志望校マッチングで迷わないための親子整理術
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志望校選びって、情報が集まれば集まるほど難しくなる気がします。偏差値表を眺めて「この辺かな」と思っても、説明会に行くと雰囲気が良くて心が揺れる。逆に、評判は良いのに子どもがピンと来ていない。家族の中でも「学力に合う学校」「通いやすい学校」「校風が合う学校」「大学まで見据えたい学校」など、優先順位がバラバラになっていきます。
我が家も、上の子のときは早い段階から「なんとなく気になる学校」がいくつかありました。けれど、それが本当に合っているのかは別問題で、説明会や文化祭を重ねるうちに、「良い学校」より「うちの子が無理なく通って伸びる学校」を考えるようになりました。下の子は、同じようにやろうとしても、今度は本人の気持ちがまだ定まらず、親だけが先回りして迷ってしまう感覚もあります。



この記事では、学校やサービスを一方的におすすめするのではなく、志望校を「合う・合わない」で整理するための考え方を、保護者目線でまとめます。診断ツールのようなものに頼りたくなる気持ちもよく分かるので、上手な使い方や注意点にも触れます。ただ、どんなに情報を集めても、最後は家庭ごとの事情と子どもの性格が絡むので、読み終わって「こうすれば全部決まる」とはなりません。代わりに、迷いが減って、話し合いが進むための「軸」を持ち帰れる内容を目指します。
「合う学校」を考える前に、まずズレの正体を見つける
「行ける」と「通える」と「合う」は別もの
志望校を考えるとき、最初に出てくるのは「今の成績で届くかどうか」だと思います。もちろん現実として大事です。ただ、成績的に届くことと、毎日通えること、そして子どもが前向きに過ごせることは、同じではありません。
例えば、通学が片道1時間を超えると、朝の支度・電車・帰宅後の疲れ方が想像以上に効いてきます。休日に塾や習い事が入る家庭だと、移動の負担が積み重なりやすいです。「合格できる可能性」だけで決めると、入学後に生活が回らないという落とし穴が出やすいと感じます。
逆に、通いやすさだけで選ぶと、校風や学習ペースが合わず、子どもが息苦しくなることもあります。「行ける」「通える」「合う」を意識的に分けて考えるだけで、話し合いの混乱が減ります。
親の希望と子どもの希望がぶつかるのは普通
親が「この学校は進学実績が良い」「安心感がある」と思う一方で、子どもは「雰囲気が好き」「制服がいい」「部活が楽しそう」など、全然違うポイントで判断します。ここで親が「そんな理由で決めないで」と否定すると、子どもは黙ってしまいがちです。
私自身も、つい「将来のために」と言いたくなる場面がありました。でも、子どもにとって学校生活は毎日のことです。子どもの理由が浅く見えても、本人の感覚を入口にして深掘りするほうが、結果的に納得度が上がりやすいと思います。
「何が好きなの?」「どの場面でそう感じた?」と聞いていくと、子どもなりに「先生との距離感」「厳しさ」「自由さ」など、言語化できていない要素が見えてきます。
「マッチング」とは、正解探しではなく優先順位の整理
「うちの子に合う学校を知りたい」と思うと、つい「正解」がどこかにあるように感じます。だから、診断ツールや一覧表に期待してしまいます。でも、志望校を決める作業の本質は、当てものではなく「何を大事にするか」を決めることだと思います。
例えば、同じ偏差値帯でも、宿題量が多い学校と少ない学校、行事中心の学校と学習中心の学校があります。どれが上でどれが下ではなく、家庭の価値観と子どもの特性で「優先順位が変わる」だけです。
マッチングのゴールは「候補を減らすこと」ではなく「選ぶ理由が言えること」。この感覚が持てると、最後に迷ったときも戻ってこられます。
「三つの軸」で学校を見直すと、候補が自然に絞れる
軸① 学力の現実:届く範囲を「幅」で持つ
学力面は、白黒ではなく「幅」で捉えるほうが気持ちが安定します。今の成績が良くても波はありますし、これから伸びる子もいます。逆に、伸びる前提で背伸びし続けると、毎日の学習が苦しくなってしまいます。
我が家では「挑戦」「標準」「安心」のように、難易度を三段階で持つと整理しやすかったです。ここで大事なのは、挑戦校を持つかどうかより、挑戦が「日々の学習の無理」に直結していないかを確認することでした。
もし、挑戦校を意識しすぎて睡眠が削れたり、家庭の空気がピリピリするなら、学校以前に生活が崩れます。目標は大切ですが、目標のせいで長期戦を落とすのは避けたいところです。
軸② 子どもの適性:学習スタイルと性格の相性
適性というと大げさに聞こえますが、「どういう環境だと力が出やすいか」と考えると分かりやすいです。例えば、競争が燃えるタイプなのか、比べられるとしんどいタイプなのか。先生からの声かけが多いほうが安心なのか、自由に任されるほうが伸びるのか。
低学年の頃は、こうした特性を言葉にするのが難しいので、日常の行動から拾うのが現実的です。宿題のやり方、失敗したときの立て直し方、褒められたときの反応。「成績」より「学び方のクセ」を見ると、学校の雰囲気との相性が想像しやすくなります。
また、部活や行事に惹かれる場合も、「体力が続くか」「朝が弱いけど大丈夫か」など、生活面とセットで考えるとブレにくいです。
軸③ 生活条件:通学・費用・家庭の回り方
最後の軸は、現実の条件です。ここを甘く見ると、入学後に一気に苦しくなります。通学時間はもちろん、乗り換え回数、駅からの距離、朝の混雑、天候が悪い日の想像も大切です。
共働きで帰宅が遅い家庭、下の子がまだ小さい家庭、祖父母のサポートがある家庭など、状況で「持てる余裕」は違います。ここは優劣ではなく相性です。家庭の回し方に無理が出ると、子どもの頑張りが続きません。
費用面も同じで、学費だけでなく、交通費、教材費、寄付金の考え方、部活や行事の出費など、トータルで考えたほうが安心です。「安い・高い」だけでなく、「負担に感じず続けられるか」で考えると現実的です。
志望校をいつ固めるかで悩んでいる場合は、学年ごとの進め方を先に整理しておくと安心です。
中学受験の志望校はいつ決める?学年別の整理と進め方
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/school/shiboukou-itsukimeru/
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診断ツールやサービスは便利。でも「答え」ではなく補助線
ツールが役立つのは「候補の取りこぼし防止」
最近は、質問に答えると志望校候補が出てくる診断のようなものや、条件で学校を検索できるサービスも増えています。こういうものは、使い方次第でとても助かります。
特に役立つのは、「自分たちの発想だけだと候補が偏る」問題を減らせる点です。例えば、附属系ばかり見ていたら進学校の中にも合う学校があるかもしれない。逆に、進学実績だけ見ていたら、子どもの性格に合う校風の学校を見逃すかもしれない。「視野を広げる道具」として使うなら、満足度は高いと思います。
結果の受け取り方で失敗しやすいポイント
一方で、ツールの結果をそのまま信じると、ズレが出ます。なぜなら、質問項目はどうしても一般化されるからです。たとえば「自由な校風が好き」と答えても、自由の意味は家庭ごとに違います。宿題が少ない自由なのか、先生との距離が近い自由なのか、服装が自由なのか。
また、データがあっても、通学時の混雑やクラスの雰囲気、先生の関わり方など、数字にしにくい要素は拾いきれません。診断結果は「候補のきっかけ」であって「決定」ではないと割り切ると、使いやすくなります。
おすすめは、結果を見たあとに「なぜこの学校が出たのか」を自分の言葉で言い直してみることです。言い直せないなら、まだ判断材料が足りないサインかもしれません。
塾の面談や模試の情報と、どう組み合わせるか
塾の先生の意見や模試の結果は、学力面の客観情報としてとても大事です。ただ、そこに寄せすぎると「合格しやすい学校」に引っ張られます。逆に、家庭だけで決めようとすると、今の到達度を見誤ることもあります。
我が家では、塾の情報は「学力の現実」を固める材料として受け取り、家庭では「生活条件」と「子どもの適性」を中心に話し合う、という役割分担がしっくり来ました。外の情報は「学力の目安」、家庭の情報は「暮らしの目安」というイメージです。
どちらか一方に偏るより、二つを行き来しながら微調整していくほうが、最終的に納得しやすいと思います。
親子で迷いを減らす「話し合いの型」とチェックリスト
話し合いは「好き・嫌い」から始めていい
親はつい、最初から条件で詰めたくなります。「通学は何分まで」「共学か別学か」「大学はどうする」など。でも、子どもがまだ言語化できない段階だと、いきなり質問攻めになって止まってしまいます。
我が家でうまくいったのは、「どこが良かった?」という感想から始めて、「じゃあ逆に気になったところは?」と広げる流れでした。子どもの感想を否定しないことを最優先にすると、少しずつ本音が出てきます。
そして、親は「親として気になる点」を後から足します。順番を逆にするだけで、会話の空気が変わります。
チェック項目は多すぎると続かないので「必須・できれば」に分ける
学校比較のチェック項目は、作ろうと思えばいくらでも増えます。ただ、増やしすぎると家族が疲れます。おすすめは、最初に「必須条件」と「できれば条件」に分けることです。
たとえば必須条件は「通学時間」「学校の雰囲気が合う」「学習負荷が家庭の生活と両立できる」など。できれば条件は「設備」「制服」「部活」「進学実績の方向性」などに分ける。必須が揃わない学校は、迷う前に外すと、時間の使い方が変わります。
また、必須条件は家庭の状況で変化します。下の子の成長、仕事の状況、祖父母サポートの有無など、1年で前提が変わることもあります。チェックリストは固定ではなく、見直す前提で持つのが現実的です。
「併願の組み方」でマッチングの精度が上がる
志望校選びは、第一志望だけ決めれば終わりではありません。現実には複数校を受けることが多く、「挑戦」「標準」「安心」をどう組むかで、受験期の気持ちの安定が変わります。
ここでよくある迷いが、「安心校を入れると第一志望への熱が下がるのでは?」という不安です。でも、安心校がないと、模試の波や直前の不調で家族全体が揺れやすくなります。受験期に必要なのは「熱」だけでなく「余裕」だと感じます。
併願校もマッチングの一部として考えると、第一志望の条件を過剰に盛りすぎることが減ります。「全部満たす学校」を探すのではなく、「この組み合わせなら納得できる」という形に落ちると、迷いが減っていきます。
志望校の決め方そのものを、親子の基準づくりから整理したい場合はこちらも参考になります。
中学受験の志望校はどう決める?失敗しない決め方と親子で考える5つの基準
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/school/shiboukou-kimekata/
オンラインでもできる、中学受験向けの立て直し
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体験談も参考になりますが、私自身はまず公式資料を正しく理解することが大切だと考えています。
子どもが頑張っているからこそ、親も判断材料を集めるという形で一歩進めておくと安心です。
まとめ
志望校の「マッチング」と聞くと、相性の良い学校をズバッと当ててくれるものを期待してしまいがちです。でも実際は、当てものというより、親子の優先順位を整理して、納得できる選び方に整えていく作業だと思います。
ポイントは、「行ける」「通える」「合う」を分けること、そして学力・子どもの適性・生活条件の三つの軸で見直すことです。診断ツールやサービスも、視野を広げる道具としては便利ですが、結果をそのまま答えにしないことが大切です。
最後は家庭ごとに事情が違うので、迷いがゼロになることはありません。ただ、選ぶ理由が言える状態まで持っていけると、迷いの質が変わります。今の段階で決め切れなくても、説明会や文化祭、塾の面談などを通して、軸を少しずつ更新していけば大丈夫。この記事が、その整理のきっかけになればうれしいです。
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