「ハイレベ100 小学2年 算数」で算数の勉強

2024年2月22日算数(入塾前)

子供の学習(算数)

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今回は、入塾前に娘が使った算数の市販教材である、「ハイレベ100 小学2年 算数」について紹介します。

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「ハイレベ100 小学2年 算数」は、どんな教材?

ハイレベ100 小学2年 算数
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「ハイレベ100 小学2年 算数」は、「奨学社」から出版されている、小学校2年生の算数の内容に対応した問題集です。A4判のサイズで、ページ数は約110ページとなっています。

奨学社は有名小学校受験用問題集、小学校入学準備用問題集、中学受験向け小学生用問題集、児童書などを出版しています。もともとは京阪神地区で幼児教室や小学校低学年進学塾の運営をしている企業です。

「ハイレベ100 小学2年 算数」は、1回分が100点満点の問題を、書名の通り全100回分収録しています。「ハイレベ100 小学1年 さんすう」では15回までは、カラーで印字されていましたが、2年生からは始めから黒と青の2色刷りとなり、いかにも問題集という印象を受けるものとなっています。

「ハイレベ100 小学2年 算数」は、中学受験の算数をかなり意識した算数の問題集となっています。各テストには目安となる制限時間が設けられ、また、合格点も設定されていますので、これを元に学習をすすめるのが良いかと思います

「ハイレベ100 小学2年 算数」は、どんな構成になっている?

「ハイレベ100 小学1年 さんすう」と同様に、各単元の問題が3段階に分かれています。簡単な方から、「標準レベル」、「ハイレベル」、「最レベ」となっています。構成上は1回のテストが1ページですが、ページの左右が分かれていて、いわば割り付けられて問題が掲載されています。そのため、左右で2ページとすれば、標準レベルが4ページ、ハイレベルが3ページ、最レベが1ページで1つの単元となっています。

「標準レベル」は、教科書レベルの基本的な問題が掲載されていて、その単元の基礎をしっかりと身につけることを目的としています。「ハイレベル」は、標準レベルより少し難しい問題が掲載されていて、さらに、「最レベ」は、その単元の最高レベルに挑戦しようという位置づけとなっていて、問題の難易度としては、別売りの「最レベ問題集」の最レベ問題と同等レベルの難しさの問題ということです。いずれにしても、「ハイレベ」や「最レベ」の問題を解くことで、より高度な知識を習得することを目的としています。

いくつかの単元が終わると、リビューテストがあります。こちらも合わせて解くことで、各単元の問題を何度も復習することになりますので、より正確な知識を身につけることができます。

学習の進め方としては、易しい方から難しい方へと難易度をあげていくよう、標準レベル、ハイレベル、最レベと進めていきます。

ハイレベ100 小学2年 算数
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「ハイレベ100 小学2年 算数」の目次は?

「ハイレベ100 小学2年 算数」の目次は、以下の通りとなっています。

1. ひょうとグラフ
2. いちのあらわし方
3. たし算(1)
4. ひき算(1)
5. 1000までの数(くらいどり)
6. たし算(2)
7. ひき算(2)
8. 時こくと時間
9. 長さ(1)
10. 長さ(2)
11. かけ算(1)
12. かけ算(2)
13. かけ算(3)
14. 三角形と四角形
15. 分数
16. 10000までの数(くらいどり)
17. たし算・ひき算(3)
18. 水のかさ
19. はこの形
20. ( )や = のあるしき
21. 文章題特訓(1)
22. 文章題特訓(2)
23. 算術特訓(1)(植木算)
24. 算術特訓(2)(場合の数)
25. 算術特訓(3)(数列)

「ハイレベ100 小学2年 算数」に娘はいつごろ取り組んだ?

娘が小学校2年生の半ば頃に、中学受験に挑戦してほしいと考えるようになってから、娘は「ハイレベ100 小学2年 算数」を、小学2年生の後半のときに学習しました。素直に、始めのページから最後のページまで1ページずつ順番に進めていきました。

「ハイレベ100シリーズ」は、中学受験を目指す低学年用の教材の中では最も易しい部類の問題集のようですが、書店で見比べてみると、学校レベルの算数と比べてみると、大きな乖離があると思いました。計算問題も多数掲載されていますが、目次にあるとおり、最後には文章題特訓、算術特訓として、中学受験算数特有の特殊算がいくつか出てきます。また、目次にはなくても、「ひき算」で日歴算、「かけ算」でのりしろのある計算(植木算)、他にも立方体の展開図なども出てくるので、私自身もきちんと勉強する必要がありました。

娘は計算については大きな問題がなかったものの、文章題についてはたびたび理解が及ばず間違えていました。必ずしもハイレベや最レベではなく、標準レベルでも手こずることもありました。1周終わったら間違えた問題だけ解き直し、そこでもまた間違えたら3周目でやり直すというように復習をし、結局、全部解けるようになるまで、最大で3回解くことになりました。なお、計算ミスの場合にはやり直しはしませんでした。

「ハイレベ100 小学2年 算数」をやってよかったか?おすすめか?

中学受験を意識した場合、文理が出版している「トップクラス問題集」や、「ハイレベ100シリーズ」と同じ奨学社が出版している「最レベ算数問題集」が評判が良いようでした。難しいため、学校レベルの算数が分かる程度では太刀打ちできない可能性が高いです。

娘は最終的に「トップクラス問題集」に取り組みます。学校の教科書レベルからとは、極めて大きな差がある問題集です。また、私の好きなZ会のグレードアップ問題集とも明らかに差があります。挫折することは容易に想像できたため、「ハイレベ100 小学2年 算数」に取り組みました。その結果として、「ハイレベ100 小学2年 算数」には中学受験の算数の要素が多く含まれており、「トップクラス問題集」の前の準備運動としてとても役に立ちました。

中学受験を意識している方には、易しすぎず、また、難しすぎないため、「ハイレベ100 小学2年 算数」はとてもおすすめできる教材なのではないかと思います。「標準レベル」「ハイレベル」「最レベ」と、難易度を上げながら学習することになり、「最レベ」をきちんと理解できていれば、さらに難しい問題集もスムーズに進めることができるかと思います。

「ハイレベ100 小学2年 算数」は塾のテストの対策になるか?

「ハイレベ100 小学2年 算数」は中学受験を考えている低学年向けの問題集です。塾の模試は中学受験を考えている低学年向けのテストとなりますので、扱う問題は似てきます。

実際に、四谷大塚の全国統一小学生テスト、日能研の全国テストおよび学ぶチカラテスト、早稲田アカデミーのチャレンジテストで、直接的に似たような問題を見たことがあるので、紹介したいと思います。

↑順番の問題です。

↑学校の教室の席を特定する問題が、日能研のテストで出たことがあります。

↑よくある文章題ですが、たくさん問題があるので慣れることができます。

↑くり上がりがある、一ひねりある問題も塾の模試では出てきます。

↑虫食い算ですね。新4年生として入塾してからも出てきました。

↑くり上がり、くり下がりのある時刻はよく出ますね。

↑少し工夫しないと、大人でも手が止まる問題ですが、寄せる工夫は塾の模試でも求められることがありますね。

↑植木算は早稲田アカデミーの模試で出た覚えがあります。

↑かくれた図形探しは何度も出ていました。

↑簡単に作図する習慣がついていれば、塾のテストも怖くありませんね。

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おわりに

娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。

・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)
・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)

私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。

以下は、参考記事です。




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Posted by ぜろパパ