理科(小4下第16回):覚える事たくさんの冬版植物・昆虫・動物3点セット
娘は、冬期講習に参加していないからといって遊び呆けているわけではなく、バランス良く勉強も頑張っています(と、思います)。
一方で、5年生の冬となると、いよいよ本格的に受験生となる直前なので、やりたいこともできなくなるのかなと少々不安なこともあり、友だちとの遊び、帰省、旅行と、それなりに勉強以外も詰め込んでいます。
私的に力を入れているのがスポーツ系習い事で、冬休み中はお休みなのですが、なんせ私がコーチですから、毎日大特訓中です(30分くらいのときもありますが)。。今後、チーム内競争が激しくなりそうなこともあり、せっかく続けることができていて本人もやる気が出ているので、ここでレギュラー安泰にさせてあげたいと思っています。
ということで、娘が早稲アカで理科の後期第16回の授業を受けましたので、いつもどおり応援します。
概要
早稲田アカデミーでの、理科、予習シリーズ後期第16回は「冬の生物」でした。
娘にとっても私にとっても天敵な植物・昆虫・動物の再来です。いや、娘は頑張って点数だけは取るので苦手意識は大きくないですが、とりあえず「つまらない」とは言っています。私にとってもつまらなさナンバーワンでして、補助資料作成が苦痛で仕方がないのですが、そんなときでも娘のためと思って本気だけは出し、手を抜くことはありません。そんな、予シリ後期第16回は「冬の生物」のポイントを3つだけ挙げるとすれば、以下でしょうか。
・冬の植物の順番:予シリでは、一応、秋の終わりから冬の終わりを経て春にかけて、ヤツデ、サザンカ、ロウバイ、ウメ、ツバキ、そして全体を通じてスイセンと、時系列順での登場ですが、つらつらと文章で書いてあってよくわかりません。そんな時は図にまとめてみるのはいかがでしょう。ガントチャートみたいな図をつくれば、視覚的にわかりやすくなります。ゴロ合わせ、「優しいロウっす」とかどうですか。「や(ツデ)さ(ザンカ)しいロ(ウバイ)ウ(メ)っす(イセン)」です。ダメか。でも、娘は気に入ってくれました。
・冬越し:昆虫は表にまとまっているのだから、植物も表にして覚えやすくしてくださいよ、予シリさん。と言いたくなります。自分でやれということですね。そして、冬芽、うっとうしすぎ。娘、ガンバレ。昆虫の表は、ゆくゆくは足りなくなるみたいなので、今から空いてるスペースに、昆虫名や写真を追加しときます。
・鳥とクマ:たびたび出てきてるので、そのたびに良い復習になりますね。今回は冬鳥と漂鳥ですが、一緒に夏鳥、留鳥も見とくといいのではないかと思います。そろそろ忘れるころです。あ、クマは超がつくほど例外的な、冬眠する大型哺乳類のようですね。
「七田式の理科ソング 生物」では、関連する曲として「夏の鳥冬の鳥」がありました。予習シリーズではそれぞれ3種類くらいずつだと思いますが、歌では夏鳥が8種類、冬鳥が9種類です。覚えるのが苦手なお子さんや、3年生で理科の通塾準備したい方にはちょうどよいかと思います。
暗記ノート(補助教材)づくり
ここからが、恒例の補助資料作りです。毎回、暗記ノートと読ぶ補助資料を作っています。暗記ノートについては、以下のページで紹介しています。
私のサポートは主に絵を用意することになります。予シリに加え、参考書として「?に答える!小学理科」、「小学高学年 自由自在 理科」を使っています。「受験理科の裏ワザテクニック(「続 受験理科の~」・「続々 受験理科の~」もある)」に該当範囲があれば、これも入れます。また、Z会の入試に出る図鑑は「Z会 入試に出る植物図鑑」「Z会 入試に出る動物図鑑」「Z会 入試に出る地球・宇宙図鑑」がありますが、今回使うのは「Z会 入試に出る動物図鑑」と「Z会 入試に出る植物図鑑」ですね。「くらべてわかるできる子図鑑 理科」も導入しています。中学受験で大活躍!という話で用意した「スーパー理科事典」は出番なしです。さらに、私自身が読んでみて気になったところなどについては、Googleで見つけた画像や注釈をコピーします。これらをうまく並べ替えて、パワーポイントにまとめて資料集を作ります。
長日植物と短日植物。前作ったときの暗記ノートの再掲です。
旬の食材。冬が旬の食材が予シリに載っています。春夏秋冬の旬の野菜を整理しました。魚は放っておきます。
植物の冬越し。予シリ+アルファを植物マップに追加しました。雌雄、受粉、食べる部分、短日長日・・・などなど、今回の冬越しを加えて15種類になりました。エクセルで縦に科が並んで横に植物名を入れていく1つのテンプレシートをつくり、それを引用したシートを量産し、冬越しならロゼット、球根、地下茎、根、種子などで色分けするイメージです。「?に答える!小学理科」と「小学高学年 自由自在 理科」、そして、Googleで調べて中学受験で覚えたほうが良さそうな植物を追加しました。
植物の写真。「?に答える!小学理科」と「小学高学年 自由自在 理科」に載っている写真は入れました。種子を残すアサガオ、ヘチマ、ヒマワリ、トウモロコシは花と種子の写真があるのでわかりやすいですね。
昆虫の冬越し。予シリの2次元の表で不十分なところを追加しました。昆虫名しか載っていないものは写真を追加です。表に載ってないけど参考書などで出てくる昆虫は、昆虫名と写真を追加しました。
冬の湖と氷。なぜ湖は葉面だけ凍って、底は凍らないのか。水に特徴的な固体と液体の比重の変化のためですね。Googleで調べました。
冬眠。変温動物(昆虫も)だけでなく、哺乳類も冬眠する種が結構いますが、大型の哺乳類で冬眠するのはクマぐらいというほど、クマは例外的なようです。
組分けテストの目標偏差値ごとの学習
偏差値50を目指すには
偏差値50を目指すには、文章とつなげて理解しやすくなる、写真や絵が掲載されているものを中心に覚えると良いのではないかと思います。
今回、写真を始めとして図表が用意されているのは、旬の食材、冬に花を咲かせる植物、ロゼット、ヒガンバナの1年、常緑樹、地下の茎や根で冬越しする植物、枝の先の冬芽で冬越しする植物、節分、昆虫の冬越し、冬の魚・カエル、冬鳥、冬に色が変わる動物、その他哺乳類、ですね。太字は、問題集でもよく聞かれていた印象です。
偏差値60を目指すには
問題集はきちんと解いて、わからなかった問題は単に答えを書き写して終わりではなく、解説が用意されていればしっかりと読み、予習シリーズテキストに戻って周辺部を読んで知識をつないでおくと良いと思います。
いつもどおり、問題から答えを、答えを見て問題を説明できる、つまり、双方向に答えられることを意識したいところです。また、丸暗記するのではなく、なぜそうなるか?を意識したいです。例えば、問題集で「ロゼット」が何度もでますが、「タンポポの冬越しは?」とか、「ロゼットで冬越しする植物は?」だけでなく、そもそも「ロゼットは冬越しにどう有利なのか?」を理解するということですね。単に暗記するのではなく、きちんと説明できるようにするということが目標となるのではないかと思います。
偏差値70を目指すには
満点をとって、やっと偏差値70を出せるかどうかというところですので、必然と満点を目指すことになります。問題集で穴を埋めて安心して終わりではなく、再び予習シリーズテキストに戻って知識をつなげるとか、参考書を併用して理解を深めることが要求されると思います。
もっとも、いつもどおりですが、組分けテストで満点を目指すよりも、サピックスなどを意識して、どうすれば知識の幅を広げられるかということを考える方が良いのではないかと思いながら学習を進めたほうがよいのかなと思っています。このあたりを注意しながら娘には学習を進めてもらっています。
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