「公文」で英語の勉強~中学範囲(G1~I2)終了

2022年9月25日英語

子供の学習(英語)

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先週、娘が公文のI2のテストを受けていましたが、今週、無事に合格している事がわかりました。

100点満点中96点で、時間は20分制限のうち19分ということなので、危なげなく合格できたようです。くもんの英語は単語をきちんと覚えていなくても、文法をきちんと理解していなくても進めるだけなら進めることができてしまうような印象を受けていますので、「これで安心、娘は中学生並みの英語力」だと安心できるわけではないのですが、それはそれとして、娘がここまで来ることができて、とてもうれしく思っています。

公文に入ってから、娘がどの教材をいつごろ始めたのかをまとめてみました。教材Dから始まり、だいたい2年で中学3年生後半の範囲であるI2を終了することになりました。

教材 教材開始
小学校 1年 A
2年 B
3年 C
4年 D 2019/2/15
5年 E 2019/4/12
6年 F 2019/5/28
中学校 1年 G1 2019/7/12
G2 2019/9/24
2年 H1 2019/12/10
H2 2020/2/28
3年 I1 2020/6/9
I2 2020/9/2
高校 1年 J1 2020/12/8
J2
2年 K1
K2
3年 L1
L2

過去に紹介したとおり、なぜDから開始となったのかは今も謎なのですが、AからCの教材は少なくともDよりは簡単だと思いますので、A~Cの3教材は、半年あれば終わらせることは可能だと思います。そうすると、Aから始めていれば、2年半くらいで中学範囲が終了となっていたと思います。

娘は進度が進むにつれて、1日5枚で1週間に35枚だったペースを、1週間に30枚、25枚、そして20枚とペースを下げてまいりました。それでこの進度推移でしたので、もっと早く中学範囲を終えることは、十分に可能だと思います。

話が少しそれますが、実は先月も1か月だけ大幅にペースを落とさせてもらっていました。単語の補強を行うためです。これまでに公文で出会ったことのある単語、そして、英検を意識してネットに転がっていた5級、4級、3級の単語を集めて、英和、和英、スペルの3視点から娘の語彙力を強化していました。

語彙力を強化するとき、ついつい英和ばかりの強化になりがちではないかと思っています。過去、私もそうでした。テストだけならいいのですが、これだけだと実務で英語力を発揮するのは難しくなってしまうようにも思っています。

TOEICの点数の伸びほど英会話ができるようにならなかった私自身の実体験からと、TOEICで900持っているのに会話は得意ではない人もいれば、逆にTOEICが700くらいなのに会話はしっかりしている人もいるなどの逆転をしばしば見ているためです。

また、和英とスペルも、語彙力としてはまた少しズレがあると思っています。私も、手書きで英文を書くことはほぼゼロで、近頃はWordでもOutlookでもGmailでも勝手に直してくれるので、スペルの記憶が曖昧になってきてしまっていることを実感しています(実務ではそれほどスペルはいらないという意味にもなりますね・・・)。以前、私が英検1級を受験したときには、英作文対策としてTOEIC600~700点レベルだったころに使っていた単語集を引っ張り出してきて、スペルを正しく書けるかチェックして、意外と書けない単語が多かった記憶が今も強く残っています。

入試やTOEICを含め、テストはテストで十分な英語力の指標になると思っていますが、英会話となるとプラスアルファの要素が必要と思っています。私の狭い世界の中ではありますが、学歴と実務での英語力も、明らかに相関していないと言えます。

要は、必要に迫られて英語を勉強した人は学歴に関わらず英語ができるようになっているということかと思います。なお、負の相関があるわけではないので、学歴が高く英語もできるという人ももちろんいますが、それも、聞いている限りはもともとできたというよりも、やはり仕事をしながら時間を見つけて勉強したという人が多いように見えます。ちなみに、帰国子女でも例外ではなく、維持のために英語を勉強している人が、やはり実務でも強い印象がありますね。

過去にも紹介したとおり、だからこそ、私の中では、幼少期から英語は不要という結論になっていたはずですが、勢いあまって公文で算数をはじめようとしたら、算数ではなく英語を始めてしまい、しかも、娘がやる気になっているので続けているという状況です。ただ、せっかくやるのであれば、公文では進度だけ気にするのではなく、きちんと英語を理解してほしいと思っているため、今回の単語力のように、少し工夫をするようにしています。

話を戻すと、このような多少のアレンジは各家庭であるとはおもいますが、教材Aから始めれば、誰でも2年から3年で中学生の範囲を終えられると思います。

実はこれが一番言いたかったことで、娘に公文英語を始めてもらったときは全く知りませんでしたが、これはなかなか魅力的な話なのではないかと思っています。公文も決して安くはないですし、相応の時間が取られますが、高額な通販教材や英会話スクールなどに比べると確実な効果が期待できます。私が英語学習で遠回りしてしまった原因を、公文の教材は解決しています。リスニングもできるEペンシルと音読が教材に組み込まれていること、そして、毎日英語に触れなければならないという要素が効いているように考えます。

確実な英語を子供に学ばせたいということであれば、公文はとてもおすすめできます。子供の英語学習をお考えの方、そして、英語に触れれば十分とか、慣れてくれればよい、ではなく、しっかり勉強してほしいという保護者様は、ぜひ、一度公文を訪問なされてはいかがかと思います。

以下は、過去の記事です。

私の英語教育の考え方

公文英語の勉強法(中学範囲の攻略方法概要)

公文英語G(中学1年生相当)攻略のための勉強法

公文英語H(中学2年生相当)攻略のための勉強法

公文英語I(中学3年生相当)攻略のための勉強法

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Posted by ぜろパパ