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小学生の消しゴムおすすめ4選|よく消える学習用を娘と試してわかった選び方

家庭学習

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小学生の文房具の中でも、消しゴムは毎日の学習に必ず登場する「主役級アイテム」だと思います。特に中学受験を考えていると、計算ミスを書き直したり、ノートをきれいに整理したりする場面がとても多く、どんな消しゴムを使うかで勉強のしやすさが意外と変わってきます。私も娘たちの家庭学習を支える中で、「小学生 消しゴム おすすめ」というキーワードで色々調べつつ、実際にいくつかの消しゴムを一緒に試してきました。

その結果、トンボ鉛筆 MONO・プラス エアイン AIR-IN・サクラクレパス 小学生学習・コクヨ キャンパスの4つは、いずれも学習用としてかなり優秀だと感じています。ただ、どれが一番合うかは、お子さんの書き方や好み、学年によっても少しずつ違います。うちでは最終的に、私と娘たちで4つを全部試し、プラスの「エアイン AIR-IN」をメインで採用しましたが、そこに至るまでには「大きさ」や「硬さ」の好みをすり合わせる時間も必要でした。

中学受験の疑問や悩み

 

「小学生の家庭学習に向いている消しゴムの選び方はありますか?」
中学受験の疑問や悩み

 

「小学生でも軽い力でよく消えるおすすめの消しゴムはありますか?」
中学受験の疑問や悩み
「子どもがすぐに消しゴムをなくしてしまうのですが、勉強に支障が出ない工夫はありますか?」

 

この記事では、単なるランキングではなく、小学生が実際に使う場面をイメージしながら、学習用として本当に使いやすい消しゴムの選び方と、4商品の詳しい特徴・比較をお伝えします。あわせて、「すぐなくす」「ちぎって遊んでしまう」といった小学生あるあるへの対策も含めてまとめました。中学受験に向けて家庭学習の環境を整えたい保護者の方の参考になればうれしいです。


目次

小学生の学習に合う消しゴムとは?

小学生向け消しゴムに求めたい基本性能

小学生向けの消しゴムに一番大事なのは、少ない力でしっかり消せることだと感じます。まだ筆圧のコントロールがうまくできない子どもも多く、強くこすらないと消えない消しゴムだと、ノートが破れたり、手が疲れてしまいます。また、学習時間は短くても毎日続くので、「消すときにストレスが少ないかどうか」は、意外と学習のやる気にも影響します。小学生用・学習用と書かれている商品は、その点を意識して作られているので、まずはそこから選ぶのが安心だと思います。

濃い鉛筆(2B・4B)に対応しているか

小学生の鉛筆は「2B」や「4B」を指定されることが多く、普通のHBよりもかなり濃く書けます。濃い鉛筆に対応しているかどうかも、消しゴム選びでは大切なポイントです。商品によっては、薄い文字はよく消えるけれど、2B以上になると跡が残りやすいものもあります。パッケージに「学習用」「2B対応」などと書かれているものや、「小学生学習字消し」といった表記があるものは、濃い鉛筆の字も消しやすいように配合が工夫されています。

紙を傷めにくい柔らかさ

消しゴムが硬すぎると、強くこすったときに紙の表面を削ってしまい、文字は消えても紙がボロボロになることがあります。逆に柔らかすぎると、消しクズが出すぎて机が汚れたり、ちぎれやすくなったりします。小学生向けの学習用消しゴムは、紙を傷めにくい適度な柔らかさに調整されているものが多いので、手元のノートで一度試し、消した跡の紙の状態も確認してあげると安心です。私は、「よく消えるのに、紙の表面が毛羽立たないか」をチェックポイントにしています。

学年ごとの使いやすさの違い

低学年の子どもは、字も大きめで、まだ手先のコントロールも発展途上です。そのため、やや大きめサイズで持ちやすい消しゴムが向いていると思います。中学年・高学年になってくると、字も細かくなり、図形や表なども増えていくので、もう少しコンパクトなサイズや、角を使って細かく消せるタイプが活躍します。同じ「小学生 消しゴム おすすめ」といっても、学年によってベストな形状が変わることを頭に入れておくと選びやすいです。


小学生の消しゴム選びで失敗しないためのポイント

大きさで変わる「消しやすさ」と「消しすぎ問題」

消しゴムの大きさは、思った以上に使い勝手に影響します。大きめの消しゴムは、一度に広い範囲を消せるので、計算ミスの行全体を消したいときにはとても便利です。ただ、その分、消したくない周囲の文字まで一緒に消してしまいがちというデメリットもあります。小さいものは細かい部分をピンポイントで消しやすい一方で、すぐにどこかに紛れたり、力を入れすぎて折れてしまうこともあります。うちでは、メインは標準サイズ、細かい部分用に小さめを1つ、というように、役割を分けて使うようにしています。

硬さの違いと好みの見つけ方

消しゴムの硬さは完全に好みが分かれるところですが、私個人としては、やや硬めのほうが「しっかり消せている感じ」がして好きです。一方、娘は柔らかめでスルッと消えるタイプのほうが、手への負担が少ないと感じるようでした。このように、親と子で好みが違うことも珍しくありません。実際に何種類か試してみて、「軽くなでるだけで消えるか」「ゴシゴシこすらないと消えないか」を一緒に比べてみると、お子さん自身の感覚もはっきりしてきます。

消しカスがまとまりやすいかどうか

学習用消しゴムでは、消しカスがまとまりやすいかどうかも重要です。消しカスが細かくバラバラに散らばるタイプだと、ノートの上がすぐに真っ白になり、いちいち手で払う手間が増えます。また、消しカスを集めて丸めて遊び始めてしまうことも、小学生あるあるです。消しカスが「まとまりやすい」「少なめ」のタイプを選ぶと、机の上も比較的きれいに保てますし、勉強に戻るまでのタイムロスも減らせます。

デザインよりも学習用としての性能を優先

キャラクターものや、食べ物の形をした可愛い消しゴムは、見た目としてはとても魅力的です。ただ、これらは「文房具というよりおもちゃ」寄りのものも多く、あまりよく消えなかったり、消しゴムで遊び始めてしまったりすることがあります。特に中学受験を見据えた家庭学習では、学習用の性能を最優先で選ぶほうが、結局は集中しやすいと感じています。うちでは、「学校や塾、家庭学習用は学習用消しゴム」「かわいいデザインはお楽しみ用」と使い分けるようにしています。


我が家で徹底比較したおすすめ消しゴム4選

トンボ鉛筆 MONO 学習用の特徴と向いている子

「MONO」は消しゴムの定番ですが、小学生の学習向けに調整されたタイプもあります。軽い力でもスッと文字が消え、紙をあまり傷めないバランスの良さが魅力です。サイズもややしっかりしていて、小学生の手でも持ちやすいと感じました。そのため、我が家でも中学受験用のサブ消しゴムとして準採用としていて、学校でもこちらを使うことから、特に小さいタイプのMONOを常備しています。特に、ノートをきれいに保ちたいタイプのお子さんや、国語・社会など文字を書く量が多い教科にはよく合うと思います。

プラス 消しゴム エアイン AIR-INを採用した理由

うちでは最終的に、プラスの「エアイン AIR-IN」を中学受験用のメインの消しゴムとして採用しました。サイズは大きいタイプのものです。実際に私と娘で使い比べたところ、エアインは軽くなでるだけでもよく消え、消しカスも比較的まとまりやすい印象でした。特に計算ミスを消して書き直す回数が多い算数では、手の力をあまり使わずに何度も消せることが大きなメリットでした。硬さもほどよく、「柔らかすぎてボロボロになる」感じが少なかったのも、娘には合っていたようです。

サクラクレパス 小学生学習消しゴムの魅力

サクラクレパスの「小学生学習」消しゴムは、その名の通り小学生のために作られた学習用です。濃い2B鉛筆でもしっかり消え、低学年でも扱いやすい柔らかさがあります。大きさも標準〜やや大きめで、まだ指先の力が安定していない1〜2年生にも使いやすいと感じました。うちでは、次女が低学年のころ、この消しゴムを好んで使っていた時期があり、「あまり力を入れなくても消えるから好き」と話していました。

コクヨ キャンパス 小学生用消しゴムのバランスの良さ

コクヨのキャンパスシリーズには、小学生用の学習向け消しゴムがあります。独自の配合で、濃い鉛筆の文字でもスルッときれいに消え、紙へのダメージも少ないと感じました。柔らかさはやや柔らかめですが、消しクズは比較的まとまりやすく、机の上が消しカスだらけになることも少なめでした。正直なところ、MONOやAIR-INと比べても遜色なく、差も好みによるところが大きいと思っています。全体として、「クセがなくてバランスの良い優等生」という印象で、迷ったらこれを1本入れておく、という選択肢としてもおすすめです。

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小学生ならではの「なくす・ちぎる・遊ぶ」問題への対策

消しゴムは机に2個常備しておく

小学生の消しゴムは、とにかくよく行方不明になります。机の横に落ちていたり、別の部屋に持って行かれていたりと、探すだけで数分かかることもあります。そのたびに勉強が中断されるのはもったいないので、私は「消しゴムは机に2個置いておく」ルールにしました。1個が見つからなくても、もう1個ですぐに続きができるので、学習の流れが途切れにくくなると感じています。

探すのは勉強が一段落してから

なくなった消しゴムを探し始めると、子どもはつい本気の宝探しモードになってしまいます。そこで、うちでは「今すぐは探さず、勉強が一段落してから一緒に探す」という約束にしました。問題集を片づけるタイミングなどで、机の周りやランドセルの中を一緒にチェックすると、だいたい数個は見つかります。勉強時間中は予備の消しゴムで乗り切ることで、集中力の途切れ方が明らかに変わりました。

ちぎって遊んでしまう場合の工夫

消しゴムをちぎって遊んでしまうお子さんも少なくありません。触感が気持ちよく、ストレス発散のようになっていることもあるので、頭ごなしに叱るよりは、「ちぎって良い用の古い消しゴム」と「学習用の消しゴム」を分ける方法が有効でした。うちでは、小さくなりすぎた消しゴムを「工作用」として箱に入れておき、「遊びたいときはこっちを使おうね」とルール化しています。学習用のものはケースに入れたまま使うようにしたところ、ちぎってしまうことはかなり減りました。

キャラクター消しゴムとの付き合い方

可愛いキャラクターや香り付きの消しゴムは、子どもにとっては魅力的なおまけのような存在です。ただ、学習の場では気が散りやすい要素にもなりがちです。私は、キャラクター消しゴムは「休日の落書き帳用」や「お楽しみ用」として別枠にし、宿題や中学受験の勉強には学習用消しゴムを使うようにしました。このように用途を分けることで、子どもの気持ちも満たしつつ、学習環境としてのメリハリも保てると感じています。


中学受験を見据えた消しゴムと学習環境づくり

筆記具全体とのバランスを考える

消しゴムだけでなく、「鉛筆やシャープペンをどうするか」も中学受験では大きなテーマです。例えば、ご家庭によっては家庭学習ではシャーペン、本番は鉛筆、といった使い分けをしているケースもあります。筆記具全体のバランスについては、別記事の
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/home-study/chugakujuken-pencil-or-sharp/
でも詳しく書かれているので、「消す」「書く」の組み合わせでどんな環境がベストかを考える際の参考になると思います。

プリント学習と消しゴムの相性

中学受験の家庭では、プリント学習が増えてくると、「何度も書いては消す」という作業が日常になります。プリント紙はノートよりも薄かったり、表面の質が違ったりするため、紙を傷めにくい消しゴムを選ぶことが大切です。また、A3サイズに拡大印刷したプリントに書き込みをする場合、消す範囲も自然と広くなります。A3印刷をどう活用するかについては、
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/parent-role/chugakujuken-printer-a3-osusume/
でも触れられているので、プリント地獄を少しでも楽にする工夫と合わせて考えてみると良いと思います。

ストック管理で「切らすストレス」を防ぐ

消しゴムは小さくなっても何となく使い続けてしまいがちですが、あまりに小さいと持ちにくく、集中しづらくなります。 うちでは、消しゴムが半分くらいになったら「そろそろ新しいものを出していいサイン」と決め、ストックから1つ補充するようにしています。「まだ使えるけど、使いにくくなってきたら遠慮なく交換していいよ」と伝えることで、子どもの側も気兼ねなく新しい消しゴムに切り替えられるようになりました。

家庭ごとに合う「おすすめ」は違うと割り切る

いろいろなランキングやレビューを見ていると、「これが一番!」と断言されている消しゴムも多いですが、実際にはお子さんの書き方・筆圧・好みによってベストは変わると感じています。私も複数の「小学生 消しゴム おすすめ」を試してみて、最終的にはエアインが一番しっくりきましたが、「MONOのほうが好き」というお子さんも当然いると思います。大事なのは、評判の良い学習用消しゴムを2〜3種類試してみて、その中から家庭の定番を決めることだと考えています。


まとめ

小学生の学習用消しゴムで重視したいポイント

小学生の学習用消しゴムを選ぶときは、「少ない力でよく消える」「濃い鉛筆にも対応」「紙を傷めにくい」という3つをまずチェックしたいところです。さらに、消しカスがまとまりやすいか、サイズや硬さがお子さんの手や好みに合っているかも重要です。低学年は大きめで柔らかめ、中〜高学年はややコンパクトで細かく消せるタイプ、といった学年ごとの違いも意識すると、より使いやすい1本に出会いやすくなります。

おすすめ4商品の位置づけと我が家の選択

この記事では、トンボ鉛筆 MONO・プラス エアイン AIR-IN・サクラクレパス 小学生学習・コクヨ キャンパスの4つを詳しく紹介しました。どれも小学生の学習用として安心して使える定番ですが、うちでは実際に親子で全部試したうえで、最終的にエアインをメインとして採用しました。これはあくまで「我が家の場合」の結論であり、他のご家庭では別の消しゴムがしっくりくるかもしれません。「評判の良い学習用消しゴムの中から、自分の子に合う一本を探す」というスタンスで選ぶのが良いと思います。

なくしやすさ・ちぎりやすさへの現実的な対策

小学生はどうしても消しゴムをなくしたり、ちぎって遊んでしまったりします。そこを完全になくそうとするより、机に2個常備しておく、探すのは勉強後にまとめて行う、ちぎってよい古い消しゴムを別枠で用意するといった現実的な工夫のほうが、お互いにストレスが少ないと感じています。消しゴムのストックも余裕を持って管理しておくことで、「消しゴムがなくて勉強が止まる」時間を減らせます。

最後に

中学受験に向けた家庭学習は、どうしても「内容」に目が行きがちですが、「よく消える消しゴム」「手に合う筆記具」「プリント管理のしやすさ」などの環境面も、積み重ねると大きな差になります。 お子さんと一緒にいくつかの消しゴムを試しながら、「これが一番書きやすい」「これだと勉強しやすいね」という1本を見つけてあげてください。それ自体が、親子で中学受験に向き合う小さなプロジェクトのひとつになると思います。

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Posted by ぜろパパ