予習シリーズ漢字は先取りすべき?早稲アカ小4前期国語の振り返り

2026年6月13日塾学習,国語(4年生)

塾学習

早稲田アカデミーや四谷大塚系のカリキュラムで小4の国語が始まると、読解だけでなく、漢字や語句の学習量にも驚く家庭は多いと思います。予習シリーズの国語本体、漢字とことば、授業の宿題、カリキュラムテストや組分けテストの対策まで重なると、「漢字はどこまで時間をかければよいのか」「毎週の漢字テストに追われるだけでよいのか」「先取りしておいた方がよかったのか」と迷いやすくなります。特に小4前期は、まだ通塾生活に慣れる時期でもあり、国語の漢字・語彙に時間を取られすぎると、算数や理社の学習にも影響しやすいと感じました。

我が家の長女は早稲田アカデミーに通っていたため、漢字の教材は四谷大塚の予習シリーズ漢字とことばを使う形でした。ただ、塾で漢字に時間を取られることはある程度想定していたため、低学年から先取りを意識していました。とはいえ、長女が中学受験を意識した勉強を始めたのは小学2年生の半ばごろで、最初から計画的に進めていたわけではありません。そこから大急ぎで漢字の先取りを始めましたが、新小4の早稲アカ入塾までに、学年プラス1年くらいがやっとでした。

その後、次女はより早く先取りを始めましたが、じっくり進めたこともあり、新小4時点で学年プラス1.5年ほど。三女は覚えがよいこともあり、学年プラス2年くらいで進んでいます。同じ家庭で同じように見ていても、子どもによって進み方も覚え方もまったく違うと感じています。だからこそ、予習シリーズの漢字学習は、単に「何回書くか」ではなく、いつ始めるか、どのくらいの負荷で回すか、忘れたころにどう確認するかまで含めて考えたいところです。

この記事は、もともとは長女の早稲アカ小4前期の国語を振り返りの記事でしたが、長女の中学受験を終えつつ、リアルタイムの次女の中学受験・三女の先取りを進めている考えを加えて大幅に書き直しました。

この記事では、予習シリーズ漢字とことばの位置づけ、漢字先取りの効果、家庭での覚え方、テスト前の確認、語彙や読解へのつなげ方を整理します。私自身は、漢字は大量に書かせるより、短く覚え、忘れかけたころにまた確認する仕組みを作る方が、中学受験では現実的だと感じています。

予習シリーズ漢字とことばは、漢字だけの教材ではありません

「漢字」と言いながら、実際には語句力を支える教材です

予習シリーズの漢字教材を調べたり、塾で使い始めたりすると、「漢字」と呼ばれることが多いと思います。ただ、実際の教材名は漢字とことばであり、漢字だけを機械的に覚える教材ではありません。漢字の読み書きに加えて、熟語、語句、ことばの意味、文の中での使い方など、国語の土台になる要素が入っています。

中学受験の国語では、読解問題で本文を読む力が大切ですが、その前提として、知らない言葉が多すぎると文章が頭に入ってきません。大人でも、知らない単語だらけの英語長文を読むのはつらいですよね。小学生にとっての難しい説明文や物語文も、それに近い状態になることがあります。漢字とことばは、そうした読解以前の負荷を少しずつ下げる教材だと思います。

予習シリーズ漢字とことばは、漢字テストのためだけではなく、語彙力と読解力の前提を作る教材として見た方がよいと感じています。漢字を書けるかだけでなく、熟語の意味を分かっているか、文章の中で使えるかまで見たいです。

早稲アカでは、校舎の小テストや宿題との連動を確認したいです

早稲田アカデミーは四谷大塚系のカリキュラムを使うため、国語でも予習シリーズや漢字とことばが関わってきます。ただし、漢字練習帳や漢字テスト、小テストの実施方法は、校舎やクラス、年度によって違う可能性があります。そのため、家庭で何を優先するかを考えるときは、まず塾から指定された範囲やテスト日程を確認するのが安全だと思います。

我が家では、塾の漢字の範囲を見ながら、知らない漢字や書けなくなっている漢字を中心に確認するようにしていました。すでに書ける漢字を何度も練習するより、書けないものだけに絞った方が、時間の使い方としては効率がよいからです。特に小4前期は、通塾そのものに慣れる時期でもあるため、漢字に時間を使いすぎると、他教科の復習が薄くなりやすいです。

早稲アカで使う場合は、「漢字とことば全体を漫然と進める」のではなく、「塾のテスト範囲に合わせて、抜けている漢字を拾う」運用が現実的だと思います。校舎ごとの指示を確認しながら、家庭での負荷を調整したいです。

小4前期は、漢字よりも国語全体のリズムを作る時期でもあります

小4前期は、予習シリーズの国語に慣れるだけでも大変です。読解、漢字、ことば、記述、テスト直しが少しずつ始まり、親も子どもも「国語をどう勉強すればよいのか」を探る時期になります。長女の場合、国語は他教科に比べると苦手意識がありましたが、それでもカリキュラムテストや組分けテストでは、一定の成績を維持することができました。

その背景には、語彙と漢字を先に少し進めていたことがあったのではないかと感じています。読解問題で知らない言葉ばかりになると、本文を読む気力そのものが削られます。漢字で毎週大きく時間を取られると、読解の復習や記述の見直しに手が回りません。小4前期は、漢字だけを完璧にするより、国語全体を回せる状態を作ることが大切だと思います。

小4前期の漢字学習は、満点を取り続けるためだけではなく、国語全体の学習時間を守るために整えるという視点が大事だと感じています。漢字に追われすぎない状態を作れると、読解や記述にも時間を回しやすくなります。

漢字の先取りは、国語以外の時間を守る効果がありました

長女は小2半ばから急いで先取りし、新小4で学年プラス1年ほどでした

長女は、中学受験を意識した勉強を始めたのが小学2年生の半ばごろでした。今振り返ると、最初から中学受験を想定して漢字を進めていたわけではなく、かなり出遅れた状態から大急ぎで先取りを始めた感覚です。漢検漢字学習ステップや日能研の漢字マスター1095題を使い、少しずつ学年を先へ進めていきました。

それでも、新小4で早稲アカに入塾するころまでに、学年プラス1年程度がやっとでした。4年生の漢字はかなり書ける状態になっていましたが、5年生と6年生の漢字はまだ手つかずでした。その後、夏休みなどの長期休みも有効に使いながら、塾の学習と並行して漢字の先取りを続け、6年生の漢字まで終えたのは長女が小5のときでした。なお、特に熟語として書けるかどうかは、単字で覚えているかとは別問題です。漢字は一度見たことがあるだけでは、テストで安定して書けるとは限りません。

漢字の先取りは早く始めるほど楽になりますが、始める時期が遅くても、範囲を絞って進めれば小4の負担をかなり減らせると感じました。完璧な先取りでなくても、知らない漢字を減らしておくだけで、塾の学習は回しやすくなります。

予習シリーズ漢字とことばでは、知らない漢字だけ直せばよい状態にできました

長女の場合、4年生の予習シリーズ漢字とことばに出てくる漢字は、1回あたり20個のうち、知らないか書けなくなっている漢字が0〜3個くらいということが多かったです。これはかなり大きかったと思います。毎週の範囲を最初から全部覚える必要がある状態ではなく、書けなかった少数の漢字だけを直せばよかったからです。

もし、見る漢字のほとんどが初めてだったら、毎週かなりの時間が必要だったと思います。漢字に時間がかかりすぎると、算数の演習、理社の暗記、国語の読解復習に影響が出ます。中学受験では、漢字だけを頑張ればよいわけではありません。だからこそ、漢字をあらかじめある程度進めておくことには、他教科の時間を守る意味がありました。

漢字先取りの本当の効果は、漢字が得意になることだけではなく、毎週の国語学習を軽くし、他教科の学習時間を確保できることだと感じています。小4前期に余裕を作るためには、漢字の負荷を下げておくことがかなり効きます。

次女・三女で感じたのは、同じ方法でも進む速さは違うということです

長女の経験があったため、次女はより早く漢字の先取りを始めました。ただ、次女はじっくり進めるタイプでもあり、新小4時点では学年プラス1.5年ほどでした。三女は覚えがよいこともあり、学年プラス2年くらいで進んでいます。同じ家庭で同じように声をかけ、同じような教材を使っても、進み方にはかなり差があります。

この経験から、漢字先取りは「何年生までに何学年分進めるべき」と一律に決めるものではないと感じています。早く進められる子もいれば、反復が必要な子もいます。覚えがよい子でも、意味や熟語まで分かっていなければ、国語の得点にはつながりにくいです。逆に進みがゆっくりでも、確実に定着していれば、後から十分に効いてきます。

漢字の先取りは、進度そのものより「忘れたころにまた書けるか」「意味まで分かっているか」を見る方が大切だと思います。兄弟姉妹でも違うので、比べすぎず、その子に合う反復の間隔を探したいです。

漢字は何回も書けば覚える、とは限りません

一度に5回、10回書いても、見ながら写しているだけになりやすいです

漢字練習というと、同じ漢字を5回、10回と書く方法を思い浮かべる方も多いと思います。もちろん、手を動かすことは大切です。ただ、我が家で見ていて感じたのは、一度に何回も書いても、子どもがすぐそばに書いた漢字を見ながら写しているだけになりやすいということです。これでは、思い出して書く練習になりにくいです。

漢字を覚えるためには、見本を見て形を確認する時間(インプット)と、見ないで思い出す時間(アウトプット)の両方が必要だと思います。ところが、同じ行に何度も書いていると、直前に自分が書いた漢字が視界に入ります。子どもは意識していなくても、それを見て書いてしまいます。そうなると、手は疲れるのに、テストで思い出す力はあまり育たないことがあります。

漢字練習で大切なのは、書いた回数ではなく、「見ないで思い出して書く場面」をどれだけ作れるかだと感じています。たくさん書いているのに覚えない場合は、回数ではなく練習の形を見直した方がよいかもしれません。

我が家では、一度に1回を基本にして、忘れるころにまた書きました

娘たちの漢字練習では、原則として各練習は一度に1回までにしていました。もちろん、初めて見る漢字は形を確認しますが、同じ場で何度も書かせるより、1回書いて、少し時間を置いて、忘れかけたころにまた1回書く方が定着しやすいと感じています。覚えにくい漢字だけは、ノートの角などを使って、遠目に2〜3回書くこともありました。

この方法では、1回あたりの負荷はかなり軽くなります。その代わり、確認の回数を増やします。今日1回、翌日1回、週末にもう1回、テスト前にもう1回という形です。子どもにとっても、漢字だけで長時間拘束されるより取り組みやすいです。親としても、覚えたつもりの漢字がどのタイミングで抜けるのかを見つけやすくなります。

漢字は「一度にたくさん書く」より、「短く書いて、間を空けて、また思い出す」方が家庭では続けやすいと思います。特に中学受験では他教科もあるので、漢字学習を重くしすぎないことが大切です。

なぞり書きだけで確認する日を作ると、6年生の総復習にも使いやすいです

組分けテスト前や6年生の漢字総復習では、すべての漢字を実際に書いて確認すると、手も疲れますし、時間もかなりかかります。もちろん、本当に書けるかどうかの確認は必要です。ただ、毎回すべてを本番のように書き取りするのは、現実的ではないこともあります。

我が家では、実際に書く代わりに、なぞり書きだけで「書けるかどうか」を確認してもらうこともありました。頭の中で形を思い出しながらなぞるだけでも、かなり確認になります。迷った漢字や、手が止まった漢字だけを実際に書けば、時間を節約できます。6年生の直前期は、漢字以外にも過去問、記述、理社の暗記があるため、確認方法に濃淡をつけることが大切だと思います。

総復習では、すべてを毎回書くのではなく、なぞり書きや口頭確認も使いながら、怪しい漢字だけを書いて潰す方法が現実的です。手を動かす量を減らしても、思い出す練習ができていれば意味はあります。

漢字の覚え方や家庭での復習方法をさらに具体的に整理したい場合は、別の記事でも詳しくまとめています。毎日10分でどう回すか、親がどこまでサポートするかを考えたい家庭には参考になると思います。

中学受験の漢字と親のサポート|毎日10分で得点源に変える実践メソッド
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/child-study/kokugo/kokugo-kanji-oboekata/

\ 漢字、覚える仕組みになってますか? /
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学年別に見る、漢字とことばの回し方

4年生は、毎週の習慣化とテスト範囲の確認を優先します

4年生の漢字とことばでは、まず学習習慣を作ることが大切だと思います。通塾が始まったばかりの時期は、算数、理科、社会の宿題も増え、国語の読解にも慣れなければなりません。その中で、漢字とことばを毎週どのタイミングで進めるのかを決めておかないと、テスト直前にまとめて詰め込む形になりやすいです。

我が家では、塾の範囲を見て、書ける漢字は確認程度にし、書けない漢字や意味があいまいな語句を中心に扱うようにしていました。4年生では、まだ完璧な自走は難しいことも多いです。親が丸つけをしたり、簡単な小テストを出したりするだけでも、定着度はかなり変わります。

4年生では、漢字とことばを「毎週少しずつ触れる教材」にすることが最優先だと思います。小テスト前だけの詰め込みにすると、覚えたつもりでも組分けテストや後期に残りにくくなります。

5年生は、量が増える前提で忘却対策を入れたいです

5年生になると、各教科の負荷が一段上がります。算数は単元が重くなり、理社の暗記も増え、国語も読解の抽象度が上がります。その中で漢字とことばを後回しにすると、テスト前に一気に苦しくなります。4年生で何となく回っていた家庭でも、5年生で時間が足りなくなることはあると思います。

5年生で大切なのは、覚えることよりも、忘れることを前提にした確認です。いったん書けるようになっても、数週間後には抜けます。間違えた漢字だけを小さくメモしておく、週末に再テストする、組分け前にもう一度見るなど、弱点を拾う仕組みがあると楽になります。全部を毎回最初からやり直すのは、時間的にかなり厳しいです。

5年生の漢字学習は、「覚える」より「忘れたものを早く見つける」仕組みが大切だと思います。間違えた漢字だけを再確認できるようにしておくと、他教科とのバランスも取りやすくなります。

6年生は、国語の漢字だけでなく社会の用語漢字も意識します

6年生になると、漢字とことばは入試に向けた総復習の意味が強くなります。国語の漢字や語句だけでなく、社会の地名、人名、歴史用語、公民用語なども、漢字で書けるかが点数に影響することがあります。国語の漢字学習だけをしていれば十分とは言いにくくなります。

この時期は、過去問や模試で実際に間違えた漢字を拾うことが大切です。漢字とことばの教材に戻るだけでなく、社会のテキストや間違い直しからも、書けなかった語句を集めます。ただし、6年生は時間が限られるため、すべてを同じ濃さでやり直すのは難しいです。志望校で書き取りが多いのか、選択が中心なのかによっても優先度は変わります。

6年生では、漢字とことばを国語だけの教材として見ず、社会用語や入試で落としやすい語句まで含めて横断的に確認するとよいと思います。弱点だけを絞って潰す方が、直前期には現実的です。

中古やお下がりを使うなら、学年・上下・年度・解答を確認します

漢字とことばは、公式ルートだけでなく、中古やお下がりで手に入ることもあります。兄弟姉妹で使い回したい家庭もあると思いますし、少しでも費用を抑えたい気持ちも自然です。ただし、予習シリーズ系の教材は改訂や年度差があるため、学年、上下巻、年度、解答の有無は必ず確認したいところです。

書き込みが多い教材は、漢字練習には使いにくいことがあります。答えがすでに見えてしまうと、子どもが自分で思い出す練習になりません。特に漢字とことばは、書けるかどうか、意味が分かるかどうかを確認する教材なので、問題部分に答えが書かれていると使いにくくなります。塾の進度と合っているかも見ておきたいです。

中古やお下がりは便利ですが、「安いか」より「今のカリキュラムに合い、子どもが自力で確認できる状態か」を優先することが大切です。解答がない場合も、家庭で丸つけや再テストがしにくくなるため注意したいです。

語彙・読解・記述につなげてこそ、国語全体が安定します

語彙強化は、読解問題の前にある土台です

中学受験の国語では、読解の解き方がよく話題になります。もちろん、設問の読み方や根拠の探し方は大切です。ただ、それ以前に、本文中の言葉が分からないと、どれだけ解き方を学んでも苦しくなります。長女の場合も、低学年の全国統一小学生テストで難しい語彙に歯が立たなかったことがあり、そこから語彙を意識するようになりました。

我が家では、単語帳のような語彙教材も使いました。ただ、語彙の本は単調で苦痛になりやすいです。だからこそ、子どもが少しでも見やすいもの、取り組みやすいものを選ぶことも大切だと思います。また、家庭の会話の中で少し難しい言葉をあえて使ったり、知らない言葉が出てきたときに説明したりすることも、地味ですが効いてきます。

漢字とことばの学習は、漢字テスト対策で終わらせず、知らない言葉を減らして読解の負担を下げるために使うと、国語全体への効果を感じやすいと思います。語彙が増えると、本文を読むときの抵抗感が下がります。

新聞や読解本文から、知らない言葉を拾う方法も役立ちました

長女のときは、小学生新聞も語彙強化に役立ちました。3年生から読売KODOMO新聞を読み、4年生になってから毎日小学生新聞も追加しました。もともとは理科や社会への興味づけ、音読教材として始めたものですが、実際には語彙の確認にもなりました。平日の連載小説にも、子どもにとってはなかなか難しい表現が出てきます。

読書では、知らない言葉を全部止めると読む楽しさが減ってしまうことがあります。そのため、普段の読書ではある程度読み飛ばしてよいと思っています。一方で、新聞や読解問題では、親があらかじめ気になる語彙にマーカーを引いたり、読み終わった後に確認したりしました。読解問題を解いた後にも、本文をもう一度読み、初めて知った単語に印をつけてもらうようにしていました。

語彙は教材だけで増やすのではなく、新聞や読解本文の中で「実際に使われている言葉」として拾うと、記憶に残りやすいと感じます。予習シリーズ漢字とことばで覚えた語句も、文章の中で出会うことで定着しやすくなります。

復習ノートや模範解答まとめは、作る目的を絞った方がよいです

小4前期には、国語の知識問題で間違えたものを復習ノートにまとめることもありました。ただ、学習方法を少しずつ調整していくうちに、知識問題のミスはかなり減り、ノートは思ったよりスカスカになりました。結局、間違えたものだけをノート化しても、テストの時点で覚えていたものは入ってこないため、全体を時々見直す必要があると感じました。

読解でも、間違えた問題をレポートのようにまとめたり、記述の模範解答を集めたりした時期がありました。考え方や本文の根拠を残す方法としては良いのですが、作るのに時間がかかり、読み返せないと効果が薄くなります。記述の模範解答も、きれいな答えを集めるだけでは、子どもの表現力にすぐつながるとは限りませんでした。

国語の復習は、ノートを作ること自体を目的にせず、次に同じタイプの問題でどう直すかを親子で確認する方が続けやすいと思います。漢字や語句も、まとめるより、間違えたものを再テストできる形にする方が実用的です。

白紙を避ける声かけも、国語では小さな成長につながります

長女の国語では、読解や記述に苦手意識がありました。それでも、小4前期の組分けテストでは、最後に記述を1問残して時間が厳しい場面がありながら、何とか書いて点を取ってきたことがありました。普段の宿題前に「白紙は0点になるから、何かしら書こう」と声をかけ続けていたことが、少し効いたのかもしれません。

国語は、漢字のように正解不正解がはっきり見える部分と、記述のように成長が見えにくい部分があります。漢字や語彙が整ってくると、本文を読む負担が減り、記述に使える言葉も少しずつ増えていきます。すぐに点数へ直結しないこともありますが、白紙を避ける、根拠を探す、知らない言葉を拾うといった積み重ねは、後から効いてくると感じています。

漢字とことばの学習は、読解や記述と切り離さず、国語で「読める・書ける・説明できる」状態を支えるものとして見るとよいと思います。小4前期の国語は、得点だけでなく、こうした小さな変化を拾う時期でもあります。

6年生の直前期に、漢字語句・読解・記述・時間配分をどう整えるかは、別の記事でも整理しています。小4のうちから何を積み上げておくと後で楽になるかを考えるときにも、参考になると思います。

中学受験の直前期、国語で崩れないための仕上げ方|読解の型・時間配分・漢字語句・記述を整える
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/home-study/chugakujuken-chokuzenki-kokugo/

まとめ

予習シリーズ漢字とことばは、単なる漢字練習帳ではなく、漢字・熟語・語句を通じて国語の土台を作る教材だと思います。早稲アカや四谷大塚系のカリキュラムでは、毎週の小テストや組分けテストにも関わるため、後回しにすると意外と負担が大きくなります。一方で、漢字に時間をかけすぎると、算数や理社、国語読解の復習時間を圧迫してしまいます。

我が家では、長女が小2半ばから急いで漢字の先取りを始め、新小4で学年プラス1年ほどまで進めました。そのおかげで、小4の漢字とことばでは、毎回ほとんどの漢字が既習となり、書けなかった数個だけを直す形にできました。次女は学年プラス1.5年、三女は学年プラス2年ほど進んでいますが、進度よりも、忘れたころにまた書けるか、意味まで分かっているかが大切だと感じています。

漢字を覚えるときは、一度に5回、10回と書くより、見ないで思い出す場面を作ることを意識したいです。1回書いて、少し間を空け、また1回書く。苦手な漢字だけを再テストする。6年生の総復習では、なぞり書きや口頭確認も使いながら、怪しいものに絞る。こうした形の方が、家庭では続けやすいと思います。予習シリーズ漢字とことばは、全部を重く抱える教材ではなく、国語全体の負担を軽くし、読解や記述につなげるために使う教材として、家庭に合う回し方を作っていくのがよいと感じています。

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Posted by ぜろパパ