「きらめき算数脳」で算数の勉強

2021年3月1日算数(入塾前)

子供の学習(算数)

算数ではいわゆる思考力も試されますよね。低学年での思考力の勉強については賛否両論あるようですが、書店で実物を娘に見せたら「面白そう!やってみたい!」ということなので選んだのが、「きらめき算数脳」でした。

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「きらめき算数脳」の紹介

SAPIXきらめき算数脳
SAPIXきらめき算数脳
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「きらめき算数脳」は、一言でいうとパズル問題集でしょうか。「グレードアップ問題集」や「ハイレベ100」のような計算を必要とする問題は一切ありません。学年ごとに、以下が出版されています。

  • きらめき算数脳 入学準備~小学1年生 かず・りょう
  • きらめき算数脳 入学準備~小学1年生 ずけい・いち
  • きらめき算数脳 小学1・2年生
  • きらめき算数脳 小学2・3年生
  • きらめき算数脳 小学3・4年生
  • きらめき算数脳 小学4・5年生

正確に述べると、娘が小学校に入学したころに面白そうということで「入学準備~小学1年生」の2冊を手に取りましたが、この頃は中学受験などするつもりがないというか、中学受験を全く意識していない時期でした。中学受験を少しでも意識している人であれば知っているだろう、「SAPIX」も知らないという体たらくでしたね。

その後、娘が「次の学年もやってみたい!」というのと、私も知識をつけてきて「SAPIXの書籍なら間違いないだろう!」「算数は考える力が大事!」というあまり根拠のない思い込みが後押しして、終われば次とどんどん娘に与えてきました。

さて、このきらめき算数脳は、難易度が3段階にわかれていますが、少しずつ難しくなっていくわけではなく、レベル1の次にいきなりレベル3になったりします。「小学2・3年生」くらいのレベル3になると、私でも手が途中で止まって考えなければならない問題が出てきたりするので油断できません。

さすがに娘が分からない問題も出てきて、それはもう明らかにイライラしている様子なのですが、「答えを教えたら意味ないしなぁ」と思いつつ声をかけると「最後まで自分でやる!」と1つの単元に1時間近くかけて取り組むということも時々ありましたね。

時間は有限ですし、ヒントをあげるタイミング、解答を見てしまうタイミングは難しいですね。一般的には「低学年ではじっくり考える、高学年では時間がないからある程度で解答を見てしまう」という考えもあるようですし、一方で、「難しい問題はじっくり考える訓練をしないと、いつまでも解けるようにはならない」という考えもあるようです。後者は高学年で当てはまる話と思いますので、子供の能力や状況に合わせて判断が必要ということなのだと理解しています。

話を戻すと、きらめき算数脳はとにかく試行錯誤が試される問題が集まっています。きらめき算数脳で私と娘の間で生まれたキーワードは、「場合分けと力技」です。

私は10年以上、企業で研究職についていました。研究職というと、あれこれややこしいことを考えて実験を繰り返すイメージではないかと思います。確かに、その時点でわかっていることを元に仮説を立てて、実験を行います。実験には統計的手法も駆使しながら効率よく進めます。と、そのようにスムーズに進まないことももちろんあるわけで、困ったときはどうするかというと、それは「力技」となるわけです。もちろん機器、試薬、人手は考える必要がありますが、他に方法がなければ総当りでも、進むためにはなんでもやるしかありません

そういうわけで、娘が行き詰まったときには、「困ったら色々当てはめてみて(場合分け)、ダメなら別をひたすら試してみよう(力技)」がキーワードとなりました。これは、「ハイレベ100」や「トップクラス問題集」で難しい問題が出てきたときの心構えにもなっています。

ちなみに、娘が解くのに苦労したとき、それを分かち合うため、必ず私も解いてみることにしています。大人の力技で解けない問題はないですが、「いや、この問題ムズいよ」と娘に何度言ったことか。それくらい本当に学年相当の問題なのか疑いたくなる、良問と呼ぶべきなのか難問がたくさん掲載されています。

学年が上がってくるとどんどん難しくなるので、娘は「きらめき算数脳 小学3・4年生」を終えたところで止まっています。コレクター精神で「きらめき算数脳 小学4・5年生」もだいぶ前に買ってしまっていますが手つかずです。

Amazonのレビュー評価もとても高く、どの学年も最高が5なのに4.5くらいがついていますね。やりがいのある問題に子供も大人も喜ぶ1冊なのだと思います。私が言っても参考にならないかもしれませんが、あれこれ考えたりパズルが好きなお子さんにはおすすめできる教材ではないかと思います。

おわりに

娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。

・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)
・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)

私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。

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Posted by ぜろパパ