社会(小4下第9回):勉強のためではなく自衛のために自然災害と防災は念入りに

2024年2月23日塾学習,社会(4年生)

子供の学習(社会)

理科の記事での「ファミマル」騒動に関連して。

少し前に娘が早稲アカから、早稲田アカデミーブランドムービーのチラシをもらってきました。さっそく、新しい「虫好きの少女」を妻、娘と見てみて、ついでに、宇宙飛行士を目指す少年のムービーも今一度見てみました。入試直前期のポスターといい、早稲アカは心をうつのが上手だなと思います。ブランドムービーは以下の早稲アカサイトで閲覧できます。

動画の中でも「女の子が虫好きじゃだめなの?」的な子供の悲しそうなセリフがあったと思いますが、先日、毎日小学生新聞で「男らしさ」「女らしさ」が紹介されていました。娘はそれを読んで、親から「女の子らしくしなさい」と言われることが度々ありうんざりしている友だちが小学校のクラスにいると言っていました。

振り返ってみると私も「女らしく~」と娘に言ったことがないはずですが、「こういう表現はよくない!使わない!」という信念があるわけでもなく、たまたまだと思います。例えば、ちょっと品が無いような乱暴な言葉づかいをしている男の子がいるとして、それと全く同じ言葉づかいをしている女の子もいるとすると、周りから見られるマイナスの程度は、男の子より女の子のほうが大きいような気がします。もしも娘がそういう言葉づかいをしていたとしたら、「本当は男でもよくないけど、女の子だと余計に損してしまうから、やめたほうがいいんじゃないかい」くらいのことは言ってしまうと思います。これも差別的な発言になってしまうのですかね。。。

そのような中、娘が早稲アカで社会の後期第9回の授業を受けましたので、いつもどおり応援します。

概要

早稲田アカデミーでの、社会、予習シリーズ後期第9回は「山と川がうみだす地形」でした。前期で習ったこと、理科で習ったことがごっちゃになりますね。いや、それぞれよい復習になると思うべきですね。

今回の予シリ後期第9回の「山と川がうみだす地形」のポイントを3つだけ挙げるとすれば、以下でしょうか。

白地図:平野と川、山・山地・山脈がいっぱいでてきます。でも、多くは今までに習ったことですね。そして、問題集では今までに習ってないところが聞かれがちなので、しっかりと覚えたいです。

日本の川の特徴:予習シリーズにはアマゾン川の写真が掲載されていますが、湖や海に見えますね。日本の川は短くて急なわけですが、「考える社会科地図」に、わかりやすいグラフが載っていますね。信濃川が子供に見えてしまいます。

地震:後半は全部地震関連ですね。液状化現象も火災旋風も津波も写真と文字だけだと理解しにくいかもしれません。調べるとわかりやすい説明をしてくれているサイトや動画がでてきますので参考にすると良いかもしれません。津波はちょっと刺激が強いかもしれませんが、私はテキストでは言い表しようがないほど恐ろしいものだと知ってほしく、見せました。

暗記ノート(補助教材)づくり

ここからが、恒例の補助資料作りです。

毎回、暗記ノートと読ぶ補助資料を作っています。暗記ノートについては、以下のページで紹介しています。

私のサポートは主に絵を用意することになります。予シリに加え、参考書として「?に答える!小学社会」と「小学高学年 自由自在 社会」を使っています。また、「Z会 入試に出る地図 地理編」、「Z会 グレードアップ問題集 小学3・4年 社会」も該当範囲は資料としていれます。統計データは、もちろん「日本のすがた」ですが、早稲アカの「都道府県マスター」もランキングについてはかなり細かく載っていますね。あとは、「くらべてわかるできる子図鑑 社会」も導入しています。さらに、私自身が読んでみて気になったところなどについては、Googleで見つけた画像や注釈をコピーします。これらをうまく並べ替えて、パワーポイントにまとめて資料集を作ります。

フォッサマグナと糸魚川静岡構造線。授業での取り上げられたようでした。名前と場所だけ知っているのではもったいなく、Google画像検索で、くっきりと区切れがわかる画像が出てきます。

日本の河川のもう一つの特徴。急だからこそだと思いますが、総じて海から高いところを流れると言えるようですね。テムズ川とかメコン川がうらやましい。ちなみに、ちょっと古くて平成10年前後ですが、10年間で日本の98%以上の市町村で、水害・土砂災害が発生しているようです。大小含まれているのだと思いますが、かなり身近に感じますね。

世界の降水量。日本は多めであることがいつだったかの予習シリーズに載っていたと思いますが、日本が2,000弱なところ、世界平均がちょうど1,000mmくらいで、イギリス、アメリカ、フランスなどは世界平均と同じか少ないくらいなのですね。

白地図。「サピックス 白地図トレーニング帳」から、川、平野、山、山地・山脈のページを抜粋しました。夏休みに覚えたところですが、ここで復習です。

山と川の災害。土石流、泥流、崖崩れ、竜巻、火砕流。いずれも恐ろしい災害ですね。画像を貼るだけでなく、動画も一緒に見て、痛ましい自然災害を脳に焼き付けてもらいました。

地震。プレートと地震の仕組み、高潮と津波の違い、火災旋風、液状化現象の原理など、わかりにくいので説明や画像を補足しました。

災害対策。本棚などを固定するとかの家の中の減災対策、自助・共助・公助、万が一の災害時の持ち出し品の例、警戒レベルと避難情報などを入れました。もはや勉強のためではなく、実際に災害時の心得ですね。

組分けテストの目標偏差値ごとの学習

偏差値50を目指すには

偏差値50を目指すには、比較的覚えやすいであろう、予習シリーズで写真や絵が掲載されているもの、そして、太字を中心に覚えると良いのではないかと思います。理科と同様、文字列でちょっと書いてあることを覚えるには相当な気合で望む必要がありますが、写真があれば、文章とつなげて理解しやすく、記憶にもある程度残りやすいのではないかと思います。

今回、写真を始めとして図表が用意されているのは、急な川(北山川)、アマゾン川、川のはたらきによってつくられた地形、日本の主な川・平野日本の主な山地・山脈、カルデラ湖(摩周湖)、地熱発電所浅間山、富士山(ハザードマップ)、液状化現象、火災旋風、津波、阪神淡路大震災、東日本大震災、帰宅困難者ですね。太字は、特に問題集でもよく聞かれていた印象です。

偏差値60を目指すには

問題集はきちんと解いて、わからなかった問題は単に答えを書き写して終わりではなく、解説が用意されていればしっかりと読み、予習シリーズテキストに戻って周辺部を読んで知識をつないでおくと良いと思います。

取りこぼしがないように工夫したいですね。いつもどおり、予シリのキャラクターが出てきてコラムのように扱われている部分もテストではしばしば聞かれるので、暴れ川3兄弟、火山によってできる湖(カルデラ湖・せきとめ湖)、環太平洋造山帯、富士山、国立公園、ライフライン、阪神大震災と東日本大震災もきちんと押さえておきたいですね。

偏差値70を目指すには

満点をとっても、偏差値70を出すことができないため、必然と満点を目指すことになります。取りこぼしがないように、問題集で穴を埋めて安心するのではなく、再び予習シリーズテキストに戻って知識をつなげるとか、参考書を併用して理解を深めることが要求されると思います。

ただ、組分けテストで満点を目指すよりも、サピックスなどを意識して、どうすれば知識の幅を広げられるかということを考える方が良いのではないかと思いながら学習を進めたほうがよいのかなと思っています。このあたりを注意しながら、娘には学習を進めてもらっています。

テスト結果

社会の4年生後期カリキュラムテスト第8-9回はステキ成績でした。理科と同様、全く問題ないです。絶好調です。この勢いで組分けテストも頑張ってもらえればと思います。

*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。

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Posted by ぜろパパ