「公文」で英語の勉強~公文英語G(中学1年生相当)攻略のための勉強法

2022年9月25日英語

子供の学習(英語)

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以前、公文の中学範囲(G、H、I)の英語の攻略方法の概要を紹介しました。英語の早期教育には反対だったはずが、成り行きで娘が公文英語を始めることになり、どうせやるのであればと、TOEIC400点台という超苦手を克服して英検1級を取れるほど得意になるに至った自分の英語学習の経験を活かし、公文では不十分となる文法や語彙の強化も含めながら公文英語の勉強を進めてもらっています。

私の英語教育の考え方

公文英語の勉強法(中学範囲の攻略方法概要)

さて、前回少し紹介しましたが、公文英語の中学教材では、G1からさっそく教材が白黒化してイラストがほとんどなくなっているため、英語の「勉強」という感じがとても強くなっていますね。

G1とG2を合わせると、大雑把に以下を学ぶことになっています。

  • be動詞の文
  • 存在を表すbe動詞
  • be動詞の否定文
  • be動詞の疑問文
  • be動詞の過去形
  • 単数形と複数形
  • 人称代名詞(所有格、目的格)
  • 一般動詞
  • 一般動詞の否定文
  • 一般動詞の疑問文
  • 一般動詞の過去形
  • 不規則動詞
  • 三単現のs
  • 疑問詞
  • 命令文
  • 現在進行形
  • 過去進行形

中学校の時に何をいつ学んだかは、私はすっかり忘れていますが、こうしてみると中学1年間の範囲は意外ととても多くなっています

明らかに今までの小学校の範囲の公文英語のようには進めることができないと思ったため、この中学1年生相当の前半にあたるG1から、プリントの枚数を今までの1週間で35枚ではなく、1週間で25枚に減らしてもらいました

ちょっと中途半端になってキリが悪くなるのですが、土日と平日1日の3日で15枚公文へ出席する2日で5枚残りの平日2日で5枚という変則的な進め方となりました。1日だけ平日5枚という日があるので、この日は特に娘は英語をがんばることになりました。

これは、1日の勉強時間を減らすためです。5枚やろうとすると30分はかかってしまうので、娘にとってはとても負担が大きいと思いました。私にとって、先の見えない中学受験のためにも、英語よりは算数を頑張るべきなのだろう、という考えでした。

このため、1日で5枚1組のプリントが終わらなくなる部分が出てきますので、2日かけて進めます。これは、1つの単元であたらしいことを学んだあと、翌日に復習することになります。これにより、むしろ文法や語彙はよく定着するようになるのではと思いました。

結果として、娘は、中学校1年生の前半相当であるG1を終えるのに「小学校2年生の7月から9月の約2か月半」、そして、中学校1年生の後半相当であるG2を終えるのに「小学校2年生の10月から12月の約2か月半」かかりました。

なお、前回紹介しましたが、娘は朝に公文の英語を勉強するようにしています。そして、夜にも数分とってもらって一読してもらうことにしていますので、短期的に何度も復習することになります。1つの単元である5枚1組のプリントを2日で合計4回見るということですね。

実際の進め方ですが、5枚1組のプリントを始める前に、「スーパーステップくもんの中学英文法 中学1~3年 基礎から受験まで」を見せて、文法について少し詳しく娘に説明します。この参考書は公文の出版だからではなく、書店で中学生向けの参考書に全部目を通した結果、内容で選びました。

スーパーステップくもんの中学英文法 中学1~3年 基礎から受験まで

スーパーステップくもんの中学英文法 中学1~3年 基礎から受験まで
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英語学習については、大で小を兼ねさせるとややこしくなってしまうと思っています。例えば、家には、私が大昔に勉強した「総合英語Forest」がありますが、フォレストでは詳しすぎますし、たまに難しい単語も出てきてしまいます。「スーパーステップくもんの中学英文法」であれば、過不足なく公文のプリントを進める上でピッタリの説明をすることができますし、また、索引も充実しているのでプリントの範囲の文法事項をすぐに見つけることができます。

また、公文のプリントで発音や語彙で注意するところを説明しておきます。5枚1組の1枚目は新しい文章ですので始めに私が読んで、娘に続いて読んでもらいます。どこかでつっかえたら、そこだけ読んであげて、あらためて後追いで音読してもらいます。そして、できるようになったらもう一度1文まるごと音読します。

本来であれば、Eペンシルがその役目のはずなのですが、一部分だけ反復させるという小回りがききませんし、娘に任せてEペンシル頼みにすると、ちゃんと読めていないのにどんどん次に進んでいってしまいます。

きちんと聞けていない・読めていないのに、やみくもに何度聞いても・読んでも英語はできるようにはならないというのが私の経験です。例えば単語と単語のつながりで発音が変わる部分は、適当に済ますのではなく、きちんと分解して理解する必要があります。私はこれを地道に続けることで飛躍的に聞けるようになり、あれこれリスニングの教材に手を出したことが無駄だったことを理解しました。

このような感じで、小学生の範囲のときに比べてプリントの進むペースは落ちますが、一つ一つきちんと理解してもらうことができました(と思っています)。G1もG2もテストは全く問題なく一度で合格し、先生から提示された復習もごくわずかでした。

このG1とG2の範囲で、特に注意した単元は「複数形」と「動詞の過去形」でしょうか。

複数形にも不規則がありますし、しっかりと「スーパーステップくもんの中学英文法 中学1~3年 基礎から受験まで」で複数形への変化のルールを確認しました。

不規則動詞も出てくるので、必要となる語彙が急に増えてきます。慣れの要素もとても強いため、動詞については不規則変化するものは事あるごとに過去形も合わせて確認するようにしました。例えば「~ catch ・・・」と、文の中でcatchが出てきたら、娘に過去形あてクイズを仕掛ける感じです。

英語の早期教育に反対どころか、娘も楽しんでいるし、どんどん理解していく姿を見て、私もちょっと熱心になってしまっています。

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Posted by ぜろパパ