防ぐためにもきちんと選んだ答えを丸で囲んでおいてね」と伝えたことが良かったらしく、多くの問題で自己採点することが可能でした。
結果は、私の両教科に対して予想外に、国語ステキ!、算数アララ・・・となりました。
国語は娘の回答がわからないところもありますが、うまくいけば9割とれているかもしれません。
漢字は問題なかったようです。語彙、読解、算数は学校の内容とかけ離れているように感じますが、漢字だけなら学校での学習がとても役立っているように見受けられます。宿題やテストで漢字が出た場合は、もう、これが最後の復習になるというつもりで、取り組んでいる市販の問題集以上に気をつけて真剣になってもらっています。もしも学校のテストで間違えた場合には、市販問題集どおりに1回だけしか書く練習はしませんが、数日に渡って見直してもらっています。
大問の2、3、4を見て、「あぁ、これは娘には厳しい問題だ」と思ったのですが、きちんと取り切ることができていたようです。語彙の問題は、娘を基準にして見てしまうので、正答率がわからないと難しいのか簡単なのか、さっぱりわかりません。
大問5の読解はとても長い物語文でした。まず、回答よりも本文への線引きやメモ、設問や選択肢への線引きやメモをチェックしました。早稲アカのサマーチャレンジテストで読解がうまくできなかった結果となって以来、2日に1つのペースで、4年生のグレードアップ問題集読解に取り組んでもらっています。月々の学習記録の記事でも触れていますが、その際には、問題を解き始める前に読み方解き方の説明をするようにしていますので、それが実践できたのかの確認です。まだまだ完全とは言えなさそうではありましたが、数か月で「丁寧に読む」ことが少しずつ身についていることがわかり、とても頼もしく思いました。それと連動したのか、概ね設問で問われていることをきちんと理解し、答えを導くことができていたように思います。
算数は8割くらいです。問題を見て、国語同様に、娘にはちょっと難しすぎるなと思った問題はやはり取れていませんでしたが、恐らく正答率が高い3つの問題で取りきれていなかったのが課題となりました。
アメを配る問題。配る人数よりも余りが大きくなってはいけないわけですが、それをうっかり忘れたようです。「こういう割り算の時、気をつけることがあったじゃない。覚えてる?」というと、「あ!そうだ。それ、この前、学校の算数でも習ったよ」とのことでした。いやいやいや、学校で習ったのをできないって、だいぶマズいんじゃないのと思いつつ、私も進めている問題集に載っている余りを扱う問題では、特に初めのうちはしばしば忘れるポイントだったので、偉そうなことも言えずとても共感いたしました。
棒をねん土玉でつなぐ植木算の問題。(1)は完全に基礎的な問題で、植木算を知らない場合にはちょっとつらい問題ですが、知っていれば問題ない内容ではないかと思います。植木算はグレードアップ問題集にもトップクラス問題集にも、たぶんハイレベ100にも載っていたのではないかと思いますので、何かしら問題集に取り組んでいれば解ける問題ではないかと思います。が、しかし、娘の計算式に、恐ろしい記述を見つけました。「1×5+9×4」の「9×4」の下に、「45」という数字があったのです。わかりますよ、無理して暗算したりして計算ミスするのは。でも、これは、しっかり書いているので、書くときに「くし、しじゅうご」って頭の中で唱えないと間違えないじゃないですか。娘に聞いても、「くし、しじゅうご」と言ってしまったのか、「くし、さんじゅうろく」と唱えつつ間違って45とメモしてしまったのかはっきりしなかったので、今後は、どんな簡単な問題でも「頭の中でかけ算九九をしっかりと唱える」ことを約束としました。計算に強い子は唱えなくてもよいのかもしれませんが、少なくとも私には無理ですし、娘にも確実に計算する方法をまずは身につけてもらおうと思います。
そしてその次、棒をいくつかつないだときに、買うのにかかった合計金額がわかっていて、買った棒の数を計算する問題です。ここでも娘らしさを発揮しました。「291+9=282」だそうです。この間違いは、だいぶ前には多発していましたが、最近はなかったので安心していました。計算練習は毎日続けているのですが、その量は英語に押されてしまって減ってしまっています。それが良くないのか、ちょっと計算力が落ちているなとおもっていたところでした。計算力以前の間違いなような気もしますが、また一つ課題を認識しました。
これだけで約20点です。これまでのどこかの記事で「娘は算数が得意」とか書いてしまったような記憶がありますが、もう「得意」は名乗れなそうです。
その娘ですが、満点以外は悔しがるので、とても悔しがっていました。特に全国統一小学生テストでは前回決勝への招待もいただいていたので(中止になりましたが)、ひときわ残念だったようです。「もう絶対ミスしない!気をつける!」と言っていました。
といいつつ、今朝も分数で書くように指定がある計算問題で小数で答えていました。私からは「集中しないと」のような精神論は効果がないので言わないようにしていますが、かといって、具体的なアドバイスをしても効果は数日だったりするので、気長にミスに対する意識化を進めていきたいと思っています。
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おわりに
娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。
・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)
私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
[linkrank]参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。