2021年6月6日に小4全国統一小学生テストを受験しました
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昨日の6月6日に、娘が四谷大塚の全国統一小学生テストを受けて来ました。娘はこれまで同様に、そして、いまや通塾を開始していて、ホームとも言える早稲田アカデミーの会場で受験してきました。
前回、3年生の11月に実施された全国統一小学生テストの受験者数は3年生1学年で約2万8千人でした。その前の、同じく3年生の6月にはコロナ禍の影響を最も受けただろうに約1万8千人、そして、2年生の11月に実施されたときも、約1万8千人でした。
今回はどれくらいの子どもたちが頑張ったのでしょうね。4年生になって通塾を開始した今、カリキュラムテストで1千人強、全クラス共通+四谷大塚生も受験する組分けテストでも9千人弱ですので、規模が全く異なります。
肝心の問題の内容を見ましたが、正直、驚きました。理科と社会、国語の知識問題は、まぐれで取れるテストではありませんね。
いや、マークシートなので、まぐれはあるかもしれませんが、これらを全教科きちんと満点近く取ってくるのは、とてもまぐれでは無理だと思います。
特に理科と社会は、まず、四谷大塚のテストということもあり、予習シリーズの内容にも少なからず合わせてきて、娘のような予習シリーズ準拠の塾生は少しは有利なのかなと思っていたのですが、そうとも言い切れないようです。
たしかに、塾で習ったところもそれなりに出ていたように思うのですが、一方で、磁石、昆虫、植物と、どの塾でも習っている範囲な気もします。
そして、私の目には、塾では習っていないところもかなりあるように見えました。それでも、例えば電気なのですが、これはむしろ、学校で習ったと娘がいっていました。学校で習ったところであれば取れるような気もしてしまうのですが、意外とそうでもなく、取りこぼしがありました。
塾は、ほとんどテストづくめですし、必ずしも簡単ではない問題を解くわけですので、机に向かう時には相応の集中力を要します。その分、娘を見ていて、吸収も早いと感じます。一方で、学校では、習うことは比較的簡単なのかもしれませんが、それ以上に、学校のテストはわかりやすい短い文で出題されてきますので、理解が浅くても100点を割と簡単に取れてしまうのかもしれません。
今回の全国統一小学生テストでは、文をたくさん読ませてきますので、きちんと題意を押さえないと、内容としては簡単なはずなのに、全部正解するというのはそれなりに難しくなってしまうのだろうなと思いました。
もっとも、理科、社会の学校で習った範囲で取りこぼしたところは、残念ではありますが、今後、塾で勉強していく時に深く理解していけば大丈夫かなと思っています。
満点を目指そうとした時の壁は、どこでも習っていない問題ですね。
普段から、例えば、生活する上での身近な現象や話題に興味を持っているかが問われています。入試ではテキストに載っていることがそのまま出ることはほとんどないため、これが習慣化されているかどうかが鍵となるようです。
例えば理科。正直、油の問題は取って欲しかったです。本当に無知識でしたら諦めがつきますが、よく読めば難しいとは言い切れない難易度な気もしますし、それ以上に、娘の場合、取れるチャンスが十分にあった問題でした。
うちは普段ノンオイルのドレッシングしか使わないのですが、先月、たまたま品切れでオイルが入って分離しているドレッシングを買うことになりました。そして、娘はいつもの感覚で使ってしまって、油まみれのサラダになってしまったのです。
このとき、オイル入りのドレッシングは混ぜて使うこと、なぜ混ぜないといけない(分離する)のか、分離させないためにはどうすればよいのか、この現象がどこで利用されているのか(洗剤)などなど、説明する機会をたまたま得たのです。
しかも、思い出したかのように、学研の「石けんのひみつ」、最近早稲アカの先生に勧められて購入した「ビーカーくんシリーズ」で見たとも(この手の漫画、娘はとても好きなのです)。
覚えようとして読んでいたわけでもないので、覚えていなかったか忘れてただけだとは思います。でも、少々飛躍ですが、仮にこのまま成績を維持できたとしても、仮に中学受験がうまくいったとしても、「お勉強はできるのだけれど・・・」的な人になってしまうかもという考えが頭をよぎりました。
知識を深めること、興味を持って知識の範囲を広げることは、中学受験に限らず、あらゆる世代や分野でとても大事だとは思うのですが、それ以上に、必ずしも関係ないような話題の中で、あるいは、思いがけない時に、持っている知識を応用できるかの方が、もっと大事だと思っています。そして、この有無こそが、社会に出たあと、学力と実務能力が必ずしも相関しない理由の一つではないかと考えています。そのため、この先、どうしても塾の成績や中学受験の成否に気を取られるときが来ると思うのですが、そのような中でも、娘が応用が効かない人にならないように注意する必要があると思いました。成長しきってから急に切り替えられるようなものではないような気がしています。
一方、私の反省点としては、口頭で説明したことでしょうか。今回は、Youtubeで動画を探して見せましたが、先月探して見せてあげるべきでしたね。あるいは、家にあるもので簡単にできるので、一緒に実験してあげるべきでした。
国語は、正解したものの、語彙が厳しかったようでした。語彙は国語の根幹となる能力だと思っているので、意識して取り組んでもらっています。それでも、「これは違うから、残ったこれかなぁ?」という感じで、いわゆる消去法による正解が多かったようです。点数上は同じ正解かもしれません。しかしながら、これらの問題を自信満々に正解を選べる子どもたちと娘の語彙力の差は大きいだろうなと思います。
読解も取り切ることはできていませんでした。塾での国語の成績も安定してきて、娘が「国語得意」を名乗っても良いような気がしはじめていましたし、少なからず、私のサポートにも自信を持ち始めてしまっていましたので、危ないところでした。勘違いしないよう、娘も、私も、精進を続けたいと思います。
多くの受験した子どもたちにとって、4教科で最も波乱が少なかった教科は算数だったのではないかと思います。娘にとってもそうでした。
これまで全国統一小学生テストでは、大体、最後の方の問題は取り切ることが難しかったのですが、今回は全く問題なかったようでした。早稲アカのカリキュラムテストも、四谷大塚の組分けテストも、後ろの大問2つはかなり難しくなっています。最近、娘の算数は調子がよく、正答率1%前後の問題も取ってきてくれるので、それに比べれば比較的余裕があったというところだと思います。
かと思えば、ある問題のメモ書きに、「12+13=15」だそうです。娘には申し訳ないですが、「ここは、もう満点とってきちゃってくださいよ。。。」と思わずに入られませんでした。
ちなみに、前回の全国統一小学生テストでも、当時の記事でも紹介しましたが、「「1×5+9×4」の「9×4」の下に、「45」という数字があった」事件が起きています。
最近調子が良いと言っても、こんなものです。いつでも転がり落ちる覚悟はしておかなければなりません。もちろん、そうさせないのが私の役割ではありますが。
ということで、4年生の全国統一小学生テストは、4教科になったこと、国語の知識問題がなかなか難しいことから、トータルの成績ではまぐれが起きにくくなっているという印象を受けました。課題もよくわかり、娘にとっても、私にとっても、大変有意義な模試だったと思います。
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以下は、参考記事です。