中学受験算数|間違えた問題を活かす復習のポイント
算数の勉強では「間違えた問題の復習」がとても大切だとよく言われますよね。でも、実際には「間違えたら解き直しをして終わり」になってしまっていることも多いもの。本当に力をつけるためには、ただやり直すだけでは足りません。



ここでは、間違いを次に活かすための復習方法を、親目線で詳しくまとめました。
なぜ「間違えた問題」の復習が重要なのか?
本当に理解できているかを確認できる
問題を間違えるということは、どこかに理解のズレがあります。間違いを見直すことで、自分が何をわかっていなかったかを把握できるのです。
忘れていた知識を定着させるチャンス
できる問題ばかり解いていても、学力は伸びにくいもの。苦手を放置せず、復習でしっかり向き合うことが、確実な成長につながります。
「できない」を「できる」に変える達成感
一度間違えた問題を自力で解けるようになると、子ども自身に大きな自信が生まれます。この小さな成功体験が、受験勉強を支える原動力になります。
効果的な復習方法とは?
解説を読むだけで終わらせない
答えや解説を読むだけでは、なかなか身につきません。必ず自分の手を動かして、もう一度ゼロから解き直してみましょう。我が家での復習ノートの作り方は、以下のページで詳しく説明していて、とても人気の記事となっています。
どこで間違えたかを言葉にする
「なぜ間違えたか」を説明できるようにすると、理解が深まります。親子で一緒に間違いの理由を考える時間を持つのもおすすめです。
似た問題にも挑戦してみる
同じテーマの問題をいくつか解いてみると、知識が確実なものになります。一問だけの復習で終わらず、関連問題にも広げることが大切です。
間違いノートを作るメリット
弱点が一目でわかる
間違えた問題をノートにまとめておくと、自分の苦手な分野がはっきり見えるようになります。定期的に見返すだけでも効果絶大です。
苦手克服に向けた対策が立てやすい
どんなミスが多いか分析できると、勉強方法も改善しやすくなります。ただがむしゃらに問題を解くより、はるかに効率的な学習が可能です。
成長の証を実感できる
最初はたくさんあった間違いも、続けていくうちに減っていきます。ノートを見返すことで、子ども自身が成長を実感できるのも大きな励みになります。
復習のタイミングと頻度のコツ
間違えたその日に必ず復習する
時間がたつと、なぜ間違えたのかの記憶が薄れてしまいます。できるだけその日のうちに復習を済ませる習慣をつけましょう。
週末にまとめて振り返る時間を取る
平日忙しくても、週末に一週間分を振り返る時間を持つと効果的です。「間違いをためない」ことを意識するだけで、学習の質が上がります。
苦手な問題は繰り返し解き直す
一度できるようになったからといって油断は禁物。苦手だった問題こそ、間隔をあけて何度も解き直すことで定着します。
親ができるサポートとは?
間違いを責めず、励ます
子どもが間違えたとき、責めるような態度を取るのは逆効果です。「間違えたって大丈夫。次に活かせばいいよ」と励ましてあげましょう。
復習の習慣を一緒に作る
最初は親が「今日の間違い、どこだった?」と声をかけてあげるとよいでしょう。習慣になれば、子ども自身が自然と復習に取り組むようになります。
子ども自身に気づかせる
すべてを親が教えてしまうのではなく、「どうして間違えたと思う?」と問いかけて、子ども自身に考えさせることが重要です。
まとめ
中学受験の算数では、間違いをどう活かすかが合格へのカギになります。復習をただのやり直しにせず、しっかりと意味のある学びにつなげることが大切です。親としてできることは、子どもが前向きに間違いと向き合えるようサポートすること。日々の小さな積み重ねが、やがて大きな成果となって実を結びます。焦らず、じっくり取り組んでいきましょう。
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