中学受験の社会、暗記はどうやる?テスト前の復習は?

社会

子供の学習(社会)

社会は暗記科目なので、知識をしっかり覚えることが大切ということには、多くの人がうなずくのではないでしょうか。

でも、どうやって暗記を進めましょうか?

また、暗記をした後に演習して知識を身に着けたとして、テスト前にはどのように復習するのが良いでしょうか?

このブログ記事では、

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どうやって暗記するのがいいかしら?
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テストの復習したいけど、時間がない!
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次から次へと詰め込んで、テスト前には全部復習!

と、お考えのみなさまに、暗記の方法やテスト前の復習について紹介したいと思います。

どうやって重要事項を暗記する?

前回の記事で、錬成問題集や演習問題集をとき始める前に、きちんと暗記のための時間を取って、しっかり暗記するのが大事だとお話しました。

必ずしも単元の内容全てを網羅してくれない社会の授業を受けても、下手をすれば、その単元の中で知っている内容よりも知らない内容のほうが多く、すぐに問題集を開いても解けるわけがない・・。

そこで、問題集に取り組む前に、社会テキストの用語暗記する時間を確保したとして、どうやって覚えていくか?

  • 何度も読む
  • 音読する
  • マーカーを引きながら読む
  • 単語カード化

・・いろいろな方法があるとは思いますが、長女のときに採用していた方法は、王道の「チェックペンと赤シート」でした。

本来であれば、長女が授業中にでも「これは大事なところだな」というところにマーカーを引ければ、それだけで用語暗記テキストのできあがりです。

しかしながら、集団塾の授業とは、テキストを網羅するような授業ではありませんから、それは無理があります・・。

幸い、予シリは重要用語が太字になっています・・が、太字だけを覚えるのでは不十分・・。

そこで、伴走としては少しハードルが上がりますが、私が先に問題集に目を通し、予シリの大事そうなところにマーカーを引いておいてあげていました。

「予シリだと細かすぎてそんな時間はない!もう少し効率よい方法ない?」な方には演習問題集の「まとめてみよう」の「解答」を使うというのも良いのではないかと思います。

本来は解答を書き込むべきところに解答が入っており、そのままテキストとして使えてしまう構成になっていて、チェックペンを使えば予シリ以上にコンパクトな暗記テキストの出来上がりです!

いずれにしても、暗記を口、耳、手のどれで行うのがお子さまに合っているかを見極めることも大事になってきます。

その上で暗記する方法を決めたら、さらに、定着に必要な反復回数を考慮して、「毎回こうやって暗記を進める!」という方法を見つけておくのがとても大事だと考えています。

なお、テキストに初めから書いてある文字をチェックペンで消すだけではなく、予シリには載ってないけど授業で説明があったことなどについて、赤シートで消えるペンで予習シリーズに書き込みをして、一緒に覚えていくということもしていました。

その際の、「赤シートで消える色とペン」については、別のページにまとめていて、大変好評いただいています。

よろしければ参考にしていただければと思います。

どうやって演習やテストの後の復習をするか?

うちでは、予習シリーズを「マーカー+赤シート」で暗記する時間をとり、長女が「しっかり暗記した!」つもりになってから、問題集を解くアウトプットを始めました。

そして、長女の場合、暗記後に錬成問題集を解くと、漢字間違いを含めて正答率は概ね8~9割といったところでした。

解説を読み、覚え直しや理解不足の復習をし、別の日に演習問題集を解くと、錬成と同じような問題でまた間違えたりもしますが、淡々と同様に復習するようにしてました。

そして、カリテや週テスト前には、予シリ赤シート学習のときに長女が印をつけた覚えにくそうな用語だけをサッと確認したり、2つの問題集で間違えた問題を見直したりして、だいたい9割は取ってきていました。

張り切って「総復習だ!」と考えても、理科や国語、なによりも算数がありますので、社会にばかり時間を使ってはいられないため、「社会に何時間使えるのか?」「その時間で復習できるとしたら、どこからどこまでか?」を考えながら復習内容を決める必要があると思います。

その後、組分けテストでは、最近学習した範囲は比較的覚えているものの3~4週前の単元前回の組分けの範囲は忘れている可能性も高いので、やはり同様に赤シートで印つきを復習+問題集間違え見直し+カリテ週テスト間違え見直しを頑張ってもらうようにしてました。

これらを過度の対策と言われてしまうとその通りかもしれませんが、全復習するわけではなく時間もそこまではかからず、また、忘れかけのときの復習が一番長期記憶に残りやすくなるという話もあり、だいたい1日~数日後、1~数週間後、1か月後、な感じのいいタイミングでの復習と考えていました。

このようにして進めた、長女の社会の成績は比較的堅調に推移し、

  • 4年生の組分けテスト平均点(9回):97点
  • 5年生の組分けテスト平均点(9回):92点
  • 6年生の合不合平均偏差値(前後期6回/後期4回):76/75

となり、受験した中学校のどの過去問を解いても、概ね8~9割を取るほどに成長し、「合格者平均点=受験者平均点」と言われる社会において、安定して大きなプラスを作ってくれる教科になりました。

参考になれば幸いです。

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Posted by ぜろパパ