早稲アカ(四谷大塚系)小4前期振り返り(社会):概ね理科と同じ進め方で問題なし
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暑い日が続いていますが、朝一であれば、外でなにかする気になれるレベルではあるので、ほぼ毎日、就業開始前に娘の縄跳びに付き合っています。勉強だけでなく、運動でもYoutubeは便利ですね。「〇〇飛びの練習方法」のように、みなさんわかりやすい動画を紹介しているので、大変参考にさせていただいています。
さて、予シリに準拠した早稲田アカデミーでの前期の授業の振り返りで、今回は社会です。理科とほぼ同じではありますが。
娘が通塾開始前に、あるいは、通塾開始以降に取り組んでみて、効果があったと考えるもの(〇)、いまいちわからないもの(△)、効果がなさそうなもの(×)について整理してみました。
4年生で社会を大の苦手としていて成績をなんとか上げたいと考えている方、あるいは、特に、3年生以下で通塾開始前に何らかの準備をしたいと考えている方には、多少なりとも参考にしていただけるのではないかと思います。
理科
〇:暗記時間の確保
前回の理科でも紹介しましたが、社会ではスタディアップという学習塾があります。「中学受験社会専門」という珍しい領域でご活躍されている野村恵祐さんが講師として運営されています。
その著書である「中学受験は社会で合格が決まる」「中学受験 社会 合格への家庭内戦略」「第一志望に合格したいなら「社会」の後回しは危険です」は、いずれもきちんと読んでおきたい書籍ではないかと思います。
社会は「覚えるだけ」と思っている人がそれなりにいて、実はそうではなく「正しい知識を豊富に持った上での思考力が大事」だというのが、塾の入試報告や中学受験の書籍で見聞きすることではないかと思います。
私が上記書籍を読んだ時、いわば、その第1段階とも言える「覚えるだけ」の部分に正しく取り組んでいますか?というような内容の部分にドキッとさせられました。自分であれこれ覚えるならともかく、たくさん覚えなければならないのは娘です。同じ暗記でも、やりかたによって娘の負荷が変わるかもしれないと思うと、それはもう必死に何度も読みかえしました。
いわれてみれば当たり前かもしれませんが、教材にも種類があって、必要な教材を適切に使っていかなければならないということも、気付かされました。理解のための教材と、暗記のための一問一答形式の教材はうまく使い分ける必要があるようです。
理科と同様に、事前に一読、授業を受けた後には当日のうちに簡単に復習。そして、暗記のための時間は、授業の翌日と決めていて、あやふやなところをチェックしながら読んでいくのも同じです。さらに、週末に問題集を解いて間違えたらチェックしていくのも同様ですね。理科と比べて記述問題が多いですが、記述問題は正解していてもチェックしておき、あとで見返すようにしています。その後、チェックした部分はテスト前までにきちんと理解できるようにしておきます。
テストについても理科と同じです。早稲田アカデミーのカリキュラムテストと四谷大塚の組分けテストは、たまに載っていない問題も出てきますが、他塾のテストと異なり、テキストと問題集をきちんと理解できていれば満点を目指せるテストです。お子さまの成績が伸びない場合、基礎事項をきちんと理解しているかなどを確認するなど、暗記まわりの改善で飛躍的に伸びると思います。
5年生になれば同じことをより深く学ぶことになるので、理社は力を入れなくてよいという考えもよく聞きます。それも戦略の1つかもしれません。
しかしながら、一方で、5年生になると算数は遅れてついていけなくなる子も多くなるし、国語も読解の文章のレベルが格段に上がるとも聞きます。結果として5年生からでも間に合ったという人の意見は「算国に集中できていいなぁ」くらいに留めておき、「さぁ、そろそろ理社を頑張るかと思った時に、その時間が確保できないかもしれない」というシナリオに基づき、娘には算数や国語だけでなく、理社も今から頑張ってもらうことにしています。
○:参考書の併用
こちらも理科と同じです。私と娘は「?に答える!小学社会」と「小学高学年 自由自在 社会」を参考資料として使っています。電子化し、各回の該当範囲を印刷して参考資料にしています。
スタディアップの書籍では、参考書は1冊でいいというか、1冊にすべきと書いてあったと思いますが、無視です。参考書によって強み弱みがあるし、2冊以上だと混乱するというのであれば、そうならないように工夫して使えばよいだけと思っています。1冊で済めばそれに越したことはないと思っていましたが、中学受験関連の社会と理科の参考書を書店でじっくり眺めて比較した結果、このような2冊併用の使い方になりました。ちなみに、どちらか1冊だけということであれば、わかりやすさ、網羅性、みやすさなどから「?に答える!小学社会」を選びますね。
小4の前期では、知識の深堀りというよりも、参考書を併用することで、予習シリーズテキストの内容へのよりよい娘の理解に繋がり、成績にも反映されたのではないかなと思います。
でも、後期からは、前期以上に詳細に入っていく都道府県や産業の単元に入ります。より深い知識が求められるようになりますし、後期は教科書に載ってない問題への知識深堀りとしての意味合いが強くなるのではないかと思っています。
将来的には、社会では理科以上に、テストでテキストに載っていないことを問われる印象です。そのため、今後も参考書の併用は継続し、娘の興味の範囲を広げていこうという思いでいます。
○:暗記ノート
暗記ノートについては、以下のページで紹介しています。
理科に比べて、演習問題集と練成問題集では記述も用意されており、個人的には予習シリーズテキストと併せてバランス良い学習内容になっている気がしています。
でも、それでもサピックス教材には及ばないとかいう話を聞くので、予習シリーズや予シリ準拠の問題集などでは説明が不十分と思われる部分を中心に、副教材として「暗記ノート」を作っています。
社会と同じですが、私達の場合、予シリに載ってないけど聞いたことがあるなと言う場合、この「暗記ノート」を見ればよい場合がほとんどです。「どこかにあったはずの情報が載っている場所がわからなくなる」ということがないのは、スムーズな学習に役に立っていると思っています。
○:歌(七田ソング)
単元に依らず、理科ほど娘の好き嫌いがない社会ですが、やっぱり歌に助けられています。
世界地理も持ってはいますが、いまのところ出番なしで、教材としての良し悪しもよくわかりません。
一方、日本地理は、かなり良い教材だと思います。理科3教材と併せて、1つしか買えないということであれば、私はこの社会の日本地理編を選びます。
みなさんにも、何気ない時に頭の中で流れるマイテーマソングがありませんか?私のテーマソングは、一時期、海流と盆地でした。頭に残りやすいユニークな歌が多数収録されています。
理科と同じで、娘の場合、お風呂と車での外出時に聞くようにしていただけで一通り覚えてしまったようです。勉強という感じがしないのもプラスですね。参考までに、収録曲を紹介いたします。
「七田式(しちだ) 社会科ソング・日本地理編」
01_我が国日本
02_川と平野
03_ベスト10・川
04_特色ある川
05_日本の湖
06_美しい国土
07_日本の海流
08_島ぐに日本
09_日本の海岸
10_日本の気候
11_半島めぐり
12_岬のうた
13_山ぐに日本
14_日本の盆地
15_都道府県のうた
16_県庁所在地のうた
01_地球をみると
02_緯線と経線
03_世界の民族
04_かぜがふく
05_ちずのうた
06_世界の気候
07_東アジアの歌
08_南アジアと東南アジア
09_中央アジアと西アジア
10_アフリカのうた
11_ヨーロッパのうた
12_アングロアメリカ
13_ラテンアメリカ
14_オセアニアのうた
15_三大宗教
16_世界遺産
○:都道府県、庁所在地、形の暗記
スタディアップの書籍では、いくつかの知識が超基本事項として覚えて置かなければ話にならないかのごとく扱われていました。
そのうちの一つが「都道府県」、「都道府県庁所在地」、「形」の暗記でした。
スタディアップの完全受け売りですが、これらは確かに覚えておいた状態で新4年生が始まるのが望ましいと思います。予習シリーズでも前半に都道府県を扱いますが、そこで積極的に全部覚えよう!という感じではありませんでした。そのわりに、テストの範囲になっているので地味に出続けてきますし、知っているのが前提でテキストや問題集が作られている気がします。
一気に覚えると忘れるのも早いですし、3年生の後半くらいにじっくりと覚えるのが良いのではないかと思います。私は名前無しで形だけ印刷された都道府県を切り取って箱に入れ、ランダムに取り出して当てっこするゲームを娘とやったりしましたね。当然、私がボロ負けです。
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