小学4年生10月、娘の塾以外の家庭学習記録
10月の塾以外の家庭学習の実績を紹介いたします。引き続き、国語の漢字と算数については先取り重視で考えていますが、その週の理解がきちんと順調に進んでいる場合に限っています。理解不十分な部分があるのに、それを差し置いて先取りを進めるということは一切していません。
私は、塾で学ぶことをきちんと理解することが第一と考えています。塾で学ぶ内容はだいたい理解していれば良しとして、たとえ塾の成績が短期的に下がったとしても、その分の時間を使って先取りを進めるという考え方もあるようです。どちらが良いのかはわかりませんが、少なくとも私は、娘のその週の学習の理解に少しでも不安があれば、先取りは進めないようにしています。
国語
漢字マスター 1095題 6年
・間違えた問題に再挑戦、かけなかったら1回だけ書く
全学年にわたり、娘の漢字の進め方は、「漢字学習ステップ」→「漢字マスター」です。夏休みに1周していて、間違えた問題のみの2周目を進めていましたが、10月に終えることができました。定着率は7割くらいであるため、書けなかった漢字のみを抽出したプリントを作成し、取り組んでもらっています。
漢検5級(6年)漢字学習ステップ
漢検6級(5年)漢字学習ステップ
漢字マスター 1095題 5年
・それぞれ適宜復習継続中
「チェックしておいた漢字のみ」を中心にしていましたが、5年生の漢字マスターは、久しぶりに総復習を続けています。やはり、20個に1個くらい、覚えていたはずの漢字で忘れてしまっているのが出てきますので、今後の復習で取り上げる問題とするためチェックを追加していきます。チェックが多い漢字は、苦手とする漢字ということになります。
国語の「読みテク」トレーニング 説明文・論説文
国語の「読みテク」トレーニング 物語文
・5月に開始
・時間があるときに1段落(説明・論説文)、1場面(物語文)を交互に
中止中です。算数を優先したことで、ほとんど進みませんでした。というか、前回の9月の学習紹介や、算数の毎週の記事の中で紹介してきたとおりの、塾やテストの読解の復習の仕方を変更した(というほど大きな変更ではないですが)効果が現れてきたのか、成績が再び安定してきました。そのため、あまり価値がなくなってきました。ただし、この教材で訓練する内容は、普段の読解演習や直しの際に取り入れています。
お母さんが教える国語
答え探しの技で勝つ
受験国語の読解テクニック
「本当の国語力」が驚くほど伸びる本
私は、これらを国語の理論の教材としています。これらは子どもが読んでも理解するのは大変難しいと考えられます。そこで、それぞれ、私が読んで理解してそれぞれ要約した自作プリントで進めてきました。それぞれワードで作成していて、「お母さんが教える国語」は8ページ、「答え探しの技で勝つ」は21ページ、「受験国語の読解テクニック」は43ページ、「本当の国語力が驚くほど伸びる本」は48ページになりました。
先月、「娘は、理論は頭にある程度入っているけど、実戦で自由自在に使うことがまだ難しいので、理論の復習は止めています」としましたが、読解演習の直しや今後の教訓作成の際に、これらの理論に立ち戻って考えることにしました。つまり、直しの際などに、「〇〇」の本の「☓☓」の辺りに「△△」と書いてあったよね、のような辞書のような使い方をするようにしました。
面倒ですが、これを繰り返すことで記憶にしっかりと焼き付け、実戦で思い出しながら取り組めるようにしています。
中学受験国語 記述問題の徹底攻略
中学受験国語 記述問題の徹底攻略 基礎演習編
中学受験国語 選択肢問題の徹底攻略
こちらもプリントを作成して娘と取り組んできました。先に購入した「中学受験国語 記述問題の徹底攻略 基礎演習編」はワードで32ページ、後から購入してみたら内容がほぼそっくりで買う必要がなかった「中学受験国語 記述問題の徹底攻略」からは数ページ分のみプリントに書き足しました。「中学受験国語 選択肢問題の徹底攻略」は29ページにまとめました。
こちらも1つ上の読解理論と同様に、直しの際などに、「〇〇」の本の「☓☓」の辺りに「△△」と書いてあったよね、のような辞書のような使い方をするようにしました。というか、もう私が何度も読んでほぼ覚えてしまっているので、いちいちプリントを出す必要すらなくなっています。
ただし、評価の高い教材ではありますが、前回も紹介したとおり、子供を見て、「丁寧に読めてないなぁ」と思うことがあるようであれば、攻略関連の教材に手を出すのは早いかもしれません。まずは、しっかりと本文の内容を正しく理解するのが大前提となっているためです。内容が正しく理解できていないのに攻略方法だけ学んでも、おそらく効果は不十分ですし、「なんで攻略方法理解してるのにできないの!!!」と、より一層混乱を引き起こす恐れがございます。
逆に言うと、本文が十分に読めているのであれば、これらは大いに役立つ教材です。もちろん、前述の「お母さんが教える国語」、「答え探しの技で勝つ」、「受験国語の読解テクニック」にも答え方のポイントは盛り込まれているのですが、これら「徹底攻略」シリーズには、より具体的な内容が含まれています。これまでの理論の学習によって、娘が答え方のポイントの概要をある程度掴んでいたためか、比較的すんなりと「徹底攻略」シリーズに取り組むことができたのではないかと思います。
ちなみに、「中学受験国語 記述問題の徹底攻略 基礎演習編」と「中学受験国語 記述問題の徹底攻略」の説明部分はほぼ同じことが書かれています。ただ、書き方に違いがあって、「中学受験国語 記述問題の徹底攻略 基礎演習編」は一方的な講義形式のようなよくある説明の仕方で、一方、「中学受験国語 記述問題の徹底攻略」は子供との会話形式で説明が進んでいます。好みで選べばいいと思いますが、私は講義形式のほうが好きですね。プリントもまとめやすいですし。
小学4年生までに覚えたい 物語文の基本フレーズ400
小学4年生までに覚えたい 説明文の基本フレーズ400
・物語:12月から開始して7月に終了、説明文:7月に開始して10月に終了
・塾のない日に1日4ページ
説明文の方も、10月に1周しました。知らないことばに付箋を付けながら読み進めてもらっていたので、ぐるぐるとまわして復習してもらっています。
算数
一行計算問題集マスター1095題 小5
・1日半ページ(3問)
引き続き、こちらの計算問題集のお世話になっています。相変わらずの状況です。「ダラダラ解いているなぁ」と思うことが続くと、私との競争がはじまります。娘は競争心が高く、私に負けるとやる気がでるタイプなので、コテンパンにします。と思えば、私がミスって敗北したりもします。一般論としても、ゲーム感覚を取り入れると、子供はやる気を出すことが多いように思います。
サピックス BASIC 平面図形1、割合、速さ、比、平面図形2
・1~4は8月に終了、平面図形2は8月に開始
・1日にどれかを5分だけ
平面図形2を進め、ある程度進んだところで、割合→速さ→比について復習を少し入れるようにしています。具体的には、3教材のステップ3とチャレンジ問題を再び解いています。3教材について1回分ずつ終えたら、再び平面図形2を進める感じです。平面図形2は、10月に終わらなかったのですが、11月には終わります。
塾生でなくてもサピックスの校舎で販売してもらえますので、サピックス以外のお子さまにもおすすめできる教材だと思います。サピックスがほとんど必須教材として生徒に解いてもらっていることがよく分かります。これらの分野の練習を徹底的に積むには、これしかないと思えるような素晴らしい内容です。
すらすら解ける魔法ワザ 算数・計算問題、図形問題
進んでないです。網羅性はいまひとつかもしれませんが、解説もわかりやすく、私自身の算数の勉強では大きな効果がありましたので、塾での学習に合わせてピンポイントで追加していきたいなとは思っているのですが、現状、手を出すことができていません。
秘伝の算数―算数の世界を楽しく極める (応用編(5・6年生用))
・9月中旬に開始
ベストチェックの復習が概ね終わった次は、私の算数力を大幅に向上させてくれた「イメージde暗記 実践編」の予定だったのですが、娘が「秘伝の算数 入門編」を気に入ってたこともあり、こちらをリクエストされ、採用いたしました。9月に続いて10月にも70ページくらい進みましたので、11月には終わりそうです。
社会
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
まんが47都道府県研究レポート
おいしい日本地理
都道府県、旧国名、世界地図パズル系のアプリ
いつもどおりです。前期後半の授業は都道府県を扱ったため、漫画がかなり活躍しました。話題となっているのは「おいしい日本地理」かもしれませんが、私のイチオシは、やはり「まんが47都道府県研究レポート」ですね。受験に必要かどうかは不明ですが、参考書にも載ってないことが書いてあり、楽しみながら知識の幅を広げることができます。後期のはじめには予習シリーズで日本の地方の学習が進みますので、少しは役に立っていればいいなとは思います。世界の歴史も買ってしまいましたが、中学受験にはほとんど役に立たないような気がします(と思っていると、実は役に立ったりするのかな)。
?に答える!小学社会
自由自在 小学高学年 社会
・予習シリーズで学んだ部分のページのみ
授業を受けるたびに参考にしてきました。詳しくは「社会(4年生)」のカテゴリで、毎回の授業でどのあたりを参考にしているか紹介しております。
スタディアップ教材(インプット・アウトプット)
・塾で学んだ範囲に合わせて
単元ごとに、塾の進度に沿って学んでもらっています。実際に使っているのは、あたらしくなったプラチナシリーズではなく、暗記の極意です。5年生になると、より深く学ぶはずではありますが、暗記の極意で取り上げられている問題をみる限り、4年生の予習シリーズも、それなりの範囲をカバーしているのではないかなという印象を持っています。
理科
?に答える!小学理科
自由自在 小学高学年 理科
・予習シリーズで学んだ部分のページのみ
社会と同様に、授業を受けるたびに参考にしています。詳しくは「理科(4年生)」のカテゴリで、毎回の授業でどのあたりを参考にしているか紹介しております。
英語
公文 K1~K2
・週15枚
1日2枚で15~20分程度、マイペースで進めています。
K1では、過去完了、分詞構文、仮定法を学び、概ね理解できているようで、進級テストもほぼ満点で合格することができました。必要に応じて、私が英語学習に使っていた「総合英語 Forest(フォレスト)」(今なら「総合英語 Evergreen」)を引っ張り出して説明しています。
K2に進んでみたら、5枚1組は変わりませんが、構成が大きく変わっていて、むしろやりやすくなりました。毎日以下の進め方で固定化しています。
- 娘が、わからない語彙に下線、名前がついている文法事項に波線を引く
- 私が、下線がないのに娘がスペルを書けなそうな・知らなそうな語彙に黄色マーカーを、文法事項に黄色波線を引く
- 2人で読み合わせ
- 娘がe-ペンシルで1回聞く、娘が1回音読する、娘が1回e-ペンシルシャドーイングする
- 娘が問題を解く
辞め時を考えていますが、塾の学習が比較的落ち着いているので、もうしばらく続けることにしています。
英検準2級 でる順パス単
英検3級 でる順パス単
3級はスペルもだいたい大丈夫になってきたので、準2級の英和の暗記に進んでいます。
スペルの維持として「スペルに自信がない単語は、出てきたときに端っこの方に1回書く。スペルを見ながらではなく、目に焼き付けてから見ないで書く。」を、娘にお願いしています。こういう、ほそぼそとした取り組みが、実は大きな効果を生み出します。
自作単語帳もときどき復習しています。単語帳はエクセルでまとめており、発音記号と例文はvbaでWebから自動取得、PC版のAnkiで管理して、娘はタブレットのAnkidroidで学習を進めています。基本機能として単語の読み上げもしてくれますし、便利です。例文を読ませるとちょっと棒読みですが。
番外編:私の勉強
・市販問題集
算数ベストチェック:終了
すらすら解ける魔法ワザ 算数(計算問題、図形問題、文章題):終了
秘伝の算数(入門、応用、発展):終了。
受験算数の裏ワザテクニック(入門、無印、続、図形):終了。
下剋上算数 基礎編:終了
下剋上算数 難関校受験編:30くらいまでは基礎編とあまり変わらない印象でしたが、明らかに難しい問題が入ってきています
中学受験「算数」教え方のコツ:終了
イメージde暗記!根本原理ポイント365 実践編265:復娘の塾のお迎えの待ち時間に進めています。たまに、「コレ忘れてるな」というのが出てきますね
イメージde暗記!根本原理ポイント365 問題集:終了
サピックス分野別シリーズ 算数 標準20回テスト(3)場合の数:終了
サピックス分野別シリーズ 算数 標準20回テスト(6)速さ:10月に、めでたく終了しました
サピックス分野別シリーズ 算数 標準20回テスト(1)平面図形:娘の塾の勉強(最難関問題集とプリント)を見ていて心もとないので、10月から新しくはじめました。
塾技:前回書き忘れてましたが、9月にはじめていて、10月に、めでたく終了しました。入試問題で構成されていますが、解けない問題も2割位あったので、復習をしています
・過去問挑戦:他の方のブログやら問題集でやらで取り上げられた過去問に果敢に挑戦しています。カウントは小問単位で、荒稼ぎすることもあれば1問目からわからずボコボコにされることも。。私の初期値はこのあたり(①、②、③)で紹介していますが、ドラえもんの漫画から勉強を開始して、少しずつできるようになってきました。塾の先生にリアルタイムに好きなだけ質問することは難しいだろうと予想し、娘に適切なアドバイスをするには、私自身が勉強する必要があると考えて始めました。
巣鴨:2勝0敗
海城:3勝1敗
聖光:3勝1敗
浅野:2勝0敗
六甲:1勝0敗
洛南:2勝0敗
清風:2勝0敗
女子学院:5勝3敗
豊島岡:1勝1敗
鴎友:1勝0敗
フェリス:2勝1敗
渋々:3勝0敗
慶應普通:1勝0敗
慶應中等部:2勝0敗
慶應藤沢:2勝0敗
早稲田:4勝0敗
早稲田実:1勝0敗
東邦大東邦:2勝0敗
立教新座:2勝0敗
法政大:1勝1敗
筑附:2勝0敗
明大中野:1勝0敗
明大明治:3勝0敗
芝:4勝3敗
青山学院:4勝0敗
江戸川取手:1勝0敗
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