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【最新】四谷大塚S1組・S・C・Bコース組分けテスト全学年基準点ボーダーと得点率推移(早稲アカも)

2026年3月16日模試

【2026年3月16日に更新しました!】

四谷大塚の組分けテストを受けるようになると、どうしても気になってくるのが「今回の点数でどのコースに入れるのか」「前回と比べて良かったのか悪かったのか」ということではないでしょうか。特に、S1組・S・C・Bの基準点やボーダーを見ていると、同じような点数でも回によって見え方がかなり違って、戸惑うことがあると思います。私も最初のころは、ただ表を眺めては一喜一憂しそうになったものでした。

でも、実際に子どもの結果を見続けて感じたのは、組分けテストは「何点取ったか」だけではなく、「その回がどんな回だったか」とセットで見ないと、かなり誤解しやすいということでした。平均点が高い回なのか低い回なのか、上位層まで点が伸びている回なのか、算数で差がつきやすかったのか。こうした背景が違うだけで、同じ500点近い得点でも順位の印象がまったく変わることがあります。

しかも、四谷大塚の組分けテストは受験者数がとても多いです。四谷大塚の直営生だけではなく、早稲田アカデミーのように予習シリーズを使っている塾の子どもたちも受けるので、母数が大きいぶん、少しの点差で順位が大きく動きます。これは偏差値50前後のいわゆるボリュームゾーンだけではなく、上位層でも同じです。平均点が高い回だと、550点満点で500点を超えていても100位以内に入れないことがあるくらい、上での競り合いが激しいと感じます。

そう考えると、組分けテストの基準点表はとても便利なのですが、表だけで判断しきれない部分もあります。今回の点数が良いのか悪いのか、基準点の上下をどう受け止めるのか、クラスが上がる・下がることをどこまで重く考えるのか。このあたりは、実際に受ける家庭の感覚と一緒に整理した方が、ずっと見通しがよくなると思います。

この記事では、このページに掲載している学年別の基準点ボーダーや得点率の推移を前提にしながら、四谷大塚の組分けテストをどう読めばいいのかを保護者目線で整理していきます。S1組・S・C・Bコースのボーダーをただ追うだけではなく、「なぜこんなに点数の見え方が変わるのか」「次の一手をどう考えればいいのか」まで含めて、親として迷いやすいところを言葉にしてみたいと思います。

なお、特に2回目以降のご訪問など、基準点や得点率の推移や年間の平均値を見たい方は、目次の「四谷大塚組分けテストS1組、S、C、Bコースの基準点の推移」からジャンプすることができます。

四谷大塚組分けテストは、何を決めるためのテストなのか

組分けの「コース」と「組」のしくみ

組分けテストは四谷大塚が作成していますが、受験するのは四谷大塚生だけでなく、四谷大塚の進学クラブ利用生はもちろん、早稲田アカデミーをはじめとした予習シリーズを使っている、いわゆる四谷大塚の準拠塾生も受験します

その名が示す通り、組分けテストは組分けのためのテストで、全受験生をまとめて、成績が良い順に大きくS、C、B、Aコースの4つのコースに分かれることになります。

さらに、それぞれのコースのアルファベットの後ろに数字がついて、S1、S2、・・・、C1、C2、・・・のように、より細分化された「組」が割り当てられます。同じアルファベットの中では、数字が小さい方が成績の良い集団ということになりますね。

四谷大塚TYnetのルール&ガイド集である「マイハンドブック」によれば、1つ1つの組の人数は、在籍人数によって毎回異なることになっています。

組分けの母集団には、週テストを受験する会員に加え、一般性も含みます。

まず「組分けテスト」の成績上位者からS・C・B・Aの4コースに分かれます。さらに、各コース内で上位から「S1組」「S2組」・・・と組が決まります。

(各コースの人数と組数は、在籍人数により毎回異なります。各コースの人数は全体の人数人偏差値をもとに決定されます。

「四谷大塚TYnetのルール&ガイド集 マイハンドブック」より

より正確には、全体の人数と偏差値で決まるようですね。同点同順位が何人いるかなども組分けテストごとに異なりますし、自然と各組の人数は若干増減するようです。

S1組については目視で確認していますが、例えばS1組の場合、4年生3月から5年生3月までの合計10回分の組分けテストで、少ないときで約140人、多いときで190人くらいとなっていました。1組あたり100人とか100数十人とかいう情報をどこかで見たような記憶がありますが、それよりは多い結果となりました。

さて、その組分けテストは、コースに関係なく全員同じ問題となります。

四谷大塚が作成する予習シリーズのカリキュラムでは、4つ新しい単元を学ぶと、総合回として「まとめの単元」を学ぶことになります。つまり、5の倍数である第5回、第10回、第15回、第20回(後期は19回)が「まとめの単元」となり、この1セット5回分が組分けテスト1回に対応しております。

教科ごとの配点や時間は、以下の通りとなっています。

配点 時間
4~6年共通 小学4年生 小学5・6年生
注意事項等 15 15
算数 200 40 50
国語 150 40 50
休み時間 15 15
理科 100 20 35
社会 100 20 35

注意しなければならないのは、組分けテストの範囲は、前期と後期の「まとめの単元」の1回目となる総合第5回のときを除き、1つ前の組分けテストの範囲からも3割程度出題されることになっていることです。例えば、総合第10回の組分けテストでは総合第5回も範囲に含まれ、総合第15回の組分けテストでは総合第10回も範囲に含まれるということです。

組分けテストは「まとめの単元」を含めて5単元分ごとに1回受けることになりますので、前回の範囲と合わせると、1回の組分けテストにおいて、実は10単元分が範囲となります。つまり、だいたい直近2.5か月分の学習範囲について理解度を確かめるための、範囲のあるテストと言えますね。

別の言い方をすると、範囲のない実力テストのようなものではなく、所詮は範囲のあるテストであるともいえ、過去全ての範囲の理解が十分であるかは評価できないことになります。

そのため、私は、他にベンチマークとなるテストがないのである程度は成績の参考にはいたしますが、成績が良かった場合は直近の範囲の理解が現時点では良さそうではあるが過信は禁物、逆に成績が悪かった場合は直ちに要復習という解釈をすることにしています。

組分けテストは「実力判定」でもあり「クラス編成」の土台でもある

組分けテストという名前の通り、このテストの一番大きな役割はコースやクラスを決めることです。四谷大塚ではS1組・S・C・Bといったコース分けがあり、早稲アカでもこの結果をもとにクラス編成へ反映されることがあります。だから、保護者にとっても子どもにとっても、どうしても結果が重く感じられやすいのだと思います。

ただ、ここでまず整理しておきたいのは、組分けテストは「子どもの価値」や「志望校の可能性」を一回で決めるテストではないということです。もちろんクラスに影響はありますし、通塾中の空気も変わります。でも、そこで出た数字は、その時点での学習内容とのかみ合い方や、その回の問題との相性もかなり受けます。ですから、組分け結果を重く見すぎると、必要以上に親子で疲れてしまうことがあります。

我が家でも、結果が返ってくるたびに一喜一憂しそうになりました。けれど、振り返ると大事だったのは「今回の位置」だけではなく、「前回から何が伸びて、どこが残ったか」でした。組分けテストはクラスを決める大事な材料ですが、それだけに閉じない見方をした方が、次につながりやすいと感じています。

S1組・S・C・Bは、単純な上下だけでは見えないものがある

表を見ていると、どうしても「S1組に入りたい」「Sは維持したい」「Cに落ちたくない」といった見方になりやすいと思います。それ自体は自然なことですが、コースの名前だけで実力を固定的に受け取ると、かなり苦しくなりやすいとも感じます。

たとえば、同じCコースでも、上の方にいるのか下の方にいるのかで意味合いは違いますし、回によってはSとCの境目がかなり接戦になることもあります。逆に、Sに入っていても、そこで安定しているのか、ギリギリで踏みとどまっているのかでは見える景色が変わります。つまり、コース名は大切ではあるけれど、それだけでは十分ではありません。

保護者としては、つい「Sに入れた」「Bに下がった」と分かりやすい言葉に目が向きます。でも、子ども本人の現状を見るうえでは、合計点、4科の内訳、平均との差、前回との差を一緒に見た方が、実態に近いと思います。コース名は結果の一部であって、学習の全体像そのものではない。この感覚を持っておくだけでも、受け止め方がかなり変わるはずです。

受験者数が多いからこそ、少しの差で大きく動く

四谷大塚の組分けテストがややこしく感じる理由の一つは、やはり受験者数の多さだと思います。四谷大塚に通っている子だけでなく、予習シリーズを使う他塾の子も受けるので、母数がかなり大きくなります。母数が大きいと、点差が小さくても順位差が大きくなりやすく、逆に順位が少し動いただけでも見た目の印象が大きく変わります。

これは中位層だけの話ではありません。上位層でも、平均点が高い回は「高得点なのに順位が伸びない」ということが普通に起こると感じます。たとえば500点を超えていても、思ったほど順位が上がらないことがあります。保護者としては「こんなに取れたのに」と思いやすいのですが、全体に点が入っている回なら、その違和感はむしろ自然です。

だからこそ、結果を見るときは「今回の点数だけ」を見るのではなく、その回の平均点やボーダーの動きも一緒に見たいところです。受験者数が多い試験では、同じ点数でも見え方がかなり変わります。その前提があるだけで、表の読み方がぐっと落ち着いてくると思います。

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早稲アカのクラスやカリテとの関係は?

早稲田アカデミーのクラス分類は、厳密に言うと四谷大塚のコース分類と異なります。ただし、基本的に、Sコース、Cコースであれば早稲アカではSSクラス、四谷基準でBコースであれば早稲アカではSBクラス、それ以外が早稲アカでSAクラスとなっています。

規模が大きめの早稲アカの校舎になると、SSクラスが2つあってSS1とSS2、あるいは、SAクラスが2つあってSA1とSA2のように細分化される場合がありますが、この場合の基準は校舎の裁量で決めることができるようです。例えば、SSクラスがSS1とSS2に分かれているからといって、四谷大塚のクラス分類であるSコースとCコースに完全に対応しているわけではないようです。

そして、早稲アカでは、概ね2週ごとにカリキュラムテスト、通称カリテを受けることになっています。

小学4年生のカリキュラムテストでは、四谷基準のSコースとCコースの子たちが、難しめのテストであるCコース用のテストを受けます。その一方で、Bコースの子たちはBコースのテストを、Aコースの子たちはAコースのテストを受けるため、どちらもCコースのテストを受験しないことになります。

すると、Cコースのカリキュラムテスト受験者の母集団は、比較的成績が高い子たちとなり、偏差値は高く出にくくなります。逆に、例えばAコースでは同成績帯の子どもたちで競うあうため、偏差値は比較的高めに出ることになります。

さらに、これが小学5年生になると、Cコースのカリキュラムテストが細分化されます。国語、理科、社会については、4年生のときと同様にSコースとCコースで同じですが、算数については四谷基準のSコースとCコースで分かれ、SコースはSコース用のより難しい算数のテストを、CコースはCコース用の算数のテストを受けます。

成績については、各教科および4教科の順位、偏差値、平均点はSコースとCコースで別々に算出されます。そのため、基本的にはSコースはかなり偏った母集団となりますので、偏差値よりも、純粋な得点や順位を参考にすることになるかと思います。

基準点ボーダーと得点率推移は、どう読むと判断しやすいのか

ボーダーは「固定された壁」ではなく、その回の受験者全体で動く

このページに載せている基準点や得点率の推移を見ると、学年や回によってかなり動いていることが分かると思います。最初は「なぜこんなに違うのだろう」と戸惑うのですが、見続けていくと、ボーダーは固定されたものではなく、その回の問題難度や受験者全体の出来でかなり変わるのだと実感します。

つまり、ある回でSの基準点が高かったからといって、次回も同じような点数が必要とは限りませんし、逆に低かった回が続くとも限りません。基準点は「うちの子が何点取れば絶対ここに行ける」という約束の数字ではなく、その都度できる相対的な線引きだと思っておく方が、実際の感覚に合います。

保護者としては、どうしても「前回のボーダーより10点高いから大丈夫そう」と計算したくなります。でも、実際にはその回ごとの算数の難しさや理社の取りやすさで全体の分布はかなり変わります。ボーダー表はとても役立つ一方で、「これを絶対基準にしすぎない」という感覚も同じくらい大切だと思います。

得点率推移は「何点必要か」より「どれだけ取りにくかったか」を知る材料

点数表を見ると、つい「今回は何点必要だったのか」に目が向きがちです。ただ、実際には得点率の推移もかなり重要だと感じます。得点率を見ると、その回が全体として取りやすかったのか取りにくかったのか、前回と比べてどうだったのかがつかみやすいからです。

特に、同じ学年でも回ごとに問題の顔つきは変わります。算数で差がつく回もあれば、理社で点が伸びやすい回もあります。そういうときに単純な合計点だけを比べると、「前回より20点下がったから悪化した」と受け取りやすいのですが、実際には平均点も同じように下がっていることがあります。得点率推移は、子どもの結果を「素点の上下」だけで見ないための支えになると感じています。

我が家でも、点数だけ見れば落ち込む回がありましたが、全体の得点率やボーダー推移を見てみると、むしろ耐えていたと分かることがありました。表は冷たい数字に見えますが、見方しだいで気持ちを整える材料にもなります。

平均との差とコース境界を見ると、次の課題が見えやすい

基準点表を見ていると、「あと何点で上のコースだったか」「何点差で維持できたか」が気になると思います。もちろんそこは大事なのですが、それと同じくらい見たいのが平均との差です。平均との差を見ると、その回の全体の中でどの位置にいたのかが感覚としてつかみやすくなります。

たとえば、コース境界に届かなかったとしても、平均との差がしっかり取れていて1科目だけ崩れたなら、次に立て直す方向はかなりはっきりします。逆に、ギリギリでコース維持できた場合でも、平均との差が縮んでいるなら、少し注意して見ておいた方がいいかもしれません。コースの境目だけでなく、「平均との差」と「4科のバランス」を重ねて見ると、結果が次の行動に変わりやすいと思います。

保護者としては、どうしても境界線に意識が集まりがちです。でも、境界線だけだと「上がった・下がった」で終わりやすいです。そこに平均との差を重ねると、「この回でどこが足りなかったのか」「何が通用したのか」が少し見えてきます。

平均点が高い回・低い回で、順位や偏差値の見え方はどう変わるのか

平均点が高い回は、高得点でも順位が伸びにくい

これは組分けテストを見ていて本当に強く感じるところです。平均点が高い回は、思った以上に上の層まで点が入っています。だから、子どもがかなり良い点数を取っていても、保護者の感覚ほど順位が上がらないことがあります。

特に上位層では、その傾向がはっきり出ます。平均点が高い回は「高得点=上位」とは限らず、少しの失点で順位が大きく動くことがあります。たとえば、550点満点で500点を超えていても、100位以内に入らないことがあるのは、その典型だと思います。数字だけ見ると十分すごいのに、順位表を見ると意外な印象になりやすいのです。

このズレを知らないと、「こんなにできたのに順位が悪い」「上位層は別世界だ」と親子でしんどくなりやすいと思います。でも実際には、全体に点が入っている回だからそう見えるだけ、ということも多いです。高平均点の回は、点数の絶対値より失点の中身を見る方が冷静になりやすいと感じています。

平均点が低い回は、点数が悪く見えても順位が保たれることがある

逆に、平均点が低い回では点数だけ見るとかなり厳しく見えることがあります。特に算数が重かった回は、「こんなに取れなかったのか」とショックを受けやすいです。でも、その回は全体も同じように苦しんでいることが多く、思ったほど順位が崩れていない場合があります。

だから、点数の見た目だけで落ち込みすぎないことも大事だと思います。平均点が低い回は「低得点でも相対位置が保たれている」ことがあり、素点だけで判断すると実態を見誤りやすいです。結果票を受け取ったときは、まず合計点に目が行きますが、その後に平均点や順位を見直すと、印象がかなり変わることがあります。

我が家でも、点数だけ見て心配した回が、実際にはそこまで悪い位置ではなかったことがありました。むしろ、そういう回こそ「何ができなかったか」より「どこで踏みとどまれたか」を見た方が、次につながることが多かったです。

偏差値は便利だが、「今回の偏差値だけ」で実力を決めない方がいい

偏差値は、平均との差をひと目で把握しやすいのでとても便利です。組分けテストのたびに、保護者としてもつい一番気になる数字になると思います。ただ、偏差値もその回の分布の中で出る数字なので、1回分だけを切り取って「この子の実力はこれだ」と決めつけると苦しくなりやすいと感じます。

たとえば、平均点が高くて上位層が詰まった回は、少しの失点で偏差値が思ったより伸びないことがあります。逆に、難しい回では、点数の割に偏差値が保たれることもあります。偏差値は「その回の中でどうだったか」を知るには有効ですが、「長期の実力」を一発で言い当てる数字ではないと思っています。

保護者としては、今回の偏差値と、ここ数回の流れを一緒に見るのがおすすめです。1回だけ高い、1回だけ低いよりも、どの単元で上下したのか、算数で落としたのか理社で崩れたのか、その背景を見る方が現実的です。偏差値は判断材料ですが、それだけで子ども全体を語らないことが、結果的に一番役に立つと感じます。

組分けテストの結果を、次の勉強にどうつなげるか

コースが上がったときほど、「本当に定着したこと」を見たい

組分けテストでコースが上がると、親子ともにうれしいと思います。実際、それは頑張った結果ですし、しっかり喜んでいいことだと思います。ただ、そのタイミングで一度立ち止まって見たいのが、「今回たまたま取れた」のか「積み上がって取れた」のかです。

たとえば、得意単元がはまった回や理社が取りやすかった回は、合計点が伸びやすいことがあります。それ自体は悪いことではありませんが、次も同じように通用するとは限りません。上がったときほど、「今回伸びた教科」と「まだ不安な教科」を分けて見ることが、維持には大事だと感じます。

保護者としては、上がった結果を守りたくなります。でも、守る意識が強すぎると、子どもも「落ちたくない」が先に立ってしまいます。そうではなく、「今回は何が良かったのか」を具体的に言葉にしておくと、次に崩れたときも立て直しやすいと思います。

コースが下がったときは、「総崩れ」ではなく原因を細かく分けたい

逆にコースが下がったときは、親子ともにかなり落ち込みやすいです。特に、それまで上で頑張っていた子ほどショックが大きくなりがちです。でも、実際には1回の組分け結果だけで学習全体が崩れているとは限りません。

算数の大問1つで流れが崩れたのか、国語の記述が合わなかったのか、理社の暗記事項が抜けていたのか。原因を分けていくと、「全部だめだった」わけではないことが多いです。コースダウンの直後に必要なのは反省会よりも、失点の性質を整理することだと思います。

我が家でも、結果が悪かった直後はどうしても感情が先に立ちました。でも、少し時間を置いて答案を見返すと、「実はいつものミスが重なっただけだった」「今週の忙しさが響いた教科がはっきりしていた」ということが見えてきました。下がったときほど、全否定しないことが大事だと感じます。

次回対策は「広くやり直す」より「境界線で落とした点」を拾う方が効きやすい

組分けテストのあと、次回に向けて何をやり直すかは悩みどころだと思います。全部不安に見えると、つい最初から総復習したくなりますが、実際には時間にも限りがあります。そこで役立つのが、今回の結果を「どこで境界線を越えられなかったのか」という視点で見ることです。

たとえば、計算ミスで8点、理社の知識抜けで10点、国語の記述で数点というように、拾えたはずの点が見えてくることがあります。そこを優先して埋めるだけでも、次回の見え方はかなり変わります。組分け対策は、全部をやり直すより「今回落とした現実的な点」を拾う方が、短期では効きやすいと思います。

組分けテストの勉強法そのものを整理した記事もあります。今回の結果を受けて、「次に何を優先すればいいか」を考えるときに、あわせて読むと判断しやすいと思います。

偏差値上げたい!四谷大塚(早稲アカ)組分けテストの対策どうする?
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/practice-exam/kumiwake-test-taisaku/

四谷大塚組分けテストS1組、S、C、Bコースの基準点の推移

前置きが長くなりましたが、娘が早稲田アカデミーに通塾を開始してから、そして、次女が進学くらぶを始めてから個人的にまとめてきた、四谷大塚が作成していて早稲アカ生も受験する組分けテストについて、歴代のS1(2024受験組のみ)、S、C、Bコースの基準点、いわゆるボーダーラインの推移を紹介いたします。

なお、以下は注意点となっております。

  • S、C、Bクラスの基準点は、マイページで公開されている四谷大塚が公表している数値を引用しています
  • S1組の基準点は、成績表を目視確認して算出しているため、実際の基準点とは誤差がある可能性がございます
  • 1月の4年生の組分けテストは、算数と国語の2教科であり、基準点は平均には含めておりません
  • 6年生は、7月以降、合不合判定テストで基準が設定されます

ところで、中学受験の伴走をしていると、成績に悩む場面も少なくないのではないでしょうか。
成績の伸び悩みは、勉強量だけでなく「何を優先し、どう対策するか」で大きく変わります。
塾ごとにテストの名前は違いますが、「どのタイミングで何を対策するか」という考え方は多くの中学受験家庭に共通しています。
四谷大塚や早稲アカの組分けテストを例に、成績を上げるためのテスト対策の考え方をまとめた別記事の 「組分けテストで偏差値を上げたい家庭へ|対策の考え方と優先順位」 も参考になると思います。


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2026年

4年生

4年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2026 1 303 87% 267 76% 216 62%
3 461 84% 401 73% 317 58%
5
6
7
9
10
11
12
2027 1
平均

*2026年1月の結果(算国2教科)は平均に含まない。

5年生

5年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2026 3 421 77% 361 66% 274 50%
5
6
7
9
10
11
12
2027 1
平均

6年生

6年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2026 3 426 77% 367 67% 282 51%
5
6
7
9
10
11
12
2027 1
平均  –  –  –  –  –  –  –

*6年生の7月~12月と平均は合不合判定テスト(合計500点満点)の結果

2023年

4年生

4年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2023 1 292 83% 252 72% 197 56%
3 459 83% 394 72% 310 56%
5 443 81% 375 68% 283 51%
6 435 79% 366 67% 276 50%
7 446 81% 379 69% 292 53%
9 445 81% 375 68% 282 51%
10 453 82% 392 71% 304 55%
11 362 72% 312 62% 247 49%
12 451 82% 393 71% 311 57%
2024 1 441 80% 377 69% 286 52%
平均 447 81% 382 70% 294 54%

*4年生の2023年1月の結果(算国2教科)は平均に含まない。

5年生

5年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2023 3 415 75% 347 63% 263 48%
5 412 75% 344 63% 257 47%
6 408 74% 341 62% 252 46%
7 399 73% 336 61% 252 46%
9 406 74% 338 61% 252 46%
10 424 77% 352 64% 261 47%
11 440 80% 363 66% 265 48%
12 420 76% 352 64% 266 48%
2024 1 428 78% 368 67% 283 51%
平均 417 76% 349 63% 261 47%

6年生

6年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2023 3 466 85% 416 76% 353 64% 269 49%
5 473 86% 426 77% 363 66% 282 51%
6 482 88% 438 80% 371 67% 282 51%
7 358 65% 293 53% 219 40%
9 369 67% 316 57% 247 45%
10 366 73% 315 63% 249 50%
11 362 72% 312 62% 247 49%
12 355 71% 307 61% 244 49%
平均 362 72% 309 62% 241 48%

*6年生の7月~12月と平均は合不合判定テスト(合計500点満点)の結果

2022年

4年生

4年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2022 1 283 81% 242 69% 187 53%
3 452 82% 391 71% 308 56%
5 430 78% 357 65% 265 48%
6 419 76% 354 64% 267 49%
7 437 79% 369 67% 280 51%
9 423 77% 353 64% 262 48%
10 431 78% 357 65% 263 48%
11 449 82% 378 69% 284 52%
12 453 82% 389 71% 299 54%
2023 1 457 83% 390 71% 301 55%
平均 439 80% 371 67% 281 51%

*4年生の2022年1月の結果(算国2教科)は平均に含まない。

5年生

5年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2022 3 465 85% 418 76% 347 63% 257 47%
5 474 86% 426 77% 355 65% 265 48%
6 447 81% 396 72% 329 60% 243 44%
7 413 75% 343 62% 255 46%
9 447 81% 393 71% 328 60% 243 44%
10 492 89% 449 82% 375 68% 280 51%
11 488 89% 442 80% 374 68% 280 51%
12 455 83% 405 74% 335 61% 248 45%
2023 1 485 88% 438 80% 370 67% 283 51%
平均 469 85% 420 76% 351 64% 262 48%

6年生

6年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2022 3 433 79% 373 68% 290 53%
5 413 75% 350 64% 269 49%
6 438 80% 373 68% 286 52%
7 353 71% 292 58% 221 44%
9 371 74% 321 64% 250 50%
10 345 69% 293 59% 226 45%
11 320 64% 273 55% 211 42%
12 353 71% 303 61% 240 48%
平均 339 70% 290 59% 226 46%

*6年生の7月~12月と平均は合不合判定テスト(合計500点満点)の結果

2021年

4年生

4年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2021 3 461 84% 429 78% 364 66% 282 51%
5 460 84% 426 77% 356 65% 265 48%
6 469 85% 438 80% 365 66% 273 50%
7 472 86% 443 81% 381 69% 296 54%
9 470 85% 435 79% 365 66% 268 49%
10 458 83% 428 78% 363 66% 279 51%
11 464 84% 434 79% 371 67% 285 52%
12 495 90% 469 85% 402 73% 304 55%
2022 1 495 90% 467 85% 404 73% 314 57%
平均 472 86% 441 80% 375 68% 285 52%

*4年生の2021年1月の結果(算国2教科)は平均に含まない。

5年生

5年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2021 3 433 79% 366 67% 278 51%
5 422 77% 346 63% 250 45%
6 433 79% 361 66% 269 49%
7 428 78% 363 66% 275 50%
9 421 77% 349 63% 259 47%
10 426 77% 358 65% 270 49%
11 417 76% 354 64% 266 48%
12 438 80% 367 67% 273 50%
2022 1 454 83% 390 71% 302 55%
平均 430 78% 362 66% 271 49%

6年生

6年生
S1 S C B
基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率 基準点 得点率
2021 3 432 79% 370 67% 287 52%
5 406 74% 335 61% 251 46%
6 412 75% 346 63% 262 48%
7 359 65% 305 55% 234 43%
9 412 75% 353 64% 271 49%
10 366 67% 312 57% 246 45%
11 360 65% 308 56% 237 43%
12 362 66% 314 57% 253 46%
平均 372 68% 318 58% 248 45%

*6年生の7月~12月と平均は合不合判定テスト(合計500点満点)の結果

 

四谷大塚マイページでの基準点の確認方法

1. まずは、四谷大塚NETのマイページにログインします

 

2. 次に、メニューから「成績管理」をクリックします

3. 「リンク」の下に表示されている「○年生最新組分け結果」から、参照したい学年を選びます

 

4. 「組分け結果」と「組編成」が表示されます(マイページ上の表示から加工しています)

「組分け結果」と「組編成」の表示

終わりに

四谷大塚の組分けテストは、S1組・S・C・Bといったコースやクラスに影響する大事な試験です。そのため、基準点ボーダーや得点率の推移を気にするのはとても自然なことだと思います。ただ、実際に見ていて感じるのは、組分けテストの数字は「そのままの点数」より「その回の全体の中でどうだったか」で受け止めた方が、ずっと実態に近いということでした。

受験者数が多いので、少しの点差で順位が大きく動きますし、平均点が高い回は上位層でも高得点が並びます。だから、500点を超えていても思ったほど順位が伸びないことがありますし、逆に点数が低く見える回でも相対的位置は保たれていることがあります。こうした前提を知っておくだけでも、結果の受け止め方はかなり落ち着いてくると思います。

このページに載せている基準点表や得点率推移は、そうした「回ごとの違い」をつかむのにとても役立ちます。ただ、表だけで終わらせず、平均との差、4科の内訳、前回との差まで重ねて見ると、次にやるべきことがかなり見えやすくなります。コースが上がったときも下がったときも、まずは「今回の結果が何を意味していたのか」を落ち着いて分けて考えることが大切だと思います。

親としては、どうしてもコース名や順位に気持ちが引っ張られます。でも、最終的に大事なのは、その結果を次の勉強にどうつなげるかです。基準点は目安として大切にしつつ、それに振り回されすぎず、子どもの今の学習状態を見直す材料として使っていけるといいのではないでしょうか。

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Posted by ぜろパパ