今年の2つの目標
2022年になりましたね。明けましておめでとうございます。
娘が早稲田アカデミーに通い初めて1年が経とうとしています。手探りの試行錯誤で進むことになった4年生前期に比べると、後期は娘も私も学習のペースを掴むことができました。
そのためか、娘の安定した成績は後期になるとさらに安定したのですが、実は、日々の娘の学習も私のサポートも、1年を通じて後半ほどゆとりがあったように思います。結果的にはですが、春期講習も夏期講習も参加せず特に問題ありませんでしたし(冬期講習も不参加)、4年生の塾での学習もあと1か月残ってはおりますが、大きな波乱なく終わると思っています。1年を振り返ってみると、入塾して前期が始まってからゴールデンウィークくらいまでが一番たいへんだったような気がします。
さて、近頃は、検索やお気に入りなどから直接ご覧いただく方が多くなっており、たいへん励みとなっております。ブログポータルサイトからも一定数お越しいただいているなど、少なからずみなさまに参考にしていただけているようでなによりです。
そのような中、今年は中学受験に関して2つの目標を考えています。
まずは、娘の成績についてですが、これは娘の4年生の成績を5年生でも維持することができれば十分と思っていて、それを私の本気サポートで達成に近づけさせてあげることが、私の今年の第1の目標ですね。もちろん、こちらが最優先です。
もう1つの目標として、今まで以上に、新小5となる娘よりも「下の学年(低学年を含む)」のお子さまをお持ちの親御さん向けのコンテンツを提供していきたいと考えています。
去年同様に、「娘は、今、こんな感じで勉強を進めています」という、予習シリーズに沿った単元ごとの学習記事も作っていく予定です。ただ、それでうまくいくのかは、その時点ではわかりませんので、娘と同学年のお子さま向けに対しては、決してお勧めしているわけではなく、単なる紹介の位置づけと思っております。
早稲アカ内では名前が公開されるために、娘の成績はこれまで同様に曖昧にせざるをえない状況ですが、「ステキ!」なら成績を維持できていると思っていただいて大丈夫ですし、成績が「大変」にまで下降したら、「これではダメでした」の紹介と受け取っていただけると思います。そのため、基本的には、娘の学習記事は、学習内容と大まかな成績を確認できる、翌年以降に学習するお子さんたち向けのつもりで作っています。
*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。今回は、なぜ、わざわざそんなことをするかについて触れたいと思います。
私もそうでしたが、親自身に中学受験経験がないことで、お子さまのサポートに不安に思っている方々が少なくないと思います。あるいは、親が自身の学歴に自信がなく、不安になっている人もいると思います。中学受験経験を持つ保護者や高学歴な保護者がゴロゴロいるように見えるのが中学受験の世界ですので。
娘をずっと見てきて、個人的には、昔の中学受験と比べて学習内容が高度化していると言われてはいますが、中学受験の流れを実際に体験していて、しかも、ある程度教えることができるという意味で「親に中学受験経験があったほうが明らかに有利」ですし、中学受験に限らず基本的な勉強の進め方を知っているという意味で「親が高学歴な方が明らかに有利」と考えています。
でも、これは、大切な子供のための親の本気パワーで、十分に追いつける差だと思っています。
まず、私は中学受験経験がないどころか、受験経験がありません。受験勉強と言われてもなんのことやら。です。
そして、私の学歴については、あまり博士号や経営管理学修士といった学位に馴染みがない方からからすると、もしかしたら少し華やかに見えるかもしれません。しかしながら、一般的には、日本では学位の有無よりも、卒業した学部(修士課程や博士課程ではなく)の大学名を学歴と見なすと思いますので、私の学歴は学歴ではないようなものですし、自分で「頑張ったな」とか誇らしく思ったことは1度もないですね。そもそも、Ph.D.もMBAも、高学歴を手に入れるための努力とは、努力の方向性が異なりますので、中学受験のサポートに貢献している部分は限定的だと思っています。
中学受験の経験がある、高学歴、あるいはその両方を備えた方の情報だと、たとえそれが有益だとしても、「自分に同じことをするのは無理だ・・・」と思ってしまうことがあるかもしれません。子供のために情報収集しているはずが、いつのまにか自分の不安拡大や自信喪失につながるかもしれません。
そこで、どちらも持っていない私ができることがあるのではないかと思っています。
中学受験経験どころか受験経験がない私でも、あれこれ考えて娘のサポートをしてきたこと、そして、(娘の過去の成績を借りさせてもらい)それがこれまでの娘の成績につながっているだろうことを、下の学年の方々に紹介することで、私と同じように自信を持てずに不安にかられる方々に勇気を出していただけるのではないかと思っています。
親の中学受験経験や学歴で子供の中学受験が有利になるとすれば、人生を通じた親の努力が優位性をもたらしているのだとは思います。
ですが、一方で、親の過去の努力で子供が不利になってしまうのだとすれば、それは少々理不尽とも言えるのではないかとも思っています。
塾が任せろというから塾に任せてるのに思うようにいかずに頭を抱える親御さんや、子供の負担を少しでも下げたいのになかなかお子さまのサポートに自信がない親御さんなどに、少しでも「自分にもできるかも!」と自信につながるような情報をお送りししたいと思っています。そんな時間があるなら自分の子供に全部注ぐべきなのかもしれませんが、そんなことを考えています。
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