算数(小4下第7回):推理の問題は思考力?高速作業?
先週、ピアノの森とショパン国際ピアノコンクールに触れましたが、反田恭平さんはアニメにピアノ演奏で出ていたとか。
私は漫画は好きですが、アニメもドラマもあまり見ず、原作を知っている場合には見るかも。くらいです。その時点で原作が好きだからということになるためか、私にとっては、アニメでもドラマでも原作忠実度を第一に考えてしまいます。
原作に忠実であれば私にとっては面白く、原作以上に面白いことはそれほど感激対象ではなく、原作から逸脱すると奈落の底という感じです。そもそも1年に1つ2つとかなので見ている数がたかが知れていますが、まだ、アニメの方が気に入ることが多いような。アニメのほうがドラマよりも改変されることが少ないのでしょうかね。
そこで、2月の勝者。1週遅れで1話と2話を見ました。
原作も主人公が誰かと言われると複数いるような気もしますが、たぶん主人公の1人であろう佐倉先生の設定がだいぶ違う。。。そして、ボーリング??黒木先生の再現度が高くて話題になってたようなので、てっきり原作忠実ドラマなのだと勘違いしました。
たぶん、ドラマ、評判いいのですよね。ドラマ好きの妻も面白がっているみたいですし。私も原作信者でなければ、いろんなドラマを楽しめるだろうに、ちょっと損した気分です。
さて、そんな中、娘が早稲アカで算数の後期第7回の授業を受けましたので、いつもどおり応援します。
概要
早稲田アカデミーでの、算数、予習シリーズ後期第7回は「推理して解く問題」でした。
例題と類題は5つずつで、虫食い算、数の大小、魔法陣、表を使って解く勝敗や順位の問題を扱っています。
虫食い算は低学年で受ける塾の模試などでも出ていましたね。いきなり力技で計算開始とか、左から順にとか、ではなく、まずは深呼吸でもして、頭をテキストから少し離し、全体を見わたしてどの式から、あるいは、式のどの部分から攻めるか考えてから手を動かし始めたいですね。
数の大小では、解説通り数直線を利用して、きちんと文章を図に示せるようになりたいですね。頭の中で計算とかは一部の天才に任せておいて、地道に作業するのが良いと思います。
魔法陣は、9マスあるいは1列の平均が真ん中の数字になること、1マス隠して2列を同時に見て考える。この2つが理解できていればまず解けるような気がします。そのうち難しくなると分数の魔法陣なんかもでてくるみたいですが、解き方は同じですので、ここできちんと覚えたいですね。
表を使って解く勝敗や順位の問題は、数の大小と同じで、文章を表にどれだけ短時間で落とし込めるかですね。場合分けが発生する場合には、上から順に進んでいって終わりではなく、1順してまた上からもう一度など根気も求められるので時間がかかりがちです。私も好きではないですが、嫌いな人はとことん嫌いな問題ではないかと思います。今回は出てきませんでしたが、そのうち嘘つきが1人混じってきて、だいぶダルい問題に変身しますね。というか、低学年の塾の模試で、嘘つき推理問題がたびたびでていたような・・・?嘘つきがいると運も左右する気がしますね。Aくんから試すのではなく、Eくんから試したら一発で大当たりとか。
娘の学習
予シリ:今回は怪しかったので、まずは予シリの練習問題で様子を見ました。適当に選んで半分解いて、問題なさそうなので演習問題集へ進みました。
演習問題集:基本問題と練習問題は省略し、宿題になっていることもあり、トレーニング、実戦演習を全部解いてもらいました。トレーニングの表の問題でも、娘は1つの小問で5分前後かかってますね。実戦演習だと大問1つで10分くらい。テストで推理問題1つで10分かけてると厳しいだろうなと思いつつ、でも、他の分野と比べて、推理問題は答えや流れを覚えてしまってあまり復習も有効でないだろうし、どうしたものかと、ちょっと困りました。
最難関問題集、プリント:最難関問題集は全部解きました。さらに問題が複雑になる分、かかる時間も増えました。プリントには、今回の予習シリーズ~最難関問題集に含まれないタイプの問題もあったりし、優先順位で少し悩みました。結果として、秘伝の算数の先取りを止めて対応し、プリントの未習問題は、簡単めな問題だけ解いてもらい、複雑な問題については、私が娘に説明し、解法だけとりあえず理解することに。あとで時間見つけて実際に解いてもらいます。
油断して間違えた問題、問題の内容に対して時間がかかり過ぎと思った問題については、復習ノートをつくって後日やりなおします。復習ノートの比較や作り方は、以下のページで説明しています。
組分けテストの目標偏差値ごとの学習
偏差値50を目指すには
偏差値50を目指すには、私なら数直線と魔法陣の問題は取れるようにしておきます。虫食い算は思いの他時間を食いつぶしてしまう恐れがあるので、勉強した割に結局テストで取りはぐってしまう可能性もあり、この際、あきらめるのもありと思いたくなってしまいます。表の問題は、演習問題集でいう練習問題やトレーニング問題にも挑戦し、少しなれておきたいですね。
基本問題のリーグ戦の試合数の考え方は、理解していないと面食らいますね。たぶん組み合わせで習ったと思いますが、考え方を理解すればだれでも簡単に計算できるようになるので、忘れてしまっていた場合などは、ここで改めて理解してしまうのが良いですね。出てこないですが、トーナメント戦では、1試合で1チーム抜けるという考え方ですね。
偏差値60を目指すには
いつもどおり、予習シリーズと演習問題集の練習問題をテンポよくスムーズに答えられるようになりたいです。でも、適正な解答時間が推理問題ではちょっとわかりにくいですね。お子さまが正直に話してくれる場合には、「どこがわかりにくかった?」と聞けば、どこかでつっかえてしまっているかわかりますが、そうでない場合、横で見ているとかしないとなのかなと思います。よくわかってないのに「大丈夫!」と言われるのが一番大変です。。
演習問題集の実戦問題はなかなか難しいですね。娘も表の問題は10分くらいかかっていたので、十分に慣れているのかそうでないのか判断がつきにくかったです。でも、1つ前の割合や、次の図形に比べると、推理問題は頭を使う問題たちのように思いますので、よい訓練にもなりますし、しっかり挑戦しておきたいですね。
偏差値70を目指すには
いつもどおりですが、演習問題集の実戦演習レベルの問題はスムーズに、最難関問題集もある程度は解けるようになっておきたいですね。計算と違って、時間に限りがあるなか、ミスをあとから見つけるのはほぼ無理なので、慌てず1つずつわかっていることを図なり表なりに正確にミス無く落とし込める必要がありますね。
テスト結果
算数の4年生後期カリキュラムテスト第6-7回はステキ成績でした。推理問題はちょっと不安でしたが、運が味方したのか問題ありませんでした。絶好調ですね。家でのミス頻度も減ってきました。でも、社会では家でもテストでも問題読み取りミスとか出ていて、まさに、いたちごっこです。
*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。国語の4年生後期カリキュラムテスト第6-7回はステキ成績でした。久しぶりですが、いつもよりもしっかりと丁寧に読むことができ、点数に繋がりました。読解演習量は減っているので、復習のしかたが結果につながってきているのかもしれません。でも、まだまだ真の丁寧な読み方にはもう少し時間がかかりそうです。
ちなみに、復習ですが、読解を解いて間違えた後は、単に直すだけではなく、間違えた原因を考えて、次の読解演習では何に気をつけるべきかを考えるようにしています。例えば、変に言い換えて違う意味の記述になってしまい、実は本文から引用するだけで良かった場合、「なるべく本文の表現をつかう」が次への教訓です。ほとんどが、各種、読解攻略の書籍に書いてあることではありますが、実戦できちんと使うのは思いのほか難しいようです。
4科の4年生後期カリキュラムテスト第6-7回はステキ成績でした。算数と国語が調子良ければこうなりますね。素晴らしい限りです。なんとか国語を持続させたいです。
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