「これでわかる算数 小学3年」で算数の勉強
今回は、入塾前に娘が使った算数の市販教材である、「これでわかる算数 小学3年」について紹介します。
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「これでわかる算数 小学3年」は、どんな教材?
「これでわかる算数 小学3年」は、「文英堂」から出版されている、小学校3年生の算数の内容に対応した参考書です。B5判のサイズで、ページ数は約140ページとなっています。「これでわかる算数 小学2年」に比べて、約10ページほど増えていますね。
2020年度からの新課程小学算数教科書に対応しており、教科書のまとめ、例題、教科書のドリル、テストに出る問題とはじめは易しめの問題から順番に難しい問題に進むようになっています。教科書レベルなため、難しいとは言ってもそれほど無理がある問題というわけでもなく、理解から定着までをスムーズに進めることができるようになっています。もちろん、「これでわかる算数 小学1年」や「これでわかる算数 小学2年」と同様にフルカラーであり、また、図やイラスト、表が多用されています。
中学受験を意識した作りにはなってはおりません。しかしながら、一つ一つがとてもわかりやすく、先取り学習に最適かと思います。また、算数が苦手な子供の場合にも、一つずつ学習して理解を進めるのに向いている教材ではないかと思います。
なお、本のはじめには、「教科書の要点」をまとめたカードがついています。3年生では、計算では億までのくらいに加えて分数や小数が、また、表やグラフ、□を使った式も出てきますので、きちんと定着させるには便利です。
「これでわかる算数 小学3年」は、どんな構成になっている?
「これでわかる算数 小学1年」と「これでわかる算数 小学2年」では各章のはじめにあった「学習のねらい」が、「これでわかる算数 小学3年」ではなくなっています。
「教科書のまとめ」は健在です。学ぶべきことがらの中で、何がポイントなのかがわかるようになっています。
「これでわかる算数 小学2年」まではあった、「もとになることがら」もなくなっているため、ここから例題が始まります。とてもわかりやすいイラスト付きの説明で1つずつ学んでいきます。
そして、次から問題練習となります。始めは「教科書のドリル」という名目で、例題と同じ程度の問題を解くことになります。余白は相変わらず小さく、それがこの参考書の欠点です。
最後が「テストに出る問題」です。「例題」、「教科書のドリル」より難しい問題が並んでいます。文章題も文が長めとなります。
章と章の間の「おもしろ算数」も残っています。やることは算数ではありますが、楽しめるちょっとしたゲーム的な問題を解くことになります。
身近なことに興味をもたせる問いもありますね。ページを飛ばさずにとりくみ、子供にはいろいろ試行錯誤したり実体験を得てもらいたいものです。
「これでわかる算数 小学3年」の目次は?
「これでわかる算数 小学3年」の目次は、以下の通りとなっています。
1. かけ算
2. 時こくと時間の計算
3. わり算
4. 大きな数のたし算・ひき算
5. 円と球
6. あまりのあるわり算
7. 大きな数
8. 1けたの数をかけるかけ算
9. 長さ
10. 三角形
11. 分数
12. 小数
13. 2けたの数をかけるかけ算
14. 表とグラフ
15. 重さ
16. □を使った式
17. 問題の考え方
「これでわかる算数 小学3年」に娘はいつごろ取り組んだ?
娘は「これでわかる算数 小学3年」を、小学1年生の後半のときに学習しました。特に工夫もなく、始めのページから最後のページまで1ページずつ順番に進めていきました。
「教科書のまとめ」は、横について私が説明しました。一方で、問題演習については、娘が一人でできそうなら、何もアドバイスせずにやってもらいました。
億の位までの大きな数、分数、小数の考え方を理解してもらうのに少し時間がかかりましたが、例題をうまく使いながら1つずつ理解してもらい、「教科書のドリル」と「テストに出るもんだい」については、「じゃあ、やってみて」と促して、私は机から離れて、娘には一人でがんばってもらいました。わからなくなってしまったら、単純に全部教えるのではなく、どこまでわかっているのかを説明してもらい、どこからわからないのかを確認してから、必要最小限のヘルプをするようにしました。
基本的には小学1年生と小学2年生の延長となりますので、概ね問題なく進めることができ、約2か月かかって終えることができました。計算ミスは、今後のためにも気をつけるべき点をはっきりさせはしますが、解き直しはしませんでした。□を使った式などは少し正答率が悪くなったので、間違えた問題の復習を行いました。
「これでわかる算数 小学3年」をやってよかったか?おすすめか?
子どもがテキストを開いて机に向かう気になれるかどうかは、とても大事なポイントであると思っています。無理やり机に向かわせても学習効率は悪いでしょうし、子供が勉強に興味を持つことこそが、何よりもまず親が考えるべきことなのだろうと思います。
教科書レベルの算数の教材のうち、カラーであり、また、イラストも多めでわかりやすい構成となっているのは小学1年生・小学2年生と同様です。また、引き続きフォントが見やすいことは、参考書・問題集として私にとっては必要な条件でした。
そこで本屋さんに所狭しと並んでいる教科書レベルの参考書のうち、「これでわかる算数」を選んぶことにしてから、我が家では「これでわかる算数」を小学6年生までフル活用しています。
同じようなポイントを大事にする方にとっては、「これでわかる算数」はとてもおすすめできる教材なのではないかと思います。「例題」「教科書のドリル」「テストに出る問題」と、難易度が少しずつ上がりながら繰り返し学習することになりますので、私は学校の少し先を学習するのに使いましたが、3年生や4年生の学校の算数でつまずいてしまった場合などでも有効な教材ではないかと考えています。
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おわりに
娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。
・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)
私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
[linkrank]参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。
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以下は、参考記事です。