【四谷系向け】理科(小4下第18回):てんびん図を覚えると、後で算数が少し楽できるかも
5年生の第1回の授業が今月末から始まってしまうようなので、購入後にパラパラみたレベルではなく、娘の学習に備えて予習シリーズを見ているのですが、やはりボリュームが増えていますね。単純にページ数も4年生の6ページから、5年生では8ページに増えていますが、文字も小さくて読みにくく、圧倒される分量に見受けられます。
それでも、4年生からの延長である単元も多く、新しい学習だけでなく復習も入っていますので、4年生の内容をきちんと理解していれば、負担は大きくは増えないかもしれません。
でも、「5年生から通塾開始、さあ、頑張るぞ!」な場合、5年生でゼロから覚えることになるので、相応の覚悟が必要そうです。
それだけではなく、4年生の復習部分については、4年生のテキストのほうが丁寧に、かつより詳しい説明があることが多いため、5年生から学習を始めたお子さまをお持ちの方は、4年生のときの予習シリーズも揃えて、合わせてみていったほうが無難かもしれません。
ということで、娘が早稲アカで理科の後期第18回を学習しましたので、いつもどおり応援します。
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概要
早稲田アカデミーでの、理科、予習シリーズ後期第18回は「棒のつり合い」でした。
ばねに続き、計算が主力となる単元ですね。そんな、予シリ後期第18回は「棒のつり合い」のポイントを3つだけ挙げるとすれば、以下でしょうか。
・てんびんで重さが変わらない条件:計算に埋もれがちですが、大事なところです。忘れていると、問題で出てきたときに慌ててしまいます。「ひものながさ、重りの位置、重りの形、重りを分割」ですね。机の上で語るのではなく、今日の夜のお風呂上がりにでも、体重計であれこれしてみるといいかもしれません。
・モーメント:たぶん塾でもこの用語は出てきたのではないでしょうか。私は高校時に生物選択だったので詳しくないし、イメージもいまいちで説得力がないですが、きちんと理解しておくべきところだと思います。てこ実験器の説明がわかりやすくなっているので熟読ですね。計算問題ではてこ実験器は出てこないと思いますが、出てきたときに視点から○番目を数え間違えるのが小学生だと思うので、注意しておきたいです。
・棒のつり合いの計算:娘は日能研の「算数ベストチェック」、サピックスBASIC「割合」「比」を勉強しているので、てんびん図を使うことができます。比は夏休みの夏期講習から習うようではありますが、これまでにも例えばやりとりの問題で②とか⑤とか使って線分図を書いているわけですし、比を知らない子でも理解できないことはないと思います。計算の確かめに使うとかもできますので、娘がてんびん図や比を知らなかったとしても、一応、教えていたと思います。ちなみに、片方に2つ以上重りがあると使えませんので、基本となる計算方法をおろそかにするということはありません。
今回の単元は「七田式の理科ソング 物理・化学」に含まれそうなものですが、関連する曲として「てこのしくみ」があった程度で、直接的な曲はありませんでした。とはいえ、幅広い分野の基礎的な内容を扱っているので、覚えるのが苦手なお子さんや、3年生で理科の通塾準備したい方にはちょうどよいかと思います。
暗記ノート(補助教材)づくり
ここからが、恒例の補助資料作りです。毎回、暗記ノートと読ぶ補助資料を作っています。暗記ノートについては、以下のページで紹介しています。
私のサポートは主に絵を用意することになります。予シリに加え、参考書として「?に答える!小学理科」、「小学高学年 自由自在 理科」を使っています。「受験理科の裏ワザテクニック(「続 受験理科の~」・「続々 受験理科の~」もある)」に該当範囲があれば、これも入れます。また、Z会の入試に出る図鑑は「Z会 入試に出る植物図鑑」「Z会 入試に出る動物図鑑」「Z会 入試に出る地球・宇宙図鑑」がありますが、今回使うのは「Z会 入試に出る動物図鑑」と「Z会 入試に出る植物図鑑」ですね。「くらべてわかるできる子図鑑 理科」も導入しています。中学受験で大活躍!という話で用意した「スーパー理科事典」は出番なしです。さらに、私自身が読んでみて気になったところなどについては、Googleで見つけた画像や注釈をコピーします。これらをうまく並べ替えて、パワーポイントにまとめて資料集を作ります。
てんびん:支点からの距離の関係や、てんびんがどちらに傾くかなど、言葉が挿入されている「小学高学年 自由自在 理科」の図のほうが、予習シリーズよりもわかりやすくなっていました。
上皿てんびん:使い方は「くらべてわかるできる子図鑑 理科」が詳しく、重さを量るときと薬品を量り取るときでの使い方の違いなどがわかりやすく説明されています。分銅の構成については「小学高学年 自由自在 理科」が詳しいです。利き腕で左右の使い方がかわるとか、「つり合う」は針が止まったときではないこともポイントですね。
複雑なモーメント:支点から左右に分けて単純に考えることができない問題が「?に答える!小学理科」にわかりやすく紹介されていました。ばねばかりが吊るされている問題、支点が端にある問題、棒に重さがある問題、そして、これらの組み合わせの問題です。5年生の前期で学ぶので、こういうのもそのうち学ぶよ、という意味で加えています。
重心:重心の見つけ方は「?に答える!小学理科」にも「小学高学年 自由自在 理科」にも詳しく載っています。ここでも比を使うので、「算数で比が苦手=理科の計算も不得意に」になってしまいますね。
てこ:娘は私と一緒に「やさしくまるごと小学理科」を読んで、動画も全部見ているので、てこも基本中の基本はわかっています(私も基本中の基本だけ)。そのため、参考書から抜粋して入れました。「?に答える!小学理科」の方がいい感じの説明になっています。
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