算数(小4下第13回):算数の強敵「速さ」は、親パワーで苦手化は全力回避したい

塾学習,算数(4年生)

子供の学習(算数)

最近、運動系の習い事に対し、娘のやる気がアップしています。練習試合も多いし。だからというわけでもないですが、私が教えている高学年(娘含む)も「練習がない日も練習する!」とか言い出していて、私も本気だしてアレコレ工夫を考えて内容を決めています。

小学生の地域のスポーツの本気度はチームによって大きく変わると思いますが、私のイメージだと、教える側も専門ではないことも多く、少なからずなんとなく練習が固定化されていて、子どもたちもいつも同じように練習をこなしているだけになってしまいがちな気がしています。

子どもたちが決めた目標がきちんと明確になっているか?その目標は子どもたちが決めたものか?その目標を達成するためには何が足りていないのか?その足りない部分を満たすためにはどうすればいいのか?

個人的に、私は、こういったことを1つ1つ丁寧に確認していく必要があると思っています。

そのうえで、子どもたちには理想的なプレーを頭で理解してもらうため、いろいろと工夫を考えます。ノートパソコンを持ち込んでYoutubeで見つけた動画を見てもらったり、パワポに各プレーのポイントをまとめて印刷したものを配布したり、子どもたちの動画を録画して自分で修正すべきポイントをチェックしてもらったり。

数年前に初めてチームを持ったとき、そもそも私にとって誰かに教えることも初めてではありましたが、これで地域最弱チームが最強チームの一角になりました(もちろんたまたまの可能性もありますが)。やはり、理想と現在の状況をきちんと理解し、課題を抽出して1つずつ取り組むという、いわゆる問題解決のアプローチは有効だと思っています。もっとも、ここまで真剣に私も考えよう!と思うのは、子どもたちに競争心や向上心がある場合に限りはしますが、やる気に満ちあふれた子どもたちに囲まれ、なんとかしてあげたく、2回目を頑張ってみようかなと思う今日このごろです。

ふと、中学受験の勉強も同じだなと思いました。

目標(理想)、現実、そのギャップを埋めるためのアプローチ。これらをはっきりさせておかないと、成績を上げるどころか維持することすら難しくなっていくのだと思います。

今後も、塾を頼りはしますが、塾に丸投げしないようにしなければならないなと改めて感じました。

前置きが長くなりましたが、娘が早稲アカで算数の後期第13回の授業を受けましたので、いつもどおり本気で応援します。

概要

早稲田アカデミーでの、算数、予習シリーズ後期第13回は「速さの表し方」でした。

第6回の「割合の表し方」と同じかそれ以上に、この単元は、なんとしてでも理解しておく必要があります。四谷大塚や早稲田アカデミーのクラス分類で必ずしも上の方のクラスではなく、いつも「子供は勉強嫌いだし、そこそこ理解できていればOK」くらいで満足されていたとしても、この単元は「そこそこ」ではなく、「きちんと」理解するよう誘導したいところです。

速さは、今後、どんどん難しくなっていきます。

「通過算」や「旅人算」に始まり、細かくは「時計」や「比」の勉強でも速さの概念を使います。ということは、今回の単元の理解が不十分の場合、速さが含まれる単元の学習に大きく影響を与えることになってしまいます。ここはひとつ、親パワーを上手に使って、子供が苦手に陥ることだけは全力回避したいところです。

例題と類題は5つずつで、道のりと時間と速さの計算を1問、速さの単位換算を1問、それ2つのあわせ技の問題を2問、そして、文章題を1問扱っています。

道のりと時間と速さの計算の基本は、私たち公立組も習った「おはじき」ではないかと思います。中学受験界では、どうも「おはじき」なんて使っていたら遅くなるというのが一般的なようですが、混乱したりミスしたりするより良いと思っています。

速さの単位換算は、それ用の問題であればきちんと解ける子も多いとは思いますが、文章題で出てくると計算に必要な単位に換算しないで文章中の単位そのままで計算してミスというのが起こりがちなので、注意が必要ですね。あと、塾で教わっているはずの「3.6」を掛けたり割ったりする秒速時速の少しラクな計算も覚えておいたほうがいいですね。

2つのあわせ技の問題は、上記2つをしっかり理解できていれば問題ないと思います。

文章題は、始めから線分図が書いてある親切設計ならよいのですが、自分で書かないといけない問題の方が普通だと思うので、なれておく必要がありますね。娘にも、かんたんな問題で暗算でできるような問題であっても、きちんと文章を図に落とし込む作業を欠かさないように言っています。

 

娘の学習

予シリ:今回も予シリの問題には触れませんでした。練習問題は予習シリーズと演習問題集の両方にありますが、どちらかでいいかなと思った場合、私は演習問題集の練習問題を解いてもらうようにしています。どちらでもいいと思うので明確な理由があるわけではなく、なんとなくです。なお、多めに解いてほしい時は両方の練習問題を頑張ってもらうこともあります。

演習問題集:基本問題と練習問題をパスし、トレーニング、実戦演習を全部解いてもらいました。サピックスのBASICを学習していることもあり、全く問題ありませんでした。とはいえ、そのうち忘れるかもしれないので、何問かは復習ノート行きです。

最難関問題集、プリント最難関問題集、プリントは全部解きました。このレベルでも比較的スムーズに解いてはいる印象ですが、時間がかかってしまっている問題も見受けられました。特に応用問題Bの雙葉の問題では、線分図をどう書けばよいかで攻めあぐねてしまったようでした。

いろいろな作図方法があるのかもしれませんが、私は、問題文に書いてある条件をまず書き込んで、計算する気になれば計算できる部分をチェックしておき(時間と速さが分かっているから、距離は計算できるぞ、など)、問われている求めたいところにもはっきりさせておいて、攻め方を考えてから動き出すようにしています。これがベストかどうかはわかりませんが、娘の横で書いてみるとか、あれこれ参考にしてもらえそうなことは見せるようにしています。でも、娘が困っているときだけですので、頻度としてはそこまで多くはありません。

ちなみに、プリントは激ムズ問題が多かったです。。。

油断して間違えた問題、問題の内容に対して時間がかかり過ぎと思った問題については、復習ノートをつくって後日やりなおします。復習ノートの比較や作り方は、以下のページで説明しています。

組分けテストの目標偏差値ごとの学習

偏差値50を目指すには

偏差値50を目指すには、演習問題集の基本問題やトレーニングで出てくるような、比較的易しめの問題を解けるようになりたいです。

まずはトレーニングの方の問題でしょう。これで間違える問題がでてくるようであれば、文章を読んで解かなければならない基本問題ですら手強くなってしまいます。速さの計算練習が不十分なようなら、ネットで速さのかんたんな計算問題のプリントを探すのも良いと思います。

次に速さの単元を学ぶときのことを考えると、練習問題にも挑戦しておきたいですね。これを乗り越えておかないと、このあたりの問題を難なく解けるだろう偏差値60前後に対し、遅れになってしまうのではないかと思います。

偏差値60を目指すには

いつもどおり、予習シリーズと演習問題集の練習問題をテンポよくスムーズに答えられるようになりたいです。いつもは実戦演習は「できれば挑戦」くらいで書いていると思いますが、今回は、実戦演習にも果敢に挑戦し、例えば2回ずつ解くとかになったとしても、きちんと理解しておく価値があるのではないかと思います。

これくらいの問題が問題なく解けるようになっていれば、次に速さがでてくる単元でも、自信を持って臨めるのではないかなと思います。

偏差値70を目指すには

最難関問題集は、なかなか難しくはありますが、応用問題A応用問題Bの1問目は、まだ比較的解きやすい印象です。

なんとなく式を書いただけで解けてしまうというのは、それはそれで才能なのかもしれませんが、より難しい問題に遭遇したときに混乱しないためにも、きちんと図に落とし込む作業を大切にしたいと、私は思っています。少なくとも娘のレベルでは、感覚や暗算に頼ることはできません。そういうのは一部の天才に任せることにします。

あとは、いつもどおり、とにかく、好成績をとるためにはとにかくミスなしを目指したいところです。100問中1問たりともミスしないためにどうすればいいのか、親が子供に働きかける必要がありますね。

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Posted by ぜろパパ