1月11日の早稲田アカデミー小3冬季学力診断テストの結果が帰ってきました

2022年6月20日模試

模試

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~~~はじめに~~~

以下のページでは、早稲田アカデミーのチャレンジテスト・冬期学力診断テストについて総合的に説明させていただいております。

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1月11日に、早稲田アカデミーの小3冬期学力診断テストがあり、娘が受験しました。何が起きたのかよくわかりませんが、「算数:ステキ!、国語:ステキ!」という、先日紹介した日能研の全国テストに続き、ミラクルなパターンでした。

その、日能研の結果紹介で少し触れましたが、この日は娘には辛い1日でした。テストが終わると、塾生らしい子どもたちが笑いながら、おしゃべりしながら教室から出てきて、塾生カード(?)をタッチしては保護者の方に迎えられ、さっそうと帰っていっていました。

娘がなかなか出てこずどうしたのかなと思ってひたすらまっていると、とても重い足取りで、しかも、うつむいたまま出てきて、「これはうまくいかなかったのだな」と思いました。娘はほとんど泣きそうになっていて涙目になっていて、時間が全然足りなくて白紙解答が少なからずあったということでした。

直近の早稲田アカデミーのテストの平均点 受験者数 国語 算数
2019年6月29日 小2夏キッズチャレンジテスト 972 61.6 44.7
2019年8月24日 小2サマーチャレンジテスト 918 60.8 45.7
2019年11月30日 小2冬キッズチャレンジテスト 1,455 67.5 50.1
2020年8月8日 小3サマーチャレンジテスト(前回) 2,715 45.5 53.7
2021年1月11日 冬期学力診断テスト(今回) 4,261 45.1 42.3

上記は、これまでの早稲田アカデミーのチャレンジテストを主とした模試の受験者数と国語および算数の平均点の推移です。

たしか2020年3月(小2)のチャレンジテストはコロナで中止になったのだと記憶していますが、小3になってから国語がどうも難しくなっているようです。少なくとも前回のから小3サマーチャレンジテストから長文読解が2題になっていて、物語文だけではなく説明文も入ってきています。しかも、結構わかりにくく長い文で、また、記述も当たり前のように出てくるので、相当なれている子供でもかなり厳しい問題だと思います。

算数も、日能研の全国テストはもちろん、四谷大塚の全国統一小学生テストよりも、さらに1周りは難しい問題を出してくる印象です。平均点が50点を超えている回もありますが、40点台が一般的のようです。最後の方の大問は、誰が正解できるんだよと言いたくなるような、個人的にはもうちょっと手加減してほしいと思ってしまう内容であることがほとんどですが、トップレベルの子たちをふるいにかけるために用意していて仕方ないことなのでしょう。

解答用紙は提出してしまってなく、また、問題用紙にも答えを記入していないので、受験後は何もわかりませんでしたが、冬季学力診断テストの個人成績表では採点した解答用紙を見ることができました。娘は、たしかに国語も算数も解答できず白紙のままの部分が少なからずありました。国語は記述含めて4つ空白、算数は比較的簡単だっただろう大問1の計算と大問3で1問ずつ、合計2問空白となっていました。

ただ、これらについては時間がかかりそうだったから飛ばしたらしく、問題用紙への書き込みを見る限り、一応は最後の問題まで解くことを試みたようでした。それがよかったのか、きちんと解答した問題については、全体的にマルをもらうことができていました。

国語は8割くらいでした。語彙で全部とりきることはやはり難しく、というか、私が知らない言葉もあったりして、中学受験初心者の私にとってもなかなか厳しい問題でした。そのような中、長文の正答率11%の記述の問題を取ることができたのは、今回の冬季学力診断テストで一番の収穫でした。他の記述含めて空白が目立ったり、また、今でも簡単な作文を書いてもらだけでも日本語がおかしい文章を書いてしまうので、まだまだ課題は多いですが、この問題は明らかにここ数か月の娘のがんばりが実を結んだ1問でした

算数はともかく、国語はどきどきしながら「こんな教え方で良いのかな?」と思いながら勉強を進めているので、私にとっても、それほど間違ったことはしていなそうなことがわかり、とても良かったです。結果的には、記述がなく相対的に娘には有利となる全国統一小学生テストを含めても3年生のテストで一番の偏差値となり、少し国語にも自信を持つことができたようでした。とはいえ、まだまだ安心するには早すぎるので、引き続き課題を確認しながら勉強を進められればと思います。

算数も8割くらいでした。計算問題の最後の問題は、全国テストや全国統一小学生テストでも出てくる工夫して時短する計算問題でしたが、早々にあきらめて飛ばしてしまったようでした。たしかに、他の模試に比べると、簡単に見つからない工夫だったかもしれませんが、とてももったいないことでした。メモをあまり取らずに頭でなんとかしようとしたのは、悪い兆候だと感じています。1つ1つ組み合わせられる数字をメモ書きしながら探していけば、たいした時間もかからず、それほど難しい問題ではありませんでした。

正答率がそれなりに高い角度の問題も、考えはあっていたので式をきちんと書いて計算を進めていけば問題なく正解できたのだと思いますが、最低限のメモ書きしかなく、得意でない暗算を試みて失敗してしまっていました。日頃、「練習していないことはできない。できないことはしない。」を確認しながら学習しているのですが、家でもチャレンジしてしまって同じことを何度も言うことになってしまっています。それがテストでも出てしまった形でした。

最後の条件を整理する問題、まさかの正答率1%の問題をとってしまっていましたが、その前の4%の問題を落としました。もちろん、こちらも十分難しいのですが、きちんとメモを取りながら情報を整理すると、1%の問題よりはだいぶ楽な問題だったと思います。自分と相手を勘違いして間違えたようでしたが、やはり全体的に何をメモ書きすべきで何を省略できるかの判断が不十分なようです。4年生の間くらいは勢いで成績を維持できる例もあるようですが、このあたりの図を書いたりメモをきちんととって、情報を整理しながらじっくりと問題に取り組むスキルが不十分だと、その後急速に成績が悪くなるというのが中学受験でよくあるパターンらしいので、とても警戒しています。

中学受験での大きな敵の1つである、「反抗期」についても種まきしています。少なくとも中学受験の勉強においては、低学年のうちから子供の信頼を得ていれば反抗期のリスクは小さく、あまり勉強をみることないなか学年が上がっていったあとに急に口を出そうとすると、しかも塾の先生と違うことを言ったりすると子供の信頼大暴落という仮説を持っています。今回の算数を大人パワー全開で解いて、「10分残して100点だぜパパすごいだろー」「えー、すごい!」などというささやかなやり取りをしつつ、少しずつ信頼度をアップさせる作戦です。ちなみに、もしもここ半年、私自身が勉強していなかったら、娘よりも点数が低かったと思います。私にとってもそれほどの難易度でした。

なお、偏差値と国語と算数の点数のラインは以下の通りでした。総合では合計145点でちょうど100位、131点で300位以内となる、まさに1点で大きく順位が変動するテストとなりました。

偏差値 国語 算数
75 87 82
70 79 74
65 70 64
60 62 58
55 54 50
50 45 42
45 37 34
40 28 26
35 20 19
30 12 10

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Twitterで娘への日々の小さなサポートを紹介し始めました。

早稲田アカデミーの冬季学力診断テストの前日に受けた、日能研全国テストの結果は以下で紹介しています。

おわりに

娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。

・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)
・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)

私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。

新4年生2月の入塾までの娘の成績の推移は、以下のページで紹介しています。

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2022年6月20日模試

Posted by ぜろパパ