社会(小4下第11回):米づくりはバケツ稲づくりで学習
小学生新聞の少し前の記事で、先物取引について紹介されていました。具体的にはWTI先物です。
私は先物は一切触らないのでそれほど詳しくもないのですが、娘に簡単に説明しました。たぶん、よく分かったようなわからんようなというところだと思いますが、なんとなく概念がわかれば十分と思います。
小学生新聞は、ときどき、やたらと難しい内容が出てきますね。娘だけではなく、私にとっても良い勉強になります。
そのような中、娘が早稲アカで社会の後期第11回の授業を受けましたので、いつもどおり応援します。
概要
早稲田アカデミーでの、社会、予習シリーズ後期第11回は「米づくり」でした。今年、5月からせっせと育ててきたバケツ稲づくりは、先日、収穫して脱穀まで終わっていて、まさに娘のためにある単元です。実は、予習シリーズの1年間のカリキュラムをよく見ておらず、米づくりを独立して学習するとは思ってもいませんでした。
今回の予シリ後期第11回の「米づくり」のポイントを3つだけ挙げるとすれば、以下でしょうか。
・稲作の流れ:育苗、田起こし、代かき、田植え、中干し、稲刈りの順に進みます。それぞれ何をやるの?なんのために?を考えるようにしたいですね。ちなみに、実際にやってみると、田植えから中干し、中干しから稲刈りがとても時間がかかります。すずめが来るのではないかとびくびくしながら網をはります。バケツ稲づくりで学んだ娘に死角はないと思いきや、田起こしと代かきはバケツ稲づくりにはないですね。トラクターとかコンバインは、実家には無いですが周りが田んぼだらけで帰省したときにいくらでも見れると思うので、そのときに実物を見ましょう。
・カントリーエレベーターとサイロ:コラムになっていて問題集でもよく出るのがカントリーエレベーターですが、端の方にしれっと出ているサイロも重要ぽいですね。
・米の生産と消費:今後の単元でもなにかと食料の自給率について取り上げられることになっています。こういう社会問題は絶対に抑えておきたいですね。
暗記ノート(補助教材)づくり
ここからが、恒例の補助資料作りです。
毎回、暗記ノートと読ぶ補助資料を作っています。暗記ノートについては、以下のページで紹介しています。
私のサポートは主に絵を用意することになります。予シリに加え、参考書として「?に答える!小学社会」、「小学高学年 自由自在 社会」を使っています。また、「Z会 入試に出る地図 地理編」、「Z会 グレードアップ問題集 小学3・4年 社会」も該当範囲は資料としていれます。統計データは、もちろん「日本のすがた」ですが、早稲アカの「都道府県マスター」もランキングについてはかなり細かく載っていますね。あとは、「くらべてわかるできる子図鑑 社会」も導入しています。さらに、私自身が読んでみて気になったところなどについては、Googleで見つけた画像や注釈をコピーします。これらをうまく並べ替えて、パワーポイントにまとめて資料集を作ります。
地方別、県別の米の生産量。東北、中部、関東。新潟、北海道、秋田。
東北と日本海側で米づくりが盛んな理由。農業が盛んな理由は多くの場合気候ですね。特に日照と水ですかね。
米の品種。茨城・新潟のコシヒカリと、東北、北海道の品種で有名どころをおさえます。大体1つの県に1品種なのに、北海道だけたくさん書いてありますね。ふるさと納税で結構色々食べてますが、私には味の区別がつきません。。。
米づくりの工夫。予習シリーズにもドローンが書いてあったりしますが、耕地整理前後の比較や昔と今の比較は、「?に答える!小学社会」、「小学高学年 自由自在 社会」、「くらべてわかるできる子図鑑 社会」がわかりやすいです。
生産量を高めるための開発。客土、干拓、用水路、早場米、二期作、二毛作。いろいろありますね。
農業従事者や農家戸数の変化。いずれもどんどん減っていますが、起業の参入が進んでいて、法人化している農業経営体数は増加傾向になっていますね。
外国と日本の農業規模の違い。かならずしも米の情報ではないですが、日本での農業があまり効率よくないことがよくわかります。
組分けテストの目標偏差値ごとの学習
偏差値50を目指すには
偏差値50を目指すには、比較的覚えやすいであろう、予習シリーズで写真や絵が掲載されているもの、そして、太字を中心に覚えると良いのではないかと思います。理科と同様、文字列でちょっと書いてあることを覚えるには相当な気合で望む必要がありますが、写真があれば、文章とつなげて理解しやすく、記憶にもある程度残りやすいのではないかと思います。
今回、写真を始めとして図表が用意されているのは、米づくりがさかんな平野、品種改良、おもな品種、米づくりの流れ、収穫後精米までのお米の名前、カントリーエレベーター、米の生産量と消費量、米の輸入相手先、米粉、水田のはたらき、生き物のすみかとしての水田、棚田・千枚田ですね。太字は、特に問題集でもよく聞かれていた印象です。
偏差値60を目指すには
問題集はきちんと解いて、わからなかった問題は単に答えを書き写して終わりではなく、解説が用意されていればしっかりと読み、双方向に理解できるよう予習シリーズテキストに戻って周辺部を読んで知識をつないでおくと良いと思います。例えば、田に水を入れて肥料を全体に行き渡らせるのは「代かき」ですが、その反対に、「代かきとはなんのためにしますか?」と聞かれたときに、文章で説明できるようにしておく必要もあります。
また、いつもどおり、予シリのキャラクターが出てきてコラムのように扱われている部分もテストではしばしば聞かれます。カントリーエレベーターが問題集でよく聞かれたので大事なのでしょう。サイロも忘れずにきちんと押さえておきたいですね。もちろん、用語だけという意味ではないです。
偏差値70を目指すには
満点をとっても、偏差値70を出すことができないため、必然と満点を目指すことになります。取りこぼしがないように、問題集で穴を埋めて安心するのではなく、再び予習シリーズテキストに戻って知識をつなげるとか、参考書を併用して理解を深めることが要求されると思います。
ただ、組分けテストで満点を目指すよりも、サピックスなどを意識して、どうすれば知識の幅を広げられるかということを考える方が良いのではないかと思いながら学習を進めたほうがよいのかなと思っています。このあたりを注意しながら、娘には学習を進めてもらっています。
テスト結果
社会の4年生後期組分けテスト第10回はむむむ成績でした。ステキでもいいのですが、問題をよく読まずにミス複数とか無いです。社会もミスノートを作り始めました。
*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。参考になるブログがたくさんあります!応援よろしくお願いします!
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