社会:奥が深い海流
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先日、小学校の授業参観がありました。算数の和差算の回で、1問を1時間かけてみんなで発表し合いながらワイワイ解いていました。
中学受験を志す家庭からは、なにかと批判されがちな公立小学校だとは思いますが、子どもたちみんながついていけるように、先生が入念に準備をして授業に望んでいることがよくわかりました。10分20分では準備できないのではないかなと思います。
でも、私がびっくりするほど丁寧な授業だったにもかかわらず、最後まで理解できたのは、子どもたちの半分から多くて3分の2くらいな印象を受けました。根拠があるわけではなく、先生の話に対する子どもたちの反応からの推測ではありますが。
もし、私や娘が中学受験を考えていなくて、娘が学校の算数でわからないところが出てきていたとしたら、それはもちろん教えると思います。しかしながら、授業参観でもないかぎり、あるいは、子供が算数がわからなくて困っていることを自分から親に伝えることがなければ、親は子供が4年生の算数でついていけなくなってしまっていることに気づくことすらできないのではないかなと思いました。
中学受験の勉強を進めているのであれば、子供が学校のテストで80点とか90点を取ったら必ずしも喜べないと思いますが、普通は問題視しないレベルなのではないかなと思います。80~90点をずっと取っていることができれば、数値だけ見ると一見すると悪くないような気がしますが、気づいたときにはきちんと100点を取り続けている子どもたちと大きな差になってしまうのだろうなと感じました。
さて、今日は社会です。早稲田アカデミーでの社会の予習シリーズ第19回は「海とともにあるくらし」でした。
今回の授業も、テキストに載っていないことも補足しながらのテキストベースだったようでした。娘の話を聞いて、「ん?ほんとかな?」というところがあり、調べてみると「やっぱり違うじゃない」ということもありましたが、気にしないことにします。
今回の予シリ第19回「海とともにあるくらし」のポイントを3つだけ挙げるとすれば、以下でしょうか。
・日本は小さいのに、海岸線が長い理由
・潮目の意味と漁業上のメリット
・海岸、干潟、湿原を頑張って覚える
ここからが、恒例の補助資料作りです。
今回は、「?に答える!小学社会」、「小学高学年 自由自在 社会」は参考にしませんでした。そのかわりに、気になった部分を中心にGoogle先生に確認して写真などを抜粋して補助資料としています。
海の温度。これまでの授業で暖流やら寒流やら何度も出てきましたが、それぞれの温度のイメージがわかなかったので水温図を用意しました。季節にもよるのでしょうが、大雑把に15度位違うようです。暖流と寒流がぶつかるところがはっきりわかるので、記憶に残りやすい予感です。
海流の速さ。とりあえず4つ覚えるわけですが、寒暖と向きくらいでしか区別していませんでした。確認してみると、日本海流(黒潮)の速さがとても目立ちます。そして、北海道と青森県の間で、日本海側から太平洋側に滲み出ている感じの海流に気づき、「なんでだろう?」と調べたりしました。
海岸線の長さランキング。予シリには上位5つが載っていましたが、気になったので。ネット、すごいですね。大抵のことはどこかの誰かがわかりやすいランキングを作ってくれていて、かなり楽することができます。
海の深度。予シリを見ていて、日本海と太平洋の満ち引きの差の違いが気になり、いろいろ調べているうちに行き着きました。山の高さはなんとなくイメージがつきますが、海の深さはなかなかイメージしにくいですね。富士山どころかエベレストがすっぽり入ってしまうほどの海なんて、考えただけで怖くなります。
「日本のすがた」、「まんが47都道府県研究レポート」、「おいしい日本地理」、「Z会 入試に出る地図 地理編」、「Z会 グレードアップ問題集 小学3・4年 社会」は出番なしでした。
カリキュラムテスト第18-19回はステキ成績(*)でした。娘にとっても興味があった範囲だったためか、きちんと理解して望むことができました。ミスゼロは意外と難しいものなので、よく頑張ってくれたと思います。
*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。参考になるブログがたくさんあります!応援よろしくお願いします!
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