四谷大塚・早稲アカ 小5 後期 第7回組分けテスト(総合10)結果
先週、四谷大塚生や早稲田アカデミー生が受験する組分けテスト第7回(下 総合第10回)が行われましたね。
前回の後期1回目の組分けテストは、1つ前の範囲がない分、高得点を目指しやすくなるのもしかたなかったですが、今回もまた高得点勝負のテストとなったようでした。
4科
平均点 | 今回 | 前回 | 前々回 | 4年の組分け9回分 |
4科 | 317.0 | 317.8 | 276.6 | 320.4 |
算数 | 119.9 | 107.6 | 104.0 | 110.1 |
国語 | 87.9 | 93.1 | 77.0 | 82.0 |
理科 | 54.5 | 58.2 | 41.7 | 64.1 |
社会 | 53.6 | 57.7 | 52.6 | 63.3 |
5年生、後期、 第7回(総合第10回)組分けテストの4科合計は、「ステキ成績」でした。
*中学受験を目指す上で、四谷大塚・早稲アカ内での娘の成績を4年生の時以上に上げる必要はなく、維持できればよいだろうという考えを前提とした、主観的な評価です。ステキ成績:4年生の成績(順位・偏差値)を維持できた結果です。むむむ成績:4年生の成績の下限あたり(更新含む)、または、成績を維持できていたとしても娘が不本意に思っているか、私から見て取るべき問題の失点が散見された結果です。たいへん成績:4年生の成績の下限を大きく下回り、要反省、要復習の結果です。点数は5年生になってからの娘平均ちょうどくらいでしたが、高得点勝負となったために、順位は5年最下層でした。とはいえ、点数や順位的に、これで私が「むむむ」とか言ってしまうと、、娘に「成績維持できればいいって言ってたじゃん」とか、「じゃあ、4教科解いてみて!」とか言われるとつらいので「ステキ」です。
でも、冷静になってみると、娘はなんとか持ちこたえているのですが、カリテも含めると近頃はミスの割合が増えてきているため、高得点勝負となると少々分が悪いです。
500点とれば順位1けたのこともあれば、100位くらいになってしまうこともあるというのは、テストの難易度のばらつきがかなり大きいという印象です。これは、全体の平均点のばらつきにもそれがよく現れていると思います。
いずれにしても、どんな入試でも、順位で他の子よりも上回らなければ合格はできないわけで、仮に娘がいまの成績を最後まで維持することができ、本番でもよい結果が期待できたとしても、ブログやら合格体験記でも比較的よく見かける「万が一」のことは当然のようにあり得るということと思います。
その万が一の可能性すら、親としては可能な限り減らしてあげたいので、高得点勝負だろうが低得点勝負だろうが「どちらでもOK!」と言えるように、きちんと対応できるようにしておく必要があるということだと思います。
もっとも、これらを意識していたために苦手科目なしのオールラウンダーを目指してきたわけなのです。しかしながら、ここからさらに、教科レベルから分野レベル、分野レベルから問題レベルまで細かく分析し、ときどき見え隠れする隠れた苦手を潰していく必要があるのだと、改めて認識するよい機会となりました。
なお、これまでの四谷大塚の組分けテストの基準点ボーダーや得点率の推移は以下のページでまとめています。
算数
平均点 | 今回 | 前回 | 前々回 | 4年の組分け9回分 |
算数 | 119.9 | 107.6 | 104.0 | 110.1 |
算数は、「ステキ成績」でした。
正六角形、解説にある補助線とは全く違う補助線を多数引いて解答していました。相当に試行錯誤した形跡があり、途中で諦めずに最後まで解き切ったこと、とても素晴らしいことです。
が、しかし、最短の方法なら5分、違う方法だと10分かかるのであれば、それは前者を選ばなければ他の問題を解く時間に影響してしまうので、容赦なく復習ノート行きです。
最後の大問、正答率こそ1けたが2問でしたが、いつもの組分けテストの最後の大問の激ムズさに比べるとだいぶ解きやすかったような??
でも、考え方もあっている、式もあっている。そこでまさかのミスがでるわけです。うーん。
こういうのを減らしていきたいですが、あの手この手と次から次へと工夫を試みるも、ほとんど効果が現れず、頭を抱えています。。。
国語
平均点 | 今回 | 前回 | 前々回 | 4年の組分け9回分 |
国語 | 87.9 | 93.1 | 77.0 | 82.0 |
国語は、「むむむ成績」でした。4教科の失点の大半を国語で稼いで(?)しまいました。
せっかく書ける漢字なのに、書かなくていい送りがなを書くのは、根が深い課題です。
組分けテストでは、なぜか親切にも算数なら「単位」が、社会なら「天皇」やら「の乱」が解答用紙に書かれているのでミスしなくて済むのですが、問題集を解いてると、娘は結構やってくれますね。
「設問はきちんと読む」
みなさんも苦労されているのではないかと思いますが、うちもまた同様に苦しめられています(私が)。
短歌の季語は、私がサボりました。
組分けを教訓にリスト化しましたが、全部で142個もありました。季語だけのページを印刷して「覚えておいてね」で済ませてしまいましたが、私が見ても意味がわからない言葉がありましたし、覚えやすいように表にして言葉の意味も追記してあげるべきでした。
私が時間を割くことで、「娘が学習に集中したり、学習の時間を減らしたりすることを目指す」のが私の方針だったのに、私が楽して娘が苦労して覚えるという、まさに本末転倒なサポートをしてしまいました。まったく申し訳ない。。。
読解は、発展問題の難し目の選択問題や、最難関問題集の難しい記述問題を鮮やかにこなして私をうならせることもあるのですが、逆に相当簡単に見える問題でも、ぽろぽろと間違えることがときどきあります。
最後の2択で迷わないような選択問題は、確実に取り切る必要があります。まだまだ、自分のなかで確立しつつある「解き方」をいつも同じように再現することができず、他の教科に比べると安定感に欠けてしまっています。
理科
平均点 | 今回 | 前回 | 前々回 | 4年の組分け9回分 |
理科 | 54.5 | 58.2 | 41.7 | 64.1 |
理科は、「ステキ成績」でした。
とても安定していて、一番安心してみていられる科目です。
知識問題は予シリ丸暗記ではなく、参考書も併用しつつ正しい理解を。そして、計算は錬成や演問を補完する原田プリントの投入。
いつもワンパターンですが、これで全く問題なく、他の問題集やらプリントを探す必要が全くありません。
とはいえ、怖いのは、初見ですぐに覚えて問題集もカリテも問題なく安心していたために、組分け前には復習しなかった知識事項、ですね。組分け前に抜けてしまうと、「いや、前できたじゃん」となります。
よくあることですが、しばらく覚えていても、もう少し時間が経つと、人間ですので忘れます。これを防ぐには、できていた問題も含めて全部復習するくらいしかないと思いますが、そんな時間があれば他のところに使いたいわけですし・・・
社会
平均点 | 今回 | 前回 | 前々回 | 4年の組分け9回分 |
社会 | 53.6 | 57.7 | 52.6 | 63.3 |
社会は、「ステキ成績」でした。
娘には国語の漢字並みに、社会の漢字も取りこぼしのないように、「『親鸞』でも『唐獅子図屏風』でも、何でもかかってこい!」くらいの気持ちで頑張ってもらっています。
今回、テスト後に「漢字指定があまりなかったよ」と娘が言っていたのですが、直接問題を見てみたら、普通に漢字指定もたくさんあったような??
漢字で書くのが当たり前になっていて気にならない?それとも、国語同様に、得意の問題文読み飛ばしだったりして・・・
いずれにしても、地理に比べて歴史のほうが娘の興味も相性も良いという可能性もありますが、やはり、地理ほどに深く考える必要のある問題が多くないことのほうが、娘の調子の良さにつながっているのだと思います。つまり、安心はできません。
また、いくつか、正解はしたものの、記憶があやふやで自信をもって答えられなかった問題がありました。こういう問題には娘がテスト中に星印をつけてくれるので、テスト当日の夜に私と一緒に確認します。
共通しているのは、「予シリの中途半端な地図ではなく、地図帳で確かめていれば自信を持つことができたはずだった」でした。これは、娘というよりも、私の反省点として、今後の教訓となりました。
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