(小5算数上第2回+カリテ1-2結果)初見じゃ無理じゃないですか?な図形問題に違和感
週3回の授業、重いですね。家庭学習の時間が減っても塾での勉強時間が増えるわけなので、トータルでは大きく変わっていないはずなのですが。。やはり、扱う内容が難しくなっているのだと思います。
ということで、娘が早稲アカで算数の5年生前期第2回の授業を受けましたので、いつもどおり本気で応援します。
早稲田アカデミーでの、5年生、算数、予習シリーズ前期第2回は「いろいろな図形の面積」でした。平面図形は4年生のときに何度か学習していますね。それらを積み残している場合、大変厳しい単元となってしまっているのではないかと思います。
過去のリンク
4年生の前期第2回は、以下のページで紹介しています。
今回と同じ範囲の4年生の学習は、以下のページで紹介しています。
最近の娘との算数関連のやりとり
娘用のタブレットを見せてきて
娘:ちょっと、これ、見て見て!
私:ん?スクラッチね。「『0.1+0.2=0.3』なら『そうだよね!』、でなければ『違うと思う』」か。条件分岐だけど、『そうだよね』じゃん」
娘:それがね・・・。
私:え?『違うと思う』になってるね。
娘:毎日小学生新聞に載ってたの。コンピューターの都合でこうなっちゃうみたい。
私:エクセルなら同じようなことあったの知ってるな。こうやって、「=1÷3」を計算して桁を増やしていくと・・・
娘:途中で「・・・33333330000・・・」になってる!?
娘の学習
予習シリーズ
例題と類題を確認し、基本問題・練習問題は省略しました。
いつもどおり、娘が「自信をもって解ける!」問題は省略、「大丈夫そうだけど・・・」な問題は始めの式や図だけ書いてもらって確認、「ちょっと考えてみる・・・」な問題は最後まで解き、様子をみて必要だと思ったら類題も解いてもらいます。
例題にもある「合同探し」については、単元学習の中では「合同探すぞ~、合同探すぞ~」と警戒しながら解くので気づきやすいですが、相似を習うと、「相似を探すぞ~、相似を探すぞ~」になって、「合同探し」を忘れてしまいがちな気がしますので注意したいところです。。。
例題と類題7問中
「自信をもって解ける!」:1問
「大丈夫そうだけど・・・」:3問
「ちょっと考えてみる・・・」:3問
合計:約20分
演習問題集
演習問題集は、練習問題と実戦問題を解き、基本問題、トレーニングは省略しました。
大問1問ごとに時間を測っています。私の感覚になってしまいますが、「あれ、これはもう少し早く解けたほうがいいかも?」と思った問題は復習ノート行きとなります。復習ノートに入れない問題は二度と見ない問題となってしまうため、娘と相談して一部の問題を加えることもあります。
今回は、珍しく練習問題1問でつかまってしまい、25分かかっていました。早稲アカの先生に言われいる「制限時間10分」を導入しようとしているのですが、娘が「最後までやる!」な場合、「いいよ」と言ってしまいがちです。。。これが粘り強さにもつながっているのだとは思いますが、有限である時間と優先順位を考えると、とてもオススメできない諸刃の剣です。
練習問題と実戦問題12問中
二度と見ない:9問
鮮やかに解けたけど復習ノート行き:1問
解けたけど時間かかり過ぎかも?:2問
ミス、間違えた、わからなかった:0問
合計:約60分
最難関問題集
最難関問題集は、応用問題Aも応用問題Bもどちらも解きました。
正解したらそれで終わりとすることもありますが、基本的には娘の解き方もチェックするようにしています。今回は、応用問題Aの3番と4番について「制限時間10分」を遵守し、諦めてもらいました。同じような問題が、4年生のときに先生からもらったプリントに載っていて、たしか麻布の問題でしたが、当時、「こんなの知らないと解けるわけないじゃん」と思った記憶があります。娘も、私も解き方を忘れていたので、たくさん図形を用意して1つ1つ手順を確認して理解しました。
算数の世界には、知っていると5分、知らないと30分以上というのがゴロゴロ転がっている気がしています。気をつけないとですね。。
それにしても、この問題を始めとして、どうも最難関問題集は難しすぎるような気がしています。
サピックスの5年生のテキストを同僚からもらっているので、1年分の平面図形の単元をパラパラと見たのですが、一番むずかしいはずの星3つの問題が難しくないように見えてしまいます。もちろん私の目がおかしい可能性もあるのですが。。
ここで、「四谷や早稲アカはサピックスよりも難しいことを勉強している!それ、追いつけ追い越せ!」と思うはずもなく、むしろ、「いま、本当に必要なの?これ?」と思ってしまいますね。
早稲アカの先生には、大改訂前の応用演習問題集は、現行の最難関問題集と難易度は変わらないと聞いています。ということは、以前からこういう難しい問題を塾で扱っているということになり、それでサピ一強の状況が維持されていると考えると。。。
と、あれこれ考えても仕方がないので、こういうときは、もくもくと目の前のことに取り組むに限ります。
応用問題A・B 6問中
二度と見ない:1問
鮮やかに解けたけど復習ノート行き:3問
解けたけど時間かかり過ぎかも?:0問
ミス、間違えた、わからなかった:2問
合計:約50分
テスト結果
算数の5年生後期カリキュラムテスト第1-2回はステキ成績でした。ちょっと時間がたりなくなってしまったみたいですが、慎重にいきすぎるとこうなるよということを学習してもらえたようです。かといって急ぐとミスりますしね。難しいところです。
*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。国語の5年生後期カリキュラムテスト第1-2回はステキ成績でした。この安定感。。。たびたび紹介してきた4年後期の工夫が効果があった気がして、嬉しい限りです。授業で解いている問題も安心してみていられます。
4科の5年生後期カリキュラムテスト第1-2回はステキ成績でした。算数国語が揃うと爆発しますね。このバランスを維持できれば、四谷基準の細かいクラス分類でも変わる心配の必要がなさそうです。とてもよいスタートを切ることができました。
今回から四谷基準でSクラスとCクラスが別れ、より厳しい競争が始まりましたね。偏差値は気にしても仕方ない世界とは思いますが、四谷大塚の中学入試案内2022によると、みんなの憧れ開成中学に合格した子たちのSコース平均偏差値は約55のようです。これはカリテの数値ではないけど、これを目安に・・・しなくても、要はS1かS2を維持できればいいということなので、やっぱり偏差値はあまり気にしてもしかたなさそうですね。
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復習ノートの作り方
油断して間違えた問題、問題の内容に対して時間がかかり過ぎと思った問題については、復習ノートをつくって後日やりなおします。復習ノートの比較や作り方は、以下のページで説明しています。
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