3月21日の小3日能研難関チャレンジテストの結果が来ました

2022年9月25日模試

模試

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先日、日能研で受けた難関チャレンジテストの結果が帰ってきました。早稲田アカデミーのカリキュラムテストや組分けテストでは一部のぞいてステキ成績が続いていますが、その勢いで、おなじみの成績分類では「算数:ステキ成績、国語:ステキ成績」という、またもやミラクルなパターンでした。

*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。

具体的には、算数が偏差値70を超え、国語が偏差値70を少し欠け、2教科合計の偏差値は算数と国語それぞれよりも上回るというバランスの良い成績で、順位も申し分ありませんでした。国語に苦手意識のある娘にとっては、とても頑張ったと言える成績だったのではないかと思います。

過去を振り返ってみると、日能研の従来の全国テストでは、国語も算数も、多くの文章を読ませてきていました。しかしながら、よく読めば実は問題はそれほど難しくないという印象で、四谷大塚の全国統一小学生テストや早稲田アカデミーのチャレンジテストと比べると、娘はだいぶ解きやすそうな様子でした。ところが、今回はテストの名前も変わっているだけあって、本当に難しいテストだったようです。国語も、算数も、娘の答案用紙には空白が目立ちました。

いつも、全国テストや学ぶチカラテストでは、明らかに間違えているだろう問題を私も解いて、一緒に確認して解き直しもしていましたが、今回は解くこと自体がそれなりに大変そうだったし、早稲田アカデミーの宿題になっていた国語の最難関問題集もやらないといけなかったこともあり、そして旬を逃すと面倒になってしまい、未だに見返してもいません。。

それで、結果が来たわけですが、

算数:全29問中、正答率10%未満が11問、正答率30%未満が17問
国語:全32問中、正答率10%未満が0問、正答率30%未満が9問

という、なかなか難しいテストだったようです。

平均点は、

算数:44.3点
国語:64.4点

と、とても低くなっていました。娘の点数を見ても、特に算数は「ん?100点満点のテストだったかな?」と思うほどでした。

これまでの日能研のテストを並べてみます。

娘が受けた日能研のテストの平均点 受験者数 国語 算数
2020年1月12日 2年 2,734 95.8 102.3
2020年3月1日 2年 1,267 105.5 95.5
2020年6月14日 3年 4,875 99.4 93.1
2020年10月25日 3年 9,258 119.1 96.7
2020年12月6日 3年(学ぶチカラテスト) 6,243 97.3 96.5
2021年1月10日 3年 5,522 116.2 93.8
2021年3月21日 3年(今回の難関チャレンジテスト) 3,724 64.4 44.3

受験者もかなり少なくなっていて、これまでと同じような分布の受験者となっているのか、それとも、比較的成績の良い子が中心に受けているのかはわかりませんが、とにかく、平均点が明らかに低くなっています。算数などは半分以下になってしまっていますね。

そのような中での娘の結果です。

国語は、これまでの全国テストではいつも記述を中心に失点し、順位から計算した偏差値ではいつも60前後でした。でも、今回は、早稲アカのカリキュラムテストや組分けテストでの好調さにあやかることができ、それらを大幅に上回ることができました。

算数は、点数だけみるとやってしまった感がある点数なのですが、とても低くなっている平均点が示すとおり非常に難しい問題となっていることもあり、順位や偏差値は申し分ない数値となっていました。

そして、2教科ともバランス良く得点できたことから、2教科の順位も、TMクラス招待とスカラシップの認定をいただくことができた、前回1月の全国テストとほぼ変わらない順位となりました。

その中での今回の収穫は、やはり国語です。塾での勉強や家庭学習の効果が出ているのか、通塾開始前までに模試をうけるたびに「むむむ」と唸っていたのが嘘のように早稲アカでのテストが調子良いのですが、難しそうな別塾のテストでそれなりの点数を取ることができました。

そして、なによりも、苦手としていた記述問題に果敢に挑戦してそれなりに点をもぎ取ってくる娘に、少なからず成長を感じました。しんどいながらも家で国語を見ていて、「こんなサポートのしかたでいいのかなぁ」と半信半疑なわけですが、少なくとも成績が通塾前より悪化していることはないので、「そう間違ったことはしていないのかな」と思うことがき、少しホッとしています。

ということで、結果は「よかったよかったがんばったね」でいいのですが、あまりにも平均点が低い問題を作成してきた日能研に対する私のイメージが、かなり変わりました

娘が模試を受けるたびに説明会も聞いてきて、その中で日能研の信念のようなものを聞いてきましたが、一番心に残っていることは、日能研は「中学受験自体はもちろんのこと、入学後までを考慮した指導」を行っているというものでした。

雰囲気や説明のしかたには説得力があり、上辺だけではなく本心で言っているのだと私も感じるほどでした。だからこそ、多少実績が下がっている程度では日能研の根強い人気はゆるがず、多くの方が日能研を信じてお子様たちを預けているのだと思っていました。

でも、今回、日能研は何を求めていたのか、正直わかりませんでした。今回のテストを簡単だと言える子は一部の天才秀才だけでしょうから、いたるところから「難しすぎ!」という声が聞こえることが容易に想像できてしまいます。サピックスや早稲アカがやるならともかく(偏見でしょうか)、まさか悲鳴を聞くことや算数が得意な子の自信をくじくことが日能研の目的ではないでしょうし、ちょっと、なにをしたかったのかわかりませんでした。

サピックス、四谷大塚、早稲田アカデミー、そして日能研の入試報告を見てみたのですが、4社それぞれに特徴があり、日能研にはデータの豊富さや考察の内容、そして、何よりも他の3社には無いような私達に向けた言葉に温かみを感じ、今まで以上に日能研が素晴らしい塾であることを再認識したところで、早稲アカではなく日能研の方が娘にも、私にも合っていたかもと思うほどでした。

しかしながら、その感動も、どこかへ飛んでいってしまいました。それくらい、私にとってはあまりいい意味ではなく驚きのテストとなってしまいました。今回は春休み前で塾も休みに入るため少しゆとりがあったので受験しましたが、今後は他塾のテストを受ける余裕はないでしょうし、今回のようなテストでは、気付きがないとは言いませんが、あまり意義を感じないので、もう日能研のテストを受けることはなさそうと思いました。

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Twitterで娘への日々の小さなサポートを紹介し始めました。

日能研のTMクラスについては、以下のページで詳しく紹介しています。

今回は、いつもと違って偏差値が出る模試でした。偏差値がでない日能研の全国テスト、学ぶチカラテスト、育成テストのように偏差値が出ていないテストで順位から偏差値を計算する方法は、以下で紹介しています。エクセルがあればコピペだけで計算することができます。

おわりに

娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。

・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)
・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)

私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。

新4年生2月の入塾までの娘の成績の推移は、以下のページで紹介しています。

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Posted by ぜろパパ