10月25日の小3日能研全国テスト(国語)の復習をしました

2022年6月20日模試

模試

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先日の、算数の復習紹介に続き、今日は10月25日に日能研で受けた全国テストの国語の復習を紹介いたします。

大問1は恒例の記述からです。小学生の子どもを表す色と、その理由を文章で説明します。

娘の記述は、自分の小学校なら当てはまる内容でした。他の小学校でもある程度当てはまるかもしれません。しかしながら、「大多数の小学生に当てはまるか?」と言われると、ちょっと疑問が残る内容でした。そのため、課題解決力の採点基準である設問ルーブリックの「相手にわかりやすく説明できていることに加え、論理性や緻密さにつながる工夫を一部している」を満たさなかったのかなと思います。

記述を答える時は、「10人中9~10人が納得するか?」をキーワードとしていますが、まだまだ実践できていません。これは、次はこうすれば明日から点が取れるというものではなく、因果関係をきちんとわかりやすく説明できるようになる必要があります。今回の全国テストの結果から、算数国語問わず作文に課題があることがわかったので、合わせて強化していくことにしています。

大問2は漢字でした。前回の日能研の全国テストでは、わかっていたのに字が汚く、2問失点していました。この教訓をしっかり覚えておけるよう、それ以来、漢字の練習では字の丁寧さに注意してきましたし、今回のテスト前にも注意するように促していました。

その結果、非常にきれいな字で点を取りきることができました。良い傾向です。漢字以外にも、記述問題は多少雑になってはいましたが、それ以外の問題でも比較的丁寧な字を書くことができていました。これは貴重な前進だったと思います。

大問3は読解問題で、選択問題で1つ取り切ることができませんでした。

今、家ではグレードアップ問題集を使っていますが、塾のテストの問題ははるかに文章量が多くなっています。「本文に書いてないことは、正しい選択肢とはならない」という読解問題の大原則がありますが、問題文が長くなると、どうしても「これは書いてあったかも!」と思って適当に選んでしまうのだと思います。

家でできる読解練習には限界がありますが、時間にはこだわりながらも、時間ばかり気にすることはせず、一つ一つの問題を丁寧に解くことも習慣づけてもらうように進めようと思っています。

そして、読解問題のしめくくりが、失敗の体験談についての作文でした。今回の日能研の全国テストで一番の収穫でした

設問ルーブリックによると、課題発見力は「失敗した体験と失敗した体験による発見が明確」ならば満点で、「失敗した体験による発見が明確」なだけでは減点となるようです。そして、課題解決力は、小学生の色の問題同様に、「相手にわかりやすく説明できていることに加え、論理性や緻密さにつながる工夫を一部している」で満点で、「相手にわかりやすく説明できている」では減点ということになっています。

娘の作文は、上記の減点レベルで済んでないような気がする内容でした。何が失敗体験なのか、それをどう解決したのか、ほとんど読み取ることができませんでした。

会話をしていてもそうなのですが、娘は話し出すと、まれにスイッチが入って止まらなくなります。今回、それが作文に出てしまったのかなと思っています。読み手のことを考えず、書きたいことを書く。小学生なのでよくあるパターンな気がしますし、自分が小学生の時にもそんな感じだったはずなので偉そうなことはいえないのですが、これは早急に何とかする必要があると判断しました。

取り急ぎ、まずは公開されている「仲間の記述例」を音読してもらいました。娘は、「なんだ、こんな簡単に書けばよかったんだ」と簡単にいってくれていましたが、それを実践するのが難しいわけです。娘はとにかくたくさん書くほうが良いと思っていたので、そうでないことは理解したと思います。

しかしながら、間違いなく記述例ほど完成度の高い文章を再現性良く書くことは無理です。書き出す前に「一番大事で書きたいこと」を決め、枠組みを考えながら、それをわかるように説明するというステップが必要だと思います。今回は、記述例と娘の作文の構成を見比べながら、こうでもないああでもないと試行錯誤しながら考えてもらい、最終的には回答した内容を扱いながら、とてもわかり易い文章を作ることができました。この1回でレベルアップしたとは思えませんが、私だけでなく、娘にとっても重要な気づきとなってもらえたようです。あとは、今後の長期的な課題対応に組み込みます。

一番の直近の試験であった全国統一小学生テストでは、むしろ算数に課題が見つかっていますが、あえて、激ムズのトップクラス問題集を進めるペースを緩めて、あまりに深い穴が開いてしまっている作文対応をゆっくりと進めます。具体的には、読解のコツ的な書籍をいろいろ漁る前に手にとった、3つの力で構成される「論理的思考力」の考えを提唱する福島式で行きます。論理的思考力自体については一緒に取り組んでいましたが、あくまでインプットばかりでしたので、きちんと身についていません。これを自由自在に操れるようにしてあげたいと思って、さっそく学習を始めています。

先日紹介した、算数の復習については、以下から閲覧できます。

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Twitterで娘への日々の小さなサポートを紹介し始めました。

おわりに

娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。

・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)
・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)

私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。

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Posted by ぜろパパ