偏差値上げたい!四谷大塚(早稲アカ)組分けテストの対策どうする?

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概ね月に1回受けることになっている、早稲田アカデミー生も受験する四谷大塚主催の組分けテスト
1~2週に1回と頻繁な四谷大塚の週テストや早稲アカのカリキュラムテストよりも範囲も広がりますし、より力が入るご家庭が多いのではないかと思います。

子供の成績を上げようとしたとき、先生や授業内容がきまるため、どのクラスに所属しているかは、とても重要と言われていますね。
そして、そのクラスは、組分けテストの結果によって上がったり下がったりします。

となると、迫ってくる組分けテストに向けて、どのような対策をとればよいか気になるところ。
組み分けテストに悩む親御さんが多くいることは簡単に想像できてしまいます。

そして、「今度こそ完璧な対策ができた!」と思っていると、結果を見て愕然。。。
そうそううまく成績は上がらず、どうしたら適切な対策ができるのだろうと、また頭を抱えることになるわけです。

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組分けテストで偏差値を効率良く上げる方法ありませんか?
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範囲のある組分けテストの対策なんてしなくていいですよね?
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組分けテストの対策と言っても、子供の成績が違うと、参考になりませんよね?

本ブログ記事では、限られた経験ではございますが、「組分けテストの対策、どうすればいいのよ??」な方向けに、私なりの真面目な組分けテスト対策を紹介いたします

私がしていることは、毎回、概ね同じではありますが、頭をフル回転させながら微調整を入れつつ、計画的に適切な対策をして組分けテストに望むことで、今のところではありますが、娘は良好な成績を維持することができています。

今回、娘が今とは異なる成績帯だったとして、「もしも娘の偏差値が○○だったら、どのような対策をするだろうか?どれくらい対策法を改良しないといけないだろうか?」という点も含めて今一度考えましたが、成績帯にかかわらず、やることは変わらないだろうというのが私の結論でした。

なお、組分けテストの各コースの基準点、いわゆるボーダーについては、別のページにまとめています。
こちらのページでは、2021年と2022年の4年生、5年生、6年生の四谷大塚S1組(2024年受験組のみ)、Sコース、Cコース、Bコース組分けテスト基準点ボーダーと得点率の推移を紹介しています。

組分けテストの対策する?しない?

組分けテストの対策なんてしないほうがいい?

範囲のある組分けテストの対策に時間をかけて、その瞬間の成績をあげるくらいなら、範囲を気にせずにもっと基礎的な学力を身に着けたいということがあるかもしれません。

もしくは、私も参考にしている「算数の戦略的勉強法」という書籍に書いてあったような記憶がありますが、算数では直近の学習をある程度犠牲にしてでも先取りを重要視したいということもあるかもしれません。

一見すると「それはナイでしょ」に見えますが、これでうまくいく子もいるようですので、一概に否定できる話ではないようです。

喜び悲しむのは子供、ときに怒る(?)のは親

とはいえ、子供も私たちも人間ですので、テストの結果が出れば何かしら感情が出てきます

誰もが悲しむよりも喜ぶ方を望むでしょうから、たとえ組分けテスト時の瞬間の話とはいえ、成績は悪いよりも良いほうがいいに決まっています。
なにしろ、子供が成功体験を得ると、次につながりますテストで点数が良ければ、やる気が出てきて「また次も頑張るぞ!」を期待できます

また、先取りを重視した結果が苦手だらけでは本末転倒と言わざるをえない状況かと思います。
娘の学習でも算数の先取りを重視してきましたが、あくまで目の前の学習が問題ないことを前提としてきて、雲行きが怪しい単元では先取り学習は完全に停止してきました。

きちんと対策して良い結果を出し好循環を生み出すことに、なにも悪いことはないのではないか思います。
逆に、「対策なんていらないし、結果は気にしなくていいよ」といいつつ、結果が出ると「なんだこの点数は!」と島津られると、子供にとってはなかなかきついでしょう。

というか、苦手をそのままにしていいの?

組分けテストは、塾で授業を受けるクラスを決めたり、私たちに現時点での立ち位置を教えてくれたりします。

でも、組分けテストの意義って、それだけではないですよね。

週テストやカリキュラムテストも同じですが、テストで点が取れないということは、理解できていない部分があるということです。
つまり、苦手が残ってしまっているかもしれないということですね。

その苦手、いつ克服しましょうか?

テストの翌日からは、また別の単元の学習が始まります。
放っておくと、苦手な単元が応用単元としてパワーアップして待ち構えてくれますが、これはなかなか絶望的です。

きっと、組分けテストのための「対策」ではなく、組分けテストのための「復習」と考えるのが良いのだと思います。

組分けテスト前には、しっかりと復習してテストに臨み、それでもなお理解不足が明らかになったら、これを計画的に克服していき、その上で応用単元に進むのが理想的と思います。

やはり、組分けテストの対策として、可能な限り十分な復習をしたほうがいいのではないかと思っています。

組分けテスト算数の対策法

間違えた問題を理解した後、実際に解けるようになっていますか?

これまでの学習で間違えた問題については、解説を読んだり、塾の先生に質問したり、親に教えてもらったりして理解するところまでは多くの子がしていると思います。

でも、その場で理解した気になってるだけだと、テストで解けないかもしれません。

本当に理解しているかどうかは、説明してもらうことで確認することができます。
すらすら説明することができるのであれば、それはしっかりと理解している証拠となります。

あとは、解き直しですね

私の場合、復習のためのノートを作っていて、組分けテストまでに残された時間から考えて、何問復習できるかを考え、問題レベルで優先順位をつけて解いてもらっています。
まったく手が動かなかった問題を解こうとするするよりも、あと一歩で解けたレベルの問題を優先して解き直すと、効率よく進みます

時間がかかったけど解けた問題、スムーズに解けるようになっていますか?

「やったー解けた!15分かかったけど!」

これだと、テストで出てきた場合に取り切れないか、取れたとしても他の問題を解く時間を失ってしまいそうです。
こうなると、テストで点は伸びにくくなります。

基本的には、1つ前の項の「間違えた問題」を優先したほうがいいとは思いますが、時間を確保して、解けたものの時間がかかりすぎた問題を、スムーズに解けるレベルに持っていきたいところです。

理想的には、間違えた問題も、解けたけど時間がかかりすぎた問題もどちらもできるようにしたいですが、そうなると時間が足りなくなります

工夫は限られますが、私は、「できないことをできるように、できることはやらない」を基本的な考えとして、「すでにすらすら解ける問題の反復」は絶対に避けるようにしています。

子供にとってやや難しい問題、少なからずチャレンジしましたか?

組分けテスト直前にできることではないのですが、日々の学習の中で、子供に少しばかり大きめの負荷をかけるというのが、とても大事なことではないかと思っています。

たとえば、「基本問題までは解けるようにしよう!」であるなら、1問とか2問でもいいので練習問題にもチャレンジしたいです。
普段、練習問題までなら少しだけ実戦演習を、普段、実践演習までなら少しだけ最難関問題集を、ということです。

ずっと「基本問題まで」の子は、いつも「練習問題まで」の子に勝つことは相当難しくなってしまいます
また、他の教科の援護などでクラスを上げることができたとして、「練習問題まで」だらけの子に囲まれ、そのレベルの授業を受けるというのはかなり過酷です。

特にクラスアップを目指したい場合、組分けテスト算数の一番の対策は、クラスアップ後のことも考慮して「少し子供にとって難しいかな?レベルの問題を少しずつ解いてもらうこと」なのではないかな、と思っています。

組分けテスト国語の対策法

漢字、文法、言葉は大丈夫ですか?

それぞれ大した配点ではないし、文法にいたっては入試で問われることも限られ、意欲を出しにくい分野です。

でも、チリも積もればなんとか、と言われるように、この3つを合わせるとそれなりの点数になります。

また、漢字とことばは、入試でもとても重要。
二度と忘れないくらいの気持ちで、きちんとできるようになっておきたいですね。

なお、うちの場合、漢字は「忘れたころに確認する、忘れてたら書けるようにする」を心がけています

「漢字は書けなかったら10回書く!」は、多くの時間を費やす割におぼえることにあまり貢献しないので、娘が書くときはどんなときでも1回ずつです
2回書くくらいなら、1回書いて時間をおいて書けるか確認して、書けなかったらもう1回書きますね。

読解演習で間違えた問題を、一般化して理解できましたか?

読解演習で「太郎くんが涙を流したのはなぜですか?」の答えとして「買ってもらう約束だったのに、ゲームを買ってもらえなかった。」で減点され、模範解答が「ゲームを買ってもらうはずだったのに、テストの点が悪いために買ってもらえず、悲しかったから。」だとします。

ここで、自分の回答と模範解答の差分や本文のどこに根拠があったかのみを理解しても、同じ出典、同じ問題は二度と出て来ないでしょう。

学ぶべきは「理由を聞かれた場合、気持ちもセットにする」「なぜ?を聞かれたら、文末は~から」などという、一般化された読解の解き方と思います。

直近の授業の演習や週テスト・カリキュラムテストにおいて、理想的な読解法・解き方とくらべてどのような点が不十分だったか、どうすればよいのかなど、いわば読解演習を通じた教訓がまとめられていると、とても参考になります。

これをテストの前に振り返ってみると、読解の良い対策になります
「いや、だから、理由を聞かれた場合、気持ちもセットにするって、前も言ったじゃん。これ、何回目だろう?」みたいなのも減っていくと思います。

私は、娘とこれを4年生後期から続け、テスト前・・・というか、授業の演習前にもなので、つまりは、読解問題を解く前には必ず振り返るようにしています。
その効果か、苦手意識があった国語が、今では算数と並ぶ頼もしい存在になっています

組分けテスト理科・社会の対策法

1問1答はできるようになっていますか?

4年生であれば、1問1答を完璧にするだけで高得点が狙えます

5年生になると1問1答だけでは高得点が取れなくなりましたが、逆に言うと、1問1答ができるようになっていないと、5年生ではテストで話にならないくらい点数が取れなくなってしまいました

いずれにしても、理科でも社会でも、1問1答をはじめとした知識の暗記は、基本中の基本となります

暗記とは多くの場合つまらないもので、特に苦手な教科、興味のない単元の場合、子供はやる気を出すのが難しくなります。

頑張った挙げ句に点が取れなかったりすると、ますますやる気を無くして悪循環になってしまいます。

クイズのように親が問題を出してあげるとか、あるいは単語カードを作ってあげるとか、できる工夫はなんでもして、1問1答を完璧に近づけたいものです。

具体的には、四谷大塚の演習問題集であれば「まとめてみよう」、早稲田アカデミーの錬成問題集であれば「トレーニング」、この2つは、絶対に答えられるようにしておきたいです。

宿題等で初めて解いたとき、テストで似たような問題を解いたとき、お子さまが間違えた問題を把握できているでしょうか
そして、当時間違えていたこれらの問題が、今なら答えられるようになっているか確認し、不十分であれば復習しておくのがよいと思います。

なお、社会は漢字指定が徐々に厳しくなっていくので、4年生のときから漢字でかけてあたりまえくらいの気持ちでいるのが良さそうです。

知識がつながっていますか?

単純な問題を複数組み合わせるだけで、激ムズ問題のできあがりです。
たとえば、社会のマグロ。

・マグロが取れる漁港といえばどこ?

・魚の絵が並んでいるけど、どれがマグロ?

・マグロをとるための漁法なんだっけ?

・マグロって日本の近くでとれるんだったかな?

4つのうち1つでも記憶があやふやだと、そのせいで選択肢を絞り込めずにテストで点が取れないなんてことがあります。

知識は単純に覚えているだけではなく、それぞれをつなげ、より深い理解ができていることを求められます

演習問題集や錬成問題集にも思考系の問題はあるので、宿題などで解けなかった問題が解けるようになっているかを確認するのはもちろん大事と思います。

でも、テスト前だけではなく、例えばお寿司やさんやスーパーでマグロを食べたときに上記の問いを始めとして、マグロについて知っていることを列挙してもらうとか、日頃からアウトプットを意識するのが一番のテスト対策なのではないかと思っています。

あと、算数では大量の計算演習をやっているのに、理科の計算演習は適当なんてこともありがちです。

理科の計算については、算数の対策がそのまま使えます

問題集の問題だけだと演習が充分でないこともあるので、その場合、私は原田プリントを使わせてもらっていますが、こちらは組分けテスト前ではなく、単元を習う週の日々の学習に入れていますね。
超基礎的な問題も手厚いため、大変お世話になっています。

理想はカリテ前までにですが、カリテはいつもスケジュールがきつすぎなので、習ってから組分けテストまでの数週間の期間で考えて、計画的に演習を進めるのが良いかと思います。

まとめ

早稲アカ生も受験する、四谷大塚の組分けテストについて、私なりの対策を紹介いたしました。

私は、「対策」というよりも、苦手を見つけるためのよい「復習」と思って計画を考え、娘に組分けテストに臨んでもらっています。

具体的に取り組む問題の難易は、子供の成績帯によって異なるかもしれませんが、結局、どのような成績帯でも、やるべきことは同じなのではないかなと考えています

つまり、算数、国語、理科、社会、いずれについても、「できることはやらない」、「できなかったことをできるようにしておく」、「日頃から子にとって少しばかり負荷となるものも入れておく」のが基本的な考えです。

みなさまの参考になれば幸いです。

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