8月8日に早稲田アカデミーの小3サマーチャレンジテストを受験しました~後半
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~~~はじめに~~~
以下のページでは、早稲田アカデミーのチャレンジテスト・冬期学力診断テストについて総合的に説明させていただいております。
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先週土曜日の8月8日に、早稲田アカデミーの小3サマーチャレンジテストがあり、娘が受験してきました。前回の記事では、2年生のときの分を含めて早稲田アカデミーのチャレンジテストを振り返り、また、先生の塾生と外部生の平均点の差について紹介したらとても長くなってしまいました。
まだ結果が出ていないようなので、今回は、前回の記事に引き続き、受験中と受験後について紹介させていただきます。今回は、子供の受験中、保護者向けの説明会がありました。
保護者用の資料には、問題が載っていました。娘が受験しているときですので、リアルタイムで今これを受けているんだなと思いながら眺めてみます。
「・・・難しすぎ」。これが率直な感想でした。
まず、算数は問題数が多かったです。問題をよく読んでいないと単位などを見落としやすい問題もあり、娘の得意技のミスを起こしそうです。試行錯誤が必要な問題もあり、娘は家の勉強の調子でやると好きなだけ時間を使ってしまいます。娘が苦手な問題もでています。これを30分で?
娘にとっては「手も足も出ない問題はないかもしれないけど、娘がとにかく全部解くことを優先すればミス連発でしょうし、丁寧に解けば後ろの方の問題の回答は真っ白しろのパターン」と思いました。さすが早稲アカのテストです。
国語はみた瞬間ダメです。漢字は大丈夫のはずですが、書き順が出ています。「書き順は大事」と言われているのは知っているのですが、我が家では後回しにしてしまっています。問題集に時々書き順が出てくるので、それらについてはきちんと覚えてもらっていますが、網羅的には確認しておらず、娘はおそらくひらがなやカタカナの書き順も怪しいです。早くなおさないと、とは思っているのですが、なかなか手が回りません。ちなみに、さり気なく漢数字で書くとか指定がありますが、娘は算用数字で答えそうで不安になりました。
ことわざ、慣用句、語彙。おそらく壊滅。語彙強化は最近の記事で紹介しました。
が、6月の全国統一小学生テストでは歯が立ちませんでした。今回は明らかにもっとレベルが高いです。全国統一小学生テストについては以下のページで紹介しています。
物語形式の説明文では、ざっと見た限り設問の順番と問題文で出てくる順番が一致してないように感じました。各段落の内容をきちんと把握していないと、設問を読んだ後に「どこに書いてあったかな?」となってしまい時間を取られます。
そして、読解はなんと2題出ていました。直近の日能研の全国テストも、全国統一小学生テストも、より長文だったとはいえ1題だったような記憶があるのですが。そして、その物語文もこれまでよりずっと難しい印象でした。
例えば、よくある「気持ち」を問う問題。これまでのテストではあくまで問題文に直接的に書かれている「心情語」を使って回答すれば十分でした。今回、とうとう「直接書いていないために、自分の語彙のなかから最適な表現を選んで回答する」問題が出ていました。
このブログでは、現時点で、私自身の勉強としては算数ばかりの紹介になってしまっていますが、並行して国語も勉強しています。私は学生時代国語、特に現代文を苦手としており、国語能力は非常に低いという認識です。また、中学受験のこともよく知らずに国語の読解が大きく説明文・論説文と物語文(あとは随筆や詩)の2つからなることを、娘のために中学受験のことを調べ始めてから知ったほどです。
いや、後者については、いちおう中学校や高校で現代文を習うわけで、私が受験経験なしと言っても推薦が取れるまでは勉強もしますし、模試も受けますので知ってても良い気がします。しかしながら、試しに、公立中高出身・旧帝大の同僚に「国語の読解は大きく2ジャンルに分けられ、それぞれ読み方・対策がことなるらしいよ。知ってた?」と聞いたら、私と一緒で「知らなかった」ということなので、知らない人は知らないまま高校受験や大学受験に突撃していくことになるようなのです。
これはさすがにマズいだろうということで、私自身の国語も勉強を進めていて、読解問題の難しさとは何か、どうやって読めばいいのか、どうやって解けばいいのかなども少しずつですがわかってきているような気がしています。
話を戻すと、「自分の語彙(心情語)のなかから最適な表現を選んで回答する」というのは、明らかに難易度が上がる問題で、娘にはとても対応できない問題です。
算数は厳しそう、国語はまず間違いなくダメそう、という予想ができ、これからどうしたものかなぁと思いつつ、テスト終了の時刻がやってきました。
相変わらず中学受験のノウハウがいまいち分からない私は、サマーチャレンジテストを受け終わって出てきた娘に、教科書どおりに「楽しめた?」と聞きました。「どうだった?」とか「できた?」とか聞いてはいけないそうです。
周りの保護者たちは普通に子供に今日のテストのできを聞いていました。「テスト受けているんだから、当然、普通は聞くよな・・」と思いつつ、とりあえずマニュアル通りの対応をします。子供が「できたよ!」というと、保護者が「できるわけないじゃん!」と答えるやりとりを聞いてしまい吹き出しそうになってしまいながらも、そういえば、「子供のできた!は信用してはならない」というのも何かに書いてあったなぁと思い出しました。私にとっては周りの他愛もない会話も全てが参考になります。
肝心の娘の回答ですが、「算数は全部解けたし楽しかった!」でした。勉強を、そしてここまで過酷なテストを「楽しかった」と言えるのは、親としてとても嬉しいですね。
「ん?国語は?」と聞くと、口をもごもごさせて答えてきません。やはり、語彙は壊滅、読解も真っ白しろ大量発生ということでした。仕方ないと思いつつ、これを仕方ないで済ませてはいけないような気もします。しかし、勉強漬けも違うでしょうし、答えが出ません。
家に帰って問題用紙を見てみると、恒例ですが算数も国語も答えた回答が書いてありませんので、何を答えたのかわかりません。いつもどおり、成績が出たら見直すことにします。
算数は娘の印象を信用してしまうことにしました。
国語は、全国統一小学生テストのときもそうでしたが、語彙は手持ちの参考書には載っていないものが少なくないですね。一方で、載っていて、何周もして覚えたはずなのに、答えられなかったものもあるようでした。どうみても語彙は重要課題ですね。
そして、読解は、6月の全国統一小学生テストは何だったのかという書き込みの少なさでした。おそらく、問題文も設問文もまともに読んでいませんね。どの国語の読解本にも載っている、「丁寧に読む」ことの大切さ。娘にも要約して伝えてきたつもりで、それが全国統一小学生テストで発揮できたと安心していましたが、そんな甘い話はなく、丁寧に読むことが定着するにはまだまだ先は長そうです。
そして、私自身にとっても、国語のテストについてそれなりに分析できてるような気がして、私自身の勉強の成果が出ている気がします。やはり、自分に知識があると娘にできるアドバイスの枠も広がるので、自分で勉強してよかったと感じました。と同時に、中学受験経験のある親に対し、私が遅れをとることで娘を不利にしてはならないと、ちょっと焦りも出てしまいました。
いずれにしても、算数が私の予想に反して楽しめたようで、出会うなりどんよりムードは回避できてよかったです。ミスがなければ算数は高得点が期待できそうです。
小3サマーチャレンジテスト前半の記事は、以下から閲覧できます。
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おわりに
娘が中学受験で結果を出せるかどうかはわかりませんし、今、私が考えていること、やっていることが結果につながる自信があるわけでもなく、正直なところ、試行錯誤しているのが現状です。しかしながら、私と娘は小学2年生の半ばから中学受験を意識した勉強を開始し、新4年2月からの通塾開始までに、大手塾から以下のお誘いを受けた事実があるため、低学年時の勉強についてはある程度うまく進めることができたと言ってよいのかなと思っています。
・四谷大塚の全国統一小学生テストへの決勝招待(1回)・日能研の全国テストと学ぶチカラテストで小4からのTMクラスへの招待(3回)、および、4年生1年間の奨学生制度(授業料および教材料等全額免除)のスカラシップ資格
・早稲田アカデミーのキッズチャレンジテストおよび冬季学力診断テストで半年の授業料免除の特待(3回)
私達は幼児教育もまるで考えず、中学受験を意識したものの、経験もなく何をやればいいかわからない状態からの始まりでした。同じような状況の親御さんたちにとって、何らかの参考になればと思っていますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
[linkrank]参考までに、娘の小学1年生から3年生までの成績は、小学1年生では5回の模試の2教科で平均偏差値59.8(最低50.8)から、小学2年生では9回の平均偏差値70.3(最低62.5)、小学3年生では8回の模試の2教科で平均偏差値71.3(最低68.6)となっています。