中学受験生はGWに旅行してもいい?失敗しない家庭の判断ポイント3つ
ゴールデンウィークが近づくと、中学受験を控えた家庭では「旅行に行っても大丈夫だろうか?」という悩みが浮かびます。特に6年生にとっては、受験勉強が本格化するタイミングだけに、判断が難しいところ。今回は、我が家で考えたポイントをもとに、旅行に出かけるかどうかを決めるためのヒントをまとめてみました。
GWに旅行してもいいかは子どもの学習状況次第
志望校のレベルと現時点の位置を確認
まず確認したいのは、志望校との距離感です。もし合格可能性がまだ低めで、これから伸ばしていく段階なら、GWを勉強に集中する時期と捉えるのが無難かもしれません。一方で、ある程度の基礎が固まっていて余裕があるなら、リフレッシュも兼ねて短期間の旅行は可能です。
塾の宿題や課題のボリュームをチェック
塾によってはGW特訓や宿題が多めに出ることがあります。旅行後に一気にやるのは非現実的なので、旅行に行くなら出発前後で計画的に消化できるかをしっかり見極めましょう。子ども自身が計画を立てられるかどうかもポイントです。
子ども自身の気持ちを大切にする
「みんなが旅行に行くのに、自分だけ勉強なんて…」という気持ちがストレスになる子もいれば、「行くくらいなら勉強していたい」という子もいます。親の判断よりも、子どもの気持ちを尊重することで、その後の学習モチベーションが大きく変わることもあります。
旅行に行くなら“勉強ゼロ”にしない工夫を
移動中の学習アイテムを準備
長時間の移動があるなら、暗記カードやアプリを活用して、理科や社会の知識を整理する時間にあてることができます。あるいは、サピックス生なら誰もが取り組む、市販されている「コアプラス」などの一問一答問題集など、1冊だけと決めて持っていくのも良いですね。電車や車の中でも集中しやすい教材を選びましょう。
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宿泊先でも短時間のルーティン学習を
夜に10分だけでもいいので、計算や漢字の練習を習慣化しておくと、旅行後の学習リズムが崩れにくくなります。「毎晩少しやる」が習慣になっていると、どんな環境でも落ち着いて勉強できます。
日記や観察を通じて学びにつなげる
旅行先での体験を「中学受験にどうつながるか」という目線で見ると、理科や社会の知識が実体験と結びつきます。日記を書いたり、写真を見返したりすることも立派な復習になります。
「行かない」選択をする家庭が気をつけたいこと
勉強ばかりでストレスをためない工夫
旅行に行かずに家で過ごすなら、一日中勉強漬けにしないよう工夫が必要です。リビングでゆったり読書をしたり、家族でトランプをしたりする時間も大切に。
家族でのレクリエーションを計画する
「どこにも出かけない」となると気持ちが沈んでしまいがちです。近所の公園でピクニックをしたり、夕方に散歩をしたりと、気分転換の時間を意識的に取りましょう。
SNSや周囲の情報と比較しない
他の家庭の旅行の話が耳に入ると、不安や焦りにつながることがありますが、家庭ごとの事情に合わせた判断が一番です。「うちはうち」と考えることが、お子さんにとっての安心材料になります。
まとめ
GWの旅行については、「行くべき」「行かないべき」と一概に言えません。家庭の方針と子どもの学習状況、気持ちをよく見て判断することが大切です。旅行に行く場合は、学習のリズムが大きく乱れないように工夫を、行かない場合は、気分転換の時間を忘れずに。
大切なのは、GWをきっかけに家庭全体が前向きに学習へ向き合える空気を作ることだと思います。
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