中学受験模試の日程整理5つの視点
中学受験を考えていると、模試そのものの選び方と同じくらい迷うのが「いつ受けるか」だと思います。模試の名前は聞いたことがあっても、年間の流れの中でどこに入ってくるのか、どれを優先すべきなのかは、最初かなり分かりにくいですよね。私自身も、子どもたちの受験を見てきた中で、最初に戸惑ったのはこの部分でした。春から冬までのあいだに、塾内のテスト、外部生も受けられる公開模試、志望校判定型の模試、学校別模試が次々に出てきます。日程だけを眺めていると「受け逃したらまずいのでは」と不安になりやすいのですが、実際には全部を埋める必要はないと感じています。
模試の日程は、空いている日曜日を埋めるための予定表ではなく、家庭の判断を助けるための予定表だと思います。大切なのは、どの模試がいつあるかだけでなく、その模試で何を確かめたいのかを先に決めることです。低学年なら、まずは会場で受ける経験をしてみるという考え方もありますし、新4年生で入塾したあとは塾のテストだけで十分という家庭もあると思います。6年生になると、志望校との距離を測る模試の比重が一気に上がってきます。



今回は、具体的な模試名、主催する塾、対象になりやすい子、特徴、そして現時点で確認しやすい日程感まで含めて、保護者目線で整理します。早稲田アカデミー、日能研、四谷大塚については、2026年度として公式に案内されている情報はできるだけ具体的に入れています。一方で、サピックスについては2026年度の詳細日付がまだ見えないものがあるので、そこは月単位で扱っています。受験計画を立てるときに「全部受ける」ためではなく、「うちに必要なものを選ぶ」ための材料として読んでもらえたらと思います。
模試の日程は「多いほど安心」ではない|最初に整理したい考え方
模試の日程を一覧で見ると、思っていた以上に数が多くて驚くことがあります。特に5年生後半から6年生にかけては、塾ごとの公開模試、志望校判定型の模試、学校別の模試が一気に増えます。最初は「こんなにあるなら、できるだけ受けたほうがいいのでは」と思いやすいのですが、私は必ずしもそうではないと感じています。
日程表は「全部受けるため」ではなく「選ぶため」に見る
保護者としては、情報が多いほど安心したくなるものですよね。ただ、模試に関しては、日程を知ることと、たくさん受けることは別だと思います。模試の日程表は、空いている日を埋めるための表ではなく、家庭ごとの優先順位をつけるための表として見るほうが、あとでぶれにくいです。
たとえば、広い母集団の中での位置を知りたいのか、今通っている塾のカリキュラムの中で理解度を見たいのか、志望校への距離を見たいのかで、受けるべき模試は変わります。目的が違うのに全部を横並びにすると、「受けていないものがある」という不安だけが残りやすいと思います。模試の日程を見るときは、まず「このテストで何を見たいのか」を家庭の中で言葉にしておくと、ずいぶん整理しやすくなります。
同じ「模試」でも役割はかなり違う
模試という言葉で一まとめにしがちですが、実際には役割がかなり違います。四谷大塚の合不合判定テストは、首都圏で非常に受験者が多く、志望校判定の基準として見られやすい模試です。一方で、日能研の実力判定テストは、学習の定着度を細かく見やすい印象があります。早稲田アカデミーのNN志望校別オープン模試やNN学校別合格判定模試は、学校別の出題傾向にかなり寄せた実戦型です。サピックスの志望校判定サピックスオープンや合格力判定サピックスオープンは、難関校志望層の中での位置を知りたいときに気になる家庭が多いと思います。
こうして見ると、同じ模試でも「学力の確認」「志望校との距離確認」「学校別対策」「外部母集団との比較」という違いがあります。日程を見る前に、模試の役割を分けて考えることが、受験の組み方を楽にしてくれると思います。
模試は受けた日より、その後の1週間の使い方が大事
模試を増やしすぎると起こりやすいのが、受けっぱなしになることです。日曜日に模試を受けると、その日はかなり疲れますし、翌週は通常授業や宿題もあります。そうなると、せっかく受けても見直しが浅くなりがちです。
我が家でも、どの模試でも「一喜一憂しすぎないほうがいい」と頭では分かっていても、実際にはかなり気持ちが動きました。だからこそ、結果に振り回されるだけで終わらせず、間違えた問題を理解し直し、解き直しまで持っていくことを大事にしていました。模試の日程は、受験日だけではなく、復習の時間まで含めて一つの予定だと思っています。
学年によって日程の意味は変わる|低学年から6年生までの見方
模試の日程を考えるときは、「何年生なのか」で意味がかなり変わります。同じ春の模試でも、低学年と6年生では受ける意味がまったく違います。ここを一緒にしてしまうと、周りと比べて焦りやすくなりますし、必要以上に予定を詰め込みやすくなります。
低学年は無料テストを「経験の場」として使いやすい
低学年のうちは、模試を年間計画としてきっちり組むというより、経験の場として考えるほうが家庭には合いやすいと思います。私の家庭でも、低学年のときは無料で受けられるテストを活用していました。具体的には、早稲田アカデミーのワセアカチャレンジテスト、日能研の全国テスト、四谷大塚と早稲田アカデミーが共同で行う全国統一小学生テストなどです。
全国統一小学生テストは年長から小6までを対象にした大規模な無料テストで、2026年度の早稲田アカデミーの年間スケジュールでは6月と11月の実施が案内されています。ワセアカチャレンジテストは新小1から新小3向けが3月、年長から小2向けが11月に無料で案内されています。こうした無料テストは、偏差値や順位を見ることもできますが、低学年ではそこを主目的にしなくてもよいと思います。低学年では、模試を「評価の場」より「体験の場」として使うほうが、子どもも前向きになりやすいと感じます。
我が家でも、順位がよければもちろん子どもは喜びましたが、それ以上に見ていたのは問題用紙の書き込みでした。途中式を書いているか、考えた跡が残っているか、普段の力が出せているか。受験したこと自体をご褒美として、アイスやお菓子を一つ買うようにしていた時期もありました。そうすると、模試の記憶が「怖いもの」になりにくかったです。
4年生と5年前半は塾のテストを軸にしやすい
新4年生で入塾すると、家庭の空気はかなり変わります。授業、宿題、週テストや組分けなど、学習のサイクルが一気にできてくるからです。この時期は、外部模試を次々入れるより、まず塾の流れを整えるほうが大事だと私は感じています。
たとえば四谷大塚なら公開組分けテストがあり、2026年度の年間スケジュールでは6年生向けに3月・5月・6月の実施が出ています。4年生・5年生でも予習シリーズの進度に合わせて公開組分けテストが節目ごとに置かれています。日能研の4年生・5年生には実力判定テストがあり、2026年度は4月、6月、9月、10月、11月、12月、さらに1月にも実施されています。早稲田アカデミーでは、新小4向けに3月のトップレベル模試[第1回]、新小5向けに3月の開成中ジュニアオープン模試[第1回]や桜蔭中ジュニアオープン模試[第1回]が無料で案内されています。
こうした模試は、志望校判定というより「今の学習がどれだけ定着しているか」を見る意味が強いです。4年生から5年前半は、模試の数を増やすことより、受けた模試を学習に戻していけるかのほうが大切だと思います。私の家庭でも、新4年生以降は基本的に塾の模試だけで十分という考え方が軸でした。
5年後半からは外部模試が「比較材料」として効いてくる
5年生後半になると、少しずつ志望校の話が具体的になってきます。このあたりから、普段通っている塾の中だけでは見えにくい部分が気になりやすいと思います。日能研の5年生には12月にPRE合格判定テストがあり、6年生の合格判定型模試の前段階として位置づけられています。早稲田アカデミーの新小5向けの開成中ジュニアオープン模試や桜蔭中ジュニアオープン模試も、難関校を見据える家庭には目に入りやすいテストです。
我が家でも、長女が早稲田アカデミーに通っていたとき、サピックスの子たちと比べるとどうなのかが気になり、小5のときに志望校診断サピックスオープンを受けました。サピックスは現時点で2026年度の詳細日程が出そろっていませんが、6年生向けの志望校判定サピックスオープン、合格力判定サピックスオープン、学校別サピックスオープンといった公開模試があり、難関校志望の受験生が多く集まるのが特徴です。外部模試は、成績を上げるためというより、「違う母集団の中ではどう見えるか」を知るための材料として使うと意味が出やすいと思います。
6年生は「重要模試を軸にする」ほうがぶれにくい
6年生になると、模試の日程に追われやすくなります。ここで全部に反応しようとすると、かえって判断がぶれやすいです。私は、6年生こそ「何を基準に見るか」を決めておくとよいと感じています。
四谷大塚の合不合判定テストは、2026年度の日程が4月12日、7月5日、9月6日、10月11日、11月15日、12月6日と公式に出ています。受験者数が多く、首都圏全体の中での位置を見るものさしとして使われやすい模試です。
日能研の6年生には、合格判定テストが8月30日、10月4日、11月1日、11月29日、12月19日、合格力実践テストが9月6日、9月20日、10月18日、11月15日、12月13日、さらにファイナル256テストが12月23日、12月30日、1月7日に設定されています。
早稲田アカデミーでは、NN志望校別オープン模試[第1回]が3月、第2回が5月、第5回が10月、ファイナルが11月、またNN学校別合格判定模試が10月から冬にかけて組まれています。
我が家では、6年生では四谷大塚の合不合判定テストと早稲田アカデミーのNNオープンを重視し、サピックスの学校別サピックスオープンも受験し(早稲アカNNで強く受験を推奨される)ました。志望校との距離を考えやすく、結果の受け止め方を家庭の中でそろえやすかったからです。6年生は「受けられる模試」より「判断軸になる模試」を決めるほうが、受験後半の迷いが減りやすいと思います。
模試そのものの選び方や学年別の考え方をもう少し広く整理したい場合は、まず全体像を押さえておくと日程の組み方も見えやすくなります。
中学受験模試の受け方5つの考え方|学年別の活用整理
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/practice-exam/chugakujuken-moshi-guide/
ところで、中学受験の伴走をしていると、成績に悩む場面も少なくないのではないでしょうか。
成績の伸び悩みは、勉強量だけでなく「何を優先し、どう対策するか」で大きく変わります。
塾ごとにテストの名前は違いますが、「どのタイミングで何を対策するか」という考え方は多くの中学受験家庭に共通しています。
四谷大塚や早稲アカの組分けテストを例に、成績を上げるためのテスト対策の考え方をまとめた別記事の
「組分けテストで偏差値を上げたい家庭へ|対策の考え方と優先順位」
も参考になると思います。
主要4塾の模試をどう見分ける?具体的な模試名・主催塾・特徴を整理
ここからは、よく比較対象になりやすい4つの塾の模試を、名前が分かる形で整理していきます。家庭によって相性は違いますが、模試の性格を知っておくと、日程を見たときに「これは今のうちに必要か」が判断しやすくなります。
四谷大塚|全体の位置を見たいときに軸になりやすい
四谷大塚で6年生の中心になるのは、やはり合不合判定テストだと思います。主催は四谷大塚で、首都圏の受験生が広く受ける大規模模試です。2026年度の日程は4月12日、7月5日、9月6日、10月11日、11月15日、12月6日と公式に出ています。受験料は1回4,800円税別で、2科・4科同額という案内もあります。特徴は、受験者数が多く、偏差値や志望校判定を首都圏全体の中で見やすいことです。
また、四谷大塚には6年生向けに学校別判定テストもあり、2026年度は9月と11月に設定されています。対象校は開成、麻布、駒東、武蔵、桜蔭、女子学院、フェリス、灘、筑駒、栄光、聖光、豊島岡女子、渋谷幕張、慶應中等部などです。より学校別の傾向を意識した実戦型として見やすいです。
さらに、四谷大塚は公開組分けテスト、月例テスト、公立中高一貫校対策実力判定テストなども持っています。四谷大塚の強みは、「今の位置」と「志望校との距離」の両方を見やすいことだと感じます。特に合不合判定テストは、6年生の日程表を作るときの軸にしやすい模試です。
日能研|復習に戻しやすい公開模試がそろっている
日能研は、全国公開模試のラインがかなり分かりやすいです。4年生と5年生には実力判定テストがあり、2026年度は4月25日、6月27日、9月12日、10月10日、11月7日、12月5日、1月9日が日程として並んでいます。4年生では基礎から標準レベルの定着確認、5年生では6年生に向かう準備の確認として使いやすいと思います。受験料は4年生で4科3,850円、5年生で4科4,400円が案内されています。
5年生には12月20日にPRE合格判定テストがあります。これは、6年生の合格判定テストの前段階として、志望校を意識し始めた時期の確認に向いています。
6年生では、合格判定テストと合格力実践テストの2本立てが特徴です。合格判定テストは8月30日、10月4日、11月1日、11月29日、12月19日で、志望校登録をして合格可能性を見る色合いが強いです。合格力実践テストは9月6日、9月20日、10月18日、11月15日、12月13日で、より実戦型で、難関と総合から問題タイプを選べるのも特徴です。受験料はどちらも4科6,050円、2科4,950円です。さらに12月23日、12月30日、1月7日にはファイナル256テストがあり、直前期の総仕上げとして位置づけられています。
日能研の模試は、成績資料や分野別の見え方が丁寧で、家庭学習に戻しやすいという印象があります。志望校判定だけでなく、「どこができていないか」を具体的に確認したい家庭には相性がよいと感じます。
早稲田アカデミー|難関校志望の学校別対策がはっきりしている
早稲田アカデミーの模試は、難関校を意識したラインがかなり分かりやすいです。低学年ではワセアカチャレンジテストがあり、新小1から新小3向けが3月、年長から小2向けが11月に無料で実施されます。新小4向けには3月のトップレベル模試[第1回]があり、首都圏の上位層が集まる実力判定型として位置づけられています。新小5向けには3月の開成中ジュニアオープン模試[第1回]、桜蔭中ジュニアオープン模試[第1回]があり、4月から始まるNNジュニア系講座の資格判定も兼ねています。
6年生で目立つのは、やはりNN志望校別オープン模試です。2026年度の年間スケジュールでは、第1回が3月、第2回が5月、第5回が10月、ファイナルが11月に置かれています。第5回の対象校としては、開成、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、雙葉、駒場東邦、渋谷幕張が案内されています。加えて、NN学校別合格判定模試が10月以降にあり、早稲田、早大学院、早稲田実業、慶應義塾普通部などの学校別対策として見やすいです。
また、早稲田アカデミーにはラ・サール中公開実戦統一模試もあり、2026年度の年間スケジュールでは5月と秋の実施が見えます。いずれも無料で受けられるものが多いのが特徴です。早稲田アカデミーの模試は、「学校別」「難関校別」という視点がはっきりしていて、志望校が見えてきた家庭ほど使い分けしやすいと思います。
サピックス|難関校志望層の中で見たいときに気になる模試
サピックスは、難関校志望の家庭が特に気にしやすい存在だと思います。公開模試としてよく話題に上がるのは、6年生向けの志望校判定サピックスオープン、合格力判定サピックスオープン、学校別サピックスオープンです。現時点では2026年度の詳細日付が公式に出そろっていないため、ここは月単位で見るのが安全だと思います。これまでの流れでは、志望校判定や合格力判定は春から冬、学校別サピックスオープンは秋以降に位置づけられることが多いです。
サピックスの模試は、難関校合格を目指す受験生が多く集まること、思考力や判断力まで見にくる問題が多いことが特徴です。普段サピックスに通っていない家庭にとっては、結果がかなり厳しく見えることもあります。ただ、そこがむしろ材料になることもあります。サピックスの模試は、今の学力を優しく確認する場というより、上位層の中でどこにいるかを確かめる場として考えると、受ける意味が整理しやすいと思います。
無料で受けられる模試を中心に比較したいときは、こちらも合わせて読むと、年間のどこに入れやすいかが見えやすくなります。
無料で試せる中学受験模試を徹底比較|四谷大塚・日能研・早稲田アカデミーなど
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家庭の予定に落とし込むときの優先順位|日程が重なったときの考え方
模試の名前と時期が見えてくると、次は「うちではどう組むか」という段階に入ります。ここで大事なのは、一般論をそのまま当てはめることではなく、家庭の生活と子どもの状態に落とし込むことだと思います。模試日程の見方が分かっても、優先順位が曖昧だと忙しいわりに手応えが残りにくいです。
まずは通塾先の予定を軸にする
模試の日程を組むとき、最初に置きたいのは通塾先の予定です。普段の学習がその塾のカリキュラムに沿って進んでいるなら、そこの確認テストや大きな模試を軸にするのが自然だと思います。外部模試を入れるとしても、その流れを崩さない位置に置いたほうが、結果の意味も取りやすいです。
特に4年生から5年前半までは、この考え方が合いやすいと感じます。外部模試をたくさん入れても、復習の時間が足りず、結局どれも浅く終わることがあります。まずは日々の学習とつながる予定を中心に置き、そのうえで外部模試を足すほうが、家庭として回しやすいと思います。
重なったときは「今ほしい情報」で選ぶ
秋以降になると、模試の日程が近かったり、ほぼ同時期に複数の案内が出たりします。そんなとき、単純に知名度や不安の強さで決めると、あとで「こちらを受けたほうがよかったかも」と迷いやすいです。私は、重なったときは「今ほしい情報は何か」で選ぶのがよいと思っています。
たとえば、広い母集団の中での位置を見たいなら合不合判定テスト、実戦感覚や志望校への距離を細かく見たいなら日能研の合格判定テストや合格力実践テスト、学校別の相性を強く見たいならNN志望校別オープン模試やNN学校別合格判定模試、難関校志望層の中での立ち位置を知りたいならサピックスオープン系、というふうに考えると整理しやすいです。「この模試の結果で何を決めたいのか」を先に置くと、重なったときも選びやすくなります。
申込時期と会場まで見ておくと実務がかなり楽になる
模試は実施日だけでなく、申込開始日や締切、会場も意外と大事です。特に外部生として受ける場合、希望会場が取りにくいこともありますし、学校説明会や文化祭と重なることもあります。6年生の秋は、過去問を始める時期ともぶつかりやすいので、移動を含めた負担も見ておきたいです。
首都圏模試のように申込開始日が一覧で分かりやすい模試もありますが、四谷大塚や早稲田アカデミー、日能研でも、それぞれの案内ページで申込期間や別日受験の扱いが出ることがあります。日程管理は「試験日」だけでなく、「申込」「会場」「復習日」まで入れて初めて現実的だと感じます。
答案を見る習慣があると、模試の日程に振り回されにくい
最後に、模試の日程を組むうえで残しておきたいのは、答案を見る習慣です。模試は、よい結果が出たときも悪い結果が出たときも、最終的には答案が一番多くを教えてくれると思います。
我が家では、低学年のときから問題用紙の書き込みをよく見ていました。順位よりも、普段の力が出せているか、途中式を書いているか、考え方に無理がないかを見ていました。受験学年になってからも、その視点はあまり変わりませんでした。模試は「判定をもらう日」ではなく、「答案から次の学習を決める日」だと思うと、日程の多さにも少し落ち着いて向き合える気がします。
まとめ
模試の日程は、一覧で見ただけでもかなり情報量があります。だからこそ、全部を追いかけようとすると疲れてしまいますし、受ける数が増えるほど安心できるわけでもないと感じます。家庭として大切なのは、今の学年で何を確かめたいのか、どの模試を軸にするのか、受けたあとにどう活かすのかを整理することだと思います。
低学年では、ワセアカチャレンジテストや全国統一小学生テスト、日能研の全国テストのような無料・低負担のテストを経験の場として使いやすいです。4年生から5年前半は、日能研の実力判定テストや四谷大塚の公開組分けテスト、早稲田アカデミーのトップレベル模試などを含めて、まずは今通っている塾の流れを崩さないことが優先になりやすいと思います。5年後半からは、PRE合格判定テストや外部模試が比較材料になりやすく、6年生では四谷大塚の合不合判定テスト、日能研の合格判定テスト・合格力実践テスト、早稲田アカデミーのNN志望校別オープン模試・NN学校別合格判定模試、そして月単位で見ておきたいサピックスオープン系が軸候補になってきます。
私としては、模試日程を考えるときに残しておきたい軸は一つです。「この模試を受けることで、うちは何を確かめたいのか」という問いが持てているかどうかです。その軸があると、模試が増える時期でも必要以上に振り回されにくくなりますし、受けたあとにやるべきことも見えやすくなります。予定を埋めるための日程ではなく、家庭の判断を助ける日程表として使っていけるとよいのではないかと思います。
\ 「算数×国語」の秘訣をセットにしました /
中学受験は、塾だけでは埋まりにくい「算数の復習の質」と「国語の読解の型」で差がつきます。
この土台が整うと、同じ時間でも理解の深まり方や定着の速さが大きく変わります。
わが家の実例ベースで、まず「算数の復習と国語の読解」を整えたい方向けの2本セットと、さらに学習法そのものといえる「全体の回し方」までまとめて整えたい方向けの3本セットを用意しました。
※単品で揃えるよりセットの方が合計ではお得です。必要なところから選んでいただければと思います。
① まずはここから:2本セット(算数×国語)
迷いやすい「算数の復習」と「国語の読解」を、家庭で回せる形にまとめました。
- 中学受験・算数の成績が劇的に変わる!本気で取り組む「解き直しノート」の全記録(20,000字超)
- 親が変える。才能ではなく手順で伸ばす中学受験・国語の読解力――「読む力の土台」を家庭で整える――(16,000字超)
② 全体設計までまとめて:3本セット(算数×国語×偏差値アップ)
「毎日やっているのに伸びない…」と感じるときは、努力量ではなく「手順」や「回し方」がズレていることが多いです。
- 中学受験・算数の成績が劇的に変わる!本気で取り組む「解き直しノート」の全記録(20,000字超)
- 親が変える。才能ではなく手順で伸ばす中学受験・国語の読解力――「読む力の土台」を家庭で整える――(16,000字超)
- 1か月で偏差値+10を目指す!中学受験に勝つ家庭がやっている『勝ちパターン』大全(64,000字超)
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