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中学受験の英語入試をどう考える?国内生向けの仕組み・学校例・準備法を一気に整理

親の役割

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「英語の勉強はしているけれど、実際に入試で英語を使うかはまだ決めきれていない」
「英語入試を実施している中学校が増えているらしいけれど、国内生でも現実的なの?」

英語教育の早期化とともに、小学生段階でかなり高い英語力を持つお子さんも増えてきました。一方で、中学受験の世界では今も国語・算数・理科・社会の4科目が王道で、「英語にどこまで時間を割くか」で迷うご家庭がとても多いと感じます。

中学受験の疑問や悩み

 

「英語入試を目指す場合、国語・算数・理科・社会との勉強時間のバランスはどのように考えればよいですか?」
中学受験の疑問や悩み

 

「幼少期に海外に住んでいたものの帰国子女枠に当てはまらない場合、英語力をどのように中学受験で活かせますか?」
中学受験の疑問や悩み

 

「英語が好きな子どもにとって、英語入試を利用することのメリットとデメリットを整理して考える方法はありますか?」

私自身、娘の中学受験のときにこのテーマでかなり悩みました。娘は3歳頃の幼少期に海外で暮らしていた時期があるものの、滞在期間などの条件から「帰国子女枠」には全く当てはまらず、完全に一般受験の枠組みで戦う必要がありました。

それでもたまたま小2に上がる直前に公文で英語を始めました。これは、当時、本当に深い目的があったわけではなかったのですが、長女は素質があったようでするすると小3で英検3級、小4で英検準2級、小5で英検2級まで取りました。正直、「ここまで頑張った英語を入試で使わないのはもったいないのでは?」という気持ちもずっとありました。

その思いもあって、長女の受験当時、私は国内生向けの英語入試について徹底的に調べました。帰国子女向けではない英語入試を設けている学校を洗い出しました。結果的に長女の中学受験で英語を使うことはありませんでしたが、その後、年が経つごとに英語入試を取り入れる学校が徐々に増えている印象すらあります。

この記事では、そういった調査や経験もふまえながら、

  • 中学受験における英語入試の全体像と導入の背景
  • 国内生向けに英語入試を実施している主な中学校の例
  • 幼少期海外在住だが帰国子女枠ではない、というわが家のケース
  • 英語入試を選ぶメリット・デメリットと向いているタイプ
  • 具体的な準備のステップと、4科目とのバランスの取り方

を、一保護者の目線で整理していきます。同じように迷っている方が、自分のご家庭なりの答えを見つける材料になればうれしいです。


目次

中学受験の英語入試とは?国内生が知っておきたい基本

英語が入試科目になる背景

中学受験での英語入試とは、小学校卒業後に進学する中学校の入学試験で英語を科目として課す方式のことです。従来は国語・算数・理科・社会の4科目が中心でしたが、近年は首都圏を中心に、英語を含む入試方式を導入する学校が増えています。

背景には、

  • 小学校英語の教科化・成績化
  • 大学入試や社会での英語4技能重視の流れ
  • 海外経験がある子や早期英語教育を受けた子の増加

などがあり、「英語力の高い小学生の力を入試の段階からきちんと評価したい」という学校側のニーズが強くなってきたことが大きいようです。

英語入試の主なパターン(英語1科目・選択制・資格利用)

英語入試と一口に言っても、学校によって方式はさまざまです。代表的には次のようなパターンがあります。

  • 英語1科目入試
    英語だけで受験できる方式です。ほかの科目は課されず、英語の筆記・リスニング・面接などで合否を判定します。英語が圧倒的に得意なお子さんには非常に相性が良い方式です。
  • 英語+他教科の選択制
    例えば「国語+算数+英語」「算数+英語」など、英語を含めた組み合わせを選べるパターンです。4科受験と英語を含む受験方式を並行して実施している学校もあり、得意科目を組み合わせて戦略を立てやすいのが特徴です。
  • 英語資格を利用する方式(加点・免除など)
    英検やTOEFL Primaryなどのスコア・級をもとに、合計点に加点したり、あるいは英語科目を免除したりする学校もあります。「試験当日の一発勝負」だけでなく、継続的な英語学習の成果を評価してくれる制度と言えます。

試験レベルと求められる英語力の目安

英語入試の難易度は学校によってかなり差がありますが、一般的には英検3級〜2級レベルが目安とされることが多いです。なお、帰国子女向けとなると、さらに英検準1級~英検1級レベルが求められるため、かなり次元の違う話となります。

  • 中堅校や一部の共学校:英検3級前後
  • 難関校やグローバル校:準2級〜2級レベル
  • 帰国子女:準1級~1級レベル

もちろん、「英検の級=そのまま合格ライン」ではありませんが、語彙・文法・リスニング・読解をバランスよく学んでいるかどうかを測る指標として利用されることが多い印象です。

問題形式も、

  • 文法・語彙の選択問題
  • 会話文・長文の読解
  • リスニング
  • 英作文・要約
  • 英語面接やスピーキング

など多岐にわたり、「紙の上だけの英語力」では対応しきれない試験も増えていると感じます。

帰国子女向け英語入試との違い

英語入試というと、まず「帰国子女入試」をイメージされる方も多いと思いますが、この記事で扱うのは日本で生まれ育ち、日本の小学校に通っている国内生向けの英語入試です。

帰国子女枠の英語入試は、

  • 出願条件として海外在住年数などが細かく定められている
  • 試験も「ほぼネイティブレベル」の運用力を想定している

ことが多く、純粋な国内生とは前提がかなり違います

一方、国内生向けの英語入試は、

  • 日本の小学校+塾/スクール/おうち英語などで育った子
  • 帰国子女の条件を満たさない海外経験者

なども含め、幅広いバックグラウンドの子どもがチャレンジできるよう設計されているのが特徴です。


国内生向けに英語入試を実施する主な中学校

中学校の例と特徴

国内生でもチャレンジできる英語入試を導入している中学校校としては、例えば次のような学校があります。細心の情報は、かならず学校ホームページや募集要項でご確認ください。

  • 東京都市大学付属中学校
    英語1科目入試や英検利用制度を導入しており、国内の小学校に通う受験生でも受けやすい仕組みになっています。英語資格を持っている場合、その努力がきちんと評価される入試設計と言えます。
  • 佼成学園中学校
    英語入試を実施し、英検の取得級に応じた加点や優遇があるようです。「4科はそこそこ、英語が飛び抜けて得意」というタイプのお子さんにとっては、選択肢を広げてくれる存在と考えられます。
  • 豊島岡女子学園中学校
    非常に人気・難度の高い女子難関校ですが、英語1科目受験が可能な方式を設けており、英検取得による加点制度もあります。「英語が突出して得意な国内生」が、自分の強みを最大限活かせる挑戦の場です。
  • 広尾学園中学校
    英語単独入試やグローバル入試を複数設けており、英語力を重視する代表的な共学校です。英語による授業や国際バカロレアコースなど、入学後も英語を軸にした学習環境が整っている点が魅力といえそうです。
  • 三田国際学園中学校
    英語型・帰国型入試など複数の英語重視入試を設けており、英語力を高く評価する学校のようです。ICTや探究学習にも力を入れていて、「英語+現代的な学び」の組み合わせを重視するご家庭に人気です。

このほかにも、海城・本郷・芝・吉祥女子・洗足学園など、英語入試を導入する学校は年々増えています。

偏差値だけでなく「英語教育方針」を見る

英語入試を軸に志望校を検討する場合、偏差値だけでなく、

  • 英語入試の科目構成・配点
  • 入学後の英語カリキュラム(クラス分け・留学制度など)
  • 英語以外の教科や学校生活とのバランス

を合わせて見ることがとても大切だと感じます。ある意味、英語入試はその学校の英語教育への本気度を映す鏡でもあります。

もし、英語入試の制度だけでなく、もっと広く「英語と中学受験の関係」を整理したい場合には、別記事でまとめている
英語と中学受験のすべて|「入試科目」と「先取り学習」をどう考えるか【小学生の保護者向け完全ガイド】
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/parent-role/eigo-chugaku-juken/
も、あわせて読んでいただくと全体像がつかみやすいと思います。


わが家のケース:幼少期海外在住+一般入試で英語をどう活かしたか

幼少期の海外生活と「帰国子女枠ではない」現実

冒頭でも少し触れましたが、私の娘は幼少期に海外で生活していた時期があります。英語圏ではなかったため、その後の英語学習に直接は貢献していないと思っていますが、発音については現地校で英語とにたような言語のに3歳頃の時期にある程度慣れたという点では、英語の学習にプラスだったのかもと思っています。

ただ、いずれにしても滞在期間や帰国のタイミングなどから、中学受験で定められている「帰国子女」の条件は満たしていませんでした。帰国生入試の募集要項をいくつも読み込みましたが、幼少期では「対象外」という学校ばかりで、最終的には完全に国内生と同じ一般入試ルートで戦うことになりました。

その現実を前にして、私は「ならば国内生向けの英語入試を最大限活かせないか」と考え、英語入試のある学校を片っ端から調べることになったのです。

公文スタートと英検3級・準2級・2級までの道のり

英語学習そのものは、娘が小2に上がる直前に公文でスタートしました。最初はアルファベットや簡単な単語からでしたが、毎日のプリント学習が習慣化し、気づけば文法や読解もかなりしっかり身についてきました。

そこからは英検にもチャレンジし、

  • 小3で英検3級
  • 小4で英検準2級
  • 小5で英検2級

と、かなりハイペースで級を取得していきました。もちろん順調なことばかりではなく、リスニングが伸び悩んだ時期や、長文問題で時間切れになって泣いていた時期もあります。それでも、「英語はやればやるほど力になる」という実感を娘自身が持てたことは、今振り返っても大きな財産だと思います。

なお、その後、長女は中1で英検準1級を取得しており、大学受験向けにはかなり余裕を持って戦っていけそうな雰囲気となっています。そのためか、最近は勉強というよりもペーパーバックや動画を見て楽しみながら学習(?)をしているようです。

徹底リサーチの末に、英語入試をどう位置づけたか

英検2級まで取れると、「せっかくここまで来たなら、入試でも英語を使ったほうがいいのでは」と親としては感じてしまいます。そこで私は、先ほど挙げたような国内生向け英語入試のある学校を片っ端から調べ、偏差値・試験形式・過去問のレベル・通学時間などをノートにまとめました

そのうえで、

  • 娘の性格(本番に強いか・形式の変化にどこまで対応できるか)
  • 他教科(特に算数・国語)の伸び
  • 志望校の校風や通学ルート

をひとつずつ照らし合わせていった結果、最終的には「4科受験に集中する学校」で受験プランを組むことにしました。

英語力を「合否の武器」ではなく「長期的な財産」と見る

最終的には、娘の受験では英語が決定打になった場面はありませんでした。それでも、英語をしっかり続けてきたこと自体が、受験後の中学生活やその先につながっていると感じます。

前述の通り、中学入学後、英語の授業ではかなり余裕があったようで、定期テストの勉強も他教科より短時間で済んでいました。一方で、公文英語と英検では単語のスペル、文法・構文、英作文などは全く十分ではなく、学校英語を馬鹿にするようなこともありません。ただ、いずれにしても英語にかける時間は少なくすむので、数学や理科などの予習・復習に回せたのは、小学生時代の英語学習のおかげです。

こうした経験から、私は今は「英語を入試で使うかどうか」以上に、英語を長い目で見たときの「投資」としてどう位置づけるかが大事だと考えるようになりました。入試で活かせればもちろん心強いですが、たとえ直接の得点にならなくても、中学以降の学びをラクにしてくれる保険にもなると思います。

とはいえ一方で、次女は英語に興味なく勉強もはかどらず小3で止めていますし、思うようにはいかないものです。そして、三女は長女のペースを上回る早さです。なにごとも、「子どもに合わせてほどほどに」が正解なのだと思っています。

\ 「読む力」は、家庭の手で育てられます。/
中学受験の国語で苦戦するお子さんは、実は「センス」ではなく「読む手順」を知らないだけです。授業だけでは身につかない読解の基礎を、家庭でどう支えればよいか――その具体的な方法をまとめた記事「親が変える。才能ではなく手順で伸ばす中学受験・国語の読解力」をnoteで公開しました。家庭での国語学習を変えたい方は、ぜひご覧ください。


英語入試を選ぶメリット・デメリットと向いているタイプ

メリット1:得意科目を最大限に武器にできる

英語入試を選ぶ一番のメリットは、「得意を前面に出して勝負できる」ことだと思います。特に、

  • 英会話やオンラインレッスン歴が長い
  • 英検準2級〜2級レベルの力がある
  • 英語の勉強が苦ではなく、むしろ楽しい

というお子さんにとって、英語は単なる1教科ではなく、「自分の強みそのもの」です。英語1科目入試や英語+他教科の入試方式がある学校なら、その強みをダイレクトに評価してもらえる可能性が高くなります

メリット2:入学後の英語カリキュラムとの親和性

英語入試を実施している学校の多くは、入学後も英語教育に力を入れているところが多いです。例えば、

  • 入学後すぐにレベル別クラス分け
  • オールイングリッシュの授業
  • 海外研修や留学プログラムが豊富
  • 国際バカロレアやグローバルコースの設置

など、英語を軸にした学びが中高6年間のベースになるケースも少なくありません。入試の段階から英語力を重視する学校は、その後のカリキュラムでも英語をしっかり伸ばす設計になっていることが多いので、「入学後も英語を強みとして伸ばしたい」ご家庭には大きなメリットです。

デメリット:4科との両立と情報収集の負担

一方で、英語入試にはデメリットや注意点もあります。

  • どうしても英語に時間とエネルギーが取られ、国算理社がおろそかになるリスク
  • 学校ごとに英語入試の形式・レベルがバラバラで、情報収集と対策方針を考える負担が大きい
  • 年度によって出題傾向や配点が変わることもあり、予測が難しい

など、「英語さえ得意なら大丈夫」というほど単純ではありません。

特に、まだ4科の基礎が固まり切っていない段階で英語に大きく時間を割くと、合格可能性の高い学校を自分から減らしてしまうこともあり得ます。英語入試を選ぶときは、「英語にかける時間」と「4科の仕上がり」のバランスを冷静に見極める必要があります。

向いている子・向いていない子のイメージ

あくまで私なりのイメージですが、英語入試が向いているのは、例えばこんなお子さんです。

  • 英語の音やリズムが好きで、リスニング・スピーキングにも抵抗がない
  • 英語の勉強を「やらされている」ではなく、「自分でやりたい」と感じている
  • ある程度、国語・算数の土台ができていて、英語に時間を割っても学力全体が大きく崩れない

逆に、向いていないかもしれないのは、

  • 英語よりも算数や国語で伸びしろが大きい
  • 英語の学習環境(スクール・先生・家庭でのサポート)が十分でない
  • 入試で求められるレベルに対して、残り時間が明らかに足りない

といったケースです。その場合は、無理に英語入試に乗るより、4科で堅実に戦ったほうが結果として良いことがほとんどと感じます。


英語入試に向けた準備と勉強法のステップ

低学年〜小4:楽しいインプット+音声に慣れる時期

低学年から小4くらいまでは、とにかく英語の音やリズムに慣れることを意識すると良いと思います。具体的には、

  • 英語の絵本読み聞かせやアニメ
  • 簡単な歌・チャンツ
  • ゲーム感覚のアプリやオンライン教材

など、「楽しい」と感じる形でインプットを増やすことが第一歩です。この時期から文法をガチガチにやらせる必要はありませんが、「アルファベット」「簡単な単語」「よく出てくるフレーズ」くらいは、自然に身についていると後々スムーズです。

小5〜小6前半:英検・民間試験の活用と過去問研究

小5〜小6前半になると、そろそろ中学受験の全体像も見えてきます。このあたりで、英検などの民間試験をうまく活用すると、

  • 目標級があることで学習のモチベーションになる
  • 語彙・文法・リスニングをバランスよく学べる
  • 英検の級が、英語入試や加点制度で活かせる可能性がある

といったメリットがあります。

同時に、志望校の候補がある程度絞れてきたら、その学校の英語入試の過去問を早めにチェックしておくのがおすすめです。レベル感や出題形式を知っておくだけでも、「うちの子にとって現実的かどうか」の判断材料になります。

小6後半:志望校を絞り込み「やることリスト」を明確に

小6の夏以降は、どうしても4科の仕上げが最優先になります。その中で英語を入試に使う場合は、

  • 英語を使う学校と使わない学校をはっきり分ける
  • 英語入試を受ける日程を踏まえ、4科の模試・過去問とのスケジュールを調整する
  • 「英語で何点くらい取れれば合格ラインに乗るのか」を大まかに確認する

といった「戦略レベルの調整」を早めにしておくと安心です。英語入試は出願方式や試験日程も多様なので、保護者側のスケジュール管理がかなり重要になります。

4科とのバランスを崩さないために親ができること

英語入試を目指すと、どうしても「英語だけ」に視線がいきがちです。だからこそ、保護者が意識したほうが良いと思うのは、

  • 定期的に模試の結果を見ながら、算数・国語・理社のバランスを冷静にチェックする
  • 英語の勉強が負担になりすぎていないか、お子さんの表情や睡眠時間を見る
  • 志望校の優先順位を親子で共有し、「どこまでがチャレンジで、どこからが安全校か」をすり合わせる

といった部分です。

もし海外在住や帰国子女枠も視野に入っている場合は、
帰国子女の中学受験を完全ガイド|条件・日程・科目・おすすめ校と準備チェックリスト
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/parent-role/kikokushijo-chugakujuken-guide/

や、海外から日本の中学受験を目指す場合の
海外在住でも中学受験はできる?「塾」と「通信教育」完全ガイド
https://chugakujuken-zero-ouen.pal-fp.com/academy/juku-overseas-chugakujuken/

も、あわせて確認しておくと、国内生向け英語入試との違いや併用の仕方が見えやすくなると思います。


まとめ

英語入試は、中学受験に新しい選択肢と戦い方をもたらしている制度だと感じます。英語1科目入試や英語+他教科の選択制、英検などの資格利用など、仕組みは学校ごとにさまざまですが、共通しているのは「英語力の高い小学生の努力をきちんと評価したい」という思いです。

一方で、英語入試はまだ発展途上の制度でもあり、学校ごとに試験形式や求めるレベルが大きく違うため、情報収集と戦略的な判断が欠かせません。「英語を武器にする」のか、「4科で堅実に戦う」のか、あるいは両方を組み合わせるのかは、ご家庭ごとの価値観とお子さんの性格・得意不得意によって変わってきます。

わが家の場合は、幼少期の海外生活や英検2級までの道のりを経て、英語入試を一部の学校で活用しつつ、最終的には4科受験を中心に組み立てました。その結果として、「英語を入試だけでなく、その後の学びを支えてくれる長期的な財産」として捉えられるようになったことが、何より大きな収穫だったと感じています。

いま英語入試について悩んでいる方には、ぜひ一度、

  • わが子はどれくらい英語が好きか・得意か
  • 4科の仕上がりと時間の配分はどうか
  • 志望校の英語教育方針に共感できるか

を、紙に書き出して整理してみてほしいと思います。答えは家庭ごとに違っていていいはずです。この文章が、その答えを探すための小さなヒントになればうれしいです。

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Posted by ぜろパパ