「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」で算数の勉強
今回は、入塾前に娘が使った算数の市販教材である、「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」について紹介します。
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「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」は、どんな教材?
「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」は、「Z会」から出版されている、小学校1年生の算数、特に、計算と図形の内容に対応した問題集で、ページ数は約80ページとなっています。
「計算」という名前から、計算がズラッと並んでいる印象を受けてしまいますが、1年生ということもあってイラスト付きの問題が多数を占めています。グレードアップ問題集シリーズのキャラクターである、イーマル、ミルマリ、イワンコがヒントを出してくれることもあり、小さな子どもにとっても、取り組みやすい工夫がされていると感じます。
第1回から第40回までの全40回となっており、見開き1ページで1回分となっています。回にもよりますが、問題数としては、大問2つから3つで構成されるのが一般的です。
絵は大きめで行間も広め、問題文のフォントは小さめですが計算問題の数式のフォントは大きめなため、子供の負荷もそれほど大きくはないのではないかと思います。
「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」は、どんな構成になっている?
問題集としてよくある、「例題」→「練習問題」→「応用問題」のような構成にはなっていません。1回完結型の構成となっていて、パズル系の問題でもきらめき算数脳のように、大問が次の大問の誘導になっているということもないように思います。
内容としては、学校の教科書のレベルも含まれていますが、教科書レベルの範囲を超えている部分もあるため、「学校の内容にプラスして勉強したい場合に有効な算数の教材」だと思います。逆に、学校の算数でつまずいてしまっている場合には、少しレベルが高く感じてしまうかもしれません。
↑計算問題です。数字が大きく、見やすくなっています。そのため、問題数はそれほど多くはありません。
↑単純な計算問題でも、ちょっと考えさせる問題も出てきます。
↑サピックスのきらめき算数脳にでてきそうなパズル系の問題もありますね。「これでわかる算数」シリーズに比べると思考力系の問題が明らかに増えています。
「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」の目次は?
「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」の目次は、以下の通りとなっています。
1. 10までのかず
2. かずをわけよう①
3. かずをわけよう②
4. かたちをかんさつしよう
5. なんばん目①
6. なんばん目②
7. なんばん目③
8. かたちをくみあわせよう
9. きまりを見つけよう①
10. たしざん①
11. たしざん②
12. かたちをうごかそう
13. ひきざん①
14. ひきざん②
15. かたちであそぼう
16. 20までのかず
17. たしざんとひきざん
18. いろいろなかたち①
19. いろいろなかたち②
20. たしざん③
21. ひきざん③
22. きまりを見つけよう②
23. ながさとかさ
24. ひろさ
25. 大きいかず①
26. 大きいかず②
27. パズルにちょうせん
28. 大きいかずのけいさん
29. つみ木のかず
30. そうぞうしよう①
31. そうぞうしよう②
32. かいものをしよう
33. けいさんパズル①
34. きるとどうなる①
35. きるとどうなる②
36. きまりを見つけよう③
37. かずのあらわしかた①
38. かずのあらわしかた②
39. さいころのめん
40. けいさんパズル②
「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」に娘はいつごろ取り組んだ?
娘は「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」を、「グレードアップ問題集 小学1年 算数 文章題」と並行して、小学1年生の1学期に学習しました。特に工夫もなく、始めのページから最後のページまで1ページずつ順番に進めていきました。
目次から、本当に単純な計算問題はそれほど多くないことが読み取れるかと思います。問題数も多くはないので、計算の回はむしろ楽なのでラッキーという反応で、ややこしそうなパズル系の問題の方がよほど時間がかかります。しかしながら、「パズルは(算数とは認識せず)、楽しい!」という子供パワーが発動したため、嫌がらずに最後までやり遂げることができました。
単元によって偏りもありますが、概ね、3回分くらい解くと、1問間違えるという感じでした。計算ミスを除き、間違えた問題は、1周し終わったあとに再び解きました。
「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」をやってよかったか?おすすめか?
娘が小学1年生の1学期というと、中学受験を意識したわけではなかったですが、私は学校の算数が簡単と思えるくらいには得意になってほしいなとは思って取り組んでもらっていました。
学校の教科書レベルの内容を少し超えつつ、中学受験を意識したような教材のように難しい問題ばかりということもなく、取り組みやすい問題集だったと思います。
結果的に、すこし遅れて中学受験を考えるようになり、中学受験を意識したような教材、具体的には「ハイレベ100 小学1年 さんすう」や「トップクラス問題集 小学1年」を娘が解いたのは小学2年生の2学期でした。なかなか苦労した記憶がありますので、教科書レベルからいきなり中学受験ぽい教材に挑むのはなかなか大変なのではないかと思います。
そういう意味で、グレードアップ問題集は、学校の教科書レベルと中学受験をつないでくれる、とても優秀な教材ではないかと思っています。
「グレードアップ問題集 小学1年 算数 計算・図形」は塾のテストの対策になるか?
なると思います。
今、振り返ってみると、日能研の全国テスト、早稲田アカデミーのチャレンジテスト、四谷大塚の全国統一小学生テストの序盤~中盤で出てくるような問題も見受けられますね。記憶ベースで恐縮ですが、いくつか塾の模試で見た記憶がある問題を紹介します。
↑「何番目?」の問題は3年生くらいまでしっかり問われてくる範囲だと思います。
↑いろいろな問題集で取り上げられていると思いますが、テストで出がちな「数直線」も取り上げられています。
↑「投影図」は中学受験でもいろいろな問題の基礎となっているように思います。
↑「長さの比較」の問題は、日能研の模試で出た記憶があります。
↑「つみ木のかず」は、塾の模試の常連ですね。「またコレか」というくらいに何度も見ている印象です。
こうやって見てみると、十分に、塾のテストの対策にも有効と言えるかもしれませんね。
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おわりに
娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。
・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)
私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
[linkrank]参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。
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以下は、参考記事です。